ピノ造りで今最も注目を集めるワインメーカーが造る極上のシャルドネです・・・オーガスト・ウエスト、ロアー

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません(2014年4月22日配信)。

ピノ造りで今最も注目を集めるワインメーカーが造る極上のシャルドネです・・・

凄いピノ・ノワールを造る人は、当然凄いシャルドネも造りますよね・・・

《 AUGUST WEST オーガスト・ウエスト 》

ピノ・ノワールの造り手として今最も注目されているのがエド・カーツマン氏です。

エド・カーツマンの経歴はワイナリー名を見れば納得です。プレミアムワインの先駆者「シャローン」を経て、「テスタロッサ」ではワインメーカーとしてその実力を発揮し、多くの名誉に輝きました。その後も「フリーマン」「フォート・ロス」「オーガスト・ウエスト」で、さらにはあのピゾーニ・エステートと並び賞される「ロアー」のワインメーカーをシドゥーリのアダム・リーから引き継ぎました。

エド・カーツマンはワイン評論家やワイン愛好家のエンドユーザーから絶大な評価を受けているワインメーカーです。ロバート・パーカーのウェブサイトにある掲示板 Mark Squire’s Bulletin Boad で2008年に行われた「Best Current Pinot Noir Winemaker in CA?」と題した投票では、カルト請負人のマーク・オベール(2位)、ブルゴーニュ初エノロジストのテッド・レモン(3位)、ルシアン・リヴァー・ヴァレーの大御所のトム・ロキオリ、数々のカルトワインを生み出したカリスマ・ワインメーカーのヘレン・ターリーに大きく差をつけて見事第1位に選ばれました今カリフォルニアで最も注目を集めるピノ・ノワールのワインメーカーの1人です

2002年にゲーリー・フランシオーニ、ハワード・グラハム、エド・カーツマンのパートナーシップによりスタートした「オーガスト・ウエスト」から希少なワインが入荷しました。

August West is a partnership between Gary Francioni, Ed Kurtman and Howard Graham. The wines are delicate, see relatively low levels of new oak and are bottled without fining and filtration. Most of thewines are made from Francioni’s Rosella’s Vineyard in the Santa Lucia Highlands, but I have included notes on the Russian River bottlings for ease of reference. – Wine Advocate  –

 エドさんと・・・  CIMG0953

 August West Rosella’s Vineyard Chardonnay Santa Lucia Highlands 
★オーガスト・ウエスト ロゼラズ・ヴィンヤード シャルドネ サンタ・ルシア・ハイランズ 2012 ¥6,264

あのピゾーニ・ヴィンヤードと並び賞されるサンタ・ルシア・ハイランズのグランクリュ畑ゲーリーズを所有するロアーのオーナー、ゲーリー・フランシオーニ、ルシアン・リヴァー・ヴァレーのグラハム・ファミリー・ヴィンヤードを所有するハワード・グラハム、そしてエド・カーツマンのパートナーシップによりスタートしたのがこの「オーガスト・ウエスト」です。

ロゼラズ・ヴィンヤードゲーリー・フランシオーニが所有する畑です。ゲーリー・フランシオーニの家はサンタ・ルシア・ハイランズで100年続いた農家でした。1996年ゲーリー・フランシオーニは竹馬の友であるゲーリー・ピゾーニに勧められて葡萄栽培を始めました。まず最初に誕生したのが奥様の名前を付けたこの「ロゼラズ・ヴィンヤード Rosella’s Vineyard 」です(ロゼラズに最初に植えられたのはピノ・ノワールではなくシャルドネでした。その後ピノ・ノワールも植えられました)。

そして翌年ラ・ターシュ・クローンのピゾーニ・ヴィンヤードのバドウッドから、自身フランシオーニの名前とピゾーニの名前の2人のゲーリーズの名前を付けた「ゲーリーズ・ヴィンヤード Garys’ Vineyard 」を誕生させました。ゲーリーズの葡萄はシドゥーリ、ローリング、テスタロッサ、コスタ・ブラウンなどの一流生産者に供給されました。そして、親友でもあり良き顧客でもあるシドゥーリのリー夫妻の協力を得て、2001年自身のブランド「ロアー」を誕生させました。2007年からは、今最も注目されるピノ・ノワールの造り手、エド・カーツマンがワインメーカーを務めます。

すっきりとした柑橘系の香り。トロピカルフルーツの香りも。濃縮した果実味はふくよかでドライな風味。上品な樽の風味もほのかに感じられます。ふくよかな果実味を引き締める酸があります。日本入荷僅か5ケースです。

ワイナリー公式サイトのコメントはこちらです・・・

The 2012 August West Rosella’s Vineyard Chardonnay has a medium straw color, and a beautiful nose of  nutmeg, coconut, and passion fruit.  The tropical fruit nose that is typical of Santa Lucia Highlands Chardonnays is very faint in the early stages of this Rosella’s.  Our ’12 Rosella’s Chardonnay has a rich texture and a lot of complexity on the palate.  If it didn’t have the natural, balancing acidity that the SLH always gives to its fruit,  you might call this a big Chardonnay.  The prime drinking window for this should be from 2014 through 2019.

