いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2026年3月6日配信)
冷涼地の畑から非常に繊細なワインを造り出しています・・・
ネイサン・ロバーツ氏が2度目の来日です・・・
《 ARNOT-ROBERTS アルノー・ロバーツ 》
冷涼地の畑の葡萄から非常に繊細なワインを造り出している「Arnot-Roberts アルノー・ロバーツ」です。
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アルノー・ロバーツは、ダンカン・アルノー・マイヤーズとネイサン・リー・ロバーツの2人の幼馴染みによって2002年に設立されました。ダンカンはプロの自転車競技選手を目指していましたが、夢を諦めワインの世界へ。ケイマス、グロス、コングスガードなどでワイン造りを学びました。ネイサンの父親は樽職人です。そしてネイサンも樽職人でした。ネイサンの祖母はあのロバート・モンダビ翁の愛妻マーグリット・モンダビさんです。アルノー・ロバーツのラベルはマーグリットさんがデザインを手掛けました。ラベルに描かれたのは Fuchsia フクシア(アカバナ科)です。2人がアルノー・ロバーツを立ち上げた当時はカルトワイン・ブームの真っ只中でしたが、2人はオールドスタイルの軽い味わいのワインを目指しました。冷涼地の、葡萄が育成するギリギリの厳しい環境にある畑を見つけ出し、酸の高いアルコール度数の低いワインを造り上げました。たった1樽のワインから始まったアルノー・ロバーツのワインですが、繊細な味わいで独特の風合いを持つワインは徐々に人気が高まり、2012年アメリカ全国紙で特に北米で人気のあるサンフランシスコ・クロニクル紙でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを獲得しました。新潮流として話題になったニュー・カリフォルニアワインの草分け的存在者でした。
アルノー・ロバーツのワイン造りはまずユニークで個性的な畑を見つけ出すことから始まります。こんな場所に畑があるのか、こんな場所で葡萄が育つのか、と地理的に極限的でも、冷涼地の畑の糖度の低い酸の高い葡萄を探し出します。シャルドネ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニョン、シラーなどのメジャー品種の他に、リボッラ・ジャッラ、トゥルソー、ガメイ・ノワール、トゥリガ・ナシオナルなどのオールドワールドのマイナー品種にも取り組みます。ワイン醸造は、基本的に除梗はなしで、基本的に土着酵母で発酵を行い、新樽は最小限または不使用で、熟成は旧樽で行います。フランスやイタリアのように、品種の個性やテロワールを表現するワインを目指します。アルノー・ロバーツのワインは醸造よりもむしろ畑の葡萄にその理由がありそうです。冷涼地では葡萄の育成期間が長くなります。ゆえに収穫は時には10月そして11月になることも。葡萄の糖度と酸度が理想的なバランスとなった時に収穫します。葡萄の糖度(アルコール度数)は低めで酸が高く、ゆえにワインはフレーバーのある凝縮した味わいとなります。このような場所の畑が持っているポテンシャルを最大限に引き出すのがダンカンとネイサンの役割です。
そのアルノー・ロバーツからからネイサン・ロバーツ氏が来日しました。8年振りの2度目の来日です。2度目のご対面となりました。輸入元主催のマスタークラスに参加しました。アルノー・ロバーツは現在15の品種から23のワインを生産しています。最新ヴィンテージの2023年を中心に10アイテム以上を試飲しました。シャルドネとピノ・ノワールは全く重くなく華やかな果実味を持ちます。ダンカンもネイサンもナパ育ちなので、アルノー・ロバーツにとってカベルネ・ソーヴィニヨンは欠かせないアイテムのようです。アルノー・ロバーツは初期からカベルネ・ソーヴィニヨンを生産しています。カベルネ・ソーヴィニヨンもボリュームを抑えたバランスの取れた味わいに仕上がっています。アルノー・ロバーツと言えばシラーとおっしゃる方も多いと思います。シラーはまさに冷涼地のテロワールを表現した味わいです。どれも興味深いワインですが、特に印象に残ったワインをご紹介します。
