今年もいろいろな方とお会いできました・・・ 2009年

MERRY CHRISTMAS !

いつもお世話になります。
例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません(2009年12月22日配信)。

1年経つのがホント早いです(歳のせい・・・笑えない)。今年もいろいろな方にお会いできてとても嬉しかったです・・・

番外編(笑)・・・

フランス・ブルターニュの無塩バターを使ったキャラメルで有名なアンリ・ルルーさん
サロン・デュ・ショコラ(1月)にて

《今年もいろいろな方とお会いできました・・・》

1月は・・・

ルイス」のラベルにはただ1文字だけ、「」のアルファベットが書かれています。オーナー兼ワインメーカーのランディ・ルイス氏はインディやフォーミュラー5000などで活躍した元プロのカー・レーサーです。ヨーロッパを転戦した時に各地で出会ったワインに魅了され、その後本国に帰りレーサー生活を終えた後にワインメーカーに転身しました。設立は1992年。あのポール・ホッブス氏をワインメーカーに迎え、一気に頂点へ上り詰めました。

1月15日ランディ&デビー・ルイス夫妻の来日に伴い、麻布十番の「C.W.G」さんにてメーカーズディナーが開催されました。ランディ・ルイス氏は20年ほど前に仕事で日本に来たことがあるとおっしゃっていました。とても明るく元気なおじいさん(失礼)でした。デビー夫人は美人さんです。「私ナパでお声をかけたことがあります」と話しかけると「あら~そうでしたか・・・」みたいな(涙)。もちろんジャイアンツのジャージにお2人のサインいただきましたよ(喜)・・・そして、私秘蔵の1997キュヴェ・エル(ファースト・ヴィンテージ)のマグナムボトル開けました(笑)・・・

Lewis Cellars  Cuvee L Red Wine Napa
★ルイス キュヴェ・エル レッド ナパ 2005 ¥52,500 1本
Lewis Cellars  Reserve Cabernet Sauvignon Napa
★ルイス リザーブ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ 2004 ¥19,950
Lewis Cellars  Reserve Cabernet Sauvignon Napa
★ルイス リザーブ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ 2002 ¥23,100

フラッグシップの「キュヴェ・L」が市場に出回ることはほとんどありません・・・
1997年が初ヴィンテージで、毎年造られているわけではありません・・・
最上のロットから選ばれたベスト・バレルから産まれます・・・

2005年は、96%カベルネ・ソーヴィニヨン、4%カベルネ・フラン
100%NEWフレンチオークにて熟成 アンフィルター&アンファイン
生産量はなんと150ケースのみ!ここにあるのが不思議・・・

元気なおじいちゃん(失礼)、
ランディさんです・・・

ガハガハ笑ってました・・・
迫力美人のデビー夫人

コストパフォーマンスに優れた、中井章恵(あきよし)さんのワイン「ナカイ」です。1960年代に東京からサンフランシスコへ移住した中井さん。初めての自作フルーツワインに感動し、「自分の葡萄を自分で育てる」ことを決意した中井さんは、平日はサンフランシスコで仕事をし、週末はソノマで栽培や醸造を学びました。そして、遂に1980年自分の畑をルシアン・リヴァー・ヴァレーに購入しました。

1月17日は毎年恒例の山城屋の新年会でした。中井さんは毎年12月から1月中旬まで日本に里帰りしています。今年の当店の新年会に中井さんがいらしてくださいました。実は中井さんは当店の地元、船橋でお育ちの方なのです。ダンディな中井さんも当店のお客様である素敵な女性陣に囲まれ、デレデレでした(笑)・・・

Nakai Vineyard  Melrot Russian River Valley
★ナカイ メルロー ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2004 ¥3,360

カシス、プラム、ブラックベリー、シダーの香り
スムースな果実味ながら、しっかりとしたボリュームも
だらっとした甘味がなく、したたかなタンニンを持ちます
大きめのグラスでゆっくり飲んでいただきたいです!

