遂に販売開始です!カリフォルニア唯一の日本人女性ワインメーカーのアキコさんが造る「フリーマン」です!

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2016年3月15日配信

今まで販売に規制がありましたが、遂に販売できることになりました・・・

新輸入元の試飲会でお披露目がありました・・・

《 FREEMAN WINERY & VINEYARDS フリーマン 》

カリフォルニア唯一の日本人女性ワインメーカー、アキコ・フリーマンさんが造る「フリーマン」です。

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アキコ・フリーマンさんは東京生まれの東京育ち。大学1年の時に交換留学生としてニューヨークへ渡ります。専攻は美術史で、イタリア・ルネッサンスを専門としていたアキコさんはさらなる学問習得のため西海岸の名門スタンフォード大学の大学院に進みました。夫であり、ワイナリーの共同経営者であるケン・フリーマンさんとはニューヨーク時代に出会いました。ケンさんと結婚後は、彼の転勤に連れ添い、香港、シンガポール、インドネシアなどアジア諸国で4ヶ間生活しました。

アキコさんのお父様は大のブルゴーニュワイン好きだったようで、アキコさんも幼少の頃からワインを嗜んでいたとか。ケンさんもアキコさんとお付き合いを始めてからどんどんワインの世界に引き込まれていきました。帰国後2人は北カリフォルニアに住まいを構え、自分達のワイナリーを持ち、自分達でピノ・ノワールを造る決心をしました。

北はメンドシーノ近郊、南はサンタ・バーバラまで、ピノ・ノワールに適した土地を探し求めること数年。なかなか理想的な場所に出会えなかったのですが、最後に出会ったのがソノマ、セバストポールの4エーカーの畑と古い納屋でした。

「繊細なワインを好むワイン愛好家であったケンと私は、今から約20年前ワインと食との密接なつながりを持ち、エレガンスとバランスを備えたブルゴーニュのようなワインをアメリカで造りたいと考え、2001年にワイナリーを設立しました。(アキコ・フリーマン)」

2001年ケン&アキコ・フリーマン夫妻は「フリーマン」を設立。古い納屋はワイナリーに改装し、納屋のうしろの丘にカーヴを造りました。2002年ヴィンテージがファースト・ヴィンテージです(2004年リリース)。

フリーマンのワインを語る上で欠かせない人物がエド・カーツマン氏です。テスタロッサ時代から彼が造るピノ・ノワールに惹かれていたケン&アキコ夫妻。ちょうどエド・カーツマンがテスタロッサを去ったという情報を得た2人はすぐにエド・カーツマンにコンタクトを取りました。ピノ・ノワール生産者として高い信頼を集めるエド・カーツマンがフリーマンに参加しました。(現在は、エド・カーツマンは醸造コンサルタントとしてフリーマンに残り、アキコさんが醸造責任者を務めています。)

フリーマンが造るのはソノマ・コーストルシアン・リヴァー・ヴァーのピノ・ノワール。厳選された買い付け葡萄から、それぞれの地域性が出た、その土地らしいワインを造り上げてきました。リリース後数年で、”世界ベスト30ピノ(ワイン&フード誌)”、カリフォルニア優良ピノ30(ワイン・スペクテーター誌)、などの高い評価も受けました。そして、2005年にはワイナリーに隣接する場所に待望の自社畑を購入。自社畑葡萄からのエステートワインも誕生し、今後ますます注目されるフリーマンです。

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 Freeman Ryo-fu Chardonnay Russian River Valley
★フリーマン 涼風 シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2014 ¥7,344

2015年4月安倍晋三首相を招いて行われたバラク・オバマ大統領のホワイトハウス公式晩餐会でサーブされたシャルドネ「涼風」です。(サーブされたのは2013年です・・・)

