やっぱりカリフォルニアは最高だー! 後編

いつもお世話になります。

3泊5日の強行日程でカリフォルニアに行ってきました。

3年ぶりの訪問で、まだかまだかとずーと興奮していましたが、たった5日の休みを取るのに出発前の1週間は死ぬかと思うほど働かせていただきました(涙)。

写真はこちらから・・・
http://photos.yahoo.co.jp/kousaku59731

4月28日配信の前編に続き、後半スタートです!


「私達の席はこの辺・・・」
「すごーいいい席じゃん!」

サンフランシスコ・ジャイアンツのホーム・スタジアムSBCパークにて)

 

 

 

4月20日(水) 第3日目

① クレト・エステート

今回は現地2日半の日程。最初はルシアン・リヴァー・ヴァレーを2日間廻るつもりでしたが、やはり親しくしていただいてるフロッグスのジョンさんや、シェイファーのダグさんに会いたくなり、連絡してみると会う時間をわざわざ作っていただいたので、ナパも廻ることにしました。

そして、今回ナパでどうしても訪問したかったのが、あのジンファンデルの「ターリー」でした。アポを取りつづけたのですが返事なし。最終手段で輸入元にもお願いしたのですが返事なし。出発3日前に連絡がきました。ずーと出張していて今戻ったとのこと。20日はカリフォルニアにはいるがナパにはいないのでお会いできないとのこと。でも、アポをくれてありがとうと言っていただきました。真奈美さんがおすすめスポットに連れて行ってくれると言うのでお願いしました。
日本未輸入ワイナリーです。

シルバラード・トレイルから128号線を東に入り、ヘネシー湖を眺めながら道を登ります。途中でポスト・ボックスがありました。プリチャード・ヒルのワイナリーのボックスでした。さらにまっすぐ進むこと10分くらい、クレト・エステートのゲートに到着しました。ゲートからワイナリーまでがまたえらく長い。対向車が来たらすれ違えないほどの道を登ります(ここはすごい場所・・・後で)。

クレトのオーナーはサンフランシスコやベイエリアに有名なお店を持つオーナーの1人。セントヘレナのマティーニ・ハウスも彼が所有しているレストランです。92年にヘネシー湖を見下ろす761エーカーの土地を購入し、97年にワイナリーを着工。昨年の暮頃からアポ制でツアー&テイスティングを一般公開したようです。とにかく眺めは最高。眼下に「ナイヤーズ」、その先に「シャペレ」「ブライアント・ファミリー」がバッチリ見えます。そのまた先が「コルギン」です。そして右手にはヘネシー湖。プリチャード・ヒルを航空写真で見たことはありますが、目の前で本物が見られるすごい場所です。この大パノラマが望めるプールで一杯やれたら最高なんでしょうね(ここのプールがまたゴージャスなんです)。

鶏やウサギやヤギがいる。オーガニックの野菜園がある。マティーニ・ハウスに出される卵、ハーブ、野菜、果物の大半はこのエステートから毎日運ばれているんですって。ウギーというワンちゃんを連れたツアー担当のゴードンさんが案内してくれました。ワインメーカーはナパ・カーネロスのアケイシアで11年の経験を持つデヴィット・ラッティン氏。どうりでピノ・ノワールが美味しいはずだ。高品質ですが、採算度外視の低価格になっています。さすが金持ち!佳代子様は最初にいただいたサンジョヴェーゼ・ロゼがお気に入りでゲットしました!

プリチャード・ヒルを見下ろす・・・
右がヘネシー湖
シャペレやブライアント・ファミリーが見える(驚)

 


② クロ・デュ・ヴァル

今日はシェイファーのダグさんが時間を取ってくれたので、スタッグス・リープ地区廻りをすることにしました。シルバラード・トレイルを行ったり来りの1日になりました。

クロ・デュ・ヴァルCEOのデヴィット・キャンベル氏とは2回お会いすることができました。2回とも同じネクタイをしていたという話で盛りあがり、私の顔をなんとか覚えてくれたかなと期待していたのですが、なんとキャンベル氏はすれ違いで日本に行っているとか。優しいボブさんが親切丁寧に案内してくれました。やはりカベルネのイメージが強いクロ・デュ・ヴァルですが、現在作られているのは30ラベルもあるとか。テイスティング・カウンターでは日本に輸入されていないものを狙って飲ませていただきました。