上を閉じたステンレスタンクで発酵 100%MLF
40%フレンチ、60%アメリカンオークにて12ヶ月熟成
(果実味を生かすため新樽比率は15%に抑える)
100%メルロー ALC13,7%

Nakai Vineyard Chardonnay Russian River Valley
★ナカイ シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2006 ¥3,150
Nakai Vineyard Sauvignon Blanc Russian River Vallry
★ナカイ ソーヴィニヨン・ブラン ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2008 ¥3,150

お洒落な中井さん

私達地元っ子同士です(笑)・・・

3月は・・・

ナパのメルロー」と言えば「ダックホーン」。ラベルに「鴨」が描かれた「ダックホーン」です。1976年ダン(ダニエル)&マーガレット・ダックホーン夫妻はナパ・ヴァレー北部に20エーカーの畑と古いワイナリーを購入し、ダックホーン・ワイナリーをスタートさせました。ダックホーンはナパ・ヴァレー全域の葡萄を使い、ナパ・ヴァレーというユニークで優れたテロワールの特徴を表すワイン、主にカベルネとメルローを生産していますが、ジンファンデルを使用した「パラダックス」、アンダーソン・ヴァレーのピノ・ノワールを使用した「ゴールデン・アイ」という別ブランドも所有しています。

3月11日地元船橋にてダックホーンの副社長ピート・プリジビリンスキーさんをお招きしてメーカーズ・ディナーを開催させていただきました。千葉№1、いえいえ、今や全国に名を広める地元の名店「備長炭火焼肉やまと」さんに、15名のお客様がお集まりくださいました。オバマ大統領就任式後の昼食会でダックホーンのワインがサーブされたことで、ワイナリーは大注目。大忙しのピートさんですが、この日はプライベート的なディナーに大喜びでした。「デリシャス!」を連発するピートさん(笑)。ワインジャーナリストの恵美子・カフマンさんもご一緒でした。「こんなに美味しいお肉食べたことないわ」と恵美子さんも大変喜んでくださいました。

Duckhorn Merlot Napa
★ダックホーン メルロー ナパ 2006 ¥6,510

Canvasbck  Red Wine Napa
★キャンバスバック レッド ナパ 2006 ¥4,515

ダックホーンの新ワイン、キャンバスバック!
2005年がファースト・ヴィンテージになります!
ナパでも人気のある南仏ブレンドタイプの赤ワインです!

甘い濃厚な香り、ブルーベリー、スパイス、ハーブなど
非常にリッチでライプな果実味で、ダックホーンらしい
濃縮感とエレガントな酸があります・・・
美味しい牛タン・シチューでも作りますか(笑)!

56%シラー、40%グルナッシュ、
2%カリニャン、2%カベルネ・ソーヴィニヨン
100%フレンチオークにて16ヶ月熟成
(50%新樽、50%1年使用樽)

最初はちょっと緊張・・・

終わった時は私とピートさんはベロベロでした(笑)・・・

4月は・・・もう春です・・・

カエルが元気にジャ~ンプしているラベルで有名な、当店ではお馴染みのワイナリー「フロッグス・リープ」です。オーナー兼ワインメーカーはもうみなさまよーくご存知の、ナパのバイオダイナミック&オーガニックの第一人者であるジョン・ウイリアムズ氏です。

ゼネラル・マネージャーのジョーナ・ビアー氏が初来日しました。4月3日コンラッド東京で行なわれた輸入元主催のセミナーに参加してきました。ビアー氏とお会いするのは初めてでした。今までどこに隠れてたのでしょうか(笑)・・・もちろんジャイアンツのジャージにサインを頂戴しました。ジョンさんの隣に。「ジョンさんによろしくお伝えください」と言うと「このジャージにサインできて嬉しいよ」とおっしゃってくださいました(嬉涙)。このジャージってもしかしてナパでも有名なの(笑)?

Frog’s Leap  Rutherford Red Wine Napa
★フロッグス・リープ ラザフォード レッド ナパ 2005 ¥12,600

96年より生産のフロッグス・リープの「フラッグシップ」
ジョンさんの1番のお気に入りで、1番の自信作です!
パーカー氏よりテイスティング本数が多いことで有名な、
(そして、めったなことでは100点満点を出さない、)
ワイン・エンスージアスト誌で堂々の93点獲得!

コルクを抜くと、ラザフォードの土の香りがします!
ダークチェリー、ドライ・フルーツの香り
ストラクチャーがありながらも、バランスの取れた、
エレガントな赤黒系果実の味わい

96%カベルネ、4%カベルネ・フラン
強いオーク香を避けるため、
1回使用のフレンチオークにて24ヶ月熟成
ALC13,8% 生産量1500ケース
輸入元定価¥14,700

Frog’s Leap  Zinfandel Napa
★フロッグス・リープ ジンファンデル ナパ 2001 ¥5,775

カリフォルニアではめったに出ないバック・ヴィンテージが
ワイナリーから届きました!

