大幅な値上げでも取り扱いは止めません・・・溺愛ですから(苦笑)・・・そして希少レアアイテムが入荷です・・・フロッグス・リープ

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2023年3月9日配信

大幅な値上げでも取り扱いは止めません・・・溺愛ですから(苦笑)・・・

そして希少レアアイテムが入荷です・・・売り切れ御免です・・・

《 FROGS LEAP フロッグス・リープ 》

カエルが元気にジャ~ンプしているラベルで有名な、当店ではもうお馴染みのワイナリー「フロッグス・リープ」です。オーナー兼ワインメーカーはナパのバイオダイナミック&オーガニックの第一人者であるジョン・ウイリアムス氏。お馴染みのジョンさんです。

1981年フロッグス・リープは、かつて蛙の養殖場であったセントヘレナのミル・クリーク沿いに設立されました。100年前この養殖場の蛙はサンフランシスコのグルメ・レストランに1ダース33セントで売られていたそうです。現在ラザフォードにあるワイナリーは、もともと1884年にワイナリーとして建てられた建物で、レッドバーンと呼ばれる歴史ある建物です。ワイナリーの屋根には「風見鶏」ならぬ「風見蛙」があります(笑)。

ジョンさんは「Time is fun when you are having flies!」とサインしてくれます。「Time flies when you are having fun(楽しい時は時間を忘れる)」という諺をパロッて「(カエルの立場から言うと)ハエを食べているときが最高だ!」とサインするんです。これはもうワイン界の名言の1つです(笑)。エリートなキャリアを持ちながらも、けっしてユーモアを忘れない方です。

最後まで居残り、
遂に看板を出される(苦笑)
 看板

以前レイチェル・ロッシ・リザーブ・ソーヴィニヨン・ブランというワインをご紹介しましたが、今回入荷はそのワインの進化型ワイン(最終型ではない)であるコンクリート・エイジド・ソーヴィニヨン・ブランというワインです。そして日本初入荷となるヘリテージ・ブレンド・レッドワインです。共に極々少量の日本入荷です。売り切れ御免です。レギュラーラインナップは新ヴィンテージが到着しています。値上げですが(苦笑)。 

進化型として(いちおう)初リリースです・・・

 Frog’s Leap Concrete Aged Sauvignon Blanc Rutherford Napa Valley 2019
★フロッグス・リープ コンクリート・エイジド ソーヴィニヨン・ブラン ラザフォード ナパ・ヴァレー 2019 ¥14,630 初リリース 希少限定品

進化型として初リリースです。コンクリート・エイジド・ソーヴィニヨン・ブランです。

以前レイチェル・ロッシ・リザーブ・ソーヴィニヨン・ブランというワインをご紹介しましたが、コンクリート・エイジド・ソーヴィニヨン・ブランはその進化型ワインとなります。フロッグス・リープのワイン造りは常にチャレンジを続けているため、最終型ワインと名乗ることはしません。今後醸造スタイルも名前も変わるかもしれませんので、やはり進化型です(苦笑)。

フロッグス・リープは、2015年にラザフォード・ベンチの中央に位置する歴史あるロッシ・ヴィンヤード(2007年に取得)の特別な区画のソーヴィニヨン・ブランを卵型コンクリートタンクで発酵及び熟成したワインを造り上げました。このワインは、畑の所有者レイチェル・ロッシに敬意を表してレイチェル・ロッシ・リザーブ・ソーヴィニヨン・ブランと名付けられました。この区画のソーヴィニヨン・ブランは1981年にロッシ・ファミリーによって植樹されたものです(フロッグス・リープの創業年と同じ年です)。その後2016年、2017年とレイチェル・ロッシ・リザーブ・ソーヴィニヨン・ブランは3度リリースされました。そしてレイチェル・ロッシ・リザーブ・ソーヴィニヨンブランは進化し、コンクリート・エイジド・ソーヴィニヨンとして新たに誕生しました。2018年は試作として醸造され、リリースはなし。ご紹介の2019年が進化型の最初の完成品となりますが、極々僅かな生産(33ケースだけの生産とか)のため公式にはリリースされませんでした。

