★トルシャード ザ・シェパード ソーヴィニヨン・ブラン カーネロス ナパ・ヴァレー 2021 (2023年8月3日、4日、5日)

いつもお世話になります。

週末の有料試飲です(8月4日、5日、6日)。感染に気を付けて行います。ご協力ください。

 Truchard The Shepherd Sauvignon Blanc Carneros Napa Valley 2021
★トルシャード ザ・シェパード ソーヴィニヨン・ブラン カーネロス ナパ・ヴァレー 2021 ¥3,960 日本初入荷

試飲は50ミリで¥300です。多めに注いでおります(笑)・・・お買上げの場合は試飲代金をお返し致します・・・

トルシャード

ナパ・カーネロスを代表するトップ・グロワー(葡萄栽培者)であり、ワインプロデューサーでもある「トルシャード・ヴィンヤーズ」です。

元々フランスで葡萄栽培をしていたトルシャード・ファミリーですが、フィロキセラの被害を受けたためアメリカへ移住しました。トルシャード・ヴィンヤーズの創業者であるトニー&ジョアン・トルシャード夫妻はテキサス生まれのテキサス育ちです。1972年仕事でサンフランシスコに来たトニー・トルシャードはナパ・ヴァレーを訪問し、その農園風景に興味を持ちました。そしてナパ・ヴァレー南端のカーネロス地区の放置されたプルーンの果樹園を購入し、シャルドネ、ピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・ソーヴィニョンなどを植えました。トルシャードはカーネロスにおける葡萄栽培のパイオニアです。

以後40年以上に亘り葡萄栽培を続けるトルシャード・ヴィンヤーズは、現在生産量の約70%の葡萄をナパの有名ワイナリーに供給しています。その供給先は、フロッグス・リープ、ファーニエンテ、ニッケル&ニッケル、シェイファー、スターモント、メリヴェル、ロバート・モンダビなどです。例えば、フロッグス・リープのシャルドネは100%トルシャードの葡萄から生産されています。ニッケル&ニッケルはトルシャードの名前が記載されたシングル・ヴィンヤード・ワインを生産しました。ロバート・モンダビはAVAナパ・ヴァレーのワインにトルシャードの葡萄を使用しました。入手困難なカルトワインとして有名なカーター・セラーズ(2013年ヴィンテージでパーカー100点獲得)もトルシャードのメルローを使用したワインを造り上げました。トルシャードが栽培する葡萄は上質な葡萄であるとトップ・ワイナリーが認めています。現在はサスティナブル(環境保全型)農法とオーガニック農法を実践。葡萄生産者団体、ワイン生産者団体、環境団体、ナパ郡当局など20以上の組織が運営する環境保護認証プログラムの NAPA GREENに認証され、しかもCertified WINERY と Certified LAND の両方の認証を受けている数少ない優良生産者です。近年は FISH Friendly Farming の認証も受けています。

トルシャード・ヴィンヤーズは1989年から自社のワインをリリースしました。生産量の約70%の葡萄は供給し、残りの30%の葡萄からエステートワインを造り上げます。現在トルシャードは162haの土地を所有し、そのうち113haに葡萄が植えられています。シャルドネ、ピノ・ノワール、ジンファンデル、シラー、メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニョンのメジャー品種の他に、ルーサンヌ、マルベック、プティ・ヴェルド、テンプラニーリョなども栽培しています。カーネロスで唯一ジンファンデルを栽培していることでも有名です。トルシャードはナパ・ヴァレーでもバラエティに富んだ屈指のワイナリーの1つに数えられており、カーネロスの独特な気候と土壌から “真に土地の個性を活かした” ワインを造り出しています。ワインのラベルは、ナパ屈指のバラエティーを誇る畑が遠くから見るとパッチワークのように見える様子を描いています。

しばらく日本市場から姿を消していたトルシャードですが、5年ほどから日本市場に復帰しております。2019年年頭に約30のワイナリーが来日し、「 TASTE NAPA VALLEY 2019 」が開催されました。トルシャード・ヴィンヤーズの現当主であるアンソニー・トルシャード氏が来日しました。

ブログ【「TASTE NAPA VALLEY 2019 春」】(2019年1月16日)