※下記のブログに記載されたワインは取り寄せ可能です。ただし生産量が少なく日本入荷も限られた数量ですので売り切れが早いです。お問い合わせください。
ブログ【ネイサンさんが2度目の来日です!再会です!(アルノー・ロバーツ)】(2月26日)
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Arnot-Roberts Ribolla Gialla Bengier Vineyard Napa Valley 2023
★アルノー・ロバーツ リボッラ・ジャッラ ベンジャー・ヴィンヤード ナパ・ヴァレー 2023 ¥9,790
冷涼地の畑の葡萄から非常に繊細なワインを造り出しているアルノー・ロバーツです。
イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州原産のリボッラ・ジャッラです。近年ニュー・カリフォルニアワインの生産者が注目している品種です。イタリア北東部を旅したジョージ・ヴェアはリボッラ・ジャラに恋をし、フリウリの有名な葡萄園から挿し木を持ち帰り、マウント・ヴィーダーの麓にある自宅の葡萄園に植えました。2014年にゲイリー・ベンジャーはジョージ・ヴェアの未亡人からこの葡萄園を購入しました。未亡人の承認を得て、現在ベンジャー・ヴィンヤードの名前を名乗っています。ナパのトップ・ヴィンヤードマネージャーであるあのスティーブ・マサイアソンが有機栽培で栽培管理をしています。
残念ながら詳しい醸造データはほとんど公開していません。2023年リボッラ・ジャッラは旧樽にて熟成で、マロラクティック発酵を完了しています。12樽の生産です。アカシアの花。レモンやライムの皮のアロマ。白胡椒などのスパイスも。フローラルでクリスプな(ちょっとすっぱいくらいの)、柑橘系果実の風味です。生き生きとした果実味ですが、華やかというより静かなエネルギー?を感じさせるワインです。
ALC12%
輸入元定価¥10,780(税抜¥9,800)
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Arnot-Roberts Zinfandel Kirschenmann Vineyard Mokelumne River 2023
★アルノー・ロバーツ ジンファンデル カーシェンマン・ヴィンヤード モカルミー・リヴァー 2023 ¥8,580
冷涼地の畑の葡萄から非常に繊細なワインを造り出しているアルノー・ロバーツです。
ジンファンデルはサクラメントの南の、ロダイの東に位置するカーシェンマン・ヴィンヤードから。1915年に自根で植樹され、ジンファンデルの他に、モンデューズ・ノワール、カリニャン、サンソ―が点在します。ドライ・ファーミング(乾燥農法)で栽培されています。アルノー・ロバーツがセレクトする畑の中では比較的温暖な地域にある畑ですが、近くを流れるモカルミー川が冷涼効果を生み出しています。カリフォルニアにおける古樹のスペシャリストであり、現在ターリーのワインメーカーを務めるティーガン・パサラクアが栽培管理をしています。
残念ながら詳しい醸造データはほとんど公開していません。2023年ジンファンデルはフィールドブレンド(混植)で100%全房発酵。1,300リットルの大型のフードルとニュートラルの樽で熟成。9樽の生産です。カシスやブラックチェリーのアロマ。ドライハーブ。ブラックペッパーなどのスパイスのニュアンスも。ジンファンデルにありがちな?過度の甘味は感じず重さも感じずの、非常に鮮烈な赤い果実味です。目の覚めるような味わいで、今回のテイスティングで一番印象に残ったワインでした。ジンファンデルでアルコール度数が12度というのは今では珍しいですね。今までいろいろ飲んでいますが、アルノー・ロバーツのジンファンデルは未体験だったかなと。2012年から生産していたようです。
ALC12%
輸入元定価¥9,350(税抜¥8,500)
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Arnot-Roberts Red Wine California 2022
★アルノー・ロバーツ レッドワイン カリフォルニア 2022 ¥12,100