100%シャルドネ(ディジョン76)
フレンチオーク(67%新樽、33%5年使用樽)にて発酵
フレンチオーク(100%5年使用樽)にて14ヶ月熟成
100%MLF ALC14,1%
輸入元定価¥7,020(税抜¥6,500)

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こちらは追加入荷しました・・・

 August West Chardonnay Russian River Valley
★オーガスト・ウエスト シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2011 ¥5,724

あのピゾーニ・ヴィンヤードと並び賞されるサンタ・ルシア・ハイランズのグランクリュ畑ゲーリーズを所有するロアーのオーナー、ゲーリー・フランシオーニ、ルシアン・リヴァー・ヴァレーのグラハム・ファミリー・ヴィンヤードを所有するハワード・グラハム、そしてエド・カーツマンのパートナーシップによりスタートしたのがこの「オーガスト・ウエスト」です。

オーガスト・ウエストを代表するシャルドネ、ロゼラズ・シャルドネの生産量は例年40~50ケースです(ロゼラズ・ヴィンヤードもゲーリー・フランシオーニが所有する畑です)。エド・カーツマンのシャルドネをもう少し日本のお客様に紹介したいと輸入元がエド・カーツマンにお願いしたところ、ワイナリーで試飲させてもらったのがこのシャルドネとのことです。

「AVAレベルのワインなのに、とても美味しい!」と言うと、エド・カーツマンは「このワイン、ラベルは Russian River Valley のAVA表記なんだけど、実は Treehouse Vineyard  という畑のシングル・ヴィンヤードのワインなんだ。現在畑の持ち主はコスタ・ブラウンのマイケル・ブラウンなんだけど、いつまで葡萄を供給してもらえるかわからなかったので、ラベルは Russian River Valley にしたんだ。案の定昨年(2012年)畑はピノ・ノワールに植え替えられて、もうシャルドネを供給してもらうことはできなくなった。」と言われたとのこと。

あのカルト的人気を持つコスタ・ブラウンのマイケル・ブラウンが所有している畑からの美味なるシャルドネ。生産量は72ケースで、日本入荷は10ケースのみです。残念ながら日本最初の入荷で最後のワインになってしまいました

「口に含むと最初は砕いた貝殻を思わせるようなミネラルがありますが、次第に熟した白桃やヘーゼルナッツの香りが楽しめます。新しいワインながら、ふくよかな厚みを感じさせ、より開いていくのではないかと思われますが、現時点でも充分に楽しめるワインに仕上がっています。余韻はとても長く続きます。(昨年7月の輸入元コメント)」

ワイナリー公式サイトのコメントはこちらです・・・

Our final vintage of Chardonnay from the Treehouse vineyard in Russian River Valley is the 2011. It was an atypically cold summer in the RRV, and in all of California, but the relatively early ripening Chardonnay didn’t seem to notice. We brought in barely one ton on October 4, and the fruit was in perfect shape. It fermented quickly in barrel, and spent the next 14 months aging on its lees at our winery in San Francisco. The 2011 AW Russian River Valley Chardonnay starts out with a fragrant nose of peach blossoms and hazelnuts, and is surprisingly ripe on the palate, given the cool vintage.The long, spicy finish predicts it should be at its best from late 2013 through 2015.

100%シャルドネ
ニュートラルオークにて14ヶ月熟成
ALC14,2% 生産量72ケース
輸入元定価¥6,480(税抜¥6,000)

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オーガスト・ウエストのピノ・ノワールはこちらです・・・

 August West Graham Family Vineyard Pinot Noir Russian River Valley
★オーガスト・ウエスト グラハム・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2009 ¥6,912 WA93 2本
 August West Rosella’s Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★オーガスト・ウエスト ロゼラズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2009 ¥6,912 WA91 2本
 August West Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★オーガスト・ウエスト ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2010 ¥5,400 残少

グラハムのクローンは、667、777、スワンです。100%フレンチオーク(60%新樽)にて熟成です。ロゼラズのクローンは、667、113、ピゾーニです。100%フレンチオーク(58%新樽)にて熟成です。ワインライター葉山孝太郎氏はこの2009年ロゼラズについて「ミュジニーよりセクシーでリーズナブル」とコメントしました。ちなみに2007年(ピノ・リポート96点)については「オーガスト・ウエストは品があって官能的。リシュブールに対するカリフォルニアの答えが、これだ。」とコメントしました。

サンタ・ルシア・ハイランズ・ピノ・ノワールは、82%ロゼラズ、18%がゲーリーズです。偉大な畑のブレンドがなんとレジョナル・ワインとなっています。100%フレンチオーク(25%新樽)にて熟成です。この2010年からラベルが変わりました。

(下記ページのワイン価格は、含消費税5%の価格です・・・)

