いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2025年4月25日配信)
ゴールデンウイーク・スペシャルワインです・・・
インパクトあります・・・個性ある素晴らしいワインです・・・
Beckstoffer To-Kalon Cabernet Franc |
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興味深いワインが入荷しました・・・
Piedrasassi Aligote Sweeny Road Vineyard Sta. Rita Hills 2022
★ピエドラサッシ アリゴテ スウィニー・ロード・ヴィンヤード サンタ・リタ・ヒルズ オレンジワイン 2022 ¥5,500 希少限定品
Piedrasassi PS Syrah Santa Barbara County 2022
★ピエドラサッシ ピー・エス シラー サンタ・バーバラ・カウンティ 2022 ¥5,280 新ヴィンテージ
ご存じサンタ・バーバラ注目のワインメーカーのサシ・ムーアマンのプライベート・ブランドが「ピエドラサッシ」。そのピエドラサッシから限定醸造のアリゴテが入荷しました。
サシ・ムーアマンはカリフォルニア生まれの日系2世で、本名は武蔵です。キャリアは料理人としてスタートしましたが、ワイン造りに興味を持ちカリフォルニアへ。サンタ・バーバラの「オハイ」のアダム・トルマック(オー・ボン・クリマの共同創業者)の元でワイン造りを学びました。マイケル・ミーナ・グループのワイン・ディレクターを務めたラジャ・パー(IPOBの発起人)と、サンタ・バーバラで長きに亘り栽培と醸造を続けていたサシ・ムーアマンは、サンタ・バーバラ注目の産地サンタ・リタ・ヒルズで「Sandhi サンディ」「Domaine de la Cote ドメーヌ・ド・ラ・コート」を立ち上げました。
そのサシ・ムーアマンはシラーに特化した「ピエドラサッシ」というプライベート・ブランドを持ちます。サシ&メリッサ・ムーアマン夫妻と、ワシントン DC で高い評価を受けている料理人のピーター&エイミー・パスタン夫妻の2組の夫婦によって2003年にスタートしました。ピエドラサッシはイタリア語で岩と石を意味します。またピーターとサシの名前の音節から名付けられました。
そのピエドラサッシが造り上げた限定醸造のアリゴテです。オレンジワインです。サシ・ムーアマンはピエドラサッシで2012年から2014年にかけてソーヴィニヨン・ブランのオレンジワインを造り上げました。同じワインを造って欲しいという輸入元の要望に応えて、今回良い状態の葡萄が入手できたため特別に造り上げました。ということで、次の生産は全くの未定です。このアリゴテはドメーヌ・ド・ラ・コートの畑に植えられているアリゴテですが、いろいろ混乱を避けるためスウィニー・ロード・ヴィンヤードの名前を使いました。手摘みで収穫。手作業で選別。房のままアリゴテをガラス製の容器(ワイングローブ)に入れ、別途プレスしたアリゴテの果汁を加えて発酵しました。約2ヶ月間のスキンコンタクト状態で発酵。その後ワインをプレスし、再びガラス製の容器に戻して約5ヶ月熟成しました。SO2 は発酵時には無添加で、発酵中及びボトリング直前に極少量添加。人工的な清澄は無し。無濾過。オレンジワインでありながら、果皮由来の苦味などはないようです(テイスティングしておりません。できません。)。楽しいラベルです(苦笑)。
ちなみにワイングローブは、ボルドーの醸造学者マイケル・ペッツォルドが開発したガラス製の醸造熟成容器です。ブルゴーニュの著名生産者が20年以上に亘り使用していた20リットルのガラス製デミジョンから着想を得たものです。医療機器などに使用される耐熱性の高いホウケイ酸ガラス(ボロシリケイトガラス)で、非多孔性で衛生的で、ワインの純粋なアロマや味わいを損なうことがなく熟成できるとか。また酸素を完全に遮断しながらも、球形の形状によって液体が自然に動くことで、ワインが活発で生命力のある状態を保つことができるとか。
100%アリゴテ
ALC12,9%
輸入元定価¥5,830(税抜¥5,300)
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そしてピエドラサッシのシラーです。ピー・エスはピエドラサッシの入門編ワインといった位置付けになりますが、十分に楽しめるワインです。葡萄は、ビエン・ナシード(サンタ・マリア)、セバスティアーノ(サンタ・リタ・ヒルズ)、パターソン(サンタ・リタ・ヒルズ)など、単一畑ワインで高い評価を受けている畑の若木の葡萄を使用。天然酵母で発酵。10%を全房発酵。SO2 無添加。数年使用のパンチョン(フランス産の500Lの大樽)で15ヶ月熟成。人工的な清澄なし。フィルター濾過なし。瓶詰め時に僅かな SO2 を使用。ドメーヌ・ド・ラ・コートなどのシャルドネやピノ・ノワールもそうですが、強い抽出はしません。フランスの伝統的な技法で、人の介入を極力少なくした自然体の醸造を行います。ゆえにアロマが際立ち、まろやかで華やかな果実味に仕上がっています。黒胡椒のニュアンスが印象的な、熟したプラムのような果実味です。早くから楽しめるピー・エスです。ちなみに前年2021年ヴィンテージにワイン・アドヴォケイト誌が92点を付けています。ピエドラサッシのボトルは、これで本当に750ミリ入ってるの?というユニークな大きさのユニークな形のボトルです(苦笑)。