冷涼地の畑の葡萄から非常に繊細なワインを造り出しているアルノー・ロバーツです。
ダンカンもネイサンもナパ育ちなので、アルノー・ロバーツにとってカベルネ・ソーヴィニヨンは欠かせないアイテムのようです。アルノー・ロバーツは初期からカベルネ・ソーヴィニヨンを生産しています。今回のテイスティングではサンタ・クルーズ・マウンテンのカベルネ・ソーヴィニヨンを試飲しました。こちらはカベルネ・ソーヴィニヨンの比率を少し落としたレッドワインです。2021年からの生産で、ご紹介は2度目のリリースとなる2022年です。2022年は3つの畑のブレンドです。まずは、ベッドロックでご紹介しているソノマ・ヴァレーのベッドロック・ヴィンヤードです。150年以上栽培が行われている歴史的な畑で、ジンファンデルをはじめ25品種の葡萄が栽培されています。ベッドロック・ヴィンヤードからはカベルネ・ソーヴィニヨン(クローン337)とメルロー(クローン181)が選ばれました。ソノマ北部のチョーク・ヒルのペルシア・ヴィンヤードからはカベルネ・フラン(クローン214)が選ばれました。ルシアン・リヴァー・ヴァレーの、ヒールズバーグの南に位置するラス・シマス・ヴィンヤードからは少量のカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルローが選ばれました。
残念ながら詳しい醸造データはほとんど公開していません。2022年カリフォルニア・レッドワインは、57%カベルネ・ソーヴィニヨン、22%カベルネ・フラン、21%メルローです。3つの畑の葡萄は別々に発酵され、ニュートラルのフレンチオークとコンクリートタンクで10ヶ月熟成されました。40樽の生産です。カベルネ・ソーヴィニヨンの特徴的な香りや風味が強く出ません。スミレやラズベリーのアロマ。ハーブのニュアンス。土のニュアンス。スムースなアタックの、ダークフルーツの果実味ですが、フランに由来するスミレやダークチェリーの風味とメルローに由来するコーヒーやチョコレートの風味が印象的です。深く優しいタンニンが心地良いです。熟成も可能だと思いますが、早くから楽しめるワインだと思います。ちなみにアルノー・ロバーツのラベルはフクシアだけが描かれた共通のラベル(花の色違い)なのですが、このレッドワインはワイン名が記載されています。さらにちなみにレッドワインはカベルネ・ソーヴィニヨンの半分のお値段です。
ALC13%
輸入元定価¥13,200(税抜¥12,000)
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セミナー会場に入るとネイサンさんがもういらっしゃいました。椅子に座ってます。膝にサポーターしてます。そばに松葉杖があります。なんと北海道ニセコでスノボーで転倒したらしいです。ちょっと骨にヒビ入ったらしいです。セミナー終了後にご挨拶に。2度目のご対面です。例のジャージを広げて。「お覚えてますか?」と言うと「お覚えてるよ!」と笑顔で。初来日の2018年にサイン頂戴しました。まあネイサンさんは野球には全く興味の無い方で、お友達のサインがたくさんあるのでサインしたんです(苦笑)。でもスマホでジャージの写真撮ってましたけどね(再苦笑)。
ブログ【ネイサンさんが2度目の来日です!再会です!(アルノー・ロバーツ)】(2月26日)
お時間あればこちらもご覧ください(苦笑)・・・
ブログ【久しぶりに集合です。。。】(2024年11月16日)
金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
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3月5日に春恒例の California Wines ALIVE Tasting 2026 が開催されました。
40のインポーターが集合するカリフォルニア業界最大の試飲会です。カリフォルニアからもワインメーカーを含む多くのワイン従事者が来日されました。
ブログ【 California Wines ALIVE Tastings 2026 】(3月5日)
この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。









