番外編です!ショサールの人気“パタポン”と希少“ユー・アー・ソー・クール”です!

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません(2012年6月8日配信)。

またまた番外編です(笑)・・・

↓以前週末の有料試飲でちょこっとご紹介した、注目のビオデナミ生産者クリスチャン・ショサールの新しいワインが入荷しました・・・

You Are So Happy Petillant Naturel Blanc VdF
★ユー・アー・ソー・ハッピー ペティアン・ナチュレ ブラン 2010 ¥2,625 売り切れました・・・

週末の有料試飲 【ピュズラ&ボノーム クラ(蔵) ルージュ 2011】(3月9日、10日)

《 DOMAINE LE BRISEAU ドメーヌ・ル・ブリゾー 》

あの「自然派ワインの天才」と呼ばれるティエリ・ピュズラにワイン造りを教えたのがご紹介のクリスチャン・ショサールなのです。

1988年クリスチャン・ショサールはヴヴレーに畑を借りて本格的にワイン造りを始めました。ビニョロンと醸造学校の講師を掛け持ちしながら1999年までワイン造りを続けました。彼のワインは「魔法のワイン」と呼ばれ、「ロワールでいえば、あのマーク・アンジェリー(サンソニエール)やニコラ・ジョリー(クーレ・ド・セラン)のワインよりも濃縮した味わいの凄いワインだ」と言う方もいたほど。しかし、かたくなに自身のワイン造りを追及するあまり、INAO(原産地呼称統制委員会)に自身のワインを否定されることになったショサールは突然ワイン造りを辞めてしまいました。それほどショサールのワインは頭の固い委員会の方々にとっては「前例のないワイン」だったようです。

2002年ショサールはジャニエールに「ドメーヌ・ル・ブリゾー」を立ち上げワイン造りを再開しました。ドメーヌの畑は9ヘクタールで、農法は2006年からビオデナミに(それまでビオロジック)。ワインには余計な手をかけないで、テロワールの特徴を活かしたワインを造るというのがショサールのモットーです。

Patapon Rouge Coteau du Loir
★パタポン ルージュ コトー・デュ・ロワール 2011 ¥2,625

ショサールの代名詞とも言われる「パタポン」です。

パタポンは自らの似顔絵をエチケットにしました。この2011年からエチケットが少し変わりました。というか一昔前のエチケットのスタイルに戻りました。そしてワインのスタイルも以前のスタイルに戻したとのことです。昨年の葡萄が例年に比べて豊作であったことと、昔のスタイルに戻すことをクリスチャンに懇願し続けたナタリー(ショサールの妻)の愛の努力があったようです。

葡萄は100%ピノ・ドニス(ロワール固有の黒葡萄品種)です。レ・ロングヴィーニュの畑からで、樹齢は平均35年。ファイバータンクで10日間のマセラシオンカルボニック。自然酵母で発酵後ファイバータンクで4ヶ月熟成。

フランボワーズ、ブルーベリー、バラ、そしてお香の香り。艶やかで透明感のある色合い。生き生きとした赤い果実味で、フレッシュな酸と洗練されたミネラルがあります。赤い果実の旨味と酸とのハーモニーが絶妙で、ビオファンにはたまらない味わいかも(笑)・・・

ビオ・ファンには絶大な人気を持つパタポン!売切れ御免です・・・

(ちなみにパタポンの白は葡萄植え替えのため残念ながら数年お休みなるようです・・・)

ALC13% 輸入元定価¥2,940

You Are So Cool Blanc VdF
★ユー・アー・ソー・クール ブラン NV ¥2,310

ブリゾーのネゴシアン・ワイン「ユー・アー・ソー」シリーズです。

2006年ショサールはネゴシアン「ナナ・ヴァン・エ・カンパニー」を立ち上げました。奥様のナタリー・ゴビシェールさんの愛称から名づけられました(ちなみにナタリーさんは元女優のお綺麗な方です・・・)。

ドメーヌ(ブリゾー)が素材のポテンシャルを極限まで引き出すワイン造りを目指すのに対して、ネゴシアン(ナナ・ヴァン)は「よりナチュラルに」をモットーに、白はシュナン・ブラン、ソーヴィニヨン・ブラン、赤はコー、ガメイ、ピノ・ノワール、カベルネ・ソーヴィニヨンなど多種多様の品種から楽しい美味しいワインを造り出しています。

ご紹介の「ユー・アー・ソー・クール」は久しぶりの日本入荷です!

葡萄は2011年のソーヴィニヨン・ブラン(80%)と、2010年シャルドネ(20%)のアッサンブラージュです。ミレジムのいたずらとでも言うべきか、当初シャルドネはペティアン・ナチュレに使用する予定でしたが、予想以上に発酵の勢いがあったため完全辛口ワインに仕上がってしまったとのこと(そのまま樽熟)。また今度はペティアンのハッピー(冒頭でご紹介したワイン)に使用する予定だったソーヴィニヨン・ブランが思いもよらず完全発酵してしまったとのこと。そこでキャラクターの異なる両者のブレンドを思いついたショサール。2011年のソーヴィニヨン・ブランと2010年の樽熟シャルドネから個性あるスペシャル・キュヴェの新星クールが誕生しました

