やっぱりカリフォルニアは最高だー! 前編

いつもお世話になります。

3泊5日の強行日程でカリフォルニアに行ってきました。

3年ぶりの訪問で、まだかまだかとずーと興奮していましたが、たった5日の休みを取るのに出発前の1週間は死ぬかと思うほど働かせていただきました(涙)。

写真はこちらから・・・
http://photos.yahoo.co.jp/kousaku59731

今回の日程はこんな感じでーす。

フロッグス・リープ
ラザフォード、ナパ・ヴァレー

ジョンさん、ダグさん、レイさんとの再会が楽しみです・・・

 

 

4月18日(月) 第1日目

① SFO到着!

午前9時15分に到着。入国審査官は黒人女性。優しそうな白人男性の所に並ぼうと思ったのに、「カモン!」とか言われちゃって結局黒人女性の列へ並ばされる(怯)。なんとか通り抜け、入国(冷汗)。
今回お世話になる真奈美さんと3年ぶりに笑顔の再会。以前お会いした時はポッチャリ系(失礼)でしたが、すごいスマートになってる。ワインと食事が大好きなので、そのために毎朝ジョギングしてるとのこと。美味しくガンガン食べられます!ですって。

カリフォルニアの情報満載の小林真奈美さんのサイトはこちらから・・・
ワイン・カントリー訪問のお手伝いもしてくれます!

http://winecountryj-guide.com

アップ・ダウンの激しいサンフランシスコ市街
よく車がずれ落ちないもんです(笑)

② UCデイヴィス

カリフォルニアの多くの偉大なワインメーカーを生み出したUCデイヴィス校。「UCデイヴィスに行きたいなんて人、初めてじゃないかしら」なんて言われて。SFOから80号線で東へ。80号線は東西を結ぶ大幹線道路です。約1時間半で到着。サクラメントの手前にデイヴィスという町があります。

キャンパスの広さは、ナパのヨントヴィル地区より大きいとか(この比較もよく分からんがとにかく大きい・・・笑)。栽培&醸造学の会館を覗きこむ。「入学願書って、どこでもらえるの」というジョークに真奈美さんは大笑い。ここでお昼ご飯にしようとしたのですが、学生達がどどど~と食堂になだれこんで来たので、次ぎの予定地へ移動することにしました。記念にブックストアーでTシャツ買ってきました(入学したつもり・・・)。

たくさんの偉大なるワインメーカーがここUCデイヴィスで学びました
入学願書もらうの忘れた(笑)・・・

③ ナパをドライブ!

一路ナパ・ヴァレーへ向かいます。フロッグス・リープのオーナー、ジョン・ウイリアムス氏とは午後3時にお会いする約束なので、ナパをドライブしました。お昼ご飯を食べるために、ヨントヴィル・クロスロードに入ります。ここにはレストランやビストロなどが立ち並びます。全米で3本の指に入るレストラン「フレンチ・ランドリー」もここにあります(懐かし~い、また行きた~い)。そのフレンチ・ランドリーのとなりのとなりくらいかな?ゴードンズというお店に入りました。アットホームないい感じのお店でした。食べきれず、残りはトゥー・ゴーしました。

まだ時間があるのでふたたびドライブ。ナパのお土産屋さん?オークヴィル・グロッサリーには入らず(笑)、お馴染みのコカ・コーラの看板を記念撮影して逃げます(大笑)。コッポラのワイナリー内にコーヒースタンドができたというので見学に行きました。今やコッポラはメジャー観光スポットで、大型の観光バスの数も凄いみたい。バス運転手さんにはちょっと休憩の憩いのスポットになっているようです。コーヒー以外のドリンクもあります。私はコカ・コーラ(瓶)を買いました。コッポラでコーラ買うなんて、やっぱりここはアメリカか・・・

ナパのお土産屋さん?
オークヴィル・グロッサリー
なぜかこの看板に心引かれる私です(笑)!

④ フロッグス・リープ ジョンさんと再会

ラザフォードへ向かいます。フロッグス・リープ到着!なつかしい香りが・・・長身で金髪の素敵な女性が「少しお待ちください」と、ワインショップになっている小屋(?)に案内されました。彼女、ジョンさんが好きな女性のタイプだなぁと夫婦でひそひそ話していると、現われました!ミスター・ジョンです。
「ハーイ!」とジョンさん。「ミスター・ジョン。ロング・タイム・ノー・シー。アイ・ミス・ユー。キス・ミー・プリーズ!」と私(笑)。

2003年11月以来の再会です。ナパのオーガニック&バイオダイナミックの第一人者である、ジョン・ウイリアムズ氏。ワイナリーを歩きまわりながら、いろいろお話しました。ビオデナミについてもいろいろ討論したり。「日本では今スランスのビオ生産者が注目されているんです。カリフォルニアでは有機栽培しててもラベルにはなんの表示もないし。もっとアピールしてもいいんじゃないですか?」「自分は自分なりに作っているだけ。アピールすることには興味ないし。そんなの特に大したことじゃない」と、ジョンさん。クールでかっちょいいー!