日本から持ってきたラベルをクロ・デュ・ヴァルに持っていきました。「カベルネ ヴィンヤード・ジョルジュⅢ 1997」というラベルです。あのジョルジュ・ド・ラトゥールが入植し、その後ベクストファー家が所有していた畑から作られたワインです。色合いもクロ・デュ・ヴァル・カラーの茶色ではなく、深みのあるブルー色のラベルです。「おー!これはもう生産してないよ。グッド・ワインだ。」とボブさん。「当店のワイン会で、ボルドー5大シャトーの後にブラインドで出したら大好評でした」と言うと、「グレート!」とすごい喜んでくれました。

お庭のテーブルを借りてまた今日もピクニック・ランチです。持参したラベルの効き目があったのか、テイスティング・カウンターで試飲したシャルドネを頂戴しました。めちゃ美味し~い。モッツアレラ&トマトのサンドイッチとよく合います。バジルの香りがカリフォルニアの空気と一体になり・・・もうこんな生活くせになりそー!

ワイナリーにはフランス国旗、アメリカ国旗、そしてベアー・フラッグと言われるカリフォルニア州旗が掲揚されています

③ スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ

以前お話したかもしれませんが、私をカリフォルニア・ワインの道に引きずり込んだワインがスタッグス・リープWCです。「SLWC SLV~FAY レッド・ワイン 1989」というワインです。まだ「カスク23」が作られていない、さらに「FAY」の文字が初めてラベルに載ったワインです。カスク23のモデルになったワインと言えると思います。知り合った当時カリフォルニア・キュイジーヌの名店、ス○ーゴで働いていた悟さんが当店に来てくれた時、彼は真っ先にそのラベルに気がつきました(さすが)。「こんなワインあったなんて知りませんでしたよ。」と悟さん。「そう、このワインで僕の人生は決まった」と私(笑)。

今度はそのラベルを持ってスタッグス・リープWCに乗りこみました。オーナーのウォーレン・ウイニアスキー氏が万が一いたら是非サインもらいたいと思っていました(そう簡単にオーナーなんかと出会えないけど・・・)。

ツアー担当のエイドリアンさんが案内してくれました。ワイナリーの裏側に広がる「FAY」の畑は綺麗で感動しました。並木の奥には「SLV」の畑が広がっています。セラーに入り、醸造施設を見学。テイスティング・カウンターに戻り、98年から生産されたニューアイテム「アルカディア シャルドネ」や、スタッグス・リープ地区のパイオニア、ネイサン・フェイ氏から買い取った「FAY」畑の「FAY 1998」「FAY 2000」「FAY 2001」や、スタッグス・リープWCのフラッグ・シップ、みんなのあこがれ「カスク23 2000」「カスク23 2001」をテイスティングしました。

ここで取り出したのが「SLV~FAY 1989」のラベルです。エイドリアンさんもこんなラベル見たことないとビックリ。さらに私がこのワインの説明をしだしたらまたビックリ。「私ここで働けますか?」と質問すると、彼は「もちろん」と笑ってました。私達と一緒にハワイ・ホノルルのレストランのソムリエの方が一緒に見学に廻ったのですが、その方からもお褒めのお言葉をいただき、名刺交換をしました。ウイニアスキー氏のサインはもらえませんでしたが、楽しいツアーでした。ここでゲットしたのはもちろん「アルカディア シャルドネ」です!

カリフォルニア・ワインの王道を行く、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ
威厳があります・・・

④ シェイファー ダグさんと再会

シェイファーのワイナリーに入る横道にはなんの表示もなく、この道を知る人でないとシェイファーは分からないのです。ゲートに着くとなんか懐かしくて・・・

車を降りるとタッカー(ワンちゃん)がそばに来てくれました。「タッカー、久しぶり!元気だった?」元気にシッポを振るタッカーでした。

デカイ(笑)体のジェフさんがお出迎えです。ジェフさんはワイン・エデュケーションのディレクターです。今回はじめてお会いした方ですが、「ウエルカム。ダグは用事があり、ちょっと出かけています。でもあなた方に会うために必ず戻ってきます。あなたのそのジャージをまた見たいと言ってました」と笑顔で挨拶してくださいました。そーなんです。ジョンさんに会う時もあのSFジャイアンツのジャージを着てましたが、今日もダグさんに会うために車を降りてからはおっていたのでした。

