シャルドネに続きピノ・ノワールが入荷しました・・・これで本当に最後です・・・シャトー・イガイ・タカハ

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2023年3月28日配信

シャルドネに続きピノ・ノワールが入荷しました・・・

これで本当に最後です(寂)・・・

《 CH.IGAI TAKAHA シャトー・イガイ・タカハ 》

シャトー・イガイ・タカハは、カリフォルニアワイン・ファンにはお馴染みのカリフォルニアワインファンクラブ CWFC を主宰したナパさんこと、杉本隆英氏がプロデュースしたワインです。そして残念ながら2012年に閉店した、カリフォルニアワイン・ファン憩いのレストランだったカリフォルニア・ワイン・ガーデン CWG のオーナーでもありました。

シャトー・イガイ・タカハの名前の由来は杉本家の家紋から。丸に違い鷹羽 chigaitakahaから、初めの ch をシャトーに見立て、Ch.igai Takaha としてラベルをデザインしました。ファースト・ヴィンテージの2005年以来、葡萄はカリフォルニア有数の畑のものを使用し、著名ワインメーカーの下で少ロットで丁寧に仕込み、日本の食事にも合うように仕上げられた和の心が流れる生粋のカリフォルニアワインを造り出しています。(なんとファースト・ヴィンテージの2006年 Samurai Beauty はあのロバート・パーカーから95点を授与されました・・・)

残念ですが2006年からシャトー・イガイ・タカハのワインメーカーとして数々のワインを造り上げてきたグレッグ・ブリュワーが退任します。特に、あのダイアトムを受け継いだプレミアムワイン「漢字シリーズ」はまさにグレッグ・ブリュワーを代表するワインの1つとなりましたが、今回ご紹介する2019年ヴィンテージが最後になります。昨年12月にシャルドネが入荷しておりますが、この度最後のピノ・ノワールが入荷しました。これで本当に最後です(寂)。。。

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グレッグ・ブリュワーが手掛けた最後の「侍」と「園」です・・・

 Ch.igai Takaha SAMURAI Chardonnay Sta. Rita Hills 2019
★シャトー・イガイ・タカハ 侍(サムライ) シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2019 ¥7,920 最終ヴィンテージ 22年12月にご案内済み 残少
 Ch.igai Takaha SONO Pinot Noir Sta. Rita Hills 2019
シャトー・イガイ・タカハ 園(ソノ) ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2019 ¥9,900 最終ヴィンテージ

ダイアトム」は「21世紀の注目すべきワインメーカー(W&S誌)」「新世代のスーパースター(WS誌)」と言われたグレッグ・ブリューワーが2005年からスタートしたプロジェクトです。素材である葡萄そのものを表現するという、純真、静寂、洗練をテーマに造り上げたワインです。それはシャルドネのみにフォーカスします。

2011年10月「神の雫」に登場し話題となったダイアトムは「花偲」「波紋」「美夜」「風音」「鼓動」の名が付いた5つのシャルドネでしたね。そして、突然ではありましたが、2011年ヴィンテージをもって生産終了となったダイアトムはさらなる進化を遂げ、「シャトー・イガイ・タカハ」のシャルドネとピノ・ノワールとして生まれ変わることになりました。2013年11月にはシャルドネ「侍」「美夜」「波紋」がリリースされ、2014年2月にはピノ・ノワール「園」「風音」「鼓動」がリリースされました。

シャトー・イガイ・タカハの漢字シリーズのフラッグシップワインであるサムライ・シャルドネとソノ・ピノ・ノワールです。2013年から JAL 国際線ファースト・クラスにオンリストされています。

このワインを造り上げたのはもちろんグレッグ・ブリュワー。2014年ワイン・スペクテーター誌の年間トップ100ワインの第8位に自身のブランド「ブリュワー・クリフトン」がランクインしました(受賞は2012年サンタ・リタ・ヒルズ・ピノ・ノワールです)。そして2020年にはプロも参考にするワイン・エンスージアスト誌でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。寿司職人になりたかったと言うグレッグさんは “和の感性“ を理解する、非常に繊細な感性を持った方です。ワイン造りはある意味非常にストイックですが。残念ですがこの漢字シリーズを造り上げたグレッグ・ブリュワーが退任することになりました。今回ご紹介の2019年が最後になります。

