★コッポラ ディレクターズ・カット ジンファンデル ドライ・クリーク・ヴァレー 2012(10月9日、10日)

いつもお世話になります。

週末の有料試飲です。(10月9日、10日)

 Francis Ford Coppola Director’s Cut Zinfandel Dry Creek Valley
★コッポラ ディレクターズ・カット ジンファンデル ドライ・クリーク・ヴァレー 2012 ¥3,996

試飲は50ミリで¥300です。多めに注いでおります(笑)・・・
お買上げの場合は試飲代金をお返し致します・・・

ご存じハリウッド映画界の巨匠フランシス・フォード・コッポラ。イタリアの血を受け継ぐコッポラはワイナリーを持つことを夢みていました。ワイン造りは数代続くコッポラ・ファミリーの生活の一部でした。

1975年コッポラは、ナパの黎明期に設立された、”ナパ伝説のワイナリー”と言われるイングルヌック」の一部を購入しました。コッポラのお話をする時、このワイナリーの話は必要不可欠ですが、長くなるのでここでは省略させていただきます。

コッポラ、イングルヌックのお話はこちらから・・・

【ナパ伝説のワイナリーが復活!「ルビコン」から「イングルヌック」へ・・・】(2012年10月2日配信)

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1879年フィンランド人の船長で、アラスカで毛皮の販売をしていたグスタフ・ニーバムがナパ・ヴァレー、ラザフォードの畑(イングルヌック)を購入しワイン造りを始めました。ナパの黎明期と言われるこの時代には、他にナパ最初のワイナリーであるチャールズ・クリュッグ(1861年)、べリンジャーボリューなどがワイン造りを始めました。やがてイングルヌックは大手ワイングループに買収されました。

時は流れ、1975年コッポラはイングルヌックの屋敷と一部の畑を購入しました。インルヌックの創業者ニーバムの名前を入れ、「ニーバム・コッポラ・エステート」と名付けました。78年には、当時ナパで最も影響力のあったワインメーカー、トニー・ソータの援助を得て、ニーバム・コッポラ最高峰のワイン「ルビコン」が誕生しました。

コッポラは売却されたイングルヌックの畑を少しづつ買い戻し、2002年には全ての畑が有機栽培の認証 CCOF を受けました。2006年には「ルビコン・エステート」と改名し、ワイナリー支配人にアメリカ№1ソムリエのラリー・ストーンを迎え入れました。

コッポラは昔ジョン・ダニエル(イングルヌックの伝説的ワインメーカー)が造っていたようなワインを再現しようと試みました。ただ、ワイナリーにはナパの象徴であったイングルヌックというブランド名の所有権はなく、その名前を使うことはできませんでしたが、2011年4月コッポラは遂にイングルヌックの商標権を取得しました。ルビコン・エステートは遂に歴史ある名称「イングルヌック」として生まれ変わりました。

多くのアイテムを持つコッポラのワイン。映画プロデューサーとしてはご存じのように超一流のコッポラですが、ワインプロデューサーとしても見事に力を発揮しています。センスのある外装を裏切らない確かなクオリティーを持ちます。

 Francis Ford Coppola Director’s Cut Zinfandel Dry Creek Valley
★コッポラ ディレクターズ・カット ジンファンデル ドライ・クリーク・ヴァレー 2012 ¥3,996

コッポラは2006年ソノマのワイナリーを買収しました。フランシス・フォード・コッポラ・ワイナリーの誕生です。(ナパではコッポラ最上級のワイン、ルビコンなどを生産し、ソノマではデイリーワインから上級ワインまでを生産します。)

ディレクターズ・カットは、そのフランシス・フォード・コッポラ・ワイナリーのオープンを祝し、新しくリリースされたブランドです。ソノマのテロワールに敬意を表し、それぞれの品種に適したソノマのサブ・アぺレーションの葡萄だけから造られます。

映画の起源とも言えるゾーエトロープという玩具に使われるフィルムテープがラベルとして使われています。コッポラは子供の頃ゾーエトロープが大好きで、その後収集した実寸大のフィルムテープをボトルに巻きつけたいという彼の斬新な発想から生まれました。また、このワインは、ワインも映画もカリフォルニアが発信したアートであるという思いも込められた作品になっています。