フロッグス・リープのジンファンデルは本当に美味しいと思います!
「チャーミング」という言葉がピッタリなんです!

カエルを飲んで感動し、おしかけ入社したビアーさん

私も雇ってちょうだい・・・

5月は・・・ぞくぞく来日・・・

ナパ・ヴァレー最古のワイナリーの1つ「ベリンジャー」で1976年よりワインメーカーを務めるエド・スブラジア氏は現在も名誉ワインマスターとしてベリンジャーのワイン作りに参加しています。そのエド・スブラジア氏自身のブランドが「スブラジア・ファミリー・ヴィンヤーズ」です。ワインのラベルに描かれたマークは、イタリア・トスカーナに何百年(すいません・・・たしか600年と聞きましたが・・・)と続くスブラジア家の家紋です。輸出は、カナダに次いで日本が2国目です!

昨年春にエド・スブラジア氏と、スブラジア・ファミリーでワインメーカーを務めるエド氏の長男、アダム・スブラジア氏が来日しました。いつも通り、例の質問をすると、「もちろんジャイアンツのファンだよ!」とおっしゃるスブラジア親子。ジャージのお尻のところにでっかい字で親子のサインが入りました(大笑)。すっかり日本贔屓になったエド・スブラジア氏は今年5月の連休明けに2度目の来日。輸入元のセミナーと、9日の麻布十番「C.W.G」さんでのメーカーズ・ディナーに参加してきました。「スブラジアさん、このジャージ覚えてますか?私のことは覚えていなくても、このジャージは覚えていますよね?」「もちろん!ユーのことも覚えてるよ!」「ほんまでっか!おおきに!」

Beringer  Private Reserve Cabernet Sauvignon Napa
★ベリンジャー プライベート・リザーブ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ 2003 ¥18,900 WA92

映画「サイドウェイズ」にも登場したベリンジャーの最上級ワイン
ホーム・ランチ、マーストン、バンクロフト・ランチなど、
ナパ各地の7つの契約単一畑の葡萄を使用
95%カベルネ・ソーヴィニヨン、5%カベルネ・フラン
フランス・ヌヴェール産のオークにて熟成

Sbragia Family Vineyards  Gino’s Vineyard Dry Creek Valley
★スブラジア・ファミリー ジノズ ジンファンデル ドライ・クリーク 2006 ¥7,350

ワイナリー周辺に所有する「ジノズ・ヴィンヤード」から
ジノは、エド・スブラジア氏の父親の名前で、1959年に植樹されました
とても素晴らしいジンファンデルです!

ジンファンデル主体、プティ・シラー
ALC14,5% 生産量1244ケース
サンフランシスコ・クロニクルにて2★獲得
ワインメーカー エド・スブラジア、アダム・スブラジア

Sbragia Family Vineyards  Monte Rosso Vineyard Cabernet Sauvignon Sonoma Valley
★スブラジア・ファミリー モンテ・ロッソ カベルネ・ソーヴィニヨン ソノマ 2005 ¥14,700

ソノマ・ヴァレーに位置する「モンテ・ロッソ・ヴィンヤード」から
(友人のマイク・マーティン氏所有)
ナパのカベルネとはちょっと違う上品なお味!

カベルネ・ソーヴィニヨン主体、カベルネ・フラン
ALC14,6% 生産量950ケース
サンフランシスコ・クロニクルにて3★獲得
ワイン・アドヴォケイトにて93ポイント獲得
ワインメーカー エド・スブラジア、アダム・スブラジア

迫力満点のエドさんでもとても優しい方です・・・

カルト」という言葉はこのワインから始まった!「ハーラン・エステート」です!「ボンド」は、1999年が初ヴィンテージとなる、ハーランの新プロジェクトです。ナパの各所のテロワールの違いを尊重し、それぞれの畑の特徴をボトルに詰めるというものです。ハーラン同様非常に入手困難なワインです。

