いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2025年11月20日配信)
いちおう番外編ですが(苦笑)・・・
今年最後のリリースはお得意のあのワインです・・・のはずが・・・
《 ヨネファーム東御 YONE FARM TOMI 》
ワイン仲間の米倉利典さんが造る「ヨネファーム東御」です。
約20年ほど前から神田や新橋で夜な夜なご一緒していた(笑)ワイン仲間の米倉利典さん(ちなみに千葉県出身です)。ワイン好きが高じて、最大手の通信事業会社を辞め、なんとワイン業界の道へ。2015年6月に神楽坂で「Mon Plaisir」というワインバーを開業。その後意を決してワイン造りへの道を歩み出しました。エッセイストであり画家でありそしてワインプロデューサーである玉村豊男さんが主催する千曲川ワインアカデミーに入学しました。ここで葡萄栽培、ワイン醸造、ワイナリー経営を学び、2018年3月に第3期生としてアカデミーを卒業しました。
米倉さんが選んだ地は長野県東御市。ここは全国でも有数の山岳地帯で、水はけの良い丘陵地では降水量が少なく日照時間が長くそして昼夜の寒暖差が大きく、豊潤な味わいの葡萄を生み出すことで注目されています。ちなみに長野県はワイン用葡萄の生産量が日本一です。この地(千曲川ワインヴァレー)にはパイオニア的存在である玉村豊男さんが運営する「ヴィラデストワイナリー」や「メルシャン椀子ワイナリー」、そして日本ワインファンには今大人気の「リュ―ドヴァン」「ファンキーシャトー」「はすみふぁーむ」などのワイナリーがあります。
2018年4月東御市の鞍掛地区の畑に最初の葡萄を植樹しました(金井ヴィンヤード)。翌2019年4月そこから少し北の、祢津地区の標高の高い斜面に位置する畑にも葡萄を植樹しました(御堂ヴィンヤード)。現在シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シラーなど欧州品種を中心にたくさんの葡萄を育てています。米倉さんは、千曲川ワインアカデミーの3期生同窓メンバーと一緒に Troisieme トロワジエームというブランドでペティアンやシードルをすでに造り出していましたが、2020年に自社畑から初のスティルワイン(シラー)を造り上げました。
| 初のスティルワイン 2020年シラー |
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2021年に自身初のスティルワインとなるシラー(2020年ヴィンテージ)をリリース。2022年に同じくシラー(2021年ヴィンテージ)をリリースしました。2023年には、ヨネファーム東御初の白ワイン(クアチュオール)を、新しい赤ワイン(レッドブレンドワイン)を、そしてお得意のシラー(2022年ヴィンテージ)の3アイテムをリリースしました。昨年2024年は、6月に単一畑から白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン主体)とローヌ系品種の赤ワインをリリース、9月に2度目のリリースとなる人気のブレンド白ワイン(クアチュオール)をリリース、そして最後に初のボルドー系品種の赤ワインとお得意のシラー(2023年ヴィンテージ)をリリースしました。そして今年は、1月にヨネファーム東御初のオレンジワイン(メランジュ・アルザシアン)をリリース、7月に2度目のリリースとなる白ワイン(ソーヴィニヨン・ブラン主体)と人気のブレンド白ワイン(クアチュオール)をリリースしました。
今年最後のリリースはお得意のあのワインです・・・のはずが・・・
| シラー 鞍掛金井ヴィンヤード |
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Yone Farm TOMI Melange Rhodanien Kurakake Kanai Vineyard 2024
★ヨネファーム東御 メランジュ ローダニアン 鞍掛金井ヴィンヤード 2024 ¥4,620
今年最後のリリースはお得意のあのワインです。ヨネファーム東御立ち上げの初リリースから毎年造り上げているシラーです。お得意のシラーです。のはずが・・・
初リリースの2020年から2023年まで毎年リリースしていたシラーですが、残念ながら2024年は生産しませんでした。シラーの収量が少なかったため、ムールヴェードルとブレンドし、ローダニアン(ローヌ風)としてのリリースとなりました。残念ですがしばらくシラー単独のワインは生産が無いようです(涙)。
2024年メランジュ・ローダニアンは、58%シラー、42%ムールヴェードルです。葡萄は東御市鞍掛金井地区の標高650mの畑から。2018年4月に最初に植樹したのがシラーでした。2024年は年間を通した降雨量の過多、そして低い日射量により栽培が難しい年となりました。収穫は、選果を徹底し、収量は半減しましたが、良質な葡萄を収穫しました。醸造は、葡萄の粒を破壊しないように手で除梗して発酵させたり、全房で梗のニュアンスを加えたりすることでより香り豊かで複雑な味わいのワイン造りを目指しました。完成したワインは、例年より低アルコール度数ながら、アタックで華やかな香りが立ち上がり、渋味旨味など複雑な味わいを楽しめるワインとなりました。2024年ヴィンテージはとにかく華やかな香りが特徴です。減農薬栽培(地域推奨防除暦の50%)のシラーとムールヴェードルから。野生酵母を使用しステンレスタンクで発酵。若干の腐敗果は見られるものの非常に状態の良かったムールヴェードルは全て手で除梗しタンクへ。その上へシラーを全房で投入しました。古樽にて熟成。無清澄そして無濾過。瓶詰め時に酸化防止剤を少量添加。醸造はツイヂラボにて。
