番外編!ジュラ、アルザス、南仏から・・・注目の自然派ワイン生産者です・・・

いつもお世話になります。このお知らせは当店でお買い上げいただいた方及び限られた方にだけお送りしています。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません(2012年9月4日配信)。

9月中旬まではクール便をご利用ください!通常便配送によるワインの劣化は責任を負えません。クール便到着後ワインをすぐに低温の場所に置いてください。急激な温度変化を与えたことによる液漏れやラベル不良の返品や交換はお受けできませんのでお気をつけください。

いよいよ9月に突入です・・・今年は残暑が厳しいようですが・・・

まずは番外編の体に優しいワインからはじめましょうか(笑)・・・
ジュラ、
アルザス、南仏からです・・・

※繊細な自然派ワインです・・・必ずクール便をご利用ください・・・

《 DOMAINE BORNARD ドメーヌ・ボールナール 》

遅咲きのデビュー!でもワインの実力はかのアルボワの大御所ピエール・オヴェルノワも認めるジュラの「ドメーヌ・ボールナール」です。

フランス東部、ジュラ地方アルボワの街を南に2kmほど下ると、標高400m以上の高原に囲まれた小さな村ピュピランがあります。オーナーはフィリップ・ボールナール。ピュピラン村で父の代から続くヴィニョロンの家系で育ちました。1975年からピュピランのワイン農協で醸造責任者を務めました。農協で働きながら少しづつ自身の畑面積を増やし、1987年には9haの畑を持つようになりました。この頃から葡萄を農協に売る一方で、家庭消費用に自らの葡萄で少量のワインを造り出しました(これが後にアルボワの大御所ピエール・オヴェルノワの目にとまる)。2000年に3,5haの父親の畑を引き継ぎ、計12,5haの面積の畑を持つに至ります。2005年ドメーヌ・ボールナールを立ち上げました。

ボールナールが所有する品種は、ピノ・ノワール、プルサール、トルソー、シャルドネ、ムロン・ド・アルボワ、サヴァニャンです。樹齢は若いもので19年、平均樹齢は30年です。昔からアルボワの大御所ピエール・オヴェルノワをはじめ、マルセル・ラピエール、フィリップ・パカレ、ジャン・マルク・ブリニョ、ジャン・フォイヤールと交友があり、彼らのワイン哲学に多大なる影響を受けました。今後は、ピエール・オヴェルノワの醸造理念を見習い、全てのワインをゼロSO2で醸造できるよう現在模索中とのことです(一部のワインはすでにゼロSO2になっています。農法はビオロジック(認証なし)。

Domaine Bornard Petillant Naturel Rose Cuvee Tant-Mieux VdF
★ボールナール ペティアン・ナチュレ ロゼ タン・ミュー 2011 ¥2,625

葡萄は、100%プルサールです。樹齢は19年から30年。プルサールはジュラ地方特有の黒葡萄です。イノックスタンクで5日間のマセラシオン。醸した葡萄を軽く圧搾機にかけ、ロゼ色のジュースをタンクに移し自然酵母で発酵(35日間)。発酵の途中で(糖度計が1015の時点で)瓶詰めし、8ヶ月寝かせる(メトッド・リュラル)。デゴルジュマンは2012年5月8日で、残糖は6g。

イチゴやノワゼットの華やかな香り。ミネラルなどの鉱物的な香りも。繊細な泡で、綺麗な酸とほのかな甘みを持つ果実味とのバランスが良いです。ミネラル感もあり、アフターに感じる収斂味が味わいを引き締めます。キュヴェ名のタン・ミュー Tant-Mieux は「それは良かった!」という意味だそうです。アペリティフで、マリネやラタトゥイユなどのお料理で・・・また、クランベリーやラズベリーを使った焼きパイなんかおもしろそうです・・・