ボンド」の輸入元移行に伴い、ボンド新ディレクターのポール・ロバーツ氏が来日されました。ポール・ロバーツ氏は2002年に世界で48番目のマスター・ソムリエに認定された方です。2003年から偉大なるシェフ、トーマス・ケラー・レストラン・グループのワイン・プログラムを監修するためにナパ・ヴァレーに移り、ヨントヴィルにある全米トップ3レストランの1つ「フレンチ・ランドリー」でチーフ・ソムリエを務めます。また、2006年に行なわれた「1976パリ・テイスティング30周年記念テイスティング」ではアメリカ側の審査員として参加しています。

5月13日銀座「HIDORI」さんにてご対面。お料理は懐石風和食のフルコースでしたが、やはり元アメリカのトップソムリエ、和食の素晴らしさを十分に理解しながらも興味深々の逆質問を参加した私達にたくさんしていました。「うまみはもう世界共通語だよ。アメリカでも通じるよ。」なんてことも言っていました。

和食にボンド、いけますよ!ポール・ロバーツ氏はとっても気さくなナイスガイでした。生まれも育ちもテキサスです。もちろんジャイアンツのジャージにサインを頂戴しましたが、あああ・・・私の大切なジャイアンツのジャージに「GO!アストロズ」って書きやがった!こいつ、なんてことしてくれたんやー!

Bond  Vecina Red Wine Napa Valley 2005
★ボンド ヴァシィーナ レッド ナパ 2005 ¥31,500 WA96

ロバート・パーカー(WA)96点 ワイン・スペクテーター(WS)94点
辛口評論家タンザー(IWC)94+点 ワイン・エンスージアスト(WE)97点
生産量700ケース 輸入元定価¥36,750

Matriarch  Red Wine Napa Valley 2005
★メイトリアーク レッド ナパ 2005 ¥10,815 WA93
メイトリアーク」は「ボンド」のセカンドワイン的存在になります

パーカー(WA)93点
辛口評論家タンザー(IWC)92点 ワイン・エンスージアスト(WE)98点
100%カベルネ・ソーヴィニヨン
輸入元定価¥12,600

Harlan Estate  Red Wine Napa Valley 2005
★ハーラン・エステート レッド ナパ 2005 ¥99,750  WA97
Harlan Estate  The Maiden Red Wine Napa Valley 2005
★ハーラン・エステート ザ・メイデン レッド ナパ 2005 ¥25,200 WA93

ハーランのセカンド・ワイン、ザ・メイデン(乙女)です
1995年がファースト・ヴィンテージで、パーカー90点デビュー
100%カベルネ・フランで、わずか300ケースの生産でした

現在カベルネ・ソーヴィニヨンが約2/3、残りがカベルネ・フランとメルロー
これがセカンド・ワインっていうんですから、やっぱりハーランは凄い!
日本入荷360本(60ケース)
輸入元定価¥29,400

彼の足は24,5cmとか・・・

アメリカにはサイズがないので日本でたくさん靴を買ったらしいです

パーカー100点満点生産者「シェイファー」です。 シェイファーを代表するワイン「ヒルサイド・セレクト・カベルネ」は過去幾度とロバート・パーカー氏より100点満点にあと一歩の99点を獲得していましたが、2002年ヴィンテージでついにパーカー氏より100点満点を頂戴し、今や完全にカルト・ワインに仲間入りし、カリフォルニアを代表するワインの1つになりました。

2代目社長ダグ・シェイファーさんが来日しました。5月18日銀座「アルジェントASO」さんで行なわれた輸入元のセミナーに参加しました。ちょうど新型インフルエンザが日本各地に感染しだした頃で・・・私はマスクをして会場に入ると・・・ダグさんが笑って私のところに・・・「なんだそのマスク?」「ダグさん、新型インフルエンザしらないんですか?」「俺は大丈夫だけど、おまえ俺のそばに近づくな(笑)・・・」相変わらずダグさんとは冗談ばかり言い合っています。東京でのセミナーの後ダグさんは神戸と大阪に行くのですが、この日関西関係者から東京でマスクを用意するように連絡があったそうです(関西ではマスク売り切れとか・・・)。私ダグさんにマスクをプレゼントしました(大笑)。

Shafer  One Point Five Cabernet Sauvignon Stag’s Leap Napa
★シェイファー ワン・ポイント・ファイブ カベルネ・ソーヴィニヨン スタッグス・リープ ナパ 2005 ¥9,870

Shafer  Hillside Select Cabernet Sauvignon Napa
★シェイファー ヒルサイド・セレクト カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ 2004 ¥34,650 WA97

