いちおう番外編ですが・・・1月のオレンジワインに続いて、2024年の白ワインが2アイテム入荷です・・・ヨネファーム東御

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2025年7月8日配信

いちおう番外編ですが(苦笑)・・・

1月のオレンジワインに続き、2024年の白ワインが2アイテム到着です・・・

《 ヨネファーム東御 YONE FARM TOMI 》

ワイン仲間の米倉利典さんが造る「ヨネファーム東御」です。

約20年ほど前から神田や新橋で夜な夜なご一緒していた(笑)ワイン仲間の米倉利典さん(ちなみに千葉県出身です)。ワイン好きが高じて、最大手の通信事業会社を辞め、なんとワイン業界の道へ。2015年6月に神楽坂で「Mon Plaisir」というワインバーを開業。その後意を決してワイン造りへの道を歩み出しました。エッセイストであり画家でありそしてワインプロデューサーである玉村豊男さんが主催する千曲川ワインアカデミーに入学しました。ここで葡萄栽培、ワイン醸造、ワイナリー経営を学び、2018年3月に第3期生としてアカデミーを卒業しました。

米倉さんが選んだ地は長野県東御市。ここは全国でも有数の山岳地帯で、水はけの良い丘陵地では降水量が少なく日照時間が長くそして昼夜の寒暖差が大きく、豊潤な味わいの葡萄を生み出すことで注目されています。ちなみに長野県はワイン用葡萄の生産量が日本一です。この地(千曲川ワインヴァレー)にはパイオニア的存在である玉村豊男さんが運営する「ヴィラデストワイナリー」や「メルシャン椀子ワイナリー」、そして日本ワインファンには今大人気の「リュ―ドヴァン」「ファンキーシャトー」「はすみふぁーむ」などのワイナリーがあります。

2018年4月東御市の鞍掛地区の畑に最初の葡萄を植樹しました(金井ヴィンヤード)。翌2019年4月そこから少し北の、祢津地区の標高の高い斜面に位置する畑にも葡萄を植樹しました(御堂ヴィンヤード)。現在シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワール、シラーなど欧州品種を中心にたくさんの葡萄を育てています。米倉さんは、千曲川ワインアカデミーの3期生同窓メンバーと一緒に Troisieme トロワジエームというブランドでペティアンやシードルをすでに造り出していましたが、2020年に自社畑から初のスティルワイン(シラー)を造り上げました。

初のスティルワイン
2020年シラー
週末1201

2021年に自身初のスティルワインとなるシラー(2020年ヴィンテージ)をリリース。2022年に同じくシラー(2021年ヴィンテージ)をリリースしました。2023年は、ヨネファーム東御初の白ワイン(クアチュオール)を、新しい赤ワイン(レッドブレンドワイン)を、そしてお得意のシラー(2022年ヴィンテージ)の3アイテムをリリースしました。昨年2024年は、6月に単一畑からの白ワイン(ソーヴィニヨン)とローヌ系品種の赤ワインをリリース、9月に2度目のリリースとなる人気のブレンド白ワイン(クアチュオール)をリリース、そして最後に初のボルドー系品種の赤ワインとお得意のシラー(2023年ヴィンテージ)をリリースしました。そして今年は、1月にヨネファーム東御初のオレンジワインであるメランジュ・アルザシアンをリリースしました。そしてそしてこの度の入荷は、2度目のリリースとなる単一畑からの白ワインのソーヴィニヨン人気のブレンド白ワインのクアチュオールです。

シャルドネ
祢津御堂ヴィンヤード
ヨネ4

 Yone Farm TOMI Sauvignon Netsu Midou Vineyard 2024
★ヨネファーム東御 ソーヴィニヨン 祢津御堂ヴィンヤード 2024 ¥4,400 
数量限定品

2度目のリリースとなるソーヴィニヨン(ソーヴィニヨン・ブラン主体)です。一昨年2023年に祢津御堂ヴィンヤードから初めてソーヴィニヨンを造り上げました。初の単一畑からの白ワインでした。

葡萄は2019年竣工の祢津御堂ヴィンヤードから。減農薬栽培(地域推奨防除暦の45%)されています。2024年ソーヴィニヨンは、68%ソーヴィニヨン・ブラン、32%セミヨンで、野生酵母を使用し、ステンレスタンクで発酵そして熟成しました。無清澄そして無濾過。酸化防止剤は搾汁時と瓶詰め時に少量使用です。生産量は582本です。醸造はアルカンヴィーニュにて。