タンク2

以下は最新ヴィンテージ2020年のデータです。今年1月にジョン・ウイリアムス氏が来日され、セミナーで披露したのが2020年のコンクリート・エイジド・ソーヴィニヨンでした。2019年は僅かな数量(33ケースだけの生産とか)のため醸造データは取って置いてない(記録してない?)とのことです。

2020年コンクリート・エイジド・ソーヴィニヨン・ブランの葡萄は、ロッシ・ヴィンヤード(40%)とシャヴェズ・リーズ・ヴィンヤード(60%)から。ロッシ・ヴィンヤードは、イタリアからの移民(1906年)であったロッシ・ファミリーがナパ・ヴァレーの中心部ラザフォードに造り上げた畑です。フレッド・ロッシが亡くなった後、彼の妻レイチェル・ロッシは3人の子供と農場と畑を守り続けました。2007年にフロッグス・リープはこのロッシ・ヴィンヤードを取得しました。ロッシ・ヴィンヤードのソーヴィニヨン・ブランは1981年に植樹された Old Cane Block から。クローンは Emmolo Clone で、台木は St. George です。特徴的なトロピカルの香りが際立つオールド・ケインと呼ばれるブロックです。シャヴェズ・リーズ・ヴィンヤードは、現在フランク・リーズとフロッグス・リープが共同管理する畑で、オーガニック認定の無灌漑農法の畑です。フランク・リーズはフロッグス・リープの畑を作り上げ、長年に亘り畑を管理している方です。ちなみにジョン・ウイリアムスにロッシ・ファミリーを紹介したのはフランク・リーズでした。シャヴェズ・リーズ・ヴィンヤードのソーヴィニヨン・ブランは1984年に植樹された Old Long Rows Block から。クローンは Old-Vine Mondavi TK Clone で、台木は St. George です。不揃いではあるがバランスが魅力的なオールド・ブロックと呼ばれるブロックです。

2015年に誕生したレイチェル・ロッシ・リザーブ・ソーヴィニヨンブランは、ロッシ・ヴィンヤードのオールド・ケインのクローンを1つのエッグ・タンク(卵型コンクリートタンク)で発酵そして熟成しましたが、現在フロッグス・リープは9つのエッグ・タンクを所有し、土壌、畑、クローンによって使い分けています。コンクリートタンクはワインのフレッシュさを閉じ込めながら、熟成させ複雑さを深める効果があります。澱と共に長時間置かれることで、コンクリートが澱を数か月に亘り浮遊させる性質から生まれる旨味、つまり深みと豊かさが加わります。2020年コンクリート・エイジド・ソーヴィニヨン・ブランは、1つのエッグ・タンクと3つのコンクリート・キューブで醸造しました。ロッシとシャヴェズ・リーズのどちらのロットも3時間のスキンコンタクトを行い、自然酵母で発酵。発酵は1ヶ月間ゆっくりと着実に行われました。硫黄による安定化を最小限に抑え、澱と共に11ヶ月熟成。無濾過そして無清澄で瓶詰め。1年間の瓶熟成を行いリリースしました。ボトルはレイチェル・ロッシ・リザーブ・ソーヴィニヨンブランと同じボトルを使用しました。ラベルはレギュラーラインナップのゴージャス版という感じです。裏ラベルには葡萄の出所であるロッシ・ヴィンヤード、シャヴェズ・リーズ・ヴィンヤード、そしてフロッグス・リープのワイナリーが描かれています。この裏ラベルは初めての仕様になります。

裏ラベル

レギュラーラインナップのソーヴィニヨン・ブランとは全く異なります。若いソーヴィニヨン・ブランにあるレモンやグレープフルーツは同じく感じますが、火打ち石のニュアンスが強く表れます。とてもタイトでドライ。そして十分なミネラル感あり。寝かせてみたいソーヴィニヨン・ブランでもあります。日本入荷60本です。申し訳ありませんが、ご購入はお1人様1本とさせていただきます。

データは全て2020年のものです。価格は2019年も2020年も同じです。(2020年が日本入荷するかどうか分かりませんが。。。)

100%ソーヴィニヨン・ブラン
エッグ・タンクとコンクリート・キューブで醸造
Harvest Brix 21,7
Residual Sugar 0.03%
生産量489ケース
輸入元定価¥15,400(税抜¥14,000)

レイチェル・ロッシ・リザーブ・ソーヴィニヨンブランはこちらからどうぞ・・・(当然売り切れておりますが・・・)

