2011年に「神の雫」に登場したあのダイアトムです・・・オリジナルから新アイテムが誕生しました・・・ダイアトム、シャトー・イガイ・タカハ

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2021年9月16日配信

9月下旬まではクール便をご利用ください。通常便配送によるワインの劣化は責任を負えません。クール便到着後ワインをすぐに低温の場所に置いてください。急激な温度変化を与えたことによる液漏れやラベルの不良化の返品や交換はお受けできませんのでお気をつけください。

2011年に「神の雫」に登場したあのダイアトムです・・・

オリジナルから新アイテムが誕生しました・・・

《 DIATOM ダイアトム 》

2011年10月20日「神の雫」に”ラベルに漢字が書かれたアメリカ産ワイン” が登場。。。

ダイアトム」の ”波紋” という名前のシャルドネでした。。。

ご記憶の方も多いと思います。大きな話題となり、ファインワインファン、フレンスワインファン、そしてカリフォルニアワインファンのたくさんの方から問い合わせを頂戴しました。。。

【「花偲」「波紋」「美夜」「風音」「鼓動」 2010年ダイアトムです!】(2011年10月25日配信)

【漢字ラベルで生まれ変わったあのダイアトムです! 2011年入荷です(喜)!】(2012年7月19日配信)

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ダイアトム」は「21世紀の注目すべきワインメーカー(W&S誌)」「新世代のスーパースター(WS誌)」と言われたグレッグ・ブリューワーが2005年からスタートしたプロジェクトです。素材である葡萄そのものを表現するという、純真、静寂、洗練をテーマに造り上げたワインです。そしてそれはシャルドネのみにフォーカスします。ダイアトムは樽を使用せず、シャルドネ本来の味わいを、サンタ・リタ・ヒルズ(サンタ・バーバラ)の土壌のテロワールを見事に表現した、カリフォルニア最高峰のシャルドネの1つです。

UC サンタ・バーバラでフランス語教師を務めていたグレッグ・ブリューワーは、ワインの面白さに取り付かれ、ワイン造りを志しました。「サンタ・バーバラ・ワイナリー」でアシスタント・ワインメーカーを務め、その後サンタ・バーバラ・カウンティーの新 AVA に承認されたサンタ・リタ・ヒルズで脚光を浴びた「メルヴィル」のワインメーカーとして名声を博しました。

同時期にグレッグ・ブリュワーは、サンタ・バーバラの有名なワインショップ、ワインカスクで出会ったスティーブ・クリフトンと「ブリュワー・クリフトン」を立ち上げました。全く異なる経歴を持ちながらも、ワインという共通のパッション、またサンタ・バーバラ・カウンティーのテロワールへのパッションで結ばれた2人が造り出したワインはカルト的な人気ワインとなりました。

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そのダイアトムに2010年変化が訪れました。2010年のダイアトムを表すのはなんと ”漢字” でした。「花偲」「波紋」「風音」「鼓動」の名がついた5つのシャルドネでした。「神の雫」に取り上げられ大きな話題を呼びました。

さらにダイアトムは進化しました。残念ながらオリジナルのダイアトムは2011年で生産終了。ダイアトムは今やその名を世界中に広げつつある、シャトー・イガイ・タカハの漢字シリーズワインへとその姿を変えました。2012年には「侍」「美夜」「波紋」のシャルドネ、「園」「風音」「鼓動」のピノ・ノワールが誕生しました。

【生産中止となったあのダイアトムがさらなる進化を遂げ・・・シャトー・イガイ・タカハとして生まれ変わりました!!!】(2013年11月1日配信)

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ダイアトムのオリジナルは少しのお休み後ラベルを変えて復活。この度そのダイアトムから新アイテムが到着しました。またグレッグ・ブリュワーが新たなメッセージを閉じ込めた新ワインも到着しました。共に数量限定品です。売り切れ御免です。

 Diatom Bar-M Vineyard Chardonnay Los Alamos Valley Santa Barbara County
★ダイアトム バーエム・ヴィンヤード シャルドネ ロスアラモス・ヴァレー サンタ・バーバラ・カウンティ 2019 ¥7,260