100%シラー
ALC12,8%
輸入元定価¥5,830(税抜¥5,300)
【日本市場で見かけることは超希です・・・セカンド的存在のワインですがどうぞお見逃しなく・・・】(2024年11月28日配信)
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昨年11月にちょっとおしらせしましたが・・・入荷しました・・・
Paul Hobbs “Cuvee Louisa” Chardonnay Goldrock Estate West Sonoma Coast 2021
★ポール・ホッブス ”キュヴェ・ルイ―ザ” シャルドネ ゴールドロック・エステート ウエスト・ソノマ・コースト 2021 ¥33,000 新キュヴェ 希少限定品
昨年11月にポール・ホッブス氏が6年振りに来日しました。ご存じ「ポール・ホッブス」から新キュヴェが入荷です。
UC デイヴィス時代から注目されていたポール・ホッブスはロバート・モンダビ・カンパニーに入社後すぐにオパス・ワンの醸造チームへ。1981年から4年間はオパス・ワンの醸造責任者を務めました。1985年にソノマの歴史あるシミ・ワイナリーにアシスタント・ワインメーカーとして迎え入れられました。一時期停滞していたシミは新たな復活を遂げました。そして副社長兼ワインメーカーを務めました。1991年に「ポール・ホッブス・ワイナリー」を設立。少量生産でシングル・ヴィンヤードのスーパープレミアムワインを造り始めました。またピーター・マイケル、ヴァイン・クリフ、ルイス、レアードなどのトップワイナリーのコンサルタントを務めました。2002年ベクストファー・トゥー・カロン・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンでパーカー100点獲得。
新キュヴェです。スペシャル・キュヴェと言えば、愛娘アグスティナの名前を付けたキュヴェ・アグスティナ・シャルドネ(リチャード・ディナー・ヴィンヤード)が有名ですが、こちらは末娘ルイーザの名前を付けた新スペシャル・キュヴェです。ゴールドロック・エステートはウエスト・ソノマ・コーストに属するアナポリスに位置する新しい自社畑です。2005年に植樹。土壌はゴールドリッジ。2021年ゴールドロック・エステート・キュヴェ・ルイ―ザ・シャルドネは、クローン76の100%シャルドネで、全房プレスで土着酵母で樽発酵し、そしてフレンチオーク(33%新樽)で15ヶ月熟成です。シュール・リー熟成。無清澄そして無濾過。白い花のアロマ。スパイスの風味。繊細な味わいの中にアプリコットやリンゴの皮などが感じられます。酸の輪郭がはっきりしていて、塩味を感じるのが特徴的です。
ALC14,1%
輸入元定価¥36,300(税抜¥33,000)
9年振りのご対面でした・・・
ブログ【ポール・ホッブスさんと9年振りのご対面です!(ポール・ホッブス)】(2024年11月11日)
そしてこちらです・・・正式には初めてのご紹介です・・・
Outpost Zinfandel Estate Vineyard Howell Mountain Napa Valley 2022
★アウトポスト ジンファンデル エステート・ヴィンヤード ハウエル・マウンテン ナパ・ヴァレー 2022 ¥16,280 新輸入元で初入荷 希少限定品
Outpost True Vineyard Cabernet Sauvignon Howell Mountain Napa Valley 2021
★アウトポスト トゥルー・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン ハウエル・マウンテン ナパ・ヴァレー 2021 ¥61,600 WA100 JD100 希少限定品
Outpost True Vineyard Cabernet Sauvignon Howell Mountain Napa Valley 2019
★アウトポスト トゥルー・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン ハウエル・マウンテン ナパ・ヴァレー 2019 ¥55,000 WA97-100 JD99 希少限定品