【またまた溺愛ワイナリーから・・・あの超レア・アイテムが3度目の入荷です・・・】(2020年12月3日配信)

 

コンクリートタンク

待望の日本初入荷です・・・

 Frog’s Leap Heritage Blend Red Wine Napa Valley 2020
フロッグス・リープ ヘリテージ・ブレンド レッドワイン ナパ・ヴァレー 2020 ¥10,450 日本初入荷 稀少限定品

日本初入荷です。いわゆるフィールド・ブレンドのワインです。ヘリテージ・ブレンドです。

カリフォルニアでの葡萄栽培とワイン醸造で最高だと思うことの1つは「フィールド・ブレンド」の存在でしょう。と、ジョンさんの息子で現在フロッグス・リープでワインメーカーを務めるローリー・ウイリアムスは語っています。同じ畑で複数の異なる品種を栽培し、その複数の品種を同時に醸造して造られるフィールド・ブレンド・ワインはその土地特有のものであり、比較的メジャーではなくマイナーな品種によって構成されることが多いワインです。

2007年にフロッグス・リープが歴史的な畑のロッシ・ヴィンヤードを取得した時は、ソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・ソーヴィニヨンに囲まれた歴史的な区画が残っていましたが、この区画を保持するだけでなく、他の歴史的な品種を植え付けすることで畑全体を保持することにしました。プラムのような果実味を持つ希少なシャルボノ(起源は、絶滅したフランス・サヴォワのドゥス・ノワール)、密度とタンニンを持つカリニャンプティ・シラー、スパイスと長い余韻を持つムールヴェードルなどです。このヘリテージ・ブロックはロッシ・ヴィンヤードの象徴である給水塔前にあり、先代のワイン生産者(ロッシ・ファミリー)との繋がりを示しました。

2020年ヘリテージ・ブレンド・レッドワインは、38%シャルボノ、18%ヴァルディギエ、16%プティ・シラー、15%ムールヴェードル、7%カリニャン、そして6%リースリングです。これらの葡萄は全てロッシ・ヴィンヤードから。「2020年は古木のヴァルディギエとリースリングを特に多く使用したことで、トップノーズの香りがひときわ立ち、非常に暖かかった収穫期の影響を打ち消すことができました。フレッシュで複雑。ウェルター級の赤ワインが出来上がりました。(ローリー・ウイリアムス)」

華やかながらしっかりとした果実味を感じますが、決してヘビーではありません。煮込みや軽いジビエ的なお料理が良いかなと思います。(ヘリテージ・ブレンドは個人的には1度体験があります。。。)待望の日本初入荷となりましたが、現地では人気ワインで、日本に送るほど生産量がないということで。日本入荷は僅か36本です(涙)。申し訳ありませんが、ご購入はお1人様1本とさせていただきます。

シャルボノ、ヴァルディギエ他のフィールド・ブレンド
ALC12,4%
生産量1,190ケース
輸入元定価¥11,000(税抜¥10,000)

レイチェル・ロッシ・リザーブ・ソーヴィニヨンブランはこちらからどうぞ・・・(当然売り切れておりますが・・・)

【またまた溺愛ワイナリーから・・・あの超レア・アイテムが3度目の入荷です・・・】(2020年12月3日配信)

週末995-1

レギュラー・ラインナップは新ヴィンテージが到着しています・・・

 Frog’s Leap Sauvignon Blanc Napa Valley 2021
フロッグス・リープ ソーヴィニヨン・ブラン ナパ・ヴァレー 2021 ¥5,830 新ラベル スクリューキャップ 新ヴィンテージ 値上げ(涙)
 Frog’s Leap Sauvignon Blanc Napa Valley 2020
フロッグス・リープ ソーヴィニヨン・ブラン ナパ・ヴァレー 2020 ¥4,620 新ラベル スクリューキャップ 残少

オーガニック、バイオダイナミック、そしてドライ・ファーミングを実践する「フロッグス・リープ」。この3つのコンビネーションから誕生するワインは、低アルコールで繊細で、かつしっかりとしたストラクチャーを持ちます。そして長期の熟成が可能なワインです。