ディレクターズ・カットは、ソーヴィニヨン・ブラン(アレキサンダー・ヴァレー)、シャルドネ(ルシアン・リヴァー・ヴァレー)、ピノ・ノワール(ルシアン・リヴァー・ヴァレー)、カベルネ・ソーヴィニヨン(アレキサンダー・ヴァレー)など。そしてご紹介のジンファンデルです。ジンファンデルはジンファンデルの銘醸地ドライ・クリーク・ヴァレーから。カシス、ドライハーブ、スパイス。過度のボリュームや甘味がなく、上品で旨味のある味わいです。

80%ジンファンデル、20%プティ・シラー
フレンチオークとアメリカンオークで12ヶ月熟成
(20%新樽、80%1~2年使用樽)
ALC14,5%
輸入元定価¥4,838(税抜¥4,480)

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コッポラのその他おすすめワインは・・・

 Francis Ford Coppola Votre Sante Chardonnay California
★コッポラ ヴォトル・サンテ シャルドネ カリフォルニア 2012 ¥2,268 残少
 Francis Ford Coppola Votre Sante Pinot Noir California
★コッポラ ヴォトル・サンテ ピノ・ノワール カリフォルニア 2012 ¥2,268 残少

コッポラの祖母マリアはチュニジア生まれのイタリア人。4ヶ国語を話す彼女はディナーの度にフランス語で”ア・ヴォトル・サンテ!(あなたの健康のために!)”と言って乾杯をしました。彼女に敬意を払って造られたワインは、フランスのブルゴーニュスタイルのワインで、冷涼な地域の葡萄から造られるワインはエレガントでフード・フレンドリーなワインです。

シャルドネは、50%ステンレスタンク、50%フレンチオークで発酵。9ヶ月熟成。少量のMLF。柑橘系果実の香り。過度の甘味がなく、バランスのとれた味わい。

ピノ・ノワールは、フレンチオークで9ヶ月熟成。バラの花、クランベリーの香り。こちらも過度の甘味がなく、エレガントな味わい。2012年はワイン・エンスージアスト誌で90点獲得。

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 Francis Ford Coppola Sofia Blanc de Blancs Sparkling Wine Monterey
★コッポラ ソフィア ブラン・ド・ブラン スパークリングワイン モントレー 2014 ¥3,456
 Francis Ford Coppola Sofia Rose Monterey
★コッポラ ソフィア ロゼ モントレー 2014 ¥3,456

ソフィアはコッポラの愛娘。彼女の結婚のお祝いに造ったスパークリングワインから始まったブランドです。コッポラが愛娘ソフィアに捧げたブランドです。

ソフィア・ブランド・ブランは、強いガス感が苦手なソフィアのために、アルコール度数が低めで、気圧が低めで、フルーティーに造り上げたスパークリングワインです。70%ピノ・ブラン、15%リースリング、15%マスカット(2014年)。1999年がファースト・ヴィンテージ。チャーミングなエチケットも魅力です。

ソフィア・ロゼは、南仏に住んでいたこともあるソフィアのリクエストで造られた美しい色合いのロゼです。コールドソーク後低温発酵。73%シラー、17%グルナッシュ、10%ピノ・ノワール(2014年)。スタイリッシュなボトルも魅力です。

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 Francis Ford Coppola Diamond Collection Monterey
★コッポラ ダイアモンド・コレクション シャルドネ モントレー 2013 ¥2,700
 Francis Ford Coppola Diamond Collection Claret California
★コッポラ ダイアモンド・コレクション クラレット カリフォルニア 2013 ¥3,780

コッポラのベストセラーシリーズのダイアモンド・コレクションです。カリフォルニアの沿岸部や内陸部の渓谷の畑の、リッチでフルーティーな葡萄から造られます。的確な醸造と熟成の技術で、品種の個性を十分に表現した複雑味のある高品質なワインです。センスの良さはさすがコッポラです。

シャルドネは、モントレーの葡萄から。全房プレス。50%ステンレスタンク、50%フレンチオークで発酵。7ヶ月熟成。十分な旨味とポテンシャルを持ちます。和食とも合います。