Outpost True Vineyard Cabernet Sauvignon Howell Mountain Napa Valley 2018
★アウトポスト トゥルー・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン ハウエル・マウンテン ナパ・ヴァレー 2018 ¥55,000 WA95 JD95 希少限定品
今やナパ最上級のカベルネ・ソーヴィニヨンの1つです。すでにパーカー100点を獲得しています。「アウトポスト」です。そのアウトポストからジンファンデルが入荷しました。新輸入元に変わって初めての入荷です。
ナパ・ヴァレー北部で元々はジンファンデル生産者としてスタートしたアウトポストです。1998年テリー&ジュリ・プリングル夫妻が、1970年代にランボーン・ファミリーがハウエル・マウンテンの標高670mに植樹した畑を購入しアウトポストはスタートしました。初代ワインメーカーは長きに亘りあのカルト・ジンのターリーでワインメーカーを務めたエーレン・ジョーダンです。以前からターリーがこの畑からジンファンデルを造っていました。1999年その後このアウトポストのオーナーとなるフランク&キャシー・ドツラーがアウトポストのすぐ南に土地を購入し、その地の畑をトゥルー・ヴィンヤードと名付けカベルネ・ソーヴィニヨンの栽培を始めました。フランク・ドツラーはその地にワイナリーを建設するつもりでしたが、プリングル夫妻がアウトポストを売り出すことを聞き、2003年にアウトポストのブランド、畑、ワイナリーを購入しました。ちなみにアウトポストの名前は。プリングル夫妻がヨントヴィルの有名レストラン「ブション」で会食後サービスマンから「お気を付けてアウトポスト(我が家)へお帰り下さい」と声をかけられたことに由来するそうです。
そしてアウトポスト2代目のフランク・ドツラーはカベルネ・ソーヴィニヨンの生産を開始しました。カベルネ・ソーヴィニヨンのために選ばれたのがエーレンの下でワイン造りを学んだトーマス・リヴァース・ブラウンです。トーマス・リヴァース・ブラウンはエーレン・ジョーダンの下で初年度からアウトポストのジンファンデルの生産に携わっています(2000年からアウトポストのワインメーカーに就任)。トーマス・リヴァース・ブラウンはご存じシュレイダー・セラーズでパーカー100点を連発した、今ナパで最も多くのパーカー100点を持つワインメーカーです。アウトポストが新たに得た畑がトゥルー・ヴィンヤード。トゥルー・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンは2014年で初のパーカー100点獲得。そして2016年で100点獲得。2019年は97-100点。そしてトーマス・リヴァース・ブラウンが造る2021年が100点満点を獲得しました。2018年にアクサ・ミレジム社がアウトポストを買収しました。フランク・ドツラーは社長としてすべてを差配し、トーマス・リヴァース・ブラウンはワインメーカーを継続し、全てのスタッフも残留しています。
正式なご紹介は初めてになります。アウトポストがエステート・ヴィンヤードから造るジンファンデルです。100%ウェンテ・クローンのジンファンデルです。山カベならぬ山ジンです。アウトポストは標高670mのサミット・レイク・ドライブの頂上に位置する場所に7,5haの畑とワイナリーを持ちます。栽培はサスティナブル農法。土壌は火山性の鉄分を多く含んだ赤土で、地中には岩が混ざります。高い標高で遮るものがなく、日照を最大限に享受します。豊かなか果実味と力強いタンニンを持つワインとなりますが、流れ込む穏やかな冷たい風がワインにバランスを与えます。収穫は遅めで(10月後半から11月前半)、夜明け前に手摘みで収穫。厳しい選果を行い、ブロックごとに発酵そして熟成。2022年ジンファンデル・エステート・ヴィンヤードはフレンチオーク(30%新樽)で13ヶ月の熟成。人工的な清澄剤は使わず、無濾過で瓶詰めします。ラズベリーやブラックベリーのコンポート。バニラビーンズ。そしてタバコの葉の芳醇な香りが広がります。深みのある色調ですが、凝縮感のあるバランスの取れた果実味です。タンニンは深く滑らかで、少しの甘やかさが心地良いです。生産量は446ケースです。ちなみに、前年2021年にワイン・アドヴォケイト誌が94点を、ジェブ・ダナックが93-95点を付けています。
100%ジンファンデル
ALC16,1%
輸入元上代¥17,600(税抜¥16,000)
