こちらも日本市場に復活しました・・・久しぶりのご紹介になります・・・ピーター・フラヌス

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2021年11月16日配信

こちらも日本市場に復活しました・・・久しぶりのご紹介になります・・・

個人的に大好きなワインです・・・とても優美な味わいです・・・

《 PETER FRANUS ピーター・フラヌス 》

特にジンファンデル・ファンにとっては彼は神のようなの存在かもしれません。「ピーター・フラヌス」です。

ピーター・フラヌス氏はコネチカット出身。UCバークレイでジャーナリズムを学びました。ある時出会ったワインが彼の人生を変えました。後に彼がワインメーカーを務める、ナパのマウント・ヴィーダー・ワイナリーが造ったジンファンデルでした。ハーフボトルで4ドル。彼がかつて購入したワインの中で一番高額のワインでした。「Something drew me in, and I still remember the impression it made.」と彼は語っています。その後UCフレスノで栽培学と醸造学を修めました。

ピーター・フラヌス氏は1980年にヴィーダーヒルズ・ヴィンヤーズで栽培家としてワイン業界にデビュー。翌81年にはマウント・ヴィーダー・ワイナリーでアシスタント・ワインメーカーとしてデビューしました。マウント・ヴィーダー・ワイナリーでは1992年までワインメーカーを務めました。(また彼は、パリスの審判に参加したシャローンや、ワインスペクテーター誌の栄えあるワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたシャトー・セント・ジーンでもワイン造りに参加しました。)

1987年マウント・ヴィーダー・ワイナリーはフランシスカンに買収されました。ジンファンデルの生産を中止にされたことで、ジンファンデル造りを続けたいと思ったピーター・フラヌス氏はマウント・ヴィーダー・ワイナリーを離れました。ちょうど1987年から自身のラベルを付けたワインを造り始めていたピーター・フラヌス氏は1993年に「ピーター・フラヌス・ワイン・カンパニー」を正式に設立しました。

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ピーター・フラヌスのフラッグシップと言えば、やはりブランドリン・ヴィンヤード・ジンファンデルでしょうか。ナパ4大マウンテンの1つであるマウント・ヴィーダー。この地区で最古の畑の1つと伝えられているのがブランドリン・ヴィンヤードです。ピーター・フラヌスは1991年からこの畑の葡萄でジンファンデルを生産しています。このジンファンデルについてロバート・パーカーは「非の打ち所のない享楽的なジンファンデル」とコメントしています。

ピーター・フラヌスは現在もやはりマウント・ヴィーダーを拠点にワイン造りを続けています。ナパ・ヴァレーの適材適所の葡萄から、ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ジンファンデル、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンを生産しています(ジンファンデルは以前いくつかのシングル・ヴィンヤードを生産していましたが、現在はシングル・ヴィンヤードはブランドリンだけです)。また近年はアルバリーニョやムールヴェードルなども生産しています。ラベルには印象的な「」と「」の2文字が。彼を信奉する醸造家は非常に多く、多くのワインジャーナリストからも多大な賞賛を浴びています。

”one of California’s finest blender and winemaker” “A long-time Veteran of the Napa Valley wine scene, Peter Franus continues to make a bevy of intelligent, elegant wines” (Robert M. Paker)

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 Peter Franus Chardonnay Napa Valley
★ピーター・フラヌス シャルドネ ナパ・ヴァレー 2018 ¥8,140 WE93

特にジンファンデル・ファンにとっては彼は神のようなの存在かもしれません。「ピーター・フラヌス」です。

ナパ・ヴァレー・シャルドネの葡萄は、ナパ・カーネロスのスチュワート・ヴィンヤード Stewart から。ピーター・フラヌス氏が絶対の信頼を寄せる畑です。このシャルドネの他に、ピーター・フラヌスのソーヴィニヨン・ブラン、アルバリーニョ、メルローはこのスチュワート・ヴィンヤードの葡萄で造られています。

2018年ナパ・ヴァレー・シャルドネはホールクラスタープレス(全房発酵)で天然酵母使用。シュール・リー状態でフレンチオーク(33%新樽)にて10ヶ月熟成。濡れた石。リンゴやカルダモン。ヘーゼルナッツ。オークに由来するバニラやトーストも。華やかで、重くなく、そして甘くなく。バランスが取れ、生き生きとした爽やかな果実味を持つシャルドネです。エチケットのグリーンが印象的です。プロも参考にするワイン・エンスージアスト誌が93点を付けました。

100%シャルドネ
ALC13,5%
生産量150ケース
輸入元定価¥9,020(税抜¥8,200)

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 Peter Franus Merlot Napa Valley
★ピーター・フラヌス メルロー ナパ・ヴァレー 2018 ¥8,800 AG92