あの「ダイアトム」から新アイテムが誕生です。バーエム・ヴィンヤード・シャルドネです。

グレッグ・ブリュワーが2005年からスタートした「ダイアトム」。シャルドネのみにフォーカスしたブランドです。ダイアトムは樽を使用せず、シャルドネ本来の味わいを、サンタ・リタ・ヒルズ(サンタ・バーバラ)の土壌のテロワールを見事に表現した、カリフォルニア最高峰のシャルドネの1つです。

初期のダイアトムは、サンタ・バーバラ・カウンティの秀でたシングル・ヴィンヤードの葡萄を使用したワインでした。フーバー Huber(2009年WA97、2008年WA95、2007年WA95)、バブコック Babcock(2009年WA95、2008年WA94、2007年WA93)、クロ・ペペ Clos Pepe(2007年WA93、2005年WA92)というように、サンタ・バーバラ・カウンティの秀でたシングル・ヴィンヤードの葡萄から造られたワインはパーカー・ポイント90を一度も切ることなく高い評価を得ました。しかし、2010年からは畑の名前を意識することを止め、真に表したいものを求め、真に感じてもらいたいものを造るというスタイルに挑戦しました。そして漢字の名前を付けたのは、畑の名前を明記するよりも、そのタイトル(漢字)にイメージされる世界を表現することにワイン造りの意義を求めたからです。よって使用する畑のクローンや醸造データはほとんど公開しません。飲み手はグレッグ・ブリュワーを信じるのみです(いえいえ信じられる人です・・・)。

ダイアトムは珪藻(植物プランクトン)を意味します。珪藻は4,000万年以上に渡り海洋生物の必要不可欠な食料源でした。地球上の全ての有機生命が必要とする二酸化炭素の源であり、生物の誕生に繋がるものです。顕微鏡レベルではまるで小さな宝石のように見える貝殻は珪石の成分が化石化したもので、これが海底に蓄積されて珪藻土を形成します。ダイアトムが使用する葡萄は、この土壌に形成されたサンタ・リタ・ヒルズの畑で育ったものです。その土地を、その葡萄をありのままに、そのままに表現しようとしたのがダイアトムのワインです。Diatomaceous 珪藻土がワイン名の由来です。復活したダイアトムは少しエチケットが変わりました。2009年までは(10年、11年は漢字ラベル)うっすらとマークが見えましたが、今ははっきりと見えます。「o」と「_」ですが、「o」は珪藻を表し、「_」は海洋海底のフロアを表しているようです。サンタ・リタ・ヒルズで造られるワインの個性と言えるミネラルや塩味を生み出す珪藻土層を表現したようです。

さて、新アイテムのバーエム・ヴィンヤード・シャルドネですが。葡萄はサンタ・マリア・ヴァレーの西の外れにあるロスアラモス・ヴァレーバーエム・ヴィンヤードから。土壌は砂質土壌で、日中は温かく夜は涼しくが葡萄に影響しフルーツフレーバーが特徴になります。20年以上前に植樹されたクローン76が使用されました。房がとても小さく、複雑味のある、酸味と低い糖度からなるクローンで、涼しい気候に適したクローンです。グレッグ・ブリュワーは過去にメイキングを行っていた「メルヴィル」でもこのクローンを使用したことがあるので、葡萄のキャラクターは理解済みです。小さなステンレスタンクで非常に低温で発酵。マロラクティック発酵を(しないように)コントロールして、シャルドネ本来の(ロスアラモス本来の)キャラクターを追求しました。プロも参照するワイン・エンスージアスト誌が94点を付けました。日本入荷は僅か36本です。

