ご存じカリフォルニア唯一の日本人女性醸造家アキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です・・・新ヴィンテージが入荷しました・・・フリーマン

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2018年11月15日配信

ご存じカリフォルニア唯一の日本人女性醸造家アキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です・・・

新ヴィンテージが入荷しました・・・

《 FREEMAN WINERY & VINEYARDS フリーマン 》

カリフォルニア唯一の日本人女性醸造家であるアキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です。

Freeman

アキコ・フリーマンさんは東京生まれの東京育ち。大学1年の時に交換留学生としてニューヨークへ渡ります。専攻は美術史で、イタリア・ルネッサンスを専門としていたアキコさんはさらなる学問習得のため西海岸の名門スタンフォード大学の大学院に進みました。
夫であり、ワイナリーの共同経営者であるケン・フリーマンさんとはニューヨーク時代に出会いました。ケンさんと結婚後は、彼の転勤に連れ添い、香港、シンガポール、インドネシアなどアジア諸国で4年間生活しました。

アキコさんのお父様は大のブルゴーニュワイン好きだったようで、アキコさんも幼少の頃からワインを嗜んでいたとか。ケンさんもアキコさんとお付き合いを始めてからどんどんワインの世界に引き込まれていきました。帰国後2人は北カリフォルニアに住まいを構え、自分達のワイナリーを持ち、自分達でピノ・ノワールを造る決心をしました。

北はメンドシーノ近郊、南はサンタ・バーバラまで、ピノ・ノワールに適した土地を探し求めること数年。なかなか理想的な場所に出会えなかったのですが、最後に出会ったのがソノマ、セバストポールの4エーカーの畑と古い納屋でした。

「繊細なワインを好むワイン愛好家であったケンと私は、今から約20年前ワインと食との密接なつながりを持ち、エレガンスとバランスを備えたブルゴーニュのようなワインをアメリカで造りたいと考え、2001年にワイナリーを設立しました。(アキコ・フリーマン)」

2001年ケン&アキコ・フリーマン夫妻は「フリーマン」を設立。古い納屋はワイナリーに改装し、納屋のうしろの丘にカーヴを造りました。2002年ヴィンテージがファースト・ヴィンテージです(2004年リリース)。

フリーマンのワインを語る上で欠かせない人物がエド・カーツマン氏です。テスタロッサ時代から彼が造るピノ・ノワールに惹かれていたケン&アキコ夫妻。ちょうどエド・カーツマンがテスタロッサを去ったという情報を得た2人はすぐにエド・カーツマンにコンタクトを取りました。ピノ・ノワール生産者として高い信頼を集めるエド・カーツマンがフリーマンに来ました。(現在は、エド・カーツマンは醸造コンサルタントとしてフリーマンに残り、アキコさんが醸造責任者を務めています。)

フリーマンが造り出してきたのは、ソノマ・コーストルシアン・リヴァー・ヴァーのピノ・ノワール。厳選された買い付け葡萄から、それぞれの地域性が出た、その土地らしいワインを造り上げてきました。立ち上げ数年で、”世界ベスト30ピノ(ワイン&フード誌)”、”カリフォルニア優良ピノ30(ワイン・スペクテーター誌)”、など高い評価も受けました。そして、2005年にはワイナリーに隣接する場所に待望の自社畑を購入。Gloria Estate グロリア・エステートです。さらに2007年にはソノマ・コーストに土地を購入。2番目の自社畑 Yu-ki Estate ユウキ・エステートです。自社畑葡萄からのエステートワインも誕生し、今後ますます注目されるフリーマンです。

また、2015年4月には安倍晋三首相を招いて行われたバラク・オバマ大統領のホワイトハウス公式晩餐会でフリーマンのシャルドネ(2013年涼風)がサーブされ大きな話題となったのは記憶に新しいと思います。

新ヴィンテージのフリーマンのピノ・ノワールが入荷です・・・

 Freeman Pinot Noir Russian River Valley
★フリーマン ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2016 ¥7,776 新ヴィンテージ

カリフォルニア唯一の日本人女性醸造家であるアキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です。

2016年ルシアン・リヴァー・ヴァレー・ピノ・ノワールは、フリーマンの自社畑Gloria Estateグロリア・エステート・ヴィンヤードがこのワインのブレンドの大きな部分を占めます。2004年からブレンドの一部として使われている KR Ranch (Keefer Ranch) と、2005年から使われている Pratt Vineyard もブレンドされました。そして、ルシアン・リヴァー・ヴァレー北部の Sweetwater Springs と、フリーマン・ワイナリーのすぐそばの Carricola Vineyard が新たにブレンドされました。

4年続いた旱魃が終わり、2016年は気候が例年通りに戻りました。冬の雨量は例年よりもやや少なめでしたが、後半はそれほど寒くはありませんでした。結果発芽が早まり、収穫も8月の終わりに前倒しになりました。2016年は、ルシアン・リヴァー・ヴァレーの特徴とも言える気象現象が2012年以降初めて起こりました。厚い霧の合間を縫って強い太陽の日差しが入り込み、葡萄を熟成させました。このヴィンテージはここ数年で最も多い収量となりましたが、平均よりは少ない収量となりました。