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そして自社畑トゥルー・ヴィンヤードからのカベルネ・ソーヴィニヨンです。100%カベルネ・ソーヴィニヨンで、フレンチオークで熟成です。2014年ヴィンテージで初のパーカー100点獲得。2016年で100点獲得。2019年で97-100点。そしてこの2021年で4回目のパーカー100点を獲得しました。トゥルー・ヴィンヤードは、ハウエル・マウンテンの標高500~600mの南東向きの斜面に位置します。土壌は、火山性の鉄分を多く含む赤土だけでなく、大きさの異なる石や岩を含む岩がちの土壌も含みます。ゆえに水はけ良し。高い標高で日照を最大限に享受し、豊かな果実味、力強いタンニンと骨格、独特のスパイス感を持つワインを生み出します。栽培はサスティナブル農法です。収穫は遅めで(10月後半から11月前半)、夜明け前に手摘みで収穫。厳しい選果を行い、ブロックごとに発酵そして熟成。2021年トゥルー・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンは、100%カベルネ・ソーヴィニヨンで、フレンチオーク(90%新樽)で19ヶ月熟成。人工的な清澄剤は使わず、無濾過で瓶詰めします。ジェブ・ダナックは次のようにコメントし、100点を付けました。「このチームにより、また完璧なワインが生み出された。カシス、スミレ、黒鉛、ミントのようなハーブの香りは驚くほど純粋で印象深く立ち上がる。深い紫色を呈し、重厚でフルボディ、濃密でふくよかな口当たり。タンニンはビロードのように細かく滑らか。全体的なバランスが完璧で、口の中に満足感が充満する。」ワイン・アドヴォケイト誌の Joe Czerwinski も「複雑でありながら調和が取れていて、パワフルでありながらエレガント。」とコメントし、100点を付けました。ワイン・インディペンデントが98点、ワイン・スペクテーター誌が96点を付けました。
100%カベルネ・ソーヴィニヨン
ALC14,9%
輸入元上代¥66,000(税抜¥60,000)
2018年トゥルー・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンはこちらからどうぞ・・・
【まだまだ暑い日が続くでしょうが、濃厚なカベルネソーヴィニヨンのご紹介です(苦笑)・・・】(2023年8月22日配信)
トーマス・リヴァース・ブラウンの名を一躍有名にさせたあのブランドです・・・
【一昨年ワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたあのワインです・・・】(2024年12月5日配信)
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世界一のカベルネ・フランだと思います・・・
The Debate Beckstoffer To-Kalon Vineyard Cabernet Franc Oakville Napa Valley 2019
★ザ・ディベート ベクストファー・トゥ・カロン・ヴィンヤード カベルネ・フラン オークヴィル ナパ・ヴァレー 2019 ¥39,600 JS97 D97 WI95 日本初入荷 希少限定品
2010年にスタートした「ザ・ディベート・ワイン」です。すでにパーカー100点を獲得しています。
ザ・ディベートは、実業家ロブ・マッケイと、アルファ・オメガをナパのトップ・ワイナリーに押し上げたジーン・ホフリガーが2010年に立ち上げたプロジェクトです。畑の威厳を引き出すことを目的としたプロジェクトです。ワイン造りの一番大切な要素である畑をフォーカスの中心にし、ナパ・ヴァレーの厳選した3つの畑から、ナパ・ヴァレーの最も代表的な品種であるカベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランを100%でボトリングし、その畑のマイクロクライメートを吟味し論じていただく(ディベート)という、新しい魅力を探るムーブメントです。極上の単一畑からの単一品種ワインです。
ザ・ディベートを作るのはボルドー出身のジーン・ホフリガー。2006年にスタートしたアルファ・オメガ・ワイナリーを一躍ナパのトップ・ワイナリーに押し上げたジーン・ホフリガーです。アルファ・オメガではコンサルタントのミシェル・ロランとタッグを組み、ミシェル・ロランが造り上げる旧世界のエレガンスさとジーン・ホフリガーが生み出す新世界の躍動感から造り上げたワインが高い評価を得ました。アルファ・オメガのフラッグシップワインである Era エラ・レッドワインは初リリースから高い評価を得ていましたが、2018年ヴィンテージで歴代最高のパーカー99点を獲得しました。またアルファ・オメガのトゥ・カロン・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンは同じ2018年ヴィンテージでパーカー100点を獲得しました。そして本日ご紹介がそのトゥ・カロン・ヴィンヤードからの100%カベルネ・フランのワインです。