設立以来看板ワインとして人気のソーヴィニヨン・ブランです。2001年から100%ラザフォードの葡萄となりましたが、自社畑植え替えのため、2018年から(現在も) AVA ナパ・ヴァレーとなっています。クオリティーに大きな違いはありません。2018年ヴィンテージからワイナリー初のスクリューキャップを使用しています。そして2019年ヴィンテージから新ラベルとなっています。

2021年は干ばつの影響で収量が平均より約30%低く、過去最少の収量となりましたが、外部から葡萄を持ち込むことはせず、自社畑を含む近隣のオーガニック認定とドライファームの畑からの葡萄を使用しました。プレス前に約3時間のスキンコンタクトを行い、約6ヶ月のシュール・リーによりワインに複雑味を持たせました。2021年のソーヴィニヨン・ブランはエッグ・タンク(卵型のコンクリートタンク)で発酵させたワインが初めてメインブレンドに使用されました。「収量は多くありませんが、21年のソーヴィニヨン・ブランは過去最高のワインになるでしょう。このワインは新鮮さと共に深みがあり、明るい果実味と爽やかなミネラル感という、この葡萄の魅力の全てを表現しています。(ローリー・ウイリアムス)」

100%ソーヴィニヨン・ブラン
ALC13,4%
生産量11,210ケース
輸入元定価¥6,490(税抜¥5,900)

 Frog's Leap Sauvignon Blanc 2021

 Frog’s Leap “Shale and Stone” Chardonnay Napa Valley 2020
フロッグス・リープ “シェール・アンド・ストーン” シャルドネ ナパ・ヴァレー 2020 ¥6,710 新ラベル 新ヴィンテージ 値上げ(涙)
 Frog’s Leap “Shale and Stone” Chardonnay Napa Valley 2019
フロッグス・リープ “シェール・アンド・ストーン” シャルドネ ナパ・ヴァレー 2019 ¥5,170 新ラベル 残少

オーガニック、バイオダイナミック、そしてドライ・ファーミングを実践する「フロッグス・リープ」。この3つのコンビネーションから誕生するワインは、低アルコールで繊細で、かつしっかりとしたストラクチャーを持ちます。そして長期の熟成が可能なワインです。

フロッグス・リープのワインで唯一自社畑の葡萄でないのがシャルドネです。葡萄はナパ・カーネロスで有機栽培を行うトルシャード・ファミリーの畑から。フロッグス・リープは1985年からトルシャードの葡萄を使用しています。2018年ヴィンテージから新ラベルとなり、“シェール・アンド・ストーン” の文字が記載されました。1979年に植えられたこのシャルドネは頁岩(シェール)と砂岩に深く根ざしていいます。

2020年は大規模な山火事がありましたが、フロッグス・リープは被害が出る前に全ての葡萄を収穫することが出来ました。山火事がなければ、2020年は偉大なヴィンテージになっていたとのことです(ですから被害を受けなかった葡萄は素晴らしいということです)。2020年のシャルドネはプレス後数時間のスキンコンタクト。その後新樽のフレンチオークに移し替え、最大で5日間の発酵。そして発酵のピークを終えた時に今度はステンレススチール貼りのコンクリートタンクで澱引きし、その後数週間で一次発酵が終了となります。澱の攪拌は行わず、硫黄は添加せず、自然なマロラクティック発酵を促します(MLF なし)。完璧なバランスを持つ、きりっとした辛口。ビッグな味わいではなく、抑制された旨味を持つシャルドネです。

100%シャルドネ
ALC13,3%
生産量7,014ケース
輸入元定価¥7,480(税抜¥6,800)

 Frog's Leap Chardonnay Shale and Stone 2020

 Frog’s Leap Zinfandel Napa Valley 2020
フロッグス・リープ ジンファンデル ナパ・ヴァレー 2020 ¥6,930 新ラベル 新ヴィンテージ 値上げ(涙)
 Frog’s Leap Zinfandel Napa Valley 2019
フロッグス・リープ ジンファンデル ナパ・ヴァレー 2019 ¥5,720 新ラベル 残少

オーガニック、バイオダイナミック、そしてドライ・ファーミングを実践する「フロッグス・リープ」。この3つのコンビネーションから誕生するワインは、低アルコールで繊細で、かつしっかりとしたストラクチャーを持ちます。そして長期の熟成が可能なワインです。