涼風シャルドネはこの2014年が10回目のヴィンテージになります。太平洋からルシアン・リヴァー・ヴァレーに向けて吹き込む冷たい”そよ風”に由来します。

2014年涼風シャルドネは、ハインツ・ランチキーファー・ランチの葡萄が主体。ハインツ・ランはオクシデンタルの南東に位置し、2003年から現在まで毎年同じ区画のシャルドネを購入しています。この葡萄は1982年に植樹され、フリーマンが扱う最も樹齢の高い葡萄です。エレガントさとストーンフルーツのアロマ、そして旧世界ワインのニュアンスをもたらします。キーファー・ランチはルシアン・リヴァー・ヴァレーのサブ・アぺレーションでもあるグリーン・ヴァレーに位置します。2004年からこの畑のシャルドネとピノ・ノワールを購入しています。酸味と骨格、そしてほのかに感じるフルーティーなアロマをもたらします。このヴィンテージから初めてアーウィンの畑の葡萄がブレンドされました。偶然にもハインツとキーファーと同じクローン4 が植えられています。果実味が特徴の畑です。

「淡い黄金色。ヘーゼルナッツ、グレープフルーツ、マッチ、クレム・ブリュレのアロマがあります。口に含むとレモンの皮、柑橘、白桃の香りが広がり、引き締まった酸味とトースト香が長い余韻と共に感じます。2020年までが飲み頃です。(アキコ・フリーマン)」

綺麗な果実味の中に、優しさを感じる味わいです・・・

100%シャルドネ
(46% Heintz Ranch, 42% Keefer Ranch, 12% Irwin)
フレンチオークにて発酵
フレンチオークにてシュールリー熟成
(8%新樽、92%旧樽)
生産量580ケース
ALC14,1%
輸入元定価¥7,992(税抜¥7,400)

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 Freeman Pinot Noir Russian River Valley
★フリーマン ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2013 ¥7,776

2013年はルシアン・リヴァー・ヴァレーの歴史の中で最も優れたヴィンテージと言っても過言ではありません。2013年のルシアン・リヴァー・ヴァレー・ピノ・ノワールは、フリーマンの自社畑グロリア・エステートの葡萄をメインとした2度目のヴィンテージです。畑に植えられている5つのクローン全て(Calera, Pommard, Martini, Swan, Dijon115)が使用されています。

セバストポール・ヒルズのソーンリッジの Swan クローンは素晴らしく、フリーマンでは2004年葡萄を購入している他、自社畑のグロリア・エステートに Swanを植える大きな影響となりました。同じセバストポール・ヒルズに位置するセクストンのクローン2A は2005年から購入しています。通常はソノマ・コーストにブレンドされますが、2013年はルシアン・リヴァー・ヴァレーのブレンドとして使用しました。グリーン・ヴァレーのグンサラスからは3つのクローン(115,667,777)がブレンドされています。これらは90年代に多く植えられたクローンでクオリティが高く、根強い人気があります。キーファー・ランチからはクローン23 と777 が使われ、エレガントなニュアンスと酸味をもたらします。

「濃いガーネット。チェリー、タール、森林の土のアロマがあります。最初はシャイなワインですが、空気に触れると共に、土壌のニュアンスや黒果実が際立ちます。バローロを思わせるかのようなきめ細かいタンニンとテクスチャーがあります。2025年まで熟成するでしょう。(アキコ・フリーマン)」

ルシアン・リヴァー・ヴァレーらしい凝縮した果実味ですが、ベリー系果実の旨味が心地良く広がります・・・

100%ピノ・ノワール
(29% Gloria Estate, 24% Thorn Ridge, 23% Sexton, 14% Gunsalus, 10% Keefer)
オープントップ容器で5日間の低温浸漬
フリーランとプレスワインを分けて発酵
フレンチオークで11ヶ月熟成
(27%新樽、35%1年目、14%2年目、24%3年目)
ALC13,9%
輸入元定価¥8,316(税抜¥7,700)

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 Freeman Gloria Estate Pinot Noir Russian River Valley
★フリーマン グロリア・エステート 輝 ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2013 ¥9,072

2012年がファースト・ヴィンテージ。100%自社畑グロリアからのピノ・ノワール「輝」です。

2013年のグロリア・エステート・ピノ・ノワールは2度目のヴィンテージです。葡萄はワイナリーに隣接している丘の斜面の畑から。1985年にニューヨークを襲ったハリケーン・グロリアがケンとアキコの出会いのきっかけとなったことから名づけられました。ケンはこの日大西洋にヨットの旅へと出航る予定でしたが、ハリケーンの影響でキャンセルとなり、とあるパーティーに出かけました。そこでアキコに出会いました。

