カリフォルニアとブルゴーニュのいいとこ取りです・・・本当にずるい美味しさ(笑)を持つワインです・・・ポール・ラトー

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2020年1月23日配信

カリフォルニア?ブルゴーニュ? いや、これ両者のいいとこ取りでしょう・・・

本当にずるい美味さ(笑)を持つワインです・・・

《 PAUL LATO ポール・ラトー 》

ポール・ラトー」は、ロバート・パーカーが選ぶ最高峰エクストラ・オーディナリーの17のピノ・ノワール生産者の1人です。(マーカシン、キスラー、オベール、ロキオリ、ハートフォードコート、シャスール、モレ、ブリュワー・クリフトン、メルヴィル、シースモーク、フォクスン、ピゾーニ・エステート、ルシア、ロアー、カレラ、タリー、ポール・ラトー)

ポール・ラトーはポーランド生まれ。ヨーロッパからカナダへ移り住み、ソムリエとしてワイン業界に携わっていましたが、ある日飲んだオー・ボン・クリマのシャルドネに心惹かれ、自分の手でワインを造りたいという思いに駆られました。1996年オー・ボン・クリマのジム・クレンデネンの招きでカリフォルニア、セントラル・コーストを訪ねました。「君はソムリエとしてもうこれ以上本を読んだりする必要はない。収穫の時にワイン造りを手伝ってみなさい。そうしたら仕組みが理解できるから。」と言われました。

アメリカへの移住の許可を得たポール・ラトーはセントラル・コーストへ移住しました。オー・ボン・クリマ、キュぺ、そして「パリスの審判」30周年記念イベント(2006年開催)で総合評価第1位の米シャルドネとなったタリーでもワイン造りに携わりました。2002年に自身初めてのワインを6樽生産しました(ピノ・ノワール3樽、シラー3樽)。ポール・ラトーのもとへロバート・パーカーがやってきました。「ワインを造るソムリエというのは君か。自分はテイスターだからなんでも試飲する。君のワインを試飲してみたい。もし出来が良くなければ、そう言う。」ロバート・パーカーは試飲した後、「ワイナリーの名前はもう決めたのか?君は素晴らしい才能を持っている。もしまだなら早く決めなさい。私は君のワインを紹介する最初の人になりたい。」2005年のワインがパーカーから高得点(2アイテムがP94を獲得)を授与されポール・ラトーは一躍注目されました。

ポール・ラトーのワインは1種類のワインの生産量はせいぜい200ケースの少量生産ワイナリーです。大半はメーリングリストで販売されるか、フレンチランドリーなどの有名レストランに販売され、一般のワインショップにはほとんど流通しません。ちなみに、ミシュラン3星の全米№1レストラン、あのフレンチ・ランドリー ”Highly Recommended” に幾度と選出されています。ポール・ラトー氏は日本文化への憧憬の念が深く、輸入元の熱意もあり、少ない生産量の中から僅かですが日本へ出荷してくれています。今やセントラル・コーストを代表する、いえいえカリフォルニアを代表するワインメーカーの1人となったポール・ラトーです。

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そんなポール・ラトーのワインの中で、とてもユニークで、かつ比較的安価で楽しめるのがご紹介の「マチネ」です。以前はそこそこのお値段でしたが、前ヴィンテージからグーンとお安くなりました。

 Paul Lato “Matinee” Chardonnay Santa Barbara County
★ポール・ラトー “マチネ” シャルドネ サンタ・バーバラ・カウンティ 2017 ¥7,920 数量限定品

ポール・ラトーの才能を早くから高く評価し、サポートしてきた人が2人います。1人はワイン・アドヴォケイト誌のご存じロバート・パーカー。「私は君のワインを紹介する最初の人になりたい」と語り、ポール・ラトーのワインを高く評価しました。もう1人は全米で最も予約が取れないと言われる、ミシュラン3つ星のフレンチレストラン The French Laundry のオーナーシェフのトーマス・ケラーです。マチネはフレンチ・ランドリーの提案から誕生したレストラン用ワインです(ファースト・ヴィンテージは2008年です)。ポール・ラトーの主となるワインがシングル・ヴィンヤードのワインで、ある程度熟成が必要なのに対して、このワインはレストランで早くから楽しめるようにブレンドのワインになっています

ポール・ラトーのワインにはニックネームが付いています。マチネはご存じの通り演劇や音楽会などの昼興業のこと。多くの場合昼のチケットは夜のチケットよりちょっとお得なお値段になっていることが多いです。そんな意味合いから名付けられました。マチネはレストランの要望でシャルドネ、ピノ・ノワール、シラーなどが造られていますが、日本にはまずピノ・ノワールが入荷(2013年ヴィンテージから一般販売されました)となり、その後シャルドネも入荷となりました。