ワイナリーがあるラザフォードと言えばナパ・ヴァレーにおけるカベルネ・ソーヴィニヨンのメッカ。フロッグス・リープが造るカベルネ・ソーヴィニヨンは、ラザフォードの先人である、ジョン・ダニエル、ジョージ・ドゥ・ラトゥール、アンドレ・チェリチェフらが造り出したカベルネ・ソーヴィニヨンを受け継ぐ素晴らしいワインですが、カベルネ・ソーヴィニヨンに負けず人気なのがジンファンデルです。ジンファンデルにプティ・シラーやカリニャンをブレンドした味わいはとてもチャーミング。カルトなジンファンデルとは正反対のトラディショナルなジンファンデルです。もちろん長期熟成可能です。熟成したフロッグス・リープのジンファンデルは本当に素晴らしいです。

2020年は大規模な山火事がありましたが、フロッグス・リープは被害が出る前に全ての葡萄を収穫することが出来ました。山火事がなければ、2020年は偉大なヴィンテージになっていたとのことです(ですから被害を受けなかった葡萄は素晴らしいということです)。フロッグス・リープの大部分のジンファンデルはホワイト・バーンとモリナリというセントヘレナの2つの畑で栽培されています。この地域を特徴づける大きな沖積扇状地の砂利質土壌にあります。カベルネ・ソーヴィニヨンにとっては理想的な場所であるため、残念ですがジンファンデルは消えつつあります(いずれは価格の高いカベルネ・ソーヴィニヨンに植え替えられてしまうかも)。2020年のジンファンデルは85%ジンファンデル、9%プティ・シラー、6%カリニャンです。レイバー・デイ(勤労感謝の日)に高温となり、9月3日に収穫を終えました。6日間で123トンの収穫。発酵後、低温に浸したプティ・シラーを加え、温度を下げ、潜在的なアルコールを下げ、ワインのフェノールを高めました。また例年に比べカリニャンの比率がとても高いのですが、Ricetti リセッティ(ロゼのグルヌイユ・ルーガンテの畑)の古木のカリニャンの出来が素晴らしかったためです。55%は小さなコンクリート・キューブで、45%はフレンチオーク(新樽不使用)で10ヶ月熟成。

85%ジンファンデル、9%プティ・シラー、6%カリニャン
ALC14,6%
生産量7,300ケース
輸入元定価¥7,700(税抜¥7,000)

 Frog's Leap Zinfandel 2020

 Frog’s Leap Merlot Rutherford Napa Valley 2020
フロッグス・リープ メルロー ラザフォード ナパ・ヴァレー 2020 ¥8,580 新ラベル 新ヴィンテージ 値上げ(涙)
 Frog’s Leap Merlot Rutherford Napa Valley 2019
フロッグス・リープ メルロー ラザフォード ナパ・ヴァレー 2019 ¥6,490 新ラベル 残少

オーガニック、バイオダイナミック、そしてドライ・ファーミングを実践する「フロッグス・リープ」。この3つのコンビネーションから誕生するワインは、低アルコールで繊細で、かつしっかりとしたストラクチャーを持ちます。そして長期の熟成が可能なワインです。

世界一美味しいメルローです(溺愛心いっぱい)。メルローは1990年がファースト・ヴィンテージ。2006年からラザフォードの名前がラベルに記載され、自社畑の葡萄が主体となりました。自社畑の粘土質土壌はメルローに適した土壌です。粘土質土壌は保湿力があり地下を冷やします。地上の葡萄は十分な日照を浴びリッチでエレガントな果実味を作ります。そしてオーガニックやドライファーミングがメルローの栽培に重要な役割を担います。フロッグス・リープが求めるものは「バランス」「ひかえめ(過度の抽出をしない)」「テロワール」です。グリーンなスタイルは避け、香りと味わいに複雑さを現すレッド・フルーツに仕上げます。

メルローは栽培も醸造も非常に難しい品種です。ラザフォードには約25の土壌があり、長い年月をかけて混じり合い複雑な土壌を作り上げましたが、これらのうちメルローは極々狭い範囲でしか育ちません。また水分量の変化に特に敏感で、2020年は乾燥した冬と成長期の影響を大きく受けて収量は過去最少となりました。収量は最少となりましたが、穏やかな夏が美しいフレーバーを作り上げたとも言えます。2020年のメルローは100%ラザフォード産のメルローです(100%メルローって凄いんです。希なのです。)。96%はワイナリーの前に広がるレッド・バーン・エステートから、4%はロッシ・ヴィンヤードから。天然酵母で発酵。丁寧なポンピングオーバー。樽での自然なマロラクティック発酵を行いました。ハーブと花のニュアンス。2~3年の熟成をおすすめしますが、今開けるならデキャンタージュをして十分に空気を含ませてください。アルコール度数13,3%ってほんと驚きです。