また、現在のワイナリーに隣接していたリンゴ農園の所有者の名前が偶然にもグロリアでした。フリーマン夫妻はグロリアからこの土地を購入し、現在のグロリア・エステート・ヴィンヤードの一部はこのリンゴ農園の跡地になります。

2006年にグロリア・エステート(3,2ha)は、5つのヘリテージ・クローン(Swan, Calera, Martini, Pommard, Dijon115)で植樹されました。2013年のグロリア・エステート・ピノ・ノワールは、ワイナリーの真横にある Calera とSwan クローンをメインにブレンドされました。2013年の収量は1エーカー当たり約2トンです。生産量は300ケースほどです。

「2013年のフリーマンのピノ・ノワールの中で最も色が濃いワインです。デビューヴィンテージとなった2012年に比べて、2013年は若干シャイですが、ブラックベリー、カラント、燻製肉のアロマがあります。口に含むとルシアン・リヴァー・ヴァレー特有の果実味と凝縮感があり、素晴らしいタンニンと酸味のバランスがあります。2026年まで熟成可能です。(アキコ・フリーマン)」

まだまだ若々しい凝縮した(ちょっと硬い?)果実味ですが、上品さも兼ね備えていると思います・・・

100%ピノ・ノワール
100%グロリア・エステート
(35% Calera, 25% Swan, 20% Dijon115, 10% Martini, 10% Pommard)
オープントップ容器で5日間の低温浸漬
フリーランとプレスワインを分けて発酵
フレンチオークで11ヶ月熟成
(24%新樽、9%1年目、62%2年目、5%3年目)
ALC14,1%
輸入元定価¥9,720(税抜¥9,000)

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 Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast
★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2013 ¥11,772

フリーマンのフラッグシップ、アキコズ・キュヴェです。

アキコズ・キュヴェは、フリーマンのファースト・ヴィンテージである2002年から毎年リリースされている特別なキュヴェです。このワインは、ワインメーカーのアキコ・フリーマンとコンサルタントのエド・カーツマンがそれぞれ熟成中の樽を試飲し、良いと思うブレンドを造り上げ、その後スタッフを交えてブラインドテイスティングをし評価します。(そしてなぜか)毎年のようにアキコが造るブレンドがスタッフの好みであることから、この名前が定着しました。(2013年からアシスタント・ワインメーカーのギャヴィン・シャロックスがこのブラインドテイスティングに加わり、セラーの中のベストブレンドを決定する大切な一票を投じます。)

ソノマ・コーストの北西に位置するキャンベル・ランチは2年連続でアキコズ・キュヴェに選ばれました。ウィリアム・レイヒルは2004年以降頻繁にアキコズ・キュヴェに採用されています。比率的に次に多いのが自社畑のグロリア・エステートで、その中でも Pommard、Swan、115 のクローンが選ばれています。さらにセクストン、ソーン・リッジ、キーファーがブレンドに加わり、最後にフリーマンの2つ目の自社畑のユウキのクローン2A と23 が選ばれました。生産量は300ケースから350ケースほどです。

「ルビー色。イチジク、森林の土、ブラックベリー、トーストのアロマがあります。口に含むとビングチェリーとスモモのアロマが広がり、生き生きとした酸とフレンチオークの香りがほのかに感じられます。テクスチャーはリッチで、果実が口に広がります。(アキコ・フリーマン)」

ソノマ・コーストらしいエレガントな果実味の中に、女性の優しさや芯の強さがあるように思えます・・・

100%ピノ・ノワール
(24% Campbell, 22% Rayhill, 14% Gloria Estate, 10% Sexton,
19% Keefer, 10% Thorn Ridge, 10% Yu-ki Estate
オープントップ容器で5日間の低温浸漬
フリーランとプレスワインを分けて発酵
フレンチオークで11ヶ月熟成
(33%新樽、24%1年目、29%2年目、14%3年目)
ALC14,2%
輸入元定価¥12,636(税抜¥11,700)

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アキコ・フリーマンさんとお会いしたのは2004年10月でした。ある方のご紹介で東京でお会いしました。偶然にもジャイアンツのジャージをもっていたので、恐る恐る(笑)尋ねてみました。

「あの、野球になんか興味ないですよね。。。ジャイアンツなんか応援してませんよね。。。」「いいえ、私、ジャイアンツのファンですよ!」

ニューヨークで、そしてスタンフォードで美術史を学ばれていた素敵なレディーがジャイアンツのファンだなんて・・・めちゃくちゃ嬉しかったです・・・そしてしっかりサイン頂戴しました(笑)・・・