【ここも遂に日本正規入荷です!ハドソン・ヴィンヤーズです! and オーガスト・ウエストの希少ワインも入荷!】(2013年7月30日配信)

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こちらもエド・カーツマンがワインメーカーを務める「ロアー」です・・・

日本初入荷となったヴィオニエは大好評でした・・・(おかげさまで売切れました・・・)

 Roar Sierra Mar Vineyard Viognier Santa Lucia Highlands
★ロアー シエラ・マー・ヴィンヤード ヴィオニエ サンタ・ルシア・ハイランズ 2012 ¥6,696 売り切れました・・・
 Roar Chardonnay Santa Lucia Highlands
★ロアー シャルドネ サンタ・ルシア・ハイランズ 2012 ¥5,724 新ヴィンテージ入荷
 Roar Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★ロアー ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2012 ¥6,696 残少

ピゾーニ・エステートと並び賞される「ロアー」です。ロアーは過去幾度かの単発入荷がありましたが、2009年ヴィンテージより日本正規入荷となりました。アメリカでもなかなか入手困難なワインです。もちろん日本入荷も極々限られた数量です。

今年は初めてヴィオニエが入荷しました。ゲーリー・フランシオーニが自身のために造り出したワインです。日本入荷5ケースで、当店には1ケースの入荷でしたが、大好評でおかげさまで売り切れました。

そのヴィオニエに代わって、これまた希少&貴重なシャルドネが入荷しました!

2011年はサンタ・ルシア・ハイランズ・シャルドネの生産はありませんでした。代わりになんとシングル・ヴィンヤードのシエラ・マー・シャルドネが入荷しました。シエラ・マーはロアーが所有がする3番目の畑で、ピゾーニ・ヴィンヤードにほど近い、標高の高い位置にある畑です(シエラ・マーとピゾーニはサンタ・ルシア・ハイランズの南部に位置し、ロゼラズとゲーリーズはサンタ・ルシア・ハイランズの中央やや北部に位置します)。

そして、2012年サンタ・ルシア・ハイランズ・シャルドネですが、なんとワイナリー公式サイトにも記載されない希少&貴重アイテムなのです。なんとメーリングリスト登録者にも案内されなかったとのことです。ということで醸造データも一切ありません、過去に造られたサンタ・ルシア・ハイランズ・シャルドネは通常70%シェラ・マー、30%ロゼラズの超豪華ブレンドで、100%フレンチオーク(40%新樽)にて熟成。生産量も200ケース以下です。初期のロアーはカリフォルニアらしい?味わいを持ちましたが、近年は非常にエレガントな味わいになっています。ワインメーカー、エド・カーツマンのおかげ(笑)。

100%シャルドネ
100%フレンチオーク(40%新樽、60%1年使用樽)にて熟成
ALC14,7%
輸入元定価¥6,480(税別¥6,000)

(下記ページのワイン価格は、含消費税5%の価格です・・・)

【あのピゾーニ・エステートと並び賞されるロアーです!そしてピゾーニ・エステートからは日本限定「桜」が入荷です!】(2月27日配信)

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そしてエド・カーツマン自身のブランド「サンドラー」です・・・

 Sandler Keefer Ranch Pinot Noir Russian River Valley
★サンドラー キーファー・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2011 ¥5,616

エド・カーツマンのミドルネーム“サンドラー”の名を付けた彼自身のプライベート・ブランドがこのサンドラーです。生産量も限られた数で、今まではメーリングリストの顧客だけへの販売でしたが、2010年に遂にキーファー・ランチ・ピノ・ノワーが日本初入荷しました。

キーファー・ランチは、ルシアン・リヴァー・ヴァレーのサブ・アぺレーション、グリーン・ヴァレーに位置する銘醸畑です。一昨年のワインスペクテーター年間トップ100の第1位に輝いたコスタ・ブラウン、ピノ・ノワールを愛しピノ・ノワールだけを生産するシドゥーリ、そしてファイラ、ローリング、フリーマンなどのトップ生産者のみに葡萄は供給されています。

(下記ページのワイン価格は、含消費税5%の価格です・・・)

週末の有料試飲【サンドラー キーファー・ランチ ピノ・ノワール 2010】(2012年4月13日、14日)

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金額は税込価格(含消費税8%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

フレンチ・ランドリーなどの全米トップ・レストランだけにオンリストされる希少ワイン「ジョージ」。 オーナーのジョージ・レヴコフ氏が来日しました。

輸入元主催のワインメーカーズ・ディナーに参加してきました・・・

 George Ceremonial Vineyard Pinot Noir Russian River Valley
★ジョージ セレモニアル・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2012 ¥12,744 残少

George Ceremonial Vineyard Pinot Noir Russian River Valley
★ジョージ セレモニアル・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2011 ¥11,232 1本

ブログ【「ジョージ」 ワインメーカーズ・ディナー】(4月17日)

(下記ページのワイン価格は、含消費税5%の価格です・・・)

【こちらも注目のピノ・ノワールです・・・3度目の正規入荷です・・・】(1月14日配信)

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