100%メルロー
ALC13,3%
生産量3,265ケース
輸入元定価¥9,570(税抜¥8,700)

【今まで大幅な値上げはありませんでしたが・・・次ヴィンテージは大幅な値上げになります・・・】(2022年7月29日配信)

 Frog's Leap Merlot Rutherford 2020

そしてフラッグシップワインであるエステート・グロウン・カベルネ・ソーヴィニヨンです・・・

 Frog’s Leap Estate Grown Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley 2018
フロッグス・リープ エステート・グロウン カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ・ヴァレー 2018 ¥11,440 新ラベル 残少
 Frog’s Leap Estate Grown Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley 2017
フロッグス・リープ エステート・グロウン カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ・ヴァレー 2017 ¥11,440 新ラベル 残少
 Frog’s Leap Estate Grown Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley 2016
フロッグス・リープ エステート・グロウン カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ・ヴァレー 2016 ¥11,440 売り切れ
 Frog’s Leap Estate Grown Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley 2015
フロッグス・リープ エステート・グロウン カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ・ヴァレー 2015 ¥9,240 売り切れ
 Frog’s Leap Estate Grown Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley 2014
フロッグス・リープ エステート・グロウン カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ・ヴァレー 2014 ¥9,240 売り切れ
 Frog’s Leap Estate Grown Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley 2013
フロッグス・リープ エステート・グロウン カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ・ヴァレー 2013 ¥8.580 売り切れ
 Frog’s Leap Estate Grown Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley 2012
フロッグス・リープ エステート・グロウン カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ・ヴァレー 2012 ¥8,580 ファースト・ヴィンテージ 売り切れ

2011年をもって、ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンと、フラッグシップのラザフォード・レッドワインは生産終了となりました。そして新たに誕生したのがエステート・グロウン・カベルネ・ソーヴィニヨンです。エステート・グロウン・カベルネ・ソーヴィニヨンは、フロッグス・リープが2007年に取得した歴史的な畑(1886年植樹)ロッシ・ヴィンヤードと、ワイナリーの前に広がるレッドバーン・エステートのブレンドです。

ジョンさんが創業時からゴールに掲げていた、ジョンさんの思いの全てが詰まったワインです。ラザフォードの偉大なる先人、ジョン・ダニエル、ジョージ・ドゥ・ラトゥール、アンドレ・チェリチェフらが造り出したカベルネ・ソーヴィニヨンを受け継ぐワインです。この先何十年も飲む楽しみを与えてくれる、長期熟成するワインです。

2018年エステート・グロウン・カベルネ・ソーヴィニヨンは新ラベルで2度目のリリースです。2018年は完璧なヴィンテージです。伝説的なテロワール、最新の注意を払って手入れされた葡萄の樹、そして理想的でスムースな収穫。素晴らしいワインが出来上がりました。まさに、これこそ、ラザフォードダストの風味。美しい赤黒系の果実味。アタックはふくよかで優しく、シルクのようなニュアンスのタンニン。トータルバランスに優れた味わいです。2018年は最高の出来となりました。もう飲めます(苦笑)。ラザフォードの自社畑及びフロッグス・リープの畑を作り上げたファミリー(シャヴェズ・リード)の畑から( 39% Red Barn Vineyard, 31% Chavez-Leeds Vineyard, 30% Rossi Vineyard )。全て100%オーガニック認定の無灌漑農法の畑です。

ジョンさん John Williams と、現在ワインメーカーを務める息子のローリー Rory Williams のコメントです・・・

「2018年はラザフォード独特の“ダスト”の要素がふんだんです。ハーブと黒系果実の相乗効果、フレーバー間の緊張感、そして素朴でベルベットを思わせる長いフィニッシュが私達の定義です。今は美味しくて元気いっぱいな印象ですが、2018年というヴィンテージはやがてラザフォードのカベルネの能力の全てを示すワインになる可能性を秘めていますので、セラーの奥のほうで寝かせることをおすすめします。(ジョン・ウイリアムス)」

