グレース・ファミリー夫妻と再会!

「カリフォルニア・ワインの神様」「カルトの帝王」と称されるナパ・セントへレナに君臨するグレース・ファミリー

オーナーのアン&リチャード(ディック)・グレース夫妻にお会いしてきました。

25日(日)2年ぶりの再会で朝の目覚めもとても良し(風邪ひきですが・・・)!再会の場所は六本木駅から渋谷方向に向かい、反対側にヒルズを見ながら路地を右へ。グランメゾンとして名を馳せる、西麻布の殿堂「ザ・ジョージアン・クラブ」です。

イギリス・ジョージ王朝風の建物の中で素晴らしいサービスでもてなしてくれるフレンチ・レストランです。とは言うものの、私達夫婦は初めて訪れました。

「ここかなぁ?」と思いながらも通り過ぎ、「やっぱりあのハデな建物だ(失礼)!」とUターンしました。午前11時からカクテルアワーが始まりました。

カリフォルニアの幾多のカルト・ワインを生み出したカリスマ・ワインメーカー、トニー・ソータ氏がオレゴンで造る「ソータ ビーコン・ヒル ブリュット ロゼ1997」を頂戴し、控え室へと案内されました。

いました!ディックです!アンもいるー!(呼び捨てかい・・・笑)
ひとりづづ挨拶を交わし、いよいよ私達の番です。

私達「2001年にあなたのお家を訪問しました
ディック「うん!ちゃんと憶えてるヨ!」 (うそ~!まじ!超うれしー!)
私達「その時のお礼にこれプレゼントです
ディック「うわーぉ!いっつキティ!

そうなんです。ディックは実は「キティちゃん」が好きなんです。ナパの自宅を訪れた時ディックの車の中にキティちゃんのグッズがあるのを私の妻と一緒に同行した2人の女性が見ていたのでした。もしかしたらキティちゃんが好きなのかなと思い、私達が持っていったプレゼントはキティちゃんラベルの2003年ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーでした。(日本の醸造会社が輸入したちゃんとした商品です。みなさん来年買いますか?)

ディック「サンキュウ! キティのテレフォンも持ってるんだ!そうそう!実はこのあいだキティのテニスラケットケースを買ったんだ!」
私達「どういたしまして・・・(この人ホントにカルトの帝王かい・・・)」

アンさんにもご挨拶をして、キティのことでまたまた大笑い!キティの件に関しては世間一般にはご内密に・・・(笑)

一路メイン・ホールへ・・・

カリフォルニア在住10年以上、ナパを語らせたらこの方の右に出る人はいないと言われるKさん(いつもお世話になっています・・・)を訪ね、日本に来日されたグレース夫妻。2人とも彼女のことを実の娘のように思っています。

ディック・グレース氏からご挨拶とワイナリーのお話がありました。
「ザ・ジョージアン・クラブ」の素晴らしいお料理と共にこの日注がれたワインは、(リーデル・ジャパンのご協力で、グラスはすべてリーデルでした)

①ピーター・マイケル シャルドネ ラ・キャリエア 2001

ディックも絶賛する造り手のシャルドネで乾杯です。
そして再会と共に私がこの日最も楽しみにしていたのは・・・

②グレース・ファミリー ブランク・ヴィンヤード カベルネ 2001

設立から25年、はじめてのシングル・ヴィンヤードの誕生です。
ブランク・ヴィンヤードはカリフォルニアを代表するカベルネの造り手「ケイマス」 から500mほど北に位置します。グレース・ファミリーとクローン、接木、ヴィンヤ ード・マネージャー、ワインメーカーなどすべて同じ条件で誕生したそうです。

これと飲み比べをするのは畑の位置だけの違いの元祖グレース・ファミリーです。

③グレース・ファミリー カベルネ 2001

いきなり素晴らしいベリー系の香りが立ちこめます。シルキーな舌触り。
ブランクはまだ若い畑だけに香りにハーブ系の、特にミントの風味が前面に出てい ました。味わいはやっぱり偉大な兄弟!落ち着くとどっちがどっちか?

