必読!あの人のピノがついに誕生! マボロシ

いつもお世話になります。
例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。

海外で活躍する日本人の方はたくさんいますね。この方も自分の夢を求めて、世界の舞台へ飛び立った方です。「そんなこと、夢か幻の話」と言われたことが、遂に実現したのです。ほんとうに素晴らしいと思います。

≪ MABOROSHI WINERY マボロシ ≫

私が「幻(まぼろし)」と出会ったのは、2002年のカリフォルニア訪問の時でした。ナパ・カリストガの有名レストラン「オール・シーズン・カフェ」でのディナーで紹介されました。1999年がファースト・ヴィンテージで、わずか137ケースのワインとのこと。「なにこのラベル??」 しかし、一口飲んでみると、「すごい濃縮感!」「えー!日本人が造ってるんですかー」とビックリしました。

大阪府交野市の酒販店に生まれた私市(きさいち)友宏氏は、大学卒業後家業の酒屋を継ぎました。仕事上いろいろなワインに出会いましたが、ブルゴーニュの至宝「ラ・ターシュ」に魅了され、自分の手でワインを造ることを決意しました。

私市さんはフランス語も話せず、コネもないのにいきなりフランスへ出発。しかも、妻のレベッカさんと当時まだ3歳の娘の詠美ちゃんもなんと一緒でした(無謀です・・・笑)。

レベッカさんはアメリカ・バージニア州出身。三島由紀夫や川端康成に惹かれ、日本文学を学ぶために留学生として来日しました。私市さんと出会い、1984年に結婚しました。

91年渡仏。私市さんは強運な方です。5軒目に訪れたジュヴレイ・シャンベルタン村のドメーヌ・アルマン・ルソーが3人を受け入れてくれました(アルマン・ルソーのオーナーが日本贔屓だったので、と私市さんは語っていますが・・・)。

過酷で単純な肉体労働の連続だったブルゴーニュでは1年間修行しましたが、「フランスではすでにワイン造りが完成され、形が決まってしまっている」と感じた私市さんは一時帰国しました。

フランスでの経験から、自分の理想を今度はカリフォルニアに求め、またもやコネもないのにアメリカへ出発(また3人で・・・)。

92年渡米。ソノマ大学へ通学しながら醸造を勉強し、夢であるワイン造りは、ハーベストワーカーから始まり、ストーンストリート・ワイナリーのセラー・ワーカー、そしてミシェル・シュランバーグのエノロジスト(科学分析)として働くようになり現在に至っています。

ピノ・ノワールに魅了された私市さんですが、当時はやはりピノ・ノワールの出来がカリフォルニアではまだ安定していなかったようです。しかし、またもや彼は強運でした(羨)。

レベッカさんが、今やカルトワインの1つである「パルメイヤー」のハーベストに参加した時にヘレン・ターリー女史と知り合いになり、パルメイヤーが葡萄を買い付けていたヨーククリーク・ヴィンヤード(スプリング・マウンテン)のメルローを購入することができました。

そしてついに夢が実現するのです。

99年ヴィンテージがファースト・リリースとなる「幻(まぼろし) メルロー」が誕生しました。

「フランスに行くことを決心した時、知人に『夢か幻みたいな話』と言われました。それがずっと心の片隅に残っていて、今回のワインは『まぼろし』だったかもしれないので、『まぼろしワイン』と名付けました。」

そして驚くべきはワインのラベル!「」と「」がいるのです!スクリーミング・イーグルとムートン・ロッチルドへの挑戦でしょうか(笑)!

私市さんはこう語っています。「元々絵を描くのが趣味で、シャガールとボルドーのシャトー・ムートン・ロッチルドを意識して、アメリカの国鳥の鷲とムートンの羊を描いてみました」

私市さんのさらなるこれからの夢は「自分の畑を持つこと」と以前お話されていたのですが、2004年の4月にソノマのセバストポールに念願のピノ・ノワールの畑を12エーカー購入することができました。

ラ・ターシュに魅了され、ワイン造りへの道をまっすぐに突っ走った私市さん。そして、遂に私市さんのピノ・ノワールが誕生しました!