特にジンファンデル・ファンにとっては彼は神のようなの存在かもしれません。「ピーター・フラヌス」です。

ナパ・ヴァレー・メルローの葡萄は、ナパ・カーネロスのスチュワート・ヴィンヤードStewart から。ピーター・フラヌス氏が絶対の信頼を寄せる畑です。このメルローの他に、ピーター・フラヌスのソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、アルバリーニョはこのスチュワート・ヴィンヤードの葡萄で造られています。

2018年ナパ・ヴァレー・メルローはフレンチオーク(45%新樽)にて19ヶ月熟成。紫がかったダークルビー色。ブラックチェリーやプラムのアロマ。オークやローズペタルの甘い香り。そしてスパイスの複雑なノート。香り高く、果実味、酸、タンニンのバランスが取れています。トータルバランスに優れた洗練されたワインです。ピーター氏はメルロー好きのようで、このワインに関して「if you don’t like this, you don’t like wine.」とコメントしています(苦笑)。エチケットのパープルが印象的です。アントニオ・ガローニ(ヴィノス)が92点を付けました。

100%メルロー
ALC14,2%
輸入元定価¥9,680(税抜¥8,800)

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 Peter Franus Brandlin Vineyard Zinfandel Mount Veeder Napa Valley
★ピーター・フラヌス ブランドリン・ヴィンヤード ジンファンデル マウント・ヴィーダー ナパ・ヴァレー 2017 ¥8,800 WS90

ピーター・フラヌス」のフラッグシップワインと言えるブランドリン・ヴィンヤード・ジンファンデルです。

ナパ4大マウンテンの1つであるマウント・ヴィーダー。ヘス・コレクション、マウント・ヴィーダー、そして1976年パリスの審判に参加したマヤカマスなどが素晴らしい山カベ(山のカベルネ・ソーヴィニヨン)を造り出しています。パーカー100点獲得の「ロコヤ」のマウント・ヴィーダー・カベルネ・ソーヴィニヨンも長期熟成型の山カベです。

このマウント・ヴィーダー地区で最古の畑の1つと伝えられているのがブランドリン・ヴィンヤードです。その歴史は1870年代まで遡ります。ブランドリン家は1870年代にマウント・ヴィーダーに定住。岩だらけの急斜面を開拓し、1926年から葡萄栽培を始めたこの地のパイオニアです。日照が長く風通しの良い急斜面で、土地は保水力は少なく、ゆえに葡萄はタンニンが凝縮され、芳醇で肉厚のワインとなります。樹齢90年以上の古樹は「不作は全くない」と言われるほどたくましい葡萄を実らせています。ピーター・フラヌス氏は1991年からこの葡萄を使用しています。(ブランドリン・ヴィンヤードは現在ナパ・カーネロスの「クヴェゾン」が所有しています。1998年取得。)

ピーター・フラヌス氏は1991年からこのブランドリン・ヴィンヤードの葡萄でジンファンデルを生産しています。ご紹介の2017年は27回目の生産になります。2017年ブランドリン・ヴィンヤード・ジンファンデルは90%ジンファンデルで、残り10%はシャルボノ、ムールヴェードル、カリニャンです。他のボルドースタイルレッドワインより少し低温で発酵することで刺激的な?(スパイシーな?)果実味を引き出し強調しました。バーガンディ・クーパーのフレンチオークで17ヶ月熟成。クランベリーやラベンダーのアロマ。クラッシュストーン。オールスパイス。クローブやジンジャーやアニスも。多様なアロマと赤から黒までの深みのある印象的な果実味。大地のニュアンス。絶対的なストラクチャーがありながらも非常にバランスの取れた優美な味わい。ジンファンデルとして評価するのではなく、1つの完成した赤ワインとして評価していただきたいワインです。ラベルには印象的な「」と「」の2文字だけ。ワイン・スペクテーター誌が90点を付けました。

90%ジンファンデル、10%シャルボノ、ムールヴェードル、カリニャン
バーガンディ・クーパーのフレンチオークで熟成
ALC14,9%
輸入元定価¥9,460(税抜¥8,600)

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 Peter Franus Brandlin Vineyard Cabernet Sauvignon Mount Veeder Napa Valley
★ピーター・フラヌス ブランドリン・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン マウント・ヴィーダー ナパ・ヴァレー 2018 ¥17,270 AG94

ピーター・フラヌス」のフラッグシップワインを生み出すブランドリン・ヴィンヤードから誕生したカベルネ・ソーヴィニヨンです。

ナパ4大マウンテンの1つであるマウント・ヴィーダー。ヘス・コレクション、マウント・ヴィーダー、そして1976年パリスの審判に参加したマヤカマスなどが素晴らしい山カベ(山のカベルネ・ソーヴィニヨン)を造り出しています。パーカー100点獲得の「ロコヤ」のマウント・ヴィーダー・カベルネ・ソーヴィニヨンも長期熟成型の山カベです。