「施設は前も見ただろうからもういいかい?」と庭のデッキに座り込み、今度はワインを頂戴しながらゆっくりとお話しました。UCデイヴィスに行ってきたと言ったら笑ってましたけど。「ユーならおもしろい?ワインメーカーになれるよ!」いや~そんなこと言われたら照れちゃいますよ。でも、おもしろいってどういう意味?

ちょっと会話が途絶えた瞬間驚きました。周囲になにも音がしないのです。ここは天国か(笑)?そしてそのあと鳥のさえずりが。ちょっと感動の瞬間でした。ジョンさんはこんなことも言ってました。「ワインを作るための葡萄樹を育てているんじゃない。自然があって、良い土地があって、そこにたまたま葡萄の樹があるだけ」「心からのものを作りたい。心に感じるもの」またかんどー!

ジョンさんは翌日も忙しく、翌々日には出張があるとか。この日のこの時間しか空いていなかったのでした。ホントに忙しい方なのに、予定時間をオーバーしてお会いしてくれました。さらに以前した口約束のメジャー観戦の話になると、翌々日から始まる地元でのジャイアンツ戦のチケットをプレゼントしてくださいました。「今回は一緒に行けないけど、見に行っておいでよ!」「いいのー!めちゃうれしー!」と日本語で叫んじゃいましたけど、わかってくれたみたいです。

この話わかる人だけにですいませんが、再度スリー・ポイントに挑戦しました。過去の失敗を思い出し、気合を入れてシュート!入りました(喜)!ジョンさんもビックリ!あの時のミンディさんのアドバイスが良かったんだー。

ジョンさんとスタッフの3人の美人さんに見送られ、フロッグス・リープを後にしました。ありがとー!またね!ジョン!

エリートなキャリアを持ちながらも、
けっしてユーモアを忘れないジョンさんです

⑤ 夜はケンタッキー!

ジョン・ウイリアムス氏とお別れし、セントヘレナに向かいます。ワインマーチャントでスタイロホームを2つ購入し、ホテルで今夜飲むワインも購入しました。ラベル汚れのマルティネリのソーヴィニヨン・ブランが18ドル!ワイナリーで買うより安い!これに決定!ついでに店主おすすめワインも2本ほど。ちなみに今彼は日本の焼酎に興味があるとか。アメリカでも焼酎ブームか(笑)・・・

29号線沿い、セントヘレナのはずれにあるエル・ボニータというモーテルに泊ります。もう7時です。到着初日の疲れもあり、レストランに行くのは諦めました。歩いて5分くらいのケンタッキーへ向かいます。「トゥー・ゴー、プリーズ」でお持ち帰り。シャワーを浴びて、TVつけて、チキンを食べて、マルティネリ飲みながら、いつのまにかコックリさん・・・

ケンタッキーはここから歩いて5分です(笑)!

 


4月19日(火) 第2日目

① ピーター・マイケル

今日は待望のルシアン・リヴァー・ヴァレーを廻ります。少し遠回りになりますが、セントヘレナの町をぬけてカリストガから山を越えてソノマに入ります。ルートは128号線。ソノマに入るとそこはナイツ・ヴァレー。そこにピーター・マイケルがあります。「たしかこの横道のはず」と真奈美さん。看板もありません。裏から入ると醸造施設が。そのタンクにはあのマークが!セラーワークの方に「入っていいですか」と訪ねると「どうぞ!」だって!庭を抜けて表にまわり、記念撮影です。ピーター・マイケルに来ちゃったよー!