「私達の幻ピノ・ノアール2004には深い感慨がある。というのも日本を離れて13年目にして、やっと手に入れたヴィンヤードからの初ヴィンテージだからだ。ワイン造りはよく子育てにたとえられるが、まさにその通りで、ブドウの木の剪定に始まり、発芽、開花からブドウが成熟し、収穫され、そのジュースが発酵を促され、ついにはワインとして熟成する。それを間近で見ていると、“親”として一喜一憂するものがある。そういった背景を心の片隅において、この幻ピノ・ノアールを味わっていただければ、私達醸造家はどんなに励みになるだろう。」

私は、「もしピノ・ノワールができたらどんなラベルになるのかなぁ、やっぱり憧れのワイン、DRC風かなぁ(笑)」などと、ずーと思っていましたが、やっぱり「あのラベル」でした(再笑)。

Maboroshi  Pinot Noir Maboroshi vineyard Russian River Valley 2004
★マボロシ ピノ・ノワール マボロシ・ヴィンヤード ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2004 ¥6,825

私市さんのテイスティング・コメントです・・・

「開くのになお時間が必要。十ヶ月の樽熟成により、上品なフレンチオークの香りがかすかなコーヒー、カカオの香りに発展していく。そしてヴァイオレット、ローズの香りが華やかな雰囲気をかもしだす。パレットではブルーベリー、チェリー、イチゴの香りがいっぱいに広がり、ミッドパレットからフィニッシュにかけては長い余韻が残る。数年かけて熟成すれば、ブラックベリーやカシスなどの黒系のフルーツが加わり複雑味が増すだろう。」

マボロシ・ヴィンヤード(樹齢5年) 100%ピノ・ノワール
ソノマのセバストポールの南方に位置するヒルサイド・ヴィンヤード
アラスカから南下する冷たい海流の影響で、内陸部に比べずっと冷涼でピノ・ノアールの栽培にとても適している。土壌はサンディーロームで、通称ゴールドリッジ・ソイルと呼ばれ、水はけがとてもよい。

収穫時糖度26、2ブリックス
コールドソーク5日 1次発酵12日
100%フレンチオーク(80%NEW)にて10ヶ月熟成
ダミー、タランソー、フランソワ・フレールを使用
PH3、68 TA5、85g/リットル
ALC14、4% 生産量356ケース

「早く楽しみたいならば『要デキャンタージュ』。バキュバンをかけずに翌日試飲すると、まろやかさが増しジューシーで洗練された感じに。常温保存4日後でもバランスを保つ。」

生産量356ケースのうち、200ケース分は樽の段階で現地バイヤーが買い取ってしまったようです。日本への初回入荷は25ケースのみ。輸入元は追加注文したそうですが、奪い合いになりそう・・・

こちらはもう売り切れてしまいましたが・・・

Maboroshi  Merlot Napa
★マボロシ メルロー ナパ 2001 売り切れました・・・

濃厚な色合い
プラム、チョコレート、シナモン、バニラ、スパイスの香り
濃厚で甘いだけのメルローとはぜんぜん違います!
ミディアムボディーからフルボディーの間くらいですが、
濃縮感120%エレガントで滑らかな果実味ながらも、
しっかりとした構造を持ちますタンニンは非常にやわらかく
心地良さを感じます スタイリッシュ!

ヨーククリーク・ヴィンヤード スプリング・マウンテン 1エーカーから
2トンに制限 94%メルロー、5%フラン、1%プティ・ヴェルド
ブリックス25,8  3日間低温浸漬後10日間発酵
フレンチオーク(100%NEW)16ヶ月熟成 タランソーとフランソワ・
フレールを使用 アンフィルター ALC14,2% 生産量300ケース

最低でも1時間前には開けてください 開くとほんとに素晴らしい味です。「コルクを抜いて1~2日置いた方が美味しくなるヨ」とは本人のお言葉です。99年、00年、01年とすべてテイスティングしてきましたが、ますます洗練された味わいになってきています。是非お飲みいただきたい1本でした・・・すいません、完売してしまいました・・・もう私の分もありません(涙)・・・・・

金額は全て税込価格です。

繊細なワインですので、できれば配送はクール便をおすすめします。
申し訳ありませんが、クール便代は送料とは別途ご請求になります。

私市さんの「マボロシ」と一緒に以前紹介した、「ナカイ・ヴィンヤーズ」の中井章恵さんが今月来日するようです。お会いする予定です。

1960年代に東京からサンフランシスコに移住した中井さん。たまたま作ったフルーツワインに感激し、遂にはルシアン・リヴァー・ヴァレーに葡萄畑を購入しました。シャルドネ(2003年¥2,625)メルロー(2002年¥2,940)が再入荷して、少し在庫がございます。

中井さんのお話はこちらから・・・

http://hwpbc.spaaqs.ne.jp/dietcoke/041119.html
http://hwpbc.spaaqs.ne.jp/dietcoke/041013.html

 

この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。
ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。