「キスラーを超えた」「キスラーより美味しい」とおっしゃる方も・・・昨年秋に日本初上陸した「スリー・スティックス」から新アイテムが入荷です・・・

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2018年5月11日配信

「キスラーを超えた」「キスラーより美味しい」とおっしゃる方も・・・

昨年秋に日本初上陸した「スリー・スティックス」から新アイテムが入荷です・・・

 THREE STICKS WINES スリー・スティックス 

プライス・ファミリー・ワインズのオーナーとして、キスラー、ルトゥム、ゲリー・ファレルなど、数々のトップ・ワイナリーと畑を所有するビル・プライス”世界最高水準のカリフォルニアワインを造る”ことを目的に2002年に設立したブティックワイナリーが「スリー・スティックス」です。昨年秋に日本初上陸しました。

ビル・プライスはビジネスマンとしても華々しい経歴を持ち、現在はワイナリーへの投資を行い続けている戦略家です。シャトー・セント・ジーン、スタッグス・リープ、ベリンジャー、セント・クレメントなどを買収した投資ファンド TPG の共同経営者でもあります。1998年に取得したデュレル・ヴィンヤードなどソノマ・コーストの優良畑を主軸としたスリー・スティックスをはじめに、キスラー、ゲリー・ファレル、ルトゥム、ヘッドハイの所有権を持ちます。ボトルやワイナリーにその名が載ることはありませんが、過去20年以上で素晴らしいポートフォリオを作り上げた敏腕経営者です。(余談ですが、キスラー最新の第4のキュヴェとして有名なキュヴェ・ナタリーは、ビル・プライスの愛娘の名前を付けたキュヴェです。)

プライス・ファミリー・ワインズは、最高の畑の1つにして主力であるキスラーが造るシングル・ヴィンヤード・シャルドネで有名なデュレル・ヴィンヤードや、ワイン・オブ・ザ・イヤー(WS誌)にも輝いたカルト・ピノ・ノワール生産者のコスタ・ブラウンが使用し有名になったギャップス・クラウンをはじめとして自社畑から20ものブランドへ葡萄を供給し、その葡萄を受け取った生産者はいずれも高評価なワインを生み出しています。それらの畑の中でも最も優れている区画の葡萄をスリー・スティックスに使用しています。

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スリー・スティックスは初代ワインメーカーにシャトー・セント・ジーンのベテラン・ワインメーカーのドン・ヴァン・スターヴェランを起用しましたが、2014年からはソノマで”ピノの代名詞”と言われるボブ・カブラルを招き、全権を委ねました。ボブ・カブラルは過去100以上の95-100点ワインを生み出したアメリカ屈指のワインメーカーです。

ボブ・カブラルは代々ソノマでワイン造りを行う一族の4世代目です。デ・ローチ、クンデ、アルダーブルック、ハートフォードを経て、ウイリアムズ・セリエムへ。ソノマ伝説の醸造家バート・ウイリアムズ引退後のウイリアムズ・セリエムの不動の地位を守りました。彼が造り出したLitton Estate Vineyard の2007年ピノ・ノワールがワイン・エンスージアスト誌初の100点ピノ・ノワールとなりました。また2011年にはワインメーカー・オブ・ザ・イヤー(WE誌)に選ばれました。元々デュレルとギャップス・クラウンの葡萄でのワイン造りを熱望していたボブ・カブラルはビル・プライスとの出会いにより自身が思い描いていた最高のワイン造りへ挑戦することになりました。そのボブ・カブラルが全てに携わったご紹介の2015年ヴィンテージは新星スリー・スティックスの始動と言える記念すべきワインです。