シャルドネは昨年12月にご紹介済みですが、2019年侍シャルドネはクローン4とクローン76を50%づつ使用。畑名は公表しませんが、シングル・ヴィンヤードのマルチ・クローンです。全房で優しくプレスしました。ニュートラルオークで熟成。マロラクティック発酵は行いません。鋭い切れ味の刀と暖かい心を持つ真の日本の侍を表現しています。時間と共に広がる香りと奥行きは圧巻です。

100%シャルドネ
ALC14,5%
輸入元定価¥8,800(税抜¥8,000)

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そして最後の、2019年園ピノ・ノワールが入荷しました。2019年園ピノ・ノワールはクローン37とマウント・エデンを50%づつ使用。クローン37は100%全房発酵。マウント・エデンは75%全房発酵。春に1度澱引きをして、ニュートラルオークで10ヶ月熟成。2つのクローンは個別に発酵し、熟成後にブレンドしました。畑名は公表しませんが、シングル・ヴィンヤードのマルチ・クローンです。真の日本女性の強さは、パワフルかつエレガント。重量感のある赤黒系の果実味。きめ細かい甘やかなタンニン。ワイン名はオーナー夫人美代子さんの旧姓の1文字から。ちなみにラベルの字は美代子さん自身が書かれたものです。

最後の侍と園をどうぞお見逃しなく。ちなみに今後漢字シリーズはやはりシャトー・イガイ・タカハでワインメーカーを務めるポール・ラトーとケネス・ガミアが引き継ぐようです。

100%ピノ・ノワール
ALC14,5%
輸入元定価¥11,000(税抜¥10,000)

【残念ですがシャトー・イガイ・タカハからグレッグ・ブリュワーが退任します・・・ご紹介のヴィンテージが最後になります・・・】(2022年12月8日配信)

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こちらもどうぞ・・・残り僅かです・・・

 Ch.igai Takaha SAMURAI Chardonnay Sta. Rita Hills 2018
★シャトー・イガイ・タカハ 侍(サムライ) シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2018 ¥7,920 残少
 Ch.igai Takaha SONO Pinot Noir Sta. Rita Hills 2018
シャトー・イガイ・タカハ 園(ソノ) ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2018 ¥9,900 残少

ダイアトム」は「21世紀の注目すべきワインメーカー(W&S誌)」「新世代のスーパースター(WS誌)」と言われたグレッグ・ブリューワーが2005年からスタートしたプロジェクトです。素材である葡萄そのものを表現するという、純真、静寂、洗練をテーマに造り上げたワインです。それはシャルドネのみにフォーカスします。

2011年10月「神の雫」に登場し話題となったダイアトムは「花偲」「波紋」「美夜」「風音」「鼓動」の名が付いた5つのシャルドネでしたね。そして、突然ではありましたが、2011年ヴィンテージをもって生産終了となったダイアトムはさらなる進化を遂げ、「シャトー・イガイ・タカハ」のシャルドネとピノ・ノワールとして生まれ変わることになりました。2013年11月にはシャルドネ「侍」「美夜」「波紋」がリリースされ、2014年2月にはピノ・ノワール「園」「風音」「鼓動」がリリースされました。

このワインを造り上げたのはもちろんグレッグ・ブリュワー。2014年ワイン・スペクテーター誌の年間トップ100ワインの第8位に自身のブランド「ブリュワー・クリフトン」がランクインしました(受賞は2012年サンタ・リタ・ヒルズ・ピノ・ノワールです)。そして2020年にはプロも参考にするワイン・エンスージアスト誌でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。寿司職人になりたかったと言うグレッグさんは“和の感性“を理解する、非常に繊細な感性を持った方です。ワイン造りはある意味非常にストイックですが。

【コロナ禍の影響で発売が遅れましたが・・・お待たせしました・・・新ヴィンテージが到着しました・・・】(2022年3月17日配信)

杉本ご夫妻、そして
グレッグさんと・・・
グレッグ

漢字シリーズ誕生秘話は下記からどうぞ・・・(ワインは全て売り切れております・・・)

【生産中止となったあのダイアトムがさらなる進化を遂げ・・・シャトー・イガイ・タカハとして生まれ変わりました!!!】(2013年11月1日配信)

【来たぁ~!シャトー・イガイ・タカハ「園」「風音」「鼓動」のピノ・ノワールです!】(2014年2月13日配信)

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こちらもどうぞ・・・グレッグ・ブリュワー自身のブランドワインです・・・

 Brewer-Clifton Pinot Noir Sta. Rita Hills 2015
ブリュワー・クリフトン ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2015 ¥7,920 JD92 WS91 売り切れ
 Brewer-Clifton Pinot Noir Sta. Rita Hills 2017