ステンレスタンクにあのマークが!
ピーター・マイケルに不法侵入(笑)・・・

② ラビットリッジ

ナイツ・ヴァレーからソノマで一番大きな町であるヒールズバーグの町に出ます。途中でシルバー・オークの看板を見つけました。ソーサルやシミのワイナリーを通過して町に入ります。町にはワイナリーのテイスティング・ルームがいくつかあります。ジン3大Rのローゼンブルムを覗きこむ。そして、ラビットリッジでワインメークをしていたスージー・セルビーさんのテイスティング・ルームへ向かいます。日本に来日した時にお会いしました。いるかな?めちゃ緊張!まだ開店前のようで、セルビーさんはいませんでした。開店準備をしている方に裏から出てきていただき、セルビーさんに渡してくださいとビジネスカードとツーショット写真を預け、残念ですが時間がないので去りました(涙)。オークヴィル・グロッサリーがここにもあります。お昼ご飯を調達して、うさうさへのお土産を買って、ヒールズバーグを離れます。

ロキオリのオープンが11時なので、ラビットリッジに寄りました。オーナーのエリック・ラッセル氏は活動拠点をパソ・ロブレスに移しましたが、テイスティング・ルームはソノマに残してあります。すごーいかわいいテイスティング・ルームです(思い入れが強すぎ・・・笑)。うさうさ元気かぁ~、いまラビットリッジだよ~!
「輸入元と取引があります。ラビットリッジを愛しています。うちにはうさうさがいます(笑)!」と言うと、ホスピタリティーのマルクさんはがんがんワインを開けてくれました。非常にたくさんのアイテムを持つラビットリッジですが、今回の狙いはただ1つ。その名前は「LE LAPIN」で、ザ・ウサギって感じですかぁ。会員だけに販売しているワインです。「もらえますか?」「オッケー!」めちゃうれしー!そしてもう1つ欲しかったものが・・・ラビットリッジのオリーブオイルです。もう今日の予約全部キャンセルして、1日中ここにいようかなぁと思っちゃいました・・・

このピックアップめちゃかっこいいー!
これでうさうさとドライブしたいよー

③ ロキオリ

ヒルーズバーグから南下してラビットリッジ、さらに南下してここも憧れていたロキオリへ到着。道路を越えた反対側にはウイリアムズ&セリエムがあります。テイスティング・ルームで飲めるものはソーヴィニヨン・ブランとシャルドネだけです。しかーし、この日はなんとピノ・ノワールが出たのです!真奈美さんのアポ取りがよかったのか、とにかくピノ・ノワールが出ることはめったにありません。ロッキオリのピノ・ノワールはめちゃくちゃ美味しいですよねー。

テイスティング・ルームからは綺麗なソーヴィニヨン・ブランの畑がみえました。エステート畑の栽培葡萄の位置が書かれたポスターを頂戴して大喜びの私でした。けっこう興奮していたのか、お相手してくれた金髪のチャーミングな女性の方の名前を聞くのを忘れ、ツーショット写真を撮るのも忘れてしまった・・・あとで調べると名前はトリーシャ?さん。小柄で美人なんです。大失敗・・・

オリエンタルな雰囲気の中庭を抜けると
美しいロキオリの畑が広がります

④ マルティネリ

またもや南下。途中でルシアン・リヴァーを渡りました。あのカルトワイン、マーカシンを彷彿させるというマルティネリへ到着です。ヘレン・ターリー女史がいたらどうしようと、どきどきしながら中へ入ります(実はしっかり日本からのお土産を持っていた・・・)。ヘレン・ターリーさんはいませんでした(笑)。

ここでは一般のテイスティング・ルームではなく、2Fの部屋に通され、ゆっくりとテイスティングさせていただきました。ドライなゲヴュルツトラミネール(うまーい)、シャルドネ、ピノ・ノワール、ジュゼッペ&ルイーザのジンファンデル。マルティネリ家の歴史、ヘレン・ターリー女史との出会い、葡萄畑、醸造方法などいろいろとお話をしてくださいました。「いったい何ラベル生産してるんですか?」と尋ねると「アイ・ドン・ノー」と笑顔で応えるジャネットさんでした。

出来ればマルティネリ家の5代目のお嬢さんで社長のジュリー・マルティネリさんにお会いしたかったです。美人さんなんですよね。金髪で(そればっか・・・)!
ワイナリーの前のお庭でピクニック・ランチしました。輝く太陽の下で食べるランチは最高です。こういうシチュエーションが大好きです。だから私はカリフォルニアが大好きなのです。ちょっとおデブのネコちゃんが離れないんだよ・・・笑。

マルティネリのテイスティング・ルームです
私達は2Fの特別室(倉庫みたい・・・)で、テイスティングさせてもらいました(笑)・・・

⑤ ローレル・グレン レイさんと再会

キスラーにもアポを入れていたのですがまったく返事なしでした(涙)。せめて畑だけでも見たいと思っていたのですが、すっかり忘れてしまいました(笑)。ルシアン・リヴァー・ヴァレーにさよならを言い、また南下して、ナパとはマヤカマス山脈を境にするソノマ・ヴァレーに向かいます。ソノマ・マウンテンのサブ・アペラシオンであるソノマ・マウンテンは山の上です。標高300フィートの場所にローレル・グレンがあります。

