番外編!2021年ボジョレー・ヌーボー情報 その3

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2021年10月28日配信

番外編!ボジョレー・ヌーボー情報(その3)です・・・

新井順子女史からレポートが到着しました・・・

10月25日から
瓶詰めが始まりました・・・
ヌーボー

 Le Pont du Diable Beaujolais Villages Nouveau Vinifie au Domaine Joubert par Junko
ル・ポント・ドゥ・ディアーブル ボジョレー・ヴィラージュ ヌーボー 2021 ¥3,300 予定価格

13回目になります!新井順子女史が造るボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボーです!

ワイン学校の同級生の新井順子女史。縁あって2002年からフランス・ロワールでワインを造り始めました。今や日本のワイン業界で彼女の名前を知らない人はいないほど。さらに日本人よりフランス人のほうが彼女のことを良く知っている(凄)。そして2009年に初めて1人でヌーボーに挑戦しました。

ル・ポント・ドゥ・ディアーブル(小悪魔の橋)は、AOCはボジョレー・ヴィラージュですが、すぐ隣がボジョレー・クリュの1つ、ブルイィ(Brouilly)です。畑の所有者はジョヴェール家。4代目マルセル氏の娘カリーヌが管理しています。樹齢60年以上の単一畑で、もちろん無農薬畑(ビオロジックで認証はなし)です。カルボニックで発酵後木桶で熟成。SO2無添加。

新井さんからレポートが届いております・・・

「9月20日と例年より遅く収穫したガメイ(ボジョレー・ヌーボー)は発酵が早く、なんと11日目の10月1日にデキュヴェとプレスをしました。いつもは2~3週間は醸しますが逆に安心しました。収穫が遅くても、11月第3木曜日にはみなさまのもとにお届けしないといけないからです。前のレポートでも書きましたが、今年は大変な年で収穫も可能な限り丁寧に選果し悪い部分は取り除きました。天候が悪く糖度が乗らず心配しましたが、発酵が強いため醸造スケジュールを挽回できたのです。デキュヴェをして私が手で丁寧にプレス機に入れていると、温かい葡萄がどんどんプレス機に入っていき、発酵の強さをこの手で自ら確認できたのです。ビデオにも収めたので見てくださると嬉しいのですが、湯気が出るほど強いのです。こんなことは初めてです。11日間しか醸せませんでしたが、綺麗なジュースとなり酵母が強いのでボラティル(酢酸)の心配もありません。絞った後の糖計度の数値が1023と、まだ糖分が残っていますが(数字的には酢酸の心配があるものの)、手の感触で私は解ります。このまま発酵が終わり同時にマロラクティック発酵が始まるはずです。理論ではありません。醸造家としての感がそう確信させるのです。まさにドンピシャのデキュヴェの日でした。実は私はデキュヴェは少し早いと思い、カリーヌにもう2~3日後にするように連絡しましたが、他の醸造スケジュールの関係で1日にせざるを得ませんでした。結果それが吉となりました。今年はいっさいポンプを使わないで事前の重力だけでタンクにいれました。瓶詰めの時はどうしても使用しないといけませんが、SO2 を使用しないナチュラルワインですので、できるだけワインを無駄に傷つけたくないのです。

今年で13回目になるヌーボーの醸造ですが、毎年スーパーぼろぼろの年季の入った木の開放桶で醸造しております。私は木のタンクが好きなのですが、ジョベールさんのところは全てコンクリートかステンレスなので、この木のタンクを使用するしかなかったのです。それも今年で最後の醸造。来年は新しい木のタンクを購入する予定なのです。美味しいワインを作るにはやはり良い醸造道具が必要です。たくさん投資できれば最初から理想的な道具を揃えることができますが、我々のような弱小ワイナリーは無理のない中で少しづつ理想に近づけないといけません。いつも大変な思いをして醸造してきましたが、こうやって最後だと思うと少し悲しい気もします。そのことと葡萄の出来の関係で、今年はいつも以上にピリピリ緊張して醸造しております。先ずは難関のプレスが無事に終わり安心です。でも瓶詰めまでは気が抜けません。白(シャルドネ)ロゼ(ガメイ)はまだまだ発酵がゆっくりです。でもロゼのほうが少し早いので、いつもは同時に瓶詰めしますが、今年は白とロゼの瓶詰め日が重ならないと思います。そうなると500km近い道のりの往復が増えますが、どちらもベストな日を選ぶ予定です。栽培的には大変な年でしたが、醸造的には今年はちょいと自信があります。10月3日 (新井順子)」

ヌーボーはクール便でのお届けとなります。(クール代ご負担ください。)

予定輸入元定価¥3,740(税抜¥3,400)

ボジョレー1

毎年大好評のヌーボーです。もちろん生産量は限られていますので、近年輸入元は店舗割り当てせざるを得ない状況です。

おかげさまでほぼ完売ですが、どうぞお気軽にお問い合わせください。

※白(シャルドネ)とロゼ(ガメイ)のペティヤンの販売は未定です。

【番外編!2021年ボジョレー・ヌーボー情報! その2】(10月7日配信)

ボジョレー1

デキュヴェが終わり、葡萄(ボジョレー・ヌーボー)をプレスしている順子ちゃんです。

そして10月25日から瓶詰め(SO2 無添加)が始まりました。ボジョレーを作り始めてから一番厳しい年になったとのことですが、スミレのように可愛らしい華やかな味わいに仕上がったとのことです。到着が楽しみです。11月18日(木)解禁です。

収穫、そして醸造の様子はこちらからご覧いただけます。

https://www.youtube.com/watch?v=1aM5g-mVbfQ

https://www.youtube.com/watch?v=xBI8q560K2I&t=12s

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

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