「かつてミシェル・オジェの2004年レ・プッシエール・ド・ラ・リュヌと、ルメール・フルニエの2002年モワルーというど肝を抜かれるアッサンブラージュで元祖ハッピーを生み出した奇才だけあって、ショサールのセンスはやはり常任を超えている(輸入元コメント)」

古樽で発酵させたシャルドネは古樽で12ヶ月熟成。ファイバータンクで発酵させたソーヴィニヨン・ブランとブレンドし、ファイバータンクで5ヶ月熟成させました。葡萄はジャッキー・プレスとフィリップ・サレから。

カリンのジャム。ハチミツやカラメルの香りも。華やかな香りを持ちながらも落ち着きのある果実味で、十分なミネラル、繊細な酸、そしてダシ?のような旨味が絡み合います。アフターに複雑で香ばしい風味が残ります。確かにクール!と叫びたくなるような味わいです(笑)・・・

2007年以来のリリースです!売切れ御免です・・・

ALC12,5% 輸入元定価¥2,625

もう1人ご紹介です・・・当店ではお馴染みの注目のビオデナミ生産者です・・・

こちらは再入荷です・・・好評です・・・

Chassorney du Sud Cuvee G VdF
★シャソルネイ・デュ・スッド キュヴェ・ジェー 2010 ¥1,995

DRCの醸造長の誘いを断り独立したフィリップ・パカレ、自然派ワイン界の天才と言われるティエリ・ピュズラに今や肩を並べるビオデナミ生産者フレデリック・コサール

そのコサールが注目したのが南仏です。2005年から始まったこの南仏プロジェクトですが、コサールは特に「南のピノ・ノワール」とも言われるグルナッシュに心惹かれました。

週末の有料試飲【シャソルネイ・ド・スッド キュヴェ・ジェー 2010】(3月23日、24日)

そしてこちらは残り僅かです・・・美味いです・・・

Frederic Cossard Cuvee Camay Beaujolais Villages
★フレデリック・コサール キュヴェ・カメイ ボジョレー・ヴィラージュ 2011 ¥2,205 残少

年に1度の楽しみ、フレデリック・コサールが造るご存じ美味なボジョレー・ヴィラージュ・プリムールの「ラパン」ですが・・・

なんとその「ラパン」の熟成版がこの「キュヴェ・カメイ」です!華やかさと旨味を兼ね備えた美味な味わいです!エチケットにはウサギさんに代わってカメさんが登場(笑)。その理由は・・・

【またまた番外編です!あの「ラパン」の熟成版が入荷!】(4月5日配信)

さらにイタリアから番外編です(笑)・・・

Uva Bio Bio Chardonnay Italia
★ウーヴァ・ビオ・ビオ シャルドネ 2011 ¥1,050
Uva Bio Bio Merlot Italia
★ウーヴァ・ビオ・ビオ メルロー 2011 ¥1,050

ウーヴァ・ビオ・ビオを造り出しているチェーロ・エ・テッラ Cielo e Terra の歴史は1908年ヴェネト州ヴェローナの東のキャンポ渓谷の葡萄畑から始まりました。先代より瓶詰をはじめ、4代目となった現在は近代的な醸造設備の導入によりさらなる品質の向上を遂げました。

現在60ha以上の自社畑にて、シャルドネ、メルローなど15種類以上の葡萄品種をCCPB(イタリア政府のオーガニック認定機関)の認証の下、全てビオロジックで栽培しています。ウーヴァ・ビオ・ビオBio(有機農法 ビオロジック)で生み出されたワインです。ウーヴァはイタリア語で葡萄。ヒヨコの鳴き声ピオPioとビオBioを掛けた、可愛らしいラベルです。

ウーヴァ・ビオ・ビオシャルドネは花や熟した桃の香りを持つ、なめらかで優しい口当たりの味わい。メルローはプラムやハーブの香りを持つ、親しみやすいバランスのとれた味わい。共にステンレスタンクにて発酵、熟成です。

さらにスペインから番外編です(再笑)・・・

Finca Fabian Chaedonnay VdT Castilla
★フィンカ・ファビアン シャルドネ 2011 ¥1,260
Finca Fabian Tempranillo VdT Castilla
★フィンカ・ファビアン テンプラニーリョ 2011 ¥1,260

スペイン最大の生産地ラ・マンチャ地方のクエンカ。ここの標高750mの高地に110haの葡萄畑を所有するドミニオ・デ・プンクトゥム Dominio de Punctum 。全ての畑で自然な農法を行う、オーガニックビオデナミを実践するワイナリーです。元々は葡萄栽培者でしたが、2006年4代目に当たる若い兄妹(妹が醸造家)がワイナリーを立ち上げました。

ワイナリーの名前になったプンクトゥムはラテン語で十字路を意味します。ワイナリーの畑のあるこの地域は、ローマ時代に交易の重要な中継点として十字路になっていた場所で、長い歴史のあるこの土地への愛着から命名されました。

フィンカ・ファビアンシャルドネは白い花や様々な柑橘類を思わせる香りを持ち、フレッシュでフルーティーでバランスのとれた味わいです。テンプラニーリョは赤系そして黒系果実の両方を感じる華やかな香りを持つ、果実味が際立つエレガントな味わいです。ワイン法では、ヴィノ・デラ・ティエラ・カスティーリャ Vino de la Tierra de Castilla (認定地域内の葡萄を60%以上使用)です。

金額は全て税込価格です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。