2017年のマチネ・シャルドネは、サンタ・マリア・ヴァレーの銘醸畑の Sierra Madre シエラ・マドレと、ロンポックの街の近くでバイオダイナミックを行っている Duvarita デュヴァリタの2つの畑のブレンドです。クローンはWente、Mount Eden、Calera です。樹齢は16年から23年。フレンチオーク(25%新樽)で15ヶ月熟成。綺麗な黄金色。シトラス、青リンゴのアロマ。ドライハーブの風味も。フレッシュな柑橘系の果実を感じさせながらも、オークの風味がそれに重なり、心地良い味わいを生み出しています。そして綺麗な酸味が全体を包み込み、長い余韻へと導きます。十分な旨味を感じる、トータルバランスに優れたシャルドネです。

ALC13,9%
生産量8樽
輸入元定価¥8,360(税抜¥7,600)

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 Paul Lato “Matinee” Pinot Noir Santa Barbara County
ポール・ラトー マチネ ピノ・ノワール サンタ・バーバラ・カウンティ 2017 ¥8,580 数量限定品

ポール・ラトーの才能を早くから高く評価し、サポートしてきた人が2人います。1人はワイン・アドヴォケイト誌のご存じロバート・パーカー。「私は君のワインを紹介する最初の人になりたい」と語り、ポール・ラトーのワインを高く評価しました。もう1人は全米で最も予約が取れないと言われる、ミシュラン3つ星のフレンチレストラン The French Laundry のオーナーシェフのトーマス・ケラーです。マチネはフレンチ・ランドリーの提案から誕生したレストラン用ワインです(ファースト・ヴィンテージは2008年です)。ポール・ラトーの主となるワインがシングル・ヴィンヤードのワインで、ある程度熟成が必要なのに対して、このワインはレストランで早くから楽しめるようにブレンドのワインになっています

ポール・ラトーのワインにはニックネームが付いています。マチネはご存じの通り演劇や音楽会などの昼興業のこと。多くの場合昼のチケットは夜のチケットよりちょっとお得なお値段になっていることが多いです。そんな意味合いから名付けられました。マチネはレストランの要望でシャルドネ、ピノ・ノワール、シラーなどが造られていますが、日本にはまずピノ・ノワールが入荷(2013年ヴィンテージから一般販売されました)となり、その後シャルドネも入荷となりました。

2017年マチネ・ピノ・ノワールは、サンタ・マリア・ヴァレーの銘醸畑 Sierra Madre シエラ・マドレと、冷涼地サンタ・リタ・ヒルズの Zotovich ゾトビッチ John Sebastiano ジョン・セバスチアーノの3つの畑のブレンドです。それぞれポール・ラトーの単一畑ワインで高い評価を得ている畑です。クローンは Swan、Dijon Clone 113、115、667 です。樹齢は12年から24年。フレンチオーク(25%新樽)にて12ヶ月熟成。濃厚な赤紫色。クランベリー、カシスのアロマ。ドライハーブの風味。スムースなアタック。濃縮した赤黒系果実を感じさせますが、非常に華やかでなめらかな果実味です。心地良い酸が全体を引き締めています。フレーバーを伴う長い余韻。フードフレンドリーでもある、トータルバランスに優れたピノ・ノワールです。

ALC14,1%
生産量4樽
輸入元定価¥9,020(税抜¥8,200)

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2017年ポール・ラトーは非常に高い評価を受けています。以下単一畑ワインです。

Paul Lato “le Souvenir” Sierra Madre Vineyard Chardonnay 2017 WA97 JD98 ¥13,000
Paul Lato “East of Eden” Pisoni Vineyard Chardonnay 2017 JD98 ¥15,000

Paul Lato “Seabiscuit” Zotovich Vineyard Pinot Noir 2017 WA94 JD95 ¥14,000
Paul Lato “Suerte” Solomon Hills Vineyard Pinot Noir 2017 WA96 JD94+ ¥14,500
Paul Lato “Lancelot” Pisoni Vineyard Pinot Noir 2017 JD97+ ¥16,000
Paul Lato “il Padrinot” Bien Nacido Vineyard Syrah 2017 JD99 ¥16,000  SOLD OUT

WA: Wine Advocate ワイン・アドヴォケイト誌
JD: Jeb Dunnuck ロバート・パーカーの愛弟子で、元 WA ワイン・アドヴォケイト誌のカリフォルニア・セントラル・コースト担当

お取り寄せできますが、各アイテムの日本入荷は少量のため早期の売り切れが予想されます(すでに il Padrinot シラーは売り切れました・・・)。お早めにどうぞ。価格は輸入元上代価格(税抜)です。

【ちょっと久しぶりのご紹介となります・・・以前のご紹介時よりもグーンとお安くなりました・・・】(2018年12月6日配信)
Paul Lato SRH

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