ザ・ディベートが造る、ベクストファー・トゥ・カロン・ヴィンヤードからの100%カベルネ・フランのワインです。ご存じトゥ・カロン・ヴィンヤードは、1868年にハミルトン・ウォーカー・クラブ H.W.Crabb がオークヴィルに土地を購入し葡萄を植えたというナパ最上の畑の1つです(現在トゥ・カロン・ヴィンヤードはその大部分をアンディー・ベクストファーとロバート・モンダビが所有しています)。トゥ・カロン・ヴィンヤードは約89エーカーの広さですが、そのうち約10-カーにカベルネ・フランが存在します。寒いフランスではなかなか完熟しないカベルネ・フランですが、ナパ・ヴァレーではフランスにありがちな青臭さはなく、華やかなアロマを持つ、細かいタンニンを持つ、良質のカベルネ・フランとなります。トゥ・カロン・ヴィンヤードはマヤカマス山脈の麓に位置し、朝日を浴び、午後の強烈な日差しは山影に遮られ、葡萄は過度な熟成はなく酸も保たれます。
2019年ベクストファー・トゥ・カロン・ヴィンヤード・カベルネ・フランは100%カベルネ・フランで、100%フレンチオーク(70%新樽)で23ヶ月の熟成。インパクトのあるワインです。インパクトのある味わいです。カベルネ・ソーヴィニヨンよりドライでタイトかなと。元ワイン・アドヴォケイト誌編集長で、現在 Wine Independent を運営するリサ・ぺロティ・ブラウンは次のようにコメントし、95点を付けました。「バラやライラックの美しい花の香り、熟した赤プラム、チョコレートのかかるチェリー、桑の実、ローズオイル、ポプリ、シナモンスティック、グラファイト、野生のセージなど。年により要素は異なるも、多彩な香味が驚くほどゴージャス。タンニンは継ぎ目なく、ミネラリーな余韻が長く残る。贅沢でリッチなフルボディのカベルネ・フラン。」また、ジェームス・サックリングが97点を、デキャンターが97点を付けました。ちなみに、2016年はWA98点、2018年はWA97点、そして今後入荷があるか分かりませんが、2021年はWA98点、WI97点、2022年はWI94点です。カベルネ・フランは、このトゥ・カロン・ヴィンヤードの他に、Stagecoach ステージコーチ、Sleeping Lady スリーピング・レディからも造り出しています。
100%カベルネ・フラン
ALC15,5%
輸入元定価¥44,000(税抜¥40,000)
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ついでに。ザ・ディベートのカベルネ・ソーヴィニヨンはトゥ・カロン・ヴィンヤード、Harbison ハーヴィソン・ヴィンヤード、Denali デナーリ・ヴィンヤードの3つの畑を使用。2012年ベクストファー・トゥ・カロン・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨンがパーカー100点を獲得しています。また、上記の3つの畑のカベルネ・ソーヴィニヨンと3つの畑のカベルネ・フランをブレンドした(カベルネ主体)、Ultimate ウルティメイトというレッドワインも高い評価を得ています。
ジーン・ホフリガーによってナパのトップ・ワイナリーに・・・アルファ・オメガです・・・
【新体制に変わり2度目のリリースです・・・あのアンディ・エリクソンがコンサルタントを務めます・・・】(2024年10月22日配信)
金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。
Pisoni 2008 Estate Pinot Noir P98 |
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遂にカリフォルニア最後の大物が来日しました!
“カリフォルニアのラ・タ―シュ”と言われた、ご存じピゾーニ・ピゾーニ・ピノ・ノワール。ピゾーニ・ワイナリーの創業者ゲーリー・ピゾーニ氏と、ワインメーカーを務める息子のジェフ・ピゾーニ氏が来日しました。ジェフさんだけの来日と聞いておりましたが、ゲーリーさんついてきちゃったようです(苦笑)。ちなみにジェフ・ピゾーニ氏とは2014年以来の11年振りのご対面となりました。
輸入元主催のセミナーに参加しました。先ずはサプライズ参加のゲーリー・ピゾーニ氏から創業当時のお話がありました。今まで人づてに聞いてきたあの話この話がご本人から聞けるとは。参加者全員興奮状態でした(苦笑)。
噂通り豪快な方です(苦笑)・・・
【遂にカリフォルニア最後の大物が来日しました!(ピゾーニ・ファミリー・ヴィンヤーズ)】(4月23日)
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この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。