「全てのロットを徐梗、破砕し、タンクへと搬入。自然酵母の力で発酵が始まりました。発酵期間は7~10日間。1日3回のオープンホースによるポンピングオーバーで、果皮を混ぜて穏やかな抽出を促しました。タンニンは全般的に中程度で、ほとんどのロットは辛口の状態でプレス。樽の中で自然なマロラクティック発酵が終了。フレンチオーク樽(20%新樽)で20ヶ月熟成させた後、5回の澱引き。無清澄、無濾過で瓶詰め。(ローリー・ウイリアムス)」

※現行ヴィンテージの2018年は輸入元定価¥12,100(税抜¥11,000)ですが、次ヴィンテージ2019年(3月下旬入荷予定)は¥14,300(税抜¥13,000)になります。

88%カベルネ・ソーヴィニヨン、
6%メルロー、6%カベルネ・フラン
フレンチオーク(20%新樽)にて20ヶ月熟成
24 Brix at Harvest  3,44 pH
ALC13,9%
輸入元定価¥12,100(税抜¥11,000)

【今まで大幅な値上げはありませんでしたが・・・次ヴィンテージは大幅な値上げになります・・・】(2022年7月29日配信)

週末885

あのジャージはこの人から始まった(苦笑)・・・

ご存じ溺愛ワイナリーの「フロッグス・リープ」のオーナー兼ワインメーカーのジョンさんこと、ジョン・ウイリアムス氏が来日しました。6年振りの来日です。なんと今回は奥様のトリーさんとご一緒です。ジョンさんのお仕事は東京と大阪の2つのセミナーだけで、お2人でゆっくりとご旅行されたようです。

【ジョンさんが来日しましたぁ!(フロッグス・リープ)】(1月13日)

ジョン23-7

タンク1

 

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

こちらもどうぞ・・・フロッグス・リープのジンファンデルとは真逆のスタイルのジンファンデルです(笑えない)・・・

 Turley Wine Cellars Old Vine Zinfandel California 2020
★ターリー オールド・ヴァイン ジンファンデル カリフォルニア 2020 ¥6,380 WS93 新ヴィンテージ 値上げ(涙)
 Turley Estate Zinfandel Napa Valley 2019
ターリー エステート ジンファンデル ナパ・ヴァレー 2019 ¥8,800 WS94 残少

カリフォルニア最上最強のパーカー5★のジンファンデル生産者の「ターリー」です。

ラリー・ターリーは救急病棟で20年以上勤めたベテラン医師です。カリフォルニアに移住し、ある人物に出会いワインに出会いワインビジネスへの道へと進みました。その人物は当店ではお馴染みのフロッグス・リープのジョンさんことジョン・ウイリアムスです。ある日自宅敷地内にテントを張っている人物を発見。それがジョンさんでした(笑)。2人はワインを酌み交わし夢を語り合いました。

ラリー・ターリーは1981年にジョン・ウイリアムスと「フロッグス・リープ」を設立しワイン造りを始めましたが、自らの理想を求めるためにフロッグス・リープをジョン・ウイリアムスに委ね、1993年に「ターリー・ワイン・セラーズ」を立ち上げました。初期はラリーの姉でありカリスマ・ワインメーカーと言われたヘレン・ターリーがワインメーカーを務めましたが、1995年からヘレンの助手を務めていたエーレン・ジョーダンがワイン造りを引き継ぎました。

現在ワインメーカーを務めるのはティーガン・パサラクア。2015年にサンフランシスコ・クロニクル紙でモーガン・ピーターソン(ベッドロック)と共に ”ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー” に選出された今注目のワインメーカーの1人です。そしてラリー・ターリーの娘クリスティーナ・ターリーが加わり、ターリー・ワイン・セラーズは世代交代となりました。しかし変わらないのは相変わらずの高い評価でしょうか。。。