このマウント・ヴィーダー地区で最古の畑の1つと伝えられているのがブランドリン・ヴィンヤードです。その歴史は1870年代まで遡ります。ブランドリン家は1870年代にマウント・ヴィーダーに定住。岩だらけの急斜面を開拓し、1926年から葡萄栽培を始めたこの地のパイオニアです。日照が長く風通しの良い急斜面で、土地は保水力は少なく、ゆえに葡萄はタンニンが凝縮され、芳醇で肉厚のワインとなります。樹齢90年以上の古樹は「不作は全くない」と言われるほどたくましい葡萄を実らせています。ピーター・フラヌス氏は1991年からこの葡萄を使用しています。(ブランドリン・ヴィンヤードは現在ナパ・カーネロスの「クヴェゾン」が所有しています。1998年取得。)

ピーター・フラヌスにとっては、1992年にマウント・ヴィーダー・ワイナリーでカベルネ・ソーヴィニヨンを造って以来のマウント・ヴィーダーからのカベルネ・ソーヴィニヨンになります。ブランドリン・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンは2016年に誕生しました。ご紹介の2018年ブランドリン・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンはフレンチオーク(65%新樽)にて18ヶ月熟成。深みのあるダークルビー色。ブラックベリーやカシスのアロマ。オールスパイスやベイリーフのエキゾチックなアロマも。フレーバーを伴う濃縮凝縮した赤黒系の果実味。完璧な酸とタンニン。トータルバランスに優れた優雅で洗練されたカベルネ・ソーヴィニヨンです。ラベルには印象的な「」と「」の2文字だけ。カベルネ・ソーヴィニヨンにあまり高い点数を付けない?アントニオ・ガローニ(ヴィノス)が94点を付けました。

100%カベルネ・ソーヴィニヨン
フレンチオーク(65%新樽)で熟成
ALC14,5%
輸入元定価¥18,480(税抜¥16,800)

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ブログ【ピーター・フラヌス氏来日!(ピーター・フラヌス)】(2016年4月17日配信)

こちらもどうぞ・・・クヴェゾンが造るブランドリン・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンです・・・(ワインは全て売り切れておりますが・・・)

【ナパ・カーネロスを代表するワイナリー「クヴェゾン」が初めてスパークリングワインをリリースしました!】(2016年10月11日配信)


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金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

こちらも入荷しました・・・

 Au Bon Climat Isabelle Pinot Noir California 2018
★オー・ボン・クリマ イザベル ピノ・ノワール カリフォルニア 2018 ¥7,040 JD95 新ヴィンテージ 新ラベル
 Au Bon Climat Isabelle Pinot Noir California 2018

★オー・ボン・クリマ イザベル ピノ・ノワール カリフォルニア 2017 ¥7,040 旧ラベル 残少

改めて哀悼の意を表します。「オー・ボン・クリマ」です。

アンリ・ジャイエを師と仰ぎ、サンタ・バーバラを“カリフォルニアのコート・ドール”と言わしめた「オー・ボン・クリマ」のオーナー兼ワインメーカーのジム・クレンデネン氏。カリフォルニアでブルゴーニュ・スタイルのワインを造り上げた先駆者です。1982年アダム・トルマック(オーハイ)と共同でオー・ボン・クリマを創業。残念ですがジムさんは今年5月に他界されました。

ご存じオー・ボン・クリマのトップキュヴェの1つである、長女の名を冠したイザベル・ピノ・ノワールです。デビューは1994年。初期の生産では、師匠アンリ・ジャイエの教えを破り、オレゴンとカリフォルニアのピノ・ノワールをブレンドしたことでも有名になりました。現在はオー・ボン・クリマが造るワインのベスト・バレルをブレンドしています。葡萄は、ワイナリーのあるサンタ・マリア・ヴァレーの銘醸畑ビエン・ナシッド、サンタ・リタ・ヒルズの歴史的銘醸畑サンフォード&ベネディクト、アロヨ・グランデ・ヴァレーのタリー・リンコン、そしてメンドシーノのアンダーソン・ヴァレーやソノマのルシアン・リヴァー・ヴァレーからも。ステンレスタンクで発酵。手作業のパンチダウン。ブルゴーニュのトップ・バレルのフランソワ・フレールで熟成。そして最後にブレンド。カリフォルニアを代表する畑からのマルチ・ヴィンヤーズ・ピノ・ノワールはカリフォルニア最高峰のピノ・ノワールと言えます。

慣れ親しんだエチケットがこの2018年から変わりました。イザベルさんはずいぶん前から「もう子供じゃないからこの絵を変えてよ」とジムさんにお願いしていたそうです。イザベルさんがワインを飲みながらくつろぐ姿が描かれています。これはイザベルさんのデザインです。2018年イザベル・ピノ・ノワールにジェブ・ダナックが95点を付けました。

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【残念ですがブランドを売却しました・・・最終在庫となります・・・】(5月25日配信)

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