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スリー・スティックスのワイン造りは「森から樽まで」。カリフォルニアのプレミアム樽メーカーのトネルリ・オー社が提案するマスタークーパー・セレクションズ・プログラムに参加しています。スリー・スティックスはほぼ全てのワインに求めるスタイルごとの樽のカスタムメイドを依頼しています。使用する樽は Francois Frere、Marcel Cadet、Quintessence などです。またスリー・スティックスは独自の発酵タンクを特注しています(スキンコンタクトを増やしながらタンニンを抽出過ぎない構造のタンク)。また近年世界中のトップ・ワイナリーで採用されているコンクリート製のエッグタンクも導入しています。

生産量は僅か4,000ケース。60%はメーリングリストの顧客に。残り40%はディストリビューターに分けられ、その40%のうちの70%は全米のトップ・レストランへ販売されます。全米一予約が困難とされる、ミシュラン3星のフレンチ・ランドリーにも採用され、NOBU、マイケル・ミーナ、オレオール、アラン・ウォンズなどのミシュラン星付き高級レストランでも提供されています。ということで、日本への割り当て分は極々僅かです。

ワイナリーの名前の由来は、ビル・プライスの若い頃のあだ名であるビリー・スリー・スティックスから。昨年秋に日本初上陸した3アイテムはボブ・カブラルが全てに携わった2015年ヴィンテージでした。そしてこの度新アイテムが日本入荷しました。またまた売り切れ御免です。。。

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 Three Sticks Gap’s Crown Vineyard Chardonnay Sonoma Coast
スリー・スティックス ギャップス・クラウン・ヴィンヤード シャルドネ ソノマ・コースト 2016 ¥12,960 数量限定品

2度目のリリースとなる、自社畑ギャップス・クラウンからのシャルドネです!

コスタ・ブラウン、パッツ&ホール、マックファイルなどの一流生産者が造り出したピノ・ノワールで有名なギャップス・クラウン・ヴィンヤードですが、シャルドネも非常に可能性を感じさせるものがあります。ボブ・カブラルはワインメーカーに就任以来是非スリー・スティックスのポートフォリオにギャップス・クラウンのシャルドネを加えたいと願っていました。

ソノマ・カウンティの南西部の、冷涼で風が強いペタルマ・ギャップに位置するギャップス・クラウン・ヴィンヤード。標高300~800フィートの西向き斜面の畑で、岩だらけの水はけの良い土壌は粘土質ロームで構成されています。霧と風の冷涼な気候と相性抜群のディジョン・クローンを100%使用しています。

2016年は4年続いた干ばつがようやく終了となり、温和な気候が続き順調な育成の1年となりました。最も早い8月での収穫となり、平均以上の収穫量となりました。最終的には小粒ですが色合いとストラクチャーのある凝縮感のある果実となりました。十分なミネラルに加え、しっかりした酸と深みのある果実味がギャップス・クラウン・ヴィンヤードの葡萄の特徴です。

2015年は The Pinot File で96点獲得です。

100%シャルドネ
100%フレンチオーク(26%新樽)にて11ヶ月熟成
ALC14,5%
生産量315ケース
輸入元定価¥14,040(税抜¥13,000)

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昨年秋に日本初上陸したのはこちらの3アイテムでした・・・

 Three Sticks Durell Vineyard Chardonnay Sonoma Coast
スリー・スティックス デュレル・ヴィンヤード シャルドネ ソノマ・コースト 2015 ¥12,960 TP93
 Three Sticks Gap’s Crown Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
スリー・スティックス ギャップス・クラウン・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2015 ¥15,120 TP94 WE96 PF97
 Three Sticks PFV Estate Pinot Noir Sonoma Coast
スリー・スティックス PFV エステート ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2015 ¥12,960 TP93 CG95

ワイナリーの名前の由来は、ビル・プライスの若い頃のあだ名であるビリー・スリー・スティックスから。日本初上陸はボブ・カブラルが全てに携わった2015年ヴィンテージでした。The Tasting Panel 他で非常に高い評価を受けました。

(The Tasting Panel, Wine Enthusiast, The Pinot File, The Connoisseur’s Guide)

【日本初上陸です・・・世界最高水準のカリフォルニアワインを造ることを目的としています・・・】(2017年10月5日配信)

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