米倉さんのコメントです・・・
「2024年は華やかな香りが特徴的。透明感のある紫がかったガーネット色。ドライフルーツ、カシス、緑色野菜、樽由来のオーク、品種由来の皮製品。全体的にスパイシーな香り。低アルコールながら、チャーミングな果実味とタンニンがあり、口当たりがしっかりしたワインです。リリース直後は樽由来の青味が残ります。飲み頃は2026年から。トマトソースを使用したパスタやピザ。ポトフ、ステーキ、煮込みなどのお肉を使用したかつマイルドな味付けのお料理で。(米倉利典)」
58%シラー、42%ムールヴェードル
ALC10%
生産量280本
定価¥4,620(税抜¥4,200)
少しございます・・・今年7月にリリースした白ワインです・・・
Yone Farm TOMI Sauvignon Netsu Midou Vineyard 2024
★ヨネファーム東御 ソーヴィニヨン 祢津御堂ヴィンヤード 2024 ¥4,400
Yone Farm Tomi Blanc Quatuor 2024
★ヨネファーム東御 ブラン “クアチュオール” 2024 ¥4,400
今年7月にリリースした白ワインです。ソーヴィニヨンと人気のクアチュオール(ホワイトブレンド)です。
2度目のリリースとなるソーヴィニヨン(ソーヴィニヨン・ブラン主体)です。一昨年2023年に祢津御堂ヴィンヤードから初めてソーヴィニヨンを造り上げました。2024年ソーヴィニヨンは、68%ソーヴィニヨン・ブラン、32%セミヨンで、野生酵母を使用し、ステンレスタンクで発酵そして熟成しました。無清澄そして無濾過。生産量は582本です。
そして3度目のリリースとなる人気白ワインのクアチュオール(4重奏)です。2022年そして2023年に生産しています。クオアチュールは4品種のブレンドです。金井ヴィンヤード(鞍掛金井地区)から収穫したヴィオニエ、セミヨン、ルーサンヌと、祢津御堂ヴィンヤード(祢津地御堂地区)から収穫したシャルドネのブレンドです。2024年クアチュオールは、83%シャルドネ、10%ヴィオニエ、3%セミヨン、4%ルーサンヌです。野生酵母で発酵。古樽で熟成。無清澄そして無濾過。生産量は364本です。
【いちおう番外編ですが(苦笑)・・・1月のオレンジワインに続いて、2024年の白ワインが2アイテム入荷です・・・】(7月8日配信)
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少しございます・・・今年1月にリリースしたオレンジワインです・・・
Yone Farm TOMI Melange Alsacien Casiopea Farm Vineyard 2024
★ヨネファーム東御 メランジュ アルザシアン カシオペアファーム・ヴィンヤード 2024 ¥4,180 初リリースワイン 残少
今年最初のリリースはアルザスのオレンジワインをイメージして造り上げた、メランジェ・アルザシアン(アルザス風)でした。ヨネファーム東御初のオレンジワインです。
葡萄は東御市田沢地区のカシオペアファームから。ワインはピノ・グリ主体で、他に数種の品種をブレンドしました。他の品種は公表していません(公表しませんとのことです)。全て有機栽培の葡萄です。オレンジの要素はピノ・グリの醸しから来ています。2024年メランジュ・アルザシアンはステンレスタンクにて野生酵母で発酵。そしてステンレスタンクで2ヶ月熟成。無清澄そして無濾過。生産量は262本です。
【いちおう番外編ですが(苦笑)・・・今年最初のリリースは・・・】(1月21日配信)
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金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
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ワイナリー完成時には “ナパに古代遺跡が現われた” と言われたダリオッシュ・ワイナリー。そのダリオッシュから新社長が来日されました。そしてカリストガでクオリティの高いワインを作り出しているアミーチ・セラーズからオーナーが来日しました。
ブログ【ダリオッシュの新社長が来日しました!(ダリオッシュ・ワイナリー)】(11月6日)
| Darioush Signature Cabernet Sauvignon |
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生産量の少なさから今や “幻のスパークリングワイン” と言われるウルトラマリン。そのウルトラマリンを作り上げたマイケル・クルーズ氏が来日しました。3度目のご対面となりました。朝10時からのセミナーでしたので朝シャン状態で楽しみました(苦笑)。
ブログ【またまたマイケルさんが来日しました!(クルーズ・ワイン)】(11月14日)
| Cruse Wine Tradition Sparkling Wine |
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この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。