そのトルシャードから低価格のユニークなワインが日本初入荷しました。低価格ではありますが、自社栽培&自社醸造のエステートワインであります。

トルシャード2

 Truchard The Shepherd Sauvignon Blanc Carneros Napa Valley 2021
★トルシャード ザ・シェパード ソーヴィニヨン・ブラン カーネロス ナパ・ヴァレー 2021 ¥3,960 日本初入荷
 Truchard The Shepherd Estate Red Wine Carneros Napa Valley 2020

★トルシャード ザ・シェパード エステート・レッドワイン カーネロス ナパ・ヴァレー 2020 ¥5,390 日本初入荷

カーネロスはスペイン語で羊を意味します。かつてこのエリアは牧草地であり、フィールド・ブレンドの畑から混植混醸のワインが造られていました。現在はそれぞれ多様性個性のある畑の葡萄を別々に醸造しそしてブレンドするのが主流です。自社畑の様々な区画から集められた葡萄を1つのワインにする様子工程を羊飼い(シェパード)に例え。ワイン名にしました。ザ・シェパードのワインは全て自社畑の葡萄から造られます。

ザ・シェパード・ソーヴィニヨン・ブランの葡萄は、自社畑の様々な区画から集められ、区画ごとに醸造されブレンドされました。100%ソーヴィニヨン・ブラン。ステンレスタンクでゆっくりと低温発酵。そのままステンレスタンクでシュール・リー状態で3ヶ月熟成。白い花、ジャスミンのアロマ。ライムやレモンの皮。少しのドライなスパイス。繊細な口当たりで、甘味の少ないグレープフルーツのような果実味です。華やかなフレーバーと心地良いミネラル感を感じます。余韻に苦み?(ハーブ?)の風味が広がります。ボルドーワインのように(苦笑)シャープでドライな味わいです。スクリューキャップ使用。

ALC13,9%
輸入元定価¥4,400(税抜¥4,000)

ザ・シェパード・エステート・レッドワインは、シラー、ジンファンデル、テンプラニーリョのブレンドです。自社畑の様々な区画から集められ、品種ごとに醸造されブレンドされました。発酵後、フレンチオーク(30%新樽)で12ヶ月熟成。プラム、カシス、レッドカラントのアロマ。少しのハーブ。そしてバニラの風味。レッドフルーツとスパイスが入り混じったような果実味。シラーがコクを、ジンファンデルが溌剌とした果実味を、テンプラニーリョがスパイシーな風味を作り出しています。この時期なら少し冷やして、スパイシーな果実味を楽しむのはいかがでしょうか(苦笑)。

ALC14,2%
輸入元定価¥6,050(税抜¥5,500)

【蒸し暑い日が続きますね・・・ということで白ワインがとても美味しく感じられます・・・】(7月25日配信)

週末1017

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 Truchard Chardonnay Carneros Napa Valley 2021
★トルシャード シャルドネ カーネロス ナパ・ヴァレー 2021 ¥5,500
 Truchard Pinot Noir Carneros Napa Valley 2020
★トルシャード ピノ・ノワール カーネロス ナパ・ヴァレー 2020 ¥5,500

ナパ・カーネロスを代表するトップ・グロワー(葡萄栽培者)であり、ワインプロデューサーでもある「トルシャード・ヴィンヤーズ」です。

シャルドネは所有地の最も南に位置し、樹齢は24~45年です。全房プレス。樽発酵で、フレンチオーク(33%新樽)にて10ヶ月熟成。30%ほどをマロラクティック発酵(乳酸発酵)させ、自然な酸を残す一方で、定期的に澱を攪拌して味わいに複雑さと豊かさを加えます。重くなく(苦笑)、冷涼地カーネロスらしいエレガントさを持ちます。(フロッグス・リープと飲み比べが楽しいかも。。。)

ALC14,1%
輸入元定価¥6,050(税抜¥5,500)

ピノ・ノワールのクローンは7種類。マルティーニ、ポマール、スワン、そしてディジョン114、115、667、777です。優しく丁寧に徐梗。20%は全房発酵。オープントップの発酵槽で5日間の低温浸漬後発酵。パンチダウンは1日3回。その後プレスし、タンク内で24時間静置してから樽へ移します。フレンチオーク(35%新樽)にて10ヶ月熟成。重くなく(苦笑)、冷涼地カーネロスらしい華やかさを持ちます。

ALC14,1%
輸入元定価¥6,050(税抜¥5,500)

【かなり久しぶりのご紹介になります・・・今回の「TASTE NAPA VALLEY」に参加したワイナリーです・・・】(2019年1月18日配信)

トルシャード3

金額は税込価格(含消費税10%)です。

【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。