ブリュワー・クリフトン ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2017 ¥7,920 数量限定品
 Brewer-Clifton Chardonnay Sta. Rita Hills 2018
★ブリュワー・クリフトン シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2018 ¥6,930 数量限定品

WA誌年間トップ100ワインでトップ10入りした「ブリュワー・クリフトン」です。

サンタ・リタ・ヒルズを代表するワイナリー「メルヴィル」で醸造責任者を務めたグレッグ・ブリュワーは友人のスティーブ・クリフトンと「ブリュワー・クリフトン」を設立。全房発酵とニュートラルオーク熟成を信条に、サンタ・リタ・ヒルズの各葡萄畑の個性を表現したワインを造り出しました。2014年ワイン・スペクテーター誌の年間トップ100ワインの第8位に2012年サンタ・リタ・ヒルズ・ピノ・ノワールがランクインしました(受賞の2012年は日本入荷なし)。またグレッグ・ブリュワーは2020年にプロも参考にするワイン・エンスージアスト誌でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。ブリュワー・クリフトンは2017年に巨大ワイングループのジャクソン・ファミリー・ワインズの傘下に入りました。

2015年サンタ・リタ・ヒルズ・ピノ・ノワールはジャクソン・ファミリー・ワインズ傘下前のワインです。ジャクソン・ファミリー・ワイン傘下後もワイン造りに大きな違いはありませんが、若干スタイルを変えたようです(変えさせられた?)。ちょっといわゆる万人受けする味わいになったかなと感じます。大手グループ傘下の宿命?でしょうか。ですが、年間トップ100ワインでトップ10入り後は世界中からお声がかかったようで、引く手あまたの人気です。残念ですが日本入荷も年々少なくなっています。

2017年サンタ・リタ・ヒルズ・ピノ・ノワールは4つの自社畑のブレンドです(可能な限りサスティナブル農法やオーガニック農法の畑)。成熟した茎ごと全房発酵。澱引きはグラヴィティフローで。ニュートラルオークで熟成。ラズベリーやザクロの赤系果実のアロマ。完熟したピュアな果実味としっかりとした骨格を持ちます。2018年サンタ・リタ・ヒルズ・シャルドネは4つの自社畑のブレンドです。成熟した茎ごと全房発酵。澱引きはグラヴィティフローで。ニュートラルオークで熟成。洋梨やメイヤーレモン。そしてスイートバジルやミントの風味も。蜂蜜のような艶のある質感を持つ果実味で、アフターに塩味を感じます。ミネラル感も十分です。グレッグ・ブリュワーは醸造に関してあまりコメントを出さない方なので、このくらいの情報しかありませんが。

【残念ですがシャトー・イガイ・タカハからグレッグ・ブリュワーが退任します・・・ご紹介のヴィンテージが最後になります・・・】(2022年12月8日配信)

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ついでにこちらもどうぞ・・・

 Melville Estate Pinot Noir Sta. Rita Hills 2020
★メルヴィル エステート ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2020 ¥6,490 新ヴィンテージ
 Melville Estate Pinot Noir Sta. Rita Hilla 2018
★メルヴィル エステート ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2018 ¥6,490 JD94 売り切れ

カリフォルニアのザ・ピノ・ノワールの1つだと思います。「メルヴィル」です。

ソノマで葡萄栽培をしていたロン・メルヴィルはピノ・ノワールの栽培に興味を抱き、1996年にサンタ・バーバラのサンタ・リタ・ヒルズに土地を購入しました(サンタ・リタ・ヒルズが AVA に認可されたのが2001年。この認可に多大な功績を残したのがロン・メルヴィルです)。現当主チャッド・メルヴィルは葡萄栽培を担当(現在は醸造も担当)。立ち上げからワインメーカーを務めたのがグレッグ・ブリュワーです。今やサンタ・バーバラをサンタ・リタ・ヒルズを代表するワイナリーとなりました。

メルヴィルのワインは100%自社畑の葡萄から。畑はオーガニック栽培とサスティナブル栽培を実践。2020年エステート・ピノ・ノワールは16のクローンのブレンド。40%は徐梗なし。小さなオープントップの樽で発酵。フレンチオーク古樽(15~20年使用)で18ヶ月熟成。フレッシュなクランベリーやブラックチェリーのアロマ。ドライハーブ、そしてアーシーなニュアンスも。綺麗な赤黒系の果実味とふくよかな酸のバランスが絶妙です。カリフォルニアのザ・ピノ・ノワールの1つですね。