「ワインはルシアン・リヴァー・ヴァレーの個性を出していて、様々な畑の葡萄をブレンドすることでより複雑なワインに仕上がりました。Gloria Estate の土壌のニュアンス、KR Ranch のブラックチェリーが感じられ、果実味を付与する Sweetwater、花の香りが特徴的な Pratt が存在感を出しています。口に含むと、しなやかで優しいワインで、フリーマンの単一畑のワインよりも少し酸が控えめです。今飲んでも美味しいワインですが、2025年まで熟成するでしょう。(アキコ・フリーマン)」

100%ピノ・ノワール
(36% Gloria Estate, 23% Pratt, 17% KR Ranch, 15% Sweetwater Springs, 9% Carricola)
オープントップ容器で5日間の低温浸漬
1日1~3回の手によるパンチダウン
フリーランとプレスワインを分けて発酵
フレンチオークで10ヶ月熟成
(26%新樽、16%2年目樽、23%3年目樽、19%4年目樽、16%5年目樽)
ALC13,6% レギュラーボトル(750ml)は980ケース
輸入元定価¥8,316(税抜¥7,700)

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 Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast
★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2015 ¥11,772 数量限定品 新ヴィンテージ

カリフォルニア唯一の日本人女性醸造家であるアキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です。

フリーマンのフラッグシップワインの”アキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワール”です。

アキコズ・キュヴェは、フリーマンのファースト・ヴィンテージである2002年から毎年リリースされている特別なキュヴェです。このワインは、ワインメーカーのアキコ・フリーマンとコンサルタントのエド・カーツマンがそれぞれ熟成中の樽を試飲し、良いと思うブレンドを造り上げ、その後スタッフを交えてブラインドテイスティングをし評価します。(そしてなぜか)毎年のようにアキコが造るブレンドがスタッフの好みであることから、この名前が定着しました。(2013年からアシスタント・ワインメーカーのギャヴィン・シャロックスがこのブラインドテイスティングに加わり、セラーの中のベストブレンドを決定する大切な一票を投じます。)

2015年もアキコ・フリーマンのブレンドが採用されました。2015年アキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワールは、アキコズ・キュヴェに欠かせないソノマ・コースト北西の CampbellRanchキャンベル・ランチ、ルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑 Keefer Ranchキーファー・ランチ、やはり常連の畑である Pratt Sextonプラット・セクストン、そして自社畑 Gloria Estateグロリア・エステートのブレンドになりました。数年続いた旱魃の影響と、全体的に涼しかった開花時期の気候のため、ここ数年で最も少ない収量となりました。しかしこれらの畑の葡萄のクオリティはとても高く、出来上がったアキコズ・キュヴェはクオリティの高いヴィンテージになりました。

「ワインが本来持つ表情と香りが出るまで1時間以上かかるのがアキコズ・キュヴェです。果実味が多い2015年ヴィンテージの葡萄を使い、繊細でしっとりとしたワインを造りました。香りと複雑味はこのヴィンテージのフリーマンの中ではナンバーワンです。2018年から2028年が飲み頃です。(アキコ・フリーマン)」

100%ピノ・ノワール
(31% Campbell, 26% Keefer, 25% Pratt Sexton, 18% Gloria Estate
オープントップ容器で5日間の低温浸漬
1日1~3回の手によるパンチダウン
フリーランとプレスワインを分けて発酵
フレンチオークで11ヶ月熟成
(33%新樽、22%2年目樽、33%3年目樽、12%4年目樽)
ALC13,9% レギュラーボトル(750ml)は418ケース
輸入元定価¥12,636(税抜¥11,700)

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【ご存じカリフォルニア唯一の日本女性ワインメーカーのアキコさんが造る「フリーマン」から新アイテムが入荷しました・・・】(2017年11月16日配信)

【アキコさん(フリーマン)、ノリさん(ノリア)と再々会です・・・】(3月13日配信)

Freeman Winery

フリーマンの立ち上げからワインメーカーを務めた、ピノ・ノワール造りの名手エド・カーツマンです・・・

 Sandler Keefer Ranch Pinot Noir Russian River Valley
★サンドラー キーファー・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2015 ¥7,020 新ヴィンテージ

ピノ・ノワールの造り手として今最も注目されているエド・カーツマンのミドルネーム“サンドラー”の名を付けたプライベート・ブランドの「サンドラー」です。新ヴィンテージが入荷です。

ルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑キーファー・ランチから。キーファー・ランチの葡萄は、コスタ・ブラウン、シドゥーリ、ローリング、フェイラ、フリーマンなどのトップ・ワイナリーのみに供給されています。オーナーは Marcy Keefer さん(残念ながら2017年秋にお亡くなりになりました・・・)。マーシーさんは、出来上がったワインが満足できるものでなければ葡萄の供給を止めるという厳しさをお持ちだったようです。そんなマーシーさんがお気に入りだったワインメーカーがエド・カーツマンでした。

【この人が造るピノ・ノワールは間違いなく美味しいです・・・ブルゴーニュ・ファンをも唸らせる味わいです・・・】(11月8日配信)

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