「02年にシェイファーを訪れた時に畑とセラーを見る時間がありませんでした。ランチはいただきましたが(笑)。畑とセラーを見せていただけますか?」「お安いご用です」とジェフさん。畑に向かうとタッカーもついて来ます。すると突然芝生の上でタッカーは仰向けになり寝てしまいました。「タッカー、なにやってんねん。一緒に行かないの?」「ここで寝てる~」みたいな。

最上級品のヒルサイド・セレクトの主要畑となる「サンスポット・ヴィンヤード」を見学します。シェイファーは正規のオーガニック・ファームとしての認定は受けていませんが、サスティナブル・アグリカルチャーを実践しています。今カリフォルニアの多くのワイナリーが実践している環境保全を優先した生産体系です。

セラーに向かう途中でワインメーカーのイライアス・フェルナンデスさんとすれ違いました。すかさず「あなたとお会いしたのはこれで2度目です」と一緒に写っている写真を手渡しました。「えー、そうでしたか」とこんな返事でしたけど・・・

新樽が綺麗に2段に積み重ねられています。とある一角に鉄格子に守られた樽が8樽(たしかその数?)ほどありました。「これはなんですか?」「ポートです」おお~、ここにあったのかぁ!「ご存知ですか」「はい、大好きです」さすが貴重なシェイファーのポート!しっかり鉄格子に守られてる。「ここはセキュリティーが凄いのです」と言いながらジェフさんが鉄格子を押すと簡単に開いてしまいました(笑)。鉄格子はただのお飾りかい!

戻ってテイスティングです。「レッド・ショルダー・ランチ シャルドネ」「ファイヤー・ブレイク」「カベルネ ナパ」「リレントレス」「ヒルサイド・セレクト カベルネ」です。濃厚な果実味と樽の風味が上品にマッチしているのがシェイファーの特徴でしょうか。リレントレスは80%シラー、20%プティ・シラーを100%フレンチオークで熟成させたワインです。02年にシェイファーを訪問した時に初リリースとなる99年を飲ませていただきました。もうどれも全部美味しい!

「ダグが帰ってきました」とジェフさん。来ました!ダグさんです!まずジャイアンツのジャージを見て大笑い。「ハウ・ハブ・ユー・ビーン」「元気です!」

ダグさんはまた戻らなくてはならないらしくお詫びをしていましたが、「畑やセラーもちゃんと見せてもらえました。お会いできて嬉しいです」に笑顔で応えてくれました。日本の市場の状況なども訊ねられました。わずか15~20分くらいでしたが、ほんと嬉しかったです。「実は今日SBCパークに行くんです」「マジ?そりゃーグレートだ!でもコートとか着ていったほうがいいよ。風が冷たいんだ。やったな、ユー!」フロッグスのジョンもまったく同じことを言っていた・・・笑。

「またお会いしたいです」「今日は申し訳ない。来年また日本に行くかもしれない。また会おう。今夜は楽しんで来てくれ!ゴー!ジャイアンツ!」

ダグさん、ありがとー!タッカーも元気でー!

今やカルト並みの実力と人気を持つ、シェイファーです!
ダグさんもほんとに楽しい人です


⑤ SBCパーク

ワイナリー訪問はシェイファーで終了しました。

真奈美さんはちゃきちゃきの体育系(ちなみに私もそんな感じ)。高校時代はソフトボールでショートで3番というキャリアを持ちます。ベースボール大好き。アラメダにお住まいがあるので、オークランド・アスレチックスの大ファンです。

ジョン・ウイリアム氏からいただいたチケットを手にサンフランシスコへ向かいます。かなり渋滞していましたが、真奈美さんのドライブ・テクニック?でなんとか間に合いました。試合開始午後7時15分までもう少しあります。

「ジョンやダグも言ってたよネ。スタジアムは寒いからジャンバー買わなきゃ」と変なこじつけで佳代ちゃんを説得する私。グッズ・ショップに来たのは2回目ですが、何回来ても楽しい!「寒いといけないから佳代ちゃんのジャンバーも買っといたよ」と言うと、「またとーぶんお小遣いなーし!」と言い返す佳代ちゃん。