クラレットは、ボルドースタイルのワインで、76%カベルネ・ソーヴィニヨン、19%プティ・ヴェルド、3%メルロー、2%カベルネ・フラン(2013年)。フレンチオークで12ヶ月熟成。赤黒系の果実味で、重厚感溢れる味わいです。

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 Francis Ford Coppola Rosso & Bianco Pinot Grigio California
★コッポラ ロッソ&ビアンコ ピノ・グリージョ 2014 ¥1,998
 Francis Ford Coppola Rosso & Biaanco Rosso California
★コッポラ ロッソ&ビアンコ ロッソ 2013 ¥1,998

ロッソ&ビアンコは、コッポラが子供の頃の食卓にあったワインを再現したワインです。イタリアからの移民でニューヨークに住んでいた祖父のアゴスティーノがカリフォルニアから運ばれてきた葡萄からワインを造っていた頃のスピリットそのままに造り上げました。

ピノ・グリージョは、85%ピノ・グリージョ、8%ソーヴィニヨン・ブラン、7%シャルドネ(2014年)。さわやかな味わいの中に十分な旨味があります。

ロッソは、29%ジンファンデル、24%プティ・シラー、24%カベルネ・ソーヴィニヨン、23%シラー(2013年)。濃縮したふくよかな果実味で、飲み飽きない味わいに造り上げられています。

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そして、コッポラのフラッグシップワインです・・・

 Inglenook Rubicon Red Wine Rutherford Napa Valley
★イングルヌック ルビコン レッド ラザフォード ナパ 2009 ¥17,820 残少
 Inglenook Cask Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley
★イングルヌック カスク カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ 2009 ¥9,288 残少

2011年4月遂にイングルヌックの商標権を取得したコッポラ。この2009年ヴィンージからイングルヌックの名前が記載され、ラベル、ボトルが一新しました。歴史的ヴィンテージの2009年です。

コッポラ最高峰のワイン「ルビコン(赤い川)」。「賽は投げられた・・・」とジュリアス・シーザーが渡ったのは北イタリアの小さな川でしたが、その歴史的な意味は大きかった。同じように後戻りできないような重要な決断と行動を意味するコッポラの意志を表したワインです。

グスタフ・ニーバムの又甥であるジョン・ダニエルが1900年代中期に造ったカベルネ・ソーヴィニヨンは当時最高峰のカベルネと言われました。そのワインを再現すべく造り上げられたのが「カスク」です。

現在ワイナリー支配人兼醸造家として、シャトー・マルゴーのエステート・ディレクターを長年務めたフィリップ・バスコールを迎え、歴史あるイングルヌックの再生を誓い、世界の偉大なワインと肩を並べられるワイン造りを実践しています。

詳しくはこちらからどうぞ・・・

【ナパ伝説のワイナリーが復活!「ルビコン」から「イングルヌック」へ・・・】(2012年10月2日配信)

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最後にコッポラの新リリースワインです・・・

 Inglenook Niebaum Estate I882 Cabernet Sauvignon Napa Valley
★イングルヌック ニーバム・エステート I882 カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ 2012 ¥9,072

フラッグシップのルビコン、セカンドワイン的存在のカスクに次ぐ、コッポラ第3のワイン「ニーバム・エステート I882」です。この2012年がファースト・ヴィンテージになります。

ナパ伝説のワイナリー、イングルヌックの初ヴィンテージが1882年。このワインはその1882年にちなんで命名されましたが、数字の「1」ではなく、英語の「 I 」になっています(生産年号と間違わないようにとか)。もちろん葡萄はラザフォードの自社畑から。ルビコン、カスク同様に完全完璧なエステートワインです。そしてニーバムの名に恥じない見事な味わいに仕上がっています。エチケットは、当時としては珍しい、山の斜面を掘り抜いた、天然カーブを描いたものです。

100%カベルネ・ソーヴィニヨン
フレンチオークとアメリカンオークで18ヶ月熟成
輸入元定価¥10,044(税抜¥9,300)

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 イングルヌック・ワイナリー  about_03

金額は税込価格(含消費税8%)です。

【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。