超希少!今コアな?ピノ・ノワール・ファンが最も注目する生産者ポール・ラトーです!

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません(2013年5月28日配信、9月2日追記)。

今コアな?ピノ・ノワール・ファンが最も注目する生産者です・・・

カリフォルニア?ブルゴーニュ? いや、これ両者のいいとこ取りでしょう・・・

《 PAUL LATO ポール・ラトー 》

ポール・ラトーは、ロバート・パーカーが選ぶ最高峰エクストラ・オーディナリーの17のピノ・ノワール生産者の1人です。(マーカシン、キスラー、オベール、ロキオリ、ハートフォードコート、シャスール、モレ、ブリュワー・クリフトン、メルヴィル、シースモーク、フォクスン、ピゾーニ・エステート、ルシア、ロアー、ポール・ラトー、カレラ、タリー)

ポール・ラトー氏はポーランド生まれ。ヨーロッパからカナダへ移り住み、ソムリエとしてワイン業界に携わっていましたが、自分の手でワインを造りたいという思いに駆られ、カリフォルニア、セントラル・コーストに渡りました。オー・ボン・クリマ、キュぺ、そして1976年パリ・ブラインド・テイスティング30周年記念イベントで総合評価第1位の米シャルドネとなったタリーでもワイン造りに携わりました。2002年に自身初めてのワインを6樽生産しました。オリジナルのウイリアムズ・セリエムに彼のワインを例える人達もいるほどで、その後徐々にピノ愛好家から高い評価を得るようになり、2005年のワインがパーカーから高得点(P94が2アイテム)を授与され一躍注目されました(現在までは2007年シラーのWA98が最高点です)。今やセントラル・コーストを代表するワインメーカーの1人です。

ポール・ラトーは1種類のワインの生産量はせいぜい200ケースで、全て合わせても1,000ケースほどの少量生産ワイナリーです。大半はメーリングリストで販売されるか、フレンチランドリーなどの有名レストランに販売され、一般のワインショップにはほとんど流通しません。ちなみに、★ミシュラン3星、全米№1レストラン、あのフレンチ・ランドリーの “Highly Recommended”に数度選出されています。ポール・ラトー氏は日本文化への憧憬の念が深く、輸入元の熱意もあり、少ない生産量の中から僅かですが日本へ出荷してくれています。

Paul Lato “Belle du Jour” Hilliard Bruce Vineyard Chardonnay Santa Rita Hills
★ポール・ラトー “ベル・ド・ジュール” ヒリアード・ブルース・ヴィンヤード シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2011 ¥9,135 WA94

ヒリアード・ブルースは2004年にジョン&クリスティーヌ夫妻がスタートさせたワイナリーです。ロンポックとブルトンの中間に位置し、近隣にはヒッチング・ポスト、メルヴィル、バブコック、サンフォードなどのワイナリーがあります。約100エーカーの土地を所有していますが、畑は僅か20エーカーほど。シャルドネのクローンは76、96を使用。ポール・ラトーがワインメーカーを務め、エステート・ワインを生産しています。

ポール・ラトーのヒリアード・ブルース・シャルドネは2010年が初ヴィンテージで、いきなりのWA94でした。2011年は僅か7樽の生産。ゴージャスながらバランスのとれた味わいに仕上がっています。Belle du Jour は「今日の絶景」。ヒリアード・ブルース・ヴィンヤードがあまりにも美しい畑であったためにこう命名しました。日本入荷分のうち、一般店への販売はなんと僅か5ケースです。

ALC14,3% 輸入元定価¥10,500

45% new French oak. Burgundian nose, bright acidity with green apple tonalities and sea minerals. Complex, seamless, handcrafted Chardonnay at its best. (Winemaker’s Tasting note)

Starting out the whites and a real “Wow” wine, the 2011 Chardonnay Belle De Jour Hilliard Bruce Vineyard (aged 16 months in 45% new Frenchoak) has a knockout, white Burgandy-styled profile with clean Chardonnay fruit (apple, citrus), edgy minerality, toast and hints of nuttiness all emerging from the glass. Medium to full-bodied, supremely pure and detailed, with juicy, yet integrated acidity and a great finish, it should be even better in another year and evolve gracefully for upwards of a decade. Drink 2014-2021. – Jeb Dunnuck, Wine Advocate #208 –

Paul Lato “Alegria” Hilliard Bruce Vineyard Pinot Noir Santa Rita Hills
★ポール・ラトー “アレグリア” ヒリアード・ブルース・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2011 ¥10,080 WA94

ヒリアード・ブルースは2004年にジョン&クリスティーヌ夫妻がスタートさせたワイナリーです。ロンポックとブルトンの中間に位置し、近隣にはヒッチング・ポスト、メルヴィル、バブコック、サンフォードなどのワイナリーがあります。約100エーカーの土地を所有していますが、畑は僅か20エーカーほど。ピノ・ノワールのクローンはポマールとディジョン667、777、114、115を使用。ポール・ラトーがワインメーカーを務め、エステート・ワインを生産しています。