ダグさんが「これ食べたら一緒に寝られないぜ」と笑っていたSBCパークの名物スナック「ガーリック・フライ」をつまみながらビールをグイグイいきます。ビールはサンフランシスコの地ビール「ゴードン・ビアーシュ」で、エールのような少し濃い目の色合い、やや深みのある味わいでした。そのあとはやっぱりホットドックです。通常の大きさのものが「ジャイアンツ・ドック」、その2倍の大きさのものが「ホームラン・ドック」です。もちろんホームラン・ドックです!

天然芝は綺麗ですね。ライトに照らされたフィールドは極上の舞台です。最初はビールが効いたのか、心地良い風でしたが、時間がたつにつれ寒くなってきました。上はジャンバーがあるので大丈夫ですが、足が冷えるんですね。

7回に「テイク・ミー・アウト・トゥー・ザ・ボール・ゲーム」を大声で歌う3人。試合はジャイアンツの負け。あ!対戦相手はダイアモンド・バックスでした。

明日はもう帰国です。ナパには戻りません。サンフランシスコのホリデー・インに今日は泊ります。「ガーリック・フライ」すごーい気にいっちゃいました。帰りにもう1箱買ってくればよかったなぁ・・・

サンフランシスコ・ジャイアンツのホームグランド、SBCパークです
私達の席は、3塁側(ホーム)バックネットのすぐ裏です!

ジョンさん、チケットありがとう!
今度は一緒に応援しましょう!

 



21日 第4日目

① クラッシュ・パッド

ぐっすり眠れたので目覚めも最高!3泊5日の強行日程でしたが、とても楽しかったです。9時45分に真奈美さんがお迎えに来てくれました。「出発までに少し時間があるのでお連れしたいところがあります」と真奈美さん。

サンフランシスコの街を少しドライブします。あのダーティー・ハリーも真っ青のロンバート・ストリートの「くねくね坂(名前知りません)」、イタリア街のコロンバス・アヴェニューには渋い外装の「カフェ・コッポラ」がありました。

そして真奈美さんが連れて行きたいと言った場所は「クラッシュ・パッド」というところです。マイ・ワインを作りたいという希望をかなえてくれるコミュニティー・ワイナリーです。ワイン造りの用具やスペースを貸す「カスタム・クラッシュ」、ワイン造りの手ほどきをする「カスタム・ワイン」、ワインの販売を仲介する「カスタム・コマース」の3つのサービスを提供してくれるとのこと。
ミッション地区とポトレロ・ヒル地区の境にある黄色のビルディング。この地下で密造ワインが密かに作られていたのでした(大笑)。

クラッシュ・パッドのCEOマイケル・ブリルさんがいろいろ説明してくれました。真奈美さんの名前が入った樽からシャルドネをテイスティング。「すごーくいいじゃないですか」と言うと真奈美さんも笑顔でした(ホント良いお味でした)。カリフォルニア各地の銘醸畑からの葡萄を使って自分の好きなスタイルに醸造する。カリフォルニア・ワイン好きにとって究極のマイ・ワインですね。「今度トゥー・カロンの葡萄が手に入る」とマイケルさん。「マジですか?その時は是非お手伝いさせてください」「オッケー」だって。

「世界中どこにいても、マイ・カリフォルニア・ワインを造ることができる」というのがクラッシュ・パッドのセールス・トークとのことです。

クラッシュ・パッドのサイトはこちらから・・・
http://www.crushpadwine.com

 

 

② さよなら!

サンフランシスコ空港に到着です。3泊5日の強行日程でしたが、ホント楽しかったです! 「やっぱりカリフォルニアは最高だー!

真奈美さん、お世話になりました。ありがとうございました。今度はグローブ持参しますから、キャッチボールでもしましょう!次ぎはアスレチックス戦?

お忙しいのに時間を作っていただいたジョンさん、レイさん、ダグさん、本当にありがとうございました。またお会いしましょう!

SBCパークの名物スナック「ガーリック・フライ」です!
「これ食べたらその日は寝られないぜ!」と言ったのは、ダグさんでした