④グレース・ファミリー カベルネ 2000

ディックの自宅を訪問した時にセラーでバルク・テイスティングさせていただいたのが この2000年です。ソフトなタンニン、口一杯に広がる果実味。たまりません!

⑤グレース・ファミリー カベルネ 1992

これ、まさにグラン・ヴァンです!上品でストラクチャーがあって!すばらしい!

 

この日の参加者は30名ほど。ほとんどの方がディックとなんらかの関係がある方のようでホントなごやかなムードでした。テーブルは3つに分かれました。

私達のテーブルには一緒にナパの自宅を訪問した○倉さんとジョージがいました。 ジョージは純粋の日本人です。訪問の時ディックは彼女の名前を発音できず、「ジョージ」と呼んだのでした(そりゃアメリカの男の子の名だろ・・・)。以来同行メンバーから彼女は「ジョージ」と呼ばれています。

アン&ディックが各テーブルを廻ってくれました。「ハイ!ジョージ!」ワイナリーのことやプライベートなことなどいろいろみんなでお話ししました。

ディックは日本のお風呂が大好きみたいです。「ジョージ、一緒にどう?」着物姿のジョージはディックに口説かれていました。丁重に断るジョージ(笑)!

前にお話したようにグレース夫妻はグレース・ファミリーの売上のほとんどを世界中の難病と闘う子供達に寄付をしています。
自ら現地へおもむき、寄付したお金が子供達のためにきちんと使われているか確かめています。

子供達がディックを見つめる目はほんとにピュアで綺麗です。
ディックはこう語ります・・・
足が不自由な子は私達よりもぜんぜんバランス良く歩くことができる。耳が不自由な子は私達よりももっともっと素晴らしい音を聞くことができる。彼らからは本当にたくさんのことを学んだ。僕にとって彼らは神様から授かった宝なんだ。」 泣かせます。涙がなぜか止まりません。

西海岸でバリバリのキャリアを持っていたディック・グレース氏。
仕事へのプレッシャーで病に犯されてしまいました。
体と心を癒す為にナパ・セントヘレナへ移住しました。自宅と自宅前に1エーカーの土地。
この土地には野菜を育てるつもりだったとか。たまたま植えた葡萄の味が素晴らしく、アドバイスを受けると「すごいワインが出来るかも」と言われたそうです。

初めは出来あがったワインを商業的な目的にするつもりはなかったとのこと。
「このワイナリーがあったからこそ、(子供達の希望を)実現することができた。」

ディックがワインを提供してくれました。

グレース・ファミリー カベルネ 2001 750ミリを3本。同じく、カベルネ 2001 エッチング・ボトル 1リッターを3本。
チャリティーのサイレント・オークションが行なわれました。もちろんこのお金もディックから子供達に届けられます。また、ある方のご好意で飛び込みの余興(?)もありました。(これは当日会場にいらした方だけの秘密ということで・・・)

あ!という間の5時間でしたが、また素敵な思い出ができました。

最後にディックが・・・
「ナパに来る時は必ず声をかけてくれ!」
ほんと!信じていいんかい!ありがとー!ディック!
僕も大人になったらディックみたいな人になるよ!(もう私は大人でした・・・反省)

追伸1
ジョージアン・クラブさま、お料理の説明がなくてすいません。
ディックのワインに合わせたお料理、素晴らしかったです。

追伸2
私の妻もディックからお名前を頂戴いたしました!
「カヨコ、ユー・アー・マーク!」 Mark だそうです!
きちんと証明書もいただいてあります(笑)。

追伸3
当店のグレース・ファミリーの在庫もあとわずかとなりました。

★グレース・ファミリー カベルネ ナパ 2000 ¥50 000 1本
★グレース・ファミリー カベルネ ナパ 1998 ¥50 000 1本
★グレース・ファミリー カベルネ ナパ 1998 エッチング・ボトル 1リットル ¥80 000 1本
(日本一お安い価格でございます ディックには内緒です・・・笑)