米倉さんのコメントです・・・

「和柑橘のジューシーな果実味。おだやかな酸味とふくよかな味わい。余韻に品種特有のほのかな苦みも感じられ、心地良く飲み進められるワインです。2024年は収穫期の継続的な雨によりカビ菌が活性化し、完熟期を迎えた葡萄にダメージを与えました。収穫にあたりとにかく選果を徹底しました。収穫までの約2ヶ月はほぼ終日選果作業。収穫日は、ボランティアの皆様にも選果をお願いして、とにかく良い房だけを収穫するように心がけました。ボランティアの皆様のおかげで、収量は半減したものの、良質の葡萄を仕込むことが出来ました。とても難しいヴィンテージながら、ワイン造りに携わられた皆様のご尽力のおかげで完成したワインを是非お試しください。(米倉利典)」

ALC12%
生産量582本
輸入元定価¥4,400(税抜¥4,000)

【いちおう番外編ですが(苦笑)・・・4度目の(4年目の)リリースです・・・】(2024年6月4日配信)

 週末1214

 Yone Farm Tomi Blanc Quatuor 2024
★ヨネファーム東御 ブラン “クアチュオール” 2024 ¥4,400 数量限定品

3度目のリリースとなる人気白ワインの Quatuor クアチュオールです。2022年に初めての生産で、2023年も生産しました。

クオアチュール(4重奏)は4品種のブレンドです。金井ヴィンヤード(鞍掛金井地区)から収穫したヴィオニエセミヨンルーサンヌと、祢津御堂ヴィンヤード(祢津地御堂地区)から収穫したシャルドネのブレンドです。共に減農薬栽培(地域推奨防除暦の45%)されています。ちなみにファースト・リリースの2022年クオアチュールは金井の畑の3つの品種に御堂のソーヴィニヨン・ブランをブレンドしました。

2024年クアチュオールは、83%シャルドネ、10%ヴィオニエ、3%セミヨン、4%ルーサンヌです。野生酵母で発酵。古樽で熟成。無清澄そして無濾過。酸化防止剤は搾汁時と瓶詰め時に少量使用です。生産量は364本です。ちなみに2023年は288本、2022年は123本でした。醸造はアルカンヴィーニュにて。

米倉さんのコメントです・・・

「2024年はシャルドネ主体のため、古樽熟成による仕込みを選びました。パイナップル。樽熟成によるほのかなバニラの香り。柑橘のジューシーな果実味ですが、適度な酸味とふくよかな味わいです。いわゆるシャルドネらしさを楽しめる味わいです。2024年は収穫期の継続的な雨によりカビ菌が活性化し、完熟期を迎えた葡萄にダメージを与えました。収穫にあたりとにかく選果を徹底しました。収穫までの約2ヶ月はほぼ終日選果作業。収穫日は、ボランティアの皆様にも選果をお願いして、とにかく良い房だけを収穫するように心がけました。ボランティアの皆様のおかげで、収量は半減したものの、良質の葡萄を仕込むことが出来ました。とても難しいヴィンテージながら、ワイン造りに携わられた皆様のご尽力のおかげで完成したワインを是非お試しください。(米倉利典)」

ALC12%
生産量364本
輸入元定価¥4,400(税抜¥4,000)

【いちおう番外編ですが(苦笑)・・・今年3つ目のリリースは2度目のリリースとなるあの人気白ワインです・・・】(2024年9月10日配信)

週末1215

週末1216

少しございます・・・今年1月にご紹介したオレンジワインです・・・

 Yone Farm TOMI Melange Alsacien Casiopea Farm Vineyard 2024
★ヨネファーム東御 メランジュ アルザシアン カシオペアファーム・ヴィンヤード 2024 ¥4,180 初リリースワイン 残少

今年最初のリリースはアルザスのオレンジワインをイメージして造り上げた、メランジェ・アルザシアン(アルザス風)でした。ヨネファーム東御初のオレンジワインです。

葡萄は東御市田沢地区のカシオペアファームから。ワインはピノ・グリ主体で、他に数種の品種をブレンドしました。他の品種は公表していません(公表しませんとのことです)。全て有機栽培の葡萄です。オレンジの要素はピノ・グリの醸しから来ています。2024年メランジュ・アルザシアンはステンレスタンクにて野生酵母で発酵。そしてステンレスタンクで2ヶ月熟成。無清澄そして無濾過で瓶詰め(蝋キャップで封印)です。