オーナーはハーバード大学で哲学を専攻していたパトリック・キャンベル氏。ワインメーカーはドイツ出身のレイ・カフマン氏。レイさんの奥さまは日本人の恵美子さん。レイさんと恵美子さんには現地でも日本でも本当に仲良くさせていただいています。必ずローレル・グレンへ行きます!と言っちゃったので、今回は真先にアポをさせていただきました。

ところが凄いところなんです。本当にマウンテン・トップ!麓から20分は優にかかったと思います。途中からは車が全くすれ違えない道でした。現地を知り尽くす真奈美さんもこれにはちょっと驚きだったようです。やっとワイナリーに着くと地球が丸いのに気がつく(笑)。風が涼しい。日が良く当たる。
作るワインはカベルネだけです。トップ・ブランドのローレル・グレンと、セカンド・ワインのカウンター・ポイント。03年と04年を樽から試飲させていただきました。03年のローレル・グレンはわずか28樽だけです。濃厚な紫色、山葡萄の黒い風味がありますが、口当たりは非常にエレガントです。私が好きなナパ&ソノマのワインで、赤系の代表がスポッツウッドなら、黒系の代表はローレル・グレンだと思っています。

レイさんも大のSFジャイアンツのファン。「いつまでここに滞在するんだい?明後日ジャイアンツの試合を一緒に見に行こう!」「えー、明後日お昼に帰国です(涙)」レイさんも一緒に野球を見に行く約束をちゃんと覚えていてくれました。嬉涙が出ちゃいました。次ぎのアポもあるし、山の上で往復時間がかなりとられるので、もうお別れしなければなりません。短い時間でしたがローレル・グレンに来れて本当に良かった。すてきなご夫婦です。

サンタ・クロースみたいな、ローレル・グレンのワインメーカー、レイさん
希少なワインをバレル・テイスティングさせていただきました・・・


⑥ レイヴェンズウッド

山を降りて、ふたたびソノマ・ヴァレーに戻ります。リッジ、ローゼンブラムと共にジンファンデル3大Rと言われるレイヴェンズウッド。ジン・ファンの私としてはここも是非訪れたいワイナリーでした。極上のワインを作り出していたジョセフ・スワンでワインメークを経験したオーナーは、テンガロン・ハットにアロハ・シャツというジョエル・ピーターソン氏。お会いできたらめちゃ嬉しいと思っていましたが、残念でした。でも、ビジターセンターのマネージャー、ブルースさんがとても親切に案内してくれました。

「あなたのお店ではカリフォルニアはどのくらい扱ってるの?」「6%です」「6%?」「すいません、60%です」で大笑い。「うちのワインはどれを扱ってくれてるの?」「これとこれと・・・ピック・ベリーもあります」「ボルドー・スタイルのワインだね、グッド・ワインだよ」「はい、ボルドーワインを買いに来たお客様に無理矢理お売りしています」「君のお店はいいお店だ」でまたまた大笑い(これ、いつもの会話だ~)。

畑や施設を見せていただき、アポ専用のテイスティング・カウンターでゆっくりとワインを頂戴しました。30分以上も遅れて到着。さらに時間延長でお付き合いしてくださり、本当に嬉しかったです。すごーい美味しいワイン、ゲットしちゃいました。日本には輸入されていません。でもジンファンデルじゃないんです。ハーフボトルの甘い・・・・・あとは内緒でーす。

偉大なるジンファンデルの造り手の1つ、レイヴェンズウッド
ジョエル・ピーターソン氏とはその後日本でお会いすることができました(喜)


⑦ 連夜のケンタッキー(涙)!

2日目も戻るともう7時近くでした。3晩のうち1回はレストランに行きたいと思っていましたが、けっこう疲れてて・・・。がんばって2人でセントヘレナへ出るかと話し合いましたが、2人ともなぜか体が動かず・・・。デック・グレース氏に電話しようかなぁ。「迎えに来て!ご飯食べさせて!」なんて言えるわけないよなぁ(絶対言えない・・・)。

まさか2日続けてケンタッキーに行くとは。顔覚えられてたみたい。見なれない日本人が2日続けてくれば、店員も印象に残るだろうなぁ。
ラビットリッジでテイスティングのために特別に開けてもらい、お土産にといただいた「ラパン」がやけに美味しかった夜でした(笑)。そしてレストラン用に持って来たジャケットはスーツケースに入ったまま帰国するのでした(再笑)。

ケンタッキーはここから歩いて5分です(笑)!

 


後半に続く・・・

2005年4月28日投稿