過去10年の得点は・・・
94年99点、95年99点、96年98点、97年99点、98年94点、
99年95点、00年93点、01年99点、02年100点、03年95点です
(ちなみに、パーカー99点以上を5回以上獲得したのはシェイファーと
ハーラン・エステートだけです・・・)

100%ヒルサイドのエステート・ヴィンヤードから
( Sunspot, John’s Folly, Venado Illegal, Rattler の畑 )
100%カベルネ・ソーヴィニヨン
アリエ産及びトロンセ産の100%新樽にて32ヶ月熟成
さらに瓶熟12ヶ月の約4年の熟成を経て出荷
生産量約2,000ケース
輸入元定価¥42,000

2005年もまもなく入荷予定です!

陽気なダグさん

いつも冗談ばかり言い合ってます・・・

ラ・ターシュ」に魅了され、ワイン造りへの道をまっすぐに突っ走った私市(きさいち)友宏さん。夢を求めてフランスに飛び立ち、夢を実現させるためにカリフォルニアに移住した私市さんとその家族。夢は見事に実現しました。1999年ヴィンテージがファースト・リリースとなる「幻(まぼろし) メルロー」が誕生しました。ワインを造るなんて、そんなこと=夢か幻みたいな話=と言われたことが、自身のワインの名前になりました。そして・・・遂に2004年には私市さん念願のピノ・ノワールも誕生しました。

5月21日神楽坂「s.l.o」さんで行なわれた輸入元主催によるセミナーに参加してきました。私市さんはワインを造り始めてから何度か日本にいらしていましたが、どうも今までタイミングが合わず、今回初めて私市さんとお会いすることができました。もちろんジャイアンツのジャージにサインを頂戴しましたが、私市さんはベースボールより、アメリカン・フットボールのが好きなようです・・・

Maboroshi  Pinot Noir Maboroshi vineyard Russian River Valley
★マボロシ ピノ・ノワール マボロシ・ヴィンヤード ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2006 ¥9,030

3回目のリリースとなる2006年ピノ・ノワールです!

クローン115と667の葡萄を半分づつ使用
収穫時糖度25,4ブリックス
100%フレンチオーク(50%NEW)にて10ヶ月熟成
タランソー、フランソワ・フレールなどを使用
PH3,73 TA5,38g/リットル
ALC14,3% 生産量356ケース
輸入元定価¥10,500

Rebecca K  Pinot Noir Estate Vineyard Sonoma Coast
★レベッカ・K ピノ・ノワール エステート・ヴィンヤード ソノマ・コースト 2006 ¥5,407

幻ヴィンヤードから新しいピノ・ノワールが誕生しました!
私市さんの奥様、レベッカさんの名前がついた「レベッカ・K」は、
同じ幻ヴィンヤードのピノ・ノワールの115を使用しています

100%フレンチオーク(25%NEW)にて10ヶ月熟成
タランソー、フランソワ・フレールなどを使用
ALC13,9% 生産量512ケース
輸入元定価¥6,300

酒屋の鑑、私市さん

野球は見ないみたいです(涙)・・・

7月は・・・個人的にいろいろあった夏でした・・・

カリフォルニアのピノ・ノワールの産地として、今最も注目されているのがメンドシーノ・カウンティ。このメンドシーノのテロワールを愛情を込めて表現するのがジェイソン・ドリュー氏が造る「ドリュー」です。アメリカ3大ワイン誌の1つ「ワイン&スピリッツ」にて、昨年史上最高ポイントにて全米№1ピノ・ノワール・オブ・ザ・イヤーに輝いたのがドリューのマクドゥガル・ランチ・ピノ・ノワールです。2000年ジェイソン・ドリュー氏は妻のモリーさんと「ドリュー・ファミリー」を設立。

世界中のピノ・ノワールが集まる「ピノ・ノワール・セレブレーション・ジャパン」においてアメリカ代表のパネラーとしてジェイソン・ドリュー氏が来日しました。7月3日青山で行なわれた輸入元主催のセミナーに参加してきました。ノース・コーストのテロワールをはっきりと持つ、十分な果実味としっかりした酸のピノ・ノワールとシラーは美味でした。が、終了次第店に直帰せねばならず、お話もできず・・・最後に写真1枚撮っただけ・・・「しつも~ん・・・あんたは、ジャイアンツのファンだったの~・・・」