ALC11%
生産量262本
定価¥4,180(税抜¥3,800)

【いちおう番外編ですが(苦笑)・・・今年最初のリリースは・・・】(1月21日配信)

 週末1213

こちらも少しございます・・・お得意のシラーです・・・

 Yone Farm TOMI Syrah Kurakake Kanai Vineyard 2023
★ヨネファーム東御 シラー 鞍掛金井ヴィンヤード 2023 ¥4,620 
4度目のリリース 残少

ヨネファーム東御立ち上げの初リリースから毎年造り上げているシラーです。米倉さんお得意のシラーです。

東御市鞍掛金井地区の標高650mの畑から収穫したシラーです。2018年4月に最初に植樹したシラーです。2023年も例年同様10月中旬に収穫。収穫時に良質な葡萄のみ収穫するよう徹底選果。2023年シラーは、89%シラー、11%ムールヴェードルです。シラーは除梗、ムールヴェードルは全房で、ステンレスタンクにて野生酵母で発酵後、古樽で9ヶ月の熟成。無清澄そして無濾過で瓶詰め(蝋キャップで封印)。ムールヴェードルの比率が上がったことにより、ローヌ品種らしい、やや濃いめの色合いとスパイシーさや黒果実の味わいが特徴です。

89%シラー、11%ムールヴェードル
ALC12%
生産量277本
定価¥4,620(税抜¥4,200)

【いちおう番外編ですが(苦笑)・・・今年最後のリリースは2つの赤ワインです・・・】(2024年10月29日配信)

 週末1210

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

 シックス2

カリフォルニアの日本人生産者もお忘れなく・・・

 Six Cloves Linda Vista Vineyard Chardonnay Oak Knoll Napa Valley 2022
★シックス・クローヴズ リンダ・ヴィスタ・ヴィンヤード シャルドネ オーク・ノール ナパ・ヴァレー 2022 ¥11,880 WE90 新ヴィンテージ
 Six Cloves Buf-Wehr Ranch Pinot Noir Russian River Valley 2022
★シックス・クローブズ バフ・ヴェール・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2022 ¥14,850 WE90 新ヴィンテージ
 Six Cloves Castanon Vineyards Zinfandel Redwood Valley Mendocino County 2022
★シックス・クローブズ カスタノン・ヴィンヤード ジンファンデル メンドシーノ・カウンティ 2022 ¥9,570 初リリース

日本人女性醸造家平林園枝さんが2017年にカリフォルニアで立ち上げた「シックス・クローブズ」です。

2022年シャルドネはシックス・クローヴズの白の定番とも言えるリンダ・ヴィスタ・シャルドネが復活しました。葡萄はナパ・ヴァレー南部オーク・ノールの、スティーブ・マサイアソンがオーガニック栽培を行うリンダ・ヴィスタ・ヴィンヤードから。2022年ピノ・ノワールはルシアン・リヴァー・ヴァレーから。ウインザーの町の西に位置する小さな畑バフ・ヴェール・ヴィンヤードです。バフトン&モリーン・クリス夫妻の裏庭の畑で、ポマール・クローンが有機栽培されています。共にワイン・エンスージアスト誌が90点を付けました。

そして2022年は初めてジンファンデルを造りました。上記のシャルドネとピノ・ノワールをご紹介した12月にはまだ日本入荷していませんでした。今年3月のカリフォルニアワイン協会のイベントで初のお披露目となり、この度日本入荷となりました。初リリースのジンファンデルはメンドシーノ・カウンティのレッドウッド・ヴァレーに位置するカスタノン・ヴィンヤードから。赤土に根付いたジンファンデルです。2つの区画から収穫。一部を全房発酵。フレンチオーク(20%新樽)で熟成しました。いわゆるジンファンデルらしいアロマと味わいを持ちますが、心地良い酸に支えられ、非常にエレガントに仕上がっています。

【カリフォルニアらしからぬ味わいなのです(苦笑)のご存じシックス・クローブズです・・・待望の新アイテムが到着しました・・・】(6月10日配信)

その他の日本人生産者のワインはこちらからどうぞ・・・

【新年第1弾は・・・カリフォルニアで日本人醸造家が造るワインです・・・】(1月4日配信)

 シックス

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