【これぞニュー・カリフォルニアワインといったお味でしょうか・・・】(2022年5月24日配信)

メルヴィル

最後にこちらもどうぞ・・・日本初入荷です・・・

 Racines Grand Reserve Chardonnay Sparkling Wine Sta. Rita Hills NV
★ラシーヌ グランド・リザーブ シャルドネ スパークリングワイン サンタ・リタ・ヒルズ NV ¥12,100 日本初入荷 希少限定品

日本初入荷です。仏米のマルチコラボレーションの「ラシーヌ・ワイン」のスパークリングワインです。

400年の歴史を誇るヴォルネイの名門「ドメーヌ・ド・モンティーユ」の現当主エティエンヌ・ド・モンティーユと、同ドメーヌでシェフ・ド・カーヴを務めるブライアン・シーヴ(アメリカ人)は、新天地を求め2016年にオレゴンとカリフォルニアのワイン産地を巡る旅に出ました。2人はサンタ・リタ・ヒルズのテロワールに強く惹かれ、その時特に感銘を受けたワインを造っていた「タイラー Tyler Winery」のジャスティン・ウィレットにコラボレーションを持ち掛け、サンタ・リタ・ヒルズで最高峰のシャルドネとピノ・ノワールを造り出そうと意気投合しました。その1年後、エティエンヌの友人であり、シャンパーニュの人気レコルタン・マニュピュランの「ピエール・ぺテルス」のロドルフ・ぺテルスがこのプロジェクトに加わり、フランスとアメリカの国境を越えたマルチコラボレーション・ワイナリー「ラシーヌ・ワイン」が誕生しました。

そのロドルフ・ぺテルスがサンタ・リタ・ヒルズで造るシャンパーニュ製法の本格的スパークリングワインです。

「ピエール・ぺテルス」はシャンパーニュで6世代に亘り家族経営を続ける、コート・デ・ブランで不動の人気を誇るドメーヌです。1858年ガスパール・ぺテルスは葡萄栽培農家の娘と結婚し、葡萄栽培家として創業しました。1919年にシャンパーニュ造りを開始。1946年にピエール・ぺテルスがドメーヌ名を自身の名前に変更しました。2007年からロドルフ・ぺテルスが当主としてピエール・ぺテルスを運営しています。ロドルフの叔父は元ヴーヴ・クリコの醸造長で、現在はピエール・ぺテルスのブレンディングを担当しています。コート・デ・ブランのル・メニル・シュール・オジェに19haの畑を所有しています。

ラシーヌは醸造データを公開しておりません。今回入荷のグランド・リザーブ・シャルドネ・スパークリングワインは100%シャルドネで、2018年をベースに2017年のリザーブワインを15%ブレンドしました。30ヶ月の瓶内熟成。2021年11月にデゴルジュマン(澱抜き)。ドサージュは4、5 g/L です。生産量は4,230本です。

先日輸入元主催の試飲会で試飲させていただきました。ちょうど英国王室御用達のあのボランジェも出品されておりまして・・・飲み比べてみると・・・ボランジェは力強いですね(苦笑)。。。ラシーヌがとても繊細に感じました(苦笑)。。。

100%シャルドネ
ALC12,5%
輸入元定価¥13,200(税抜¥12,000)

【日本初入荷です・・・仏米マルチコラボレーションのワインです・・・】(2022年7月5日配信)

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金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

Favia Wines アンディ1

スーパーカップルが10年振りに来日しました!

ハイジ・バレットの後任として、あのスクリーミング・イーグルを再びパーカー100点に返り咲かせたアンディ・エリクソン。デヴィッド・エイブリューの元で学び、スクリーミング・イーグルの栽培管理を担当したアニー・ファヴィア。2人が造るワインが Favia ファヴィアというワインです。スクリーミング・イーグルはいつ飲んだらよいか分からないワインですが、ファヴィアはいつ飲んでも美味しいワインです(苦笑)。

実はアンディさんとアニーさんとは2012年の初来日の時にお会いしています。その時しっかりサイン頂戴しております(苦笑)。アニーさんは相変わらずオチャメな方です。アンディさんは相変わらず無口な方です。2012年のスリーショット写真をお見せして、アニーさんと楽しいお話ができました。アンディさんはそれを聞いて苦笑するだけ。アニーさんとは初めてお会いした時からなんとなく馬が合うのです(苦笑)。

【スーパーカップルのアンディさんとアニーさんが久しぶりに来日しました!(ファヴィア)】(3月23日)

アニーさん、
アンディさんと・・・
アンディ9

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