Drew  Savoy Vineyards Pinot Noir Anderson Valley 2007
★ドリュー サヴォイ・ヴィンヤード ピノ・ノワール アンダーソン・ヴァレー 2007 ¥6,090

マクドゥガル・ランチ、フォグ・イーターは売り切れましたが・・・
リトライなどが使用する、アンダーソン・ヴァレーの銘醸畑「サヴォイ」
サヴォイ・ヴィンヤードは、ポマール、カレラ、113、114、115が
植えられています

30%除梗なし、7日低温浸漬、14日間スキンコンタクト、
フレンチオーク(30%新樽、70%古樽)にて11ヶ月熟成
ALC13,9% 生産量225ケース
W&Sにて92ポイント獲得
ワインスペクテーターにて90ポイント獲得
輸入元定価¥7,140

帰りがけに1枚だけパチリ・・・「ユーはジャイアンツのファンなの?」

8月は・・・心も熱かったとぉ・・・

10月です・・・もう秋です・・・

1886年設立のエシュコール・ワイナリーを1968年に買い取ったトレフェセン家は、以後40年にわたり自社畑の葡萄のみを使用し家族経営で高品質のワインを造り続けています。冷涼なナパ・ヴァレー南端のオーク・ノール地区でサスティナブル・ファーミング(環境保全型農業)を行なう「トレフェセン・ファミリー・ヴィンヤーズ」です。「One Family, One Estate, One Passion」を掲げ、コスト・パフォーマンスに優れたワインを造り出しています。

10月1日ザ・ペニンシュラ東京で行なわれた輸入元主催のトレード・テイスティングにトレフェセンのオーナー、ジョン・トレフェセン氏がいらっしゃいました。はいはい、いつも通りジャイアンツのジャージと、トレフェセンのフラッグシップである「Halo ヘイロー」を持ってご挨拶。持参したヘイローは1997年ヴィンテージで、これがファースト・ヴィンテージになります。「オー、凄いワイン持ってるね!」とトレフェセン氏も笑顔でした。ジャイアンツのジャージとヘイローにサインをもらいながら、「私はあなたのリースリングがとても好きです」と私。そうなんです、トレフェセンは素晴らしい赤も造っていますが、私のおすすめはここのリースリングです!

Trefethen Family Vineyards  Estate Dry Liesling Napa
★トレフェセン エステート ドライ・リースリング ナパ 2007 ¥3,000
Trefethen Family Vineyards  Estate Late Harvest Riesling Napa
★トレフェセン エステート レイト・ハーベスト リースリング ナパ 2005 ¥7,350

100%自社畑から造られるナパのトップ・リースリングの1つ!
ドライ・リースリングはステンレスタンクのみで醸造で、ドイツの
上品なカビネットを思わせる味わいです
11月まで収穫を遅らせ、一部貴腐化した葡萄を使用した
レイト・ハーベスト(ハーフ・ボトル)はリースリングの高貴な風味が
漂う極上のデザートワインです!めっちゃ美味か!

ヘイローのボトルです・・・

ヘイローは2人の子供の名前から付けられました・・・

11月です・・・今年もあと僅かです・・・

ジンファンデル3大R」の1つ、レイヴェンズウッドです。偉大なるジンファンデルの造り手である、リッジ(RIDGE)、ローゼンブルム(ROSENBLUM)、レイヴェンズウッド(RAVENSWOOD)は、頭文字からそう呼ばれています。絶大な人気を誇るジンファンデルのトップ・プロデューサーです。そのなかでも、レイヴェンズウッドのオーナー、ジョエル・ピーターソン氏は「ゴッドファーザー・オブ・ジンファンデル」と呼ばれています。私の憧れの1人でした。お会いしたくてワイナリーにも行きました。オーナーにはそう簡単に会えませんけど(笑)・・・

11月4日有楽町日本外国特派員協会にて輸入元主催によるセミナーに参加してきました。セミナー終了後ご挨拶に。先にジャイアンツのジャージを見つけたジョエル・ピーターソンさんは「オー、ひさしぶり!」とおっしゃってくださいました(嬉涙)。「覚えててくれたのですか?2006年にお会いしました。サインありがとうございました。」そしてまたまた記念撮影(笑)。サンフランシスコ育ちののジョエルさんですから、もちろんジャイアンツのファンです。まあ、私のことより、ジャイアンツのジャージを覚えていたんでしょうけど(笑えない)・・・

Ravenswood  Old Hill vineyard Zinfandel Sonoma Valley
★レイヴェンズウッド オールド・ヒル ジンファンデル ソノマ 2006 ¥5,565

オールド・ヒル」はレイヴェンズウッドの最上級シングル・ヴィンヤード・シリーズ
のなかでも最高峰にあげられるワインです!