オールド・ヴァインはジュヴナイルと共にターリーの入門編?とも言えるワインですが、ターリーを十分に堪能することができるワインです。カリフォルニアの様々なエリア、ナパ、ソノマ、メンドシーノ、ロダイ、コントラ・コスタ、パソ・ロブレスなどからの厳選された20以上の畑の葡萄を使用。平均樹齢は50年からなんと130年に及ぶ古樹の葡萄です。新着の2020年オールド・ヴァイン・ジンファンデルは95%ジンファンデルで、残りはマタロ―(ムールヴェードル)、アリカンテ・ブ―シュ、プティ・シラー、グルナッシュ、サンソーです。80%フレンチオークと20%アメリカンオークで12月ヶ月熟成(10%新樽)。アンフィルターでボトリング。今のターリーは、大昔のターリー(強烈な90年代とか)を知る方にはちょっともの足りないような優雅な?味わいになりましたが、アルコール度数(15,2%)は相変わらずです(苦笑)。ワイン・スペクテーター誌が93点を付けました。

95%ジンファンデル
ALC15,2%
輸入元定価¥7,150(税抜¥6,500)

【久しぶりの入荷です・・・これがチアーズにないとちょっとさみしいとおっしゃってくださる方も(苦笑)・・・】(2021年12月24日配信)

週末995-2

ついでにこちらもどうぞ・・・現在プリズナーは取り扱いがありません・・・こちらが元祖プリズナーです(苦笑)・・・

 The Crane Assembly “Disciples” Red Wine Napa Valley 2018
ザ・クレーン・アッセンブリー ディサイプルズ レッド・ワイン ナパ・ヴァレー 2018 ¥8,800

プティ・シン・クア・ノンと言われた「オリン・スウィフト」。そのオリン・スウィフトの創業者デイヴ・フィニーが新たに立ち上げた「ザ・クレーン・アッセンブリー」です。

1998年デイヴ・フィニーは「オリン・スウィフト」立ち上げました。ご存じオリン・スウィフトを代表する銘柄の1つで、それまであまり注目を浴びなかったジンファンデル主体のブレンドワインの The Prisoner ザ・プリズナーはワイン・スペクテーター誌で2005年から2009年まで連続で年間トップ100ワインに選ばれました。2010年デイヴ・フィニーはプリズナーのブランドをフネイス・ヴィントナーズに売却。2016年そのプリズナーのブランドを今度は世界最大級のワイン会社コンステレーションが買収しました。そしてほぼ同時期にデイヴ・フィニーはオリン・スウィフトの全ブランドをE&J ガロに売却しました。

瞬く間に大きな成長を遂げたブランドとは別に、2012年デイヴ・フィニーはオリン・スウィフトを始めたメンバー2人とナパの栽培家の4人で新たなプロジェクトに着手しました。「ザ・クレーン・アッセンブリー」です。ザ・クレーン・アッセンブリーはセントヘレナの小さな8エーカーの畑を入手したことから始まりました。G.B.Crane G.B.クレーン・ヴィンヤード。100年以上前にマヤカマス山脈から流れ出た砂利や土が残るこの畑は、1885年に初代の持ち主 George Beldon Crane ジョージ・ベルドン・クレーンが当時盛んに行われていたミックス・ブレンド(赤ワインの多品種栽培)でジンファンデルをはじめとする多くの品種を栽培していた畑です。デイヴ・フィニーは新しいオーナーとしてこの畑の歴史や伝統を受け継ぐことを決意しました。

これこそが元祖プリズナーの味わいだった!と思わせるディサイプルズです。初リリースは2014年で僅か1,400ケースの生産。なんといきなりパーカー94点を獲得しました。2018年ディサイプルズは、49%ジンファンデル、19%プティ・シラー、10%シャルボノ、7%シラー、6%メルローで、フレンチオークで約1年の熟成。ラベンダー、スミレ、バラのフローラルなアロマ。バニラやキャラメルシュガーの甘美なニュアンス。そしてスターアニスのスパイス感。18年は例年に比べてジンファンデルが少なめですが、シラーやメルローが旨味を造り出して、たっぷりとした飲み心地ながら優しいふくよかな果実味で、長い余韻が印象的です。アルコール度数は15,7%です(苦笑)。

49%ジンファンデル、19%プティ・シラー、その他
ALC15,7%
輸入元定価¥10,120(税抜¥9,200)

【あのオリン・スウィフトの創業者デイヴ・フィニーが新たに立ち上げた「ザ・クレーン・アッセンブリー」です・・・】(2017年6月29日配信)

 週末968-2

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