王冠にて封印 ALC8,5%
輸入元定価¥2,993

《 DOMAINE GINGLINGER ガングランジェ 》

フランス、アルザス地方コルマール市から南に10kmほど南下した小さな村ファッフェンハイムでビオデナミを実践する「ドメーヌ・ガングランジュ」です。

オーナーはジャン・フランソワ。父親が葡萄栽培農家だったので、彼は物心ついた時から父親の仕事を手伝っていました。醸造学校を卒業して、1990年老齢のため半引退となった父親の後を継ぎました。引き継いだ当時はまだ農協に葡萄を売って生計を立てていましたが、従兄弟のブリュノ・シュレールの影響でビオの農法に目覚め、ビオを学ぶため再び学校に通いました。1997年マルセル・ダイス、ジェラール・シュレール、トリンバッハなどが集まるビオデナミの勉強会に参加し、以降畑の農法にビオデナミを取り入れました。1999年父親の完全な引退と同時にドメーヌ・ガングランジュを立ち上げ、自らのワインを作り始めました。同年エコセールの認証、そして2001年デメテールの認証を取得し現在に至ります。農法はビオデナミ。

ガングランジュが所有する品種は、赤はピノ・ノワール、白はリースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、ピノ・オーセロワ、ミュスカ、シルヴァネールです。畑の仕事にビオデナミを積極的に取り入れ、土壌と葡萄の樹にとっての最高のバランスを常に追い求めています。醸造ではアルザスの伝統大樽フードルを使用してワインを仕込みます。天然酵母、酸化防止剤も最小限に抑えた自然派ワインを作り出しています。

Domaine Ginglinger Changala Alsace
★ガングランジュ シャンガラ アルザス 2011 ¥2,058

葡萄は、50%ピノ・ブラン、20%ピノ・オーセロワ、そして残り30%がリースリング、シルヴァネール、ミュスカです。ピノ・ブランが主体で、あとは各品種のプレスの最後をアッサンブラージュしています。樹齢は40年平均。マセラシオンはなし。発酵は自然酵母で6ヶ月。熟成はステンレスタンクで9ヶ月。ノンフィルター。

ワインはエデルツヴィッカー(アルザス品種のブレンド)ですが、シャンガラの名前を前面に出したいということで、ラベルにその表記はありません。ちなみにシャンガラはアルザス用語で“ジャン”の愛称で、お祖父さんがジャン・ピエール、お父さんがジャン・リュック、そしてジャン・フランソワと親子3代に渡ってジャンが付くことから“ジャンのジェネリックワイン”としてシャンガラと命名したそうです。今後ガングランジェの顔となるワインになりそうです。

白い花、白桃、マスカットの香り。フレッシュかつクリスピー。最後に心地良いミネラルの風味と上品な酸が口の中で溶け合います。お料理は和洋オールマイティに合わせられ、コスパ最高!のワインです。容量は1リットルです。

1,000ml ALC12,5%
輸入元定価¥2,310

《 CHATEAU DE GAURE シャトー・ド・ゴール 》

フランス、南仏(ラングドック)リム―で、自然派でありながら、アーティスティックなムードを漂わせるワインを作り上げている「シャトー・ド・ゴール」です。

オーナー、ピエール・ファブレは元は南仏ニームの生まれ。優秀なエンジニアで20年以上ベルギーで活躍していましたが、リタイヤ先の家を2004年に南仏に購入。なんと200haもある広大な敷地には13世紀の古いお城があります。その中には25haの畑も付いていて、彼はそれならばワインを作ろう!と決心しました。

実は元々彼は南仏で5世代続いた葡萄栽培農家の家に生まれました。醸造はしておらず、葡萄は全て共同組合に売っていました。彼は、ワイン造りをするならば、自然でかつ高品質のワインを作ろうと決心しました。そして購入した敷地の畑は2004年から化学薬品を全く使わない葡萄畑に大改造。2005年から醸造を始めました。