オールド・ヒルはソノマ・ヴァレーに位置する14エーカーのオーガニック畑で、
1880年前後に入植された、レイヴェンズウッドのなかでも最高齢の畑です
ジンファンデル以外にマタロ(ムールヴェードル)、カリニャン、グルナッシュ、
プティ・シラーなど14種類が混植されています
75%ジンファンデル、25%その他
フレンチオーク(34%NEW)にて20ヶ月熟成
ALC15,5% 生産量1080ケース
W&S誌にて95ポイントで、ジンファンデルで最高点を獲得しました!
これ、へたくそな(失礼)カベルネよりよっぽど美味しい!

私の憧れ、ジョエルさんいつもはテンガロンハットにレイバンのサングラスかな・・・

この2人最近コンビでよく来日しています(笑う)。「カリフォルニアのロマネコンティ」と例えられる「カレラ」のジョシュ・ジェンセン氏と、アンリ・ジャイエを師と仰ぎ、サンタ・バーバラを「カリフォルニアのコート・ドール」と言わしめた「オー・ボン・クリマ」のジム・クレンデネン氏です。ブルゴーニュでワイン造りを学んだお2人はカリフォルニアにおけるピノ・ノワール造りの正道を行く先駆者でした。

11月20日銀座「アルジェントASO」さんで行なわれた輸入元のセミナーに参加しました。着席するとジムさんが寄って来て「ハイ!元気?」と声をかけてくださいました。ジョシュさんもこっちを見て笑っています。ジャイアンツのジャージにはもちろんお2人のサインがあります。ジャイアンツのジャージってホントに凄い効果や(笑)!

テイスティングは・・・カレラからはジェンセンよりポテンシャルが高いと言われるセレックが並べられました。2002年、1999年、1997年、1994年、1988年です。個人的には1994年が一番好きでした。オー・ボン・クリマからはベスト・バレルをブレンドするイザベルが並べられました。2005年、2004年、2003年、2002年、2001年です。うーん、2001年に一票かな。

お2人のお世話役&通訳には、ローレルグレン(ソノマ)のワインメーカー、レイ・カフマンさんの奥様で、ワインジャーナリストの恵美子・カフマンさんがいらっしゃっていました。2人でゴー!ジャイアンツと叫びながら記念写真(笑)・・・

Au Bon Climat  Isabelle Pinot Noir
★オー・ボン・クリマ イザベル ピノ・ノワール 2005 ¥8,190 3本
Calera  Jensen vineyard Pinot Noir Mt.Harlan
★カレラ ジェンセン ピノ・ノワール マウント・ハーラン 2006 ¥10,815 2本

Calera  Jensen vineyard Pinot Noir Mt.Harlan
★カレラ ジェンセン ピノ・ノワール マウント・ハーラン 2005

高得点(パーカ95点)となった2005年のジェンセンは、
セット(リード、ライアン、シャルドネ)での販売となります・・・
詳しくはこちらから↓・・・

タテにでかい(笑)ジョシュさん

もちろんジャイアンツのファンです・・・
ヨコにでかい(笑)ジムさん
ロサンゼルス・レイカーズのファンです・・・

Laurel Glen  Cabernet Sauvignon Sonoma Mountain
★ローレル・グレン カベルネ・ソーヴィニヨン ソノマ・マウンテン 2004 ¥7,560
Laurel Glen  Counterpoint  Cabernet Sauvignon Sonoma Mountain
★カウンターポイント カベルネ・ソーヴィニヨン ソノマ・マウンテン 2005 ¥4,200

ソノマ・マウンテンの頂上にある「ローレル・グレン
(ここで地球が丸いということを確認できます・・・笑)

オーナーはハーバード出身のパトリック・キャンベル
ワインメーカーはドイツ出身のサンタクロースみたいなレイ・カフマン氏

100%カベルネ・ソーヴィニヨンから造られるローレル・グレン
極上のボルドーを髣髴させるグレートなワインです!
2004年はワイナリーでバレル・テイスティングさせていただいた
ワインで、歴代5本の指に入る出来栄えとか!
僅か1750ケース(6本入)です!