ポール・ラトーのヒリアード・ブルース・ピノ・ノワールの2010年はWA92でした。2011年は僅か6樽の生産。ゴージャスながらエレガントな味わいに仕上がっています。Alegria は「人生の喜び、幸せ」。ワインを造る喜び、それを分かち合える幸せを表現し命名しました。こちらも日本入荷分のうち、一般店への販売はなんと僅か5ケースです。

ALC14,3% 輸入元定価¥11,550

From the sandy hills of Sta. Rita Hills this is an elegant, charming and complex expression of this great appellation. It has a hint of black cherry on the nose with light smoke and forest floor. Mid bodied, it is seductive yet structured and balanced. (Winemaker’s Tasting note)

Aged in 70% new French oak, the 2011 Pinot Noir Alegria Hilliard Bruce Vineyard delivers a full, fleshy profile of sweet strawberries, wild flowers, incense and dried underbush to go with a rich, mouth-filling texture, beautifully layered fruit and a clean, elegant finish. All about the fruit, this beauty should be consumed over the coming 7-8 years. Drink 2015-2023. – Jeb Dunnuck, Wine Advocate #208 –

こちらもどうぞ・・・

同年号最高評価のポール・ラトーのピゾーニ・ピノ・ノワールです!

Paul Lato “Lancelot” Pisoni Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★ポール・ラトー “ランスロット” ピゾーニ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2010 ¥13,650 WA94

実は、一昨年末ポール・ラトーの“ランスロット”ピゾーニ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールが急遽24本日本に入荷しました。2009年ヴィンテージで、パーカー94点でした。ワイナリーではすでに完売のアナウンスを出していましたが、日本文化に非常に興味を持つポール・ラトー氏が日本のファンのために特別にプライベート・ストックから分けてくれた24本でした。当店の割り当てが3本でしたのでご案内できませんでしたが・・・。

通常ピゾーニ・ヴィンヤードの葡萄が他の生産者に供給されるのはビック・ブロックという一番大きな区画からですが、ポール・ラトーには他の生産者に供給しない最初の区画オールド・ブロックの葡萄が供給されています。このオールド・ブロックは1982年にゲーリー・ピゾーニ氏が最初に葡萄(ピノ・ノワールとシャルドネ)を植えた区画です。当時周辺には葡萄畑など全くない状況で、ゲーリー・ピゾーニは「周囲に葡萄畑がないのだから、フィロキセラがうつるわけがない」と、自根で葡萄樹を植えました。自身のピゾーニ・エステートに使う区画からの供給は、ゲーリー・ピゾーニもポール・ラトーの実力を認めてこそ。

ワイン・アドヴォケイト誌のコメンテーターを務めるアントニオ・ガローニは2010年の“ランスロット”ピゾーニ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールを同年№1のピゾーニと評価し、ポマールの銘醸ワインのようだとコメントしました。

日本入荷は72本です。現地ではなんと$250で取引されていたとか・・・

Yet another striking wine, the 2010 Pinot Noir Lancelot Pisoni Vineyard boasts an intence center of minerality to back up the exuberant Pinot fruit. The balance and overall sense of harmony are gorgeous. There is wonderful push and pull between the opulence of the fruit from this well-known site in the Santa Lucia Highlands and the wine’s underlying tension. I especially like the pure, unbridled energy in the glass. Layers of fruit flow effortlessly to the rich, exuberant finish. This is a compelling wine from Paul Lato. Anticipated maturity: 2013-2020. – Antonio Galloni, Wine Advocate #202 –

ポール・ラトーの輸入元「ilovecalwine」の海老原氏はこんなコメントをしています・・・

「ポール・ラトー氏のワインは例によって非常にエレガントで、場合によってはブルゴーニュを見まがうばかりですが、カリフォルニアの果実味がバランスを保って感じられます。もし、ブルゴーニュが天候に恵まれたら、こんなワインを作ってみたいドメーヌもあるのではないかと勝手に想像してしまう次第です。」

ついでにこちらもどうぞ・・・

イン・パースト・オブ・バランス(アメリカの自然派ワイングループ)の横綱格の「コブ」です!こちらも今コアな?なピノ・ノワール・ファンが最も注目する生産者です!

Cobb Coastlands Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
★コブ コーストランズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2008 ¥10,815 IWC92+ 1本
Cobb Joy Road Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
★コブ ジョイ・ロード・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2008 ¥11,235 IWC92 1本
Cobb Jack Hill Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
★コブ ジャック・ヒル・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2008 ¥11,235 IWC92 1本

フラワーズでワインメーカーを務め、一時期低迷していたフラワーズを不動の位置に引き戻したのがロス・コブです。やはりあのフレンチ・ランドリーのハイリー・レコメンデッド Highly Recommended にも選ばれています。

コブの自社畑コーストランズはサンフランシスコ・クロニクル誌にてトップ100ワイン選出。“an extraordinary expression of the coast” と評されました。260ケースです。コーストランズにほど近いジョイ・ロードは280ケースです。僅か2エーカーのジャック・ヒルは240ケースです。辛口評論家タンザーのIWC誌でも高評価です。

コブのお話はこちらからどうぞ・・・

【恒例の年末スペシャルです! その2】(2011年12月13日配信)

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