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金額は税込価格(含消費税8%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

ワインインスティテュート(カリフォルニアワイン教会)主催の春の試飲会に際して、オーナーやワインメーカーが来日しました。

フリーマン」のアキコ・フリーマンさん、「マボロシ」の私市友宏さん、「ノリア」の中村倫久さんは春の試飲会の常連メンバーです。(残念ながら私市さんは東京開催の前日に帰国されたとのことですが・・・涙)

またやはり再会の方で、久しぶりにエド・カーツマン氏が来日しました。

ブログ【CALIFORNIA WINE TASTING 2016  春】(3月9日)

 アキコさん、エドさんと・・・  CIMG1932

 Noria Sangiacomo Vineyard Chardonnay Sonoma Coast
★ノリア サンジャコモ・ヴィンヤード シャルドネ ソノマ・コースト 2013 ¥4,860 残少
 Noria Sangiacomo Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
★ノリア サンジャコモ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2013 ¥6,696 残少
 Noria Sangiacomo Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast
★ノリア サンジャコモ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2012 ¥5,292 2本

2010年がファースト・ヴィンテージ。中村倫久さんが造る「ノリア」です。日本食に合うワイン造りを目指しています。

【中村さん(ノリア)、私市さん(マボロシ)と再々会しました・・・】(2015年3月10日配信

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 Maboroshi Methode Champenoise Rose Sparkling Wine
★マボロシ メソッド・シャンプノワーズ ロゼ スパークリングワイン NV ¥7,776 残少

昨年秋、私市友宏さんの「マボロシ」からスパークリングワインが初リリースとなりました。伝統的な製法で造られたロゼ・スパークリングです。

【あの「幻」から待望の新アイテムが誕生しました!】(2015年10月13日配信)

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 Maboroshi Cabernet Sauvignon Napa Valley
★マボロシ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2012 ¥11,340
 Maboroshi AIMEE Maboroshi Vineyard Pinot Noir Russian River Valley
★マボロシ エイミー マボロシ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2009 ¥14,580

マボロシ」と言えばもちろんピノ・ノワールですが、2002年、2003年以来の、3度目のリリースとなるカベルネ・ソーヴィニヨンが入荷しました。

そして、マボロシの10周年を記念する2009年は愛娘エイミー(詠美)に捧げる特別なキュヴェのピノ・ノワールが誕生しました。生産量は僅か75ケースです。

【3度目のリリースになります・・・あの「幻」から希少ワインが入荷です・・・】(2015年5月7日配信)

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 August West Rosella’s Vineyard Chardonnay Santa Lucia Highlands
★オーガスト・ウエスト ロゼラズ・ヴィンヤード シャルドネ サンタ・ルシア・ハイランズ 2013 ¥7,020 残少
 August West Rosella’s Vineyard Pinot Noir Santa Lucia Highlands
★オーガスト・ウエスト ロゼラズ・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・ルシア・ハイランズ 2013 ¥7,560 残少

ピノ・ノワールの造り手として高い信頼を集めるエド・カーツマン氏。「オーガスト・ウエストは、ゲーリー・フランシオーニ、ハワード・グラハムとのジョイントです。

ロゼラズ・ヴィンヤードは、あのピゾーニ・エステートと共に並び賞される「ロアー」のゲーリー・フランシオーニが所有する畑です。希少なシャルドネの日本入荷は僅か7ケースです。

【あのピゾーニ・エステートが造るもう1つのブランド「ルシア」です・・・】(2015年7月28日配信)

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 Sandler Keefer Ranch Pinot Noir Russian River Valley
★サンドラー キーファー・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2013 ¥6,480
 Sandler Keefer Ranch Pinot Noir Russian River Valley
★サンドラー キーファー・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2012 ¥5,940 残少

エド・カーツマン氏のミドルネーム”サンドラーの名を付けたプライベート・ブランドの「サンドラー」です。

ピノ・ノワールは、ルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑キーファー・ランチから。個人的にも超おすすめの1本です。

【あのピゾーニ・エステートが造るもう1つのブランド「ルシア」です・・・】(2015年7月28日配信)

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この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。