カウンター・ポイントはクラシック音楽で「対旋律 against Melody」
(オーナーは音楽を愛する方でもあります・・・)
セカンド的ワインですが(ワイナリーではセカンド・ワインとは考えて
いません)、ローレル・グレンより若干熟成の早いワインです

ローレル・グレンのお話はこちらからどうぞ・・・

恵美子さんです

サンフランシスコ・49ersの大ファンです・・・
ちなみにご主人のレイさんはSFジャイアンツの大ファンです・・・

12月です・・・今年も終わりです・・・

一昨日20日の日曜日の夕方、ナカイ・ヴィンヤーズ中井さんがひょっこり当店に・・・「あれ!お久しいぶりです・・・」「ジャイアンツは今年優勝したの?」「してません(怒)・・・(あんた、アメリカにいるんやろ・・・知らんのか・・・)」今夜は地元の友人と夕食をするとのことで、その前に当店に寄ってくださいました。30分くらいお話できました。このお話はまた後ほど・・・

昨日21日は、ソノマのルシアン・リヴァー・ヴァレーで、ご夫婦で「フリーマン」という素晴らしいピノ・ノワールを造っているアキコ・フリーマンさんにお会いしてきました。2004年に1度お会いしています。「あの~ベースボールなんて興味ないですよね・・・」「いいえ、私ジャイアンツのファンですよ!」「え~ほんまでっか?」って感じでした(笑)。再会のお話はまた後ほど・・・

チャーミングなアキコさん
アキコさんもジャイアンツのファンです!

これがジャイアンツのジャージです!

前には・・
マーガレット・ダックホーン(ダックホーン)、アレックス・ライアン(ダックホーン)、ピート・プリジビリンスキー(ダックホーン)、マーク・ベリンジャー(ダックホーン)、ポール・ロバーツ(ボンド)、レイ・カフマン(ローレル・グレン)、恵美子・カフマン(ローレル・グレン)、エリック・スターン(ランドマーク)、ラリー・ストーン(ルビコン・エステート)、中井章恵(ナカイ)、私市友宏(マボロシ)、デリア・ヴィアダー(ヴィアダー)、ダン・ウィーヴァー(ハーラン)、ソフィ・ウィーヴァー、ダグ・シェイファー(シェイファー)、ジョン・クルーズ(クロ・デュ・ヴァル)、ジョシュ・ジェンセン(カレラ)

後ろは・・・
フロッグス・リープのジョンさんのサインからはじまったジャージです!背番号は「00」です!ジョン・ウイリアムズ(フロッグス・リープ)、ジョーナ・ビアー(フロッグス・リープ)、クリストファー・ハウエル(ケイン)、ジョン・トレフェセン(トレフェセン)、ランディ・ルイス(ルイス)、デビー・ルイス(ルイス)、ジョエル・ピーターソン(レイヴェンズウッド)、エド・スブラジア(ベリンジャー)、アダム・スブラジア(スブラジア・ファミリー)、アキコ・フリーマン(フリーマン)、ジム・クレンデネン(オー・ボン・クリマ)

このジャージのお話はこちらからもご覧ごらんになれます・・・
(他の方とお会いしたお話が書かれています)

最後までお読みいただきありがとうございました。

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あと2回ほどメルマガをお送りする予定ですが、みなさま今年も大変お世話になりました。みなさまにとって今年1年はどんな1年だったのでしょうか・・・

私事ですいません・・・実は・・・

今年の7月21日に、息子のウサウサがお月様に帰りました(涙)・・・10年6ヶ月と21日でした(涙)・・・おかげさまで大往生に近かったでしょうか(涙)・・・

1月1日(1999年)生まれのおめでたいやつで、しかもやんちゃで一部屋ボロボロにしてくれました・・・今もお月様でも相変わらずだと思いますが(笑えない)・・・

今年はたくさんの素晴らしい出会いがあり、そしてとてもとても悲しいお別れがあり、私の人生において忘れられない1年になりました・・・

ウサウサのことでお世話になった方々にはあらためて深くお礼申し上げます。

「お月様行ったらみんなと仲良く遊ぶんやで・・・」「わかっとるよ・・・」
USAUSAと書いてウサウサでした・・・ありがとう、ウサウサ・・・

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ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。