また、若き醸造家マーク・ベルトランを2005年にスタッフに迎えました。彼はブルゴーニュ・ディジョンの醸造学校で学び、その後アルザス、オーストラリアなどでワイン造りに携わっていました。彼もたどり着いたのは無農薬での葡萄栽培、そしてワイン造りです。彼はこのシャトーの醸造責任者に任命されましたが、最初の1年は畑造りに集中しました。シャトー・ド・ゴールのワインは実質的に2006年からになります。「Revue du Vin de France」という本で、2006年ヴィンテージの新発見された5つのワインのうちの1つとして紹介され、現在フランスはもとより世界各国から注目されています。

ファブレさんは絵を描くのが大好きとかで(醸造所の入口に彼の大作が飾られているようです)。ワインのラベルはファブレさんの絵です。ラベル同様アーティスティックな味わいを感じさせるワインです。

Chateau de Gaure Campagne Blanc VdF
★シャトー・ド・ゴール カンパーニュ ブラン 2011 ¥2,205

以下輸入元のコメントです・・・

「それぞれの葡萄を収穫後それぞれ別の樽で13ヶ月発酵、熟成後にブレンドします。ブラインドで飲んでどれだけの人が南仏のワインと言い当てることができるでしょうか?南仏の特徴のボリュームはあるのですが、土を大切に大切に扱い、その深い土壌から生まれた天然のミネラルがこのワインを支えているため、非常にエレガントなワインとなっております。価格帯としてはカジュアルワインの範疇かもしれませんが、大切に飲みたいワインです。(新井順子)」

60%グルナッシュ・グリ、30%シャルドネ、10シュナン・ブラン
天然アルコール度数13,34% 輸入元定価¥2,730

Chateau de Gaure Campagne Rouge VdF
★シャトー・ド・ゴール カンパーニュ ルージュ 2011 ¥2,205

以下輸入元のコメントです・・・

「葡萄の配合は葡萄の出来栄えで毎年変わります。コンクリートのタンクで13ヶ月発酵、熟成。最初グラスに注ぐと果実香がグラス全体にあふれ出し、いかにも南仏の赤ワイン。なんですが、飲んでみるとボルドーワインのようなエレガントさがにじみ出ます。これもそういう意味では南仏らしくありません。いずれにせよコスパの良いワインです。(新井順子)」

80%シラー、10%カリニャン、10%グルナッシュ
天然アルコール度数13,17% 輸入元定価¥2,730

こちら残りわずかです・・・

You Are So Cool Blanc VdF
★ユー・アー・ソー・クール ブラン NV ¥2,310

あの「自然派ワインの天才」と呼ばれるティエリ・ピュズラにワイン造りを教えたのがクリスチャン・ショサール。ドメーヌ(ブリゾー)が素材のポテンシャルを極限まで引き出すワイン造りを目指すのに対して、ユー・アー・ソー・クールなどのネゴシアン(ナナ・ヴァン)は“よりナチュラルに”をモットーに美味しい楽しいワインを造り出しています。

ユー・アー・ソー・クールは2007年以来のリリースで、今回は2011年のソーヴィニヨン・ブラン(80%)と、2010年シャルドネ(20%)のアッサンブラージュです。個性あるスペシャル・キュヴェの新星クールの誕生です。

【番外編です!ショサールの人気“パタポン”と希少“ユー・アー・ソー・クール”です!】(6月8日配信)

こちらも大好評の南仏ワインです・・・

Chassorney du Sud Cuvee G VdF
★シャソルネイ・デュ・スッド キュヴェ・ジェー 2010 ¥1,995

DRCの醸造長の誘いを断り独立したフィリップ・パカレ、自然派ワイン界の天才と言われるティエリ・ピュズラに今や肩を並べるビオデナミ生産者フレデリック・コサール

そのコサールが注目したのが南仏です。2005年から始まったこの南仏プロジェクトですが、コサールは特に「南のピノ・ノワール」とも言われるグルナッシュに心惹かれました。

週末の有料試飲【シャソルネイ・ド・スッド キュヴェ・ジェー 2010】(3月23日、24日)

金額は全て税込価格です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。