「口当たりはシャープだが、まろやかな印象で熱量も感じる。レモン、洋梨、白桃、熟したパイナップル、柑橘類の皮や花、などの複雑なアロマを持ち、全体的にフルーツフレーバーが広がる。時間が経つと、タルトケーキ、果実の密、砂糖漬けのレモンピール、などの豊かな味わいが広がります。石炭、少し湿った土や羊毛のような香りも感じられるが、塩味により集中力がきりっと全体を整えます。クローン76を使用しているが、クローンのキャラクターよりロスアラモスのキャラクターが主体で、ダイアトムのラインアップの中では一番ユニークな味わい。(以上輸入元コメント)」

2014年ワイン・スペクテーター誌の年間トップ100ワインの第8位にグレッグ・ブリュワーが造るブリュワー・クリフトンの2012年サンタ・リタ・ヒルズ・ピノ・ノワールがランクイン。そして昨年2020年にはワイン・エンスージアスト誌でグレッグ・ブリュワーはワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。非常に繊細な感性を持ったグレッグ・ブリュワー氏は日本文化にも造詣の深い方です。ダイアトムの裏ラベルには大好きな松尾芭蕉の句が書かれています。「野ざらしを心に風のしむ身哉 A weathered skeleton in the windy fields of memory, piercing like a knife BASHO (1644-1694)

100%シャルドネ
ALC14,5%
輸入元定価¥7,700(税抜¥7,000)

【なんとオリジナルが復活です・・・2011年に「神の雫」に登場したあの「ダイアトム」です・・・】(2017年7月4日配信)

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グレッグ・ブリュワーが新たなメッセージを閉じ込めた新ワインです・・・

 Ex Post Facto Syrah Santa Barbara County 2018
★エクスポストファクト シラー サンタ・バーバラ・カウンティ 2018 ¥7,260 AG94 WE94 WA93

グレッグ・ブリュワーから新たなるメッセージです。エクスポストファクトです。日本初入荷です。

Ex Post Facto は直訳すると、「事後」「過去に遡る」を意味しますが、「原点に戻る」という思いも込めて、ブリュワー・クリフトンとは異なるコンセプトのもと、新たなメッセージを閉じ込めたワインをリリースしました。グレッグ・ブリュワーは「ブリュワー・クリフトン」そして「ダイアトム」でシャルドネとピノ・ノワールの造り手として知られていますが、サンタ・バーバラの地で25年に亘りシラー造りにも取り組んできました。グレッグ・ブリュワーの一昔前をご存じの方でしたら、「メルヴィル」のドナズやヴァーナスがご記憶にあるかと思います。

エクスポストファクトは2016年がファースト・ヴィンテージ。3度目のリリースとなる2018年が日本初入荷しました。2018年は、アントニオ・ガローニが94点、ワイン・エンスージアスト誌が94点、ワイン・アドヴォケイト誌が93点を付けました。相変わらず葡萄の出所や醸造に関しては詳しい情報を公開していないようですが。2018年エクスポストファクト・シラーは60日間スキンコンタクトを行い、そのまま全房発酵。そして18ヶ月間ニュートラルオークで熟成しました。サンタ・バーバラでの長い醸造経験を持ち、そのテロワールを知り尽くしたグレッグ・ブリュワーだからこそ造り上げることができた魅惑のシラーです。こちらも日本入荷は僅か36本です。

「濃縮感のあるセミドライのラズベリー、ブラックチェリー、ダークプラムを思わせる香りと味わいに、綺麗で品のあるジャスミン茶や中国茶、そして胡椒、甘草、ラベンダー、クローブ、セージなどの香りが脇を固めます。時間とともにミルクチョコレートと、スミレ、杉、月桂樹の葉も香り立ち、アフターにはフローラルなニュアンスが広がります。風味が良くきめが細かく、タンニンと凝縮感、長い余韻、深みを感じるワインに仕上がりました。涼しい気候のシラーの特徴らしく、優しい酸味となめらかな印象はまるでピノ・ノワールを思わせます。(以上輸入元コメント)

100%シラー
ALC15,0%
輸入元定価¥7,700(税抜¥7,000)

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こちらもどうぞ・・・久しぶりに家紋シリーズのワインが入荷しました・・

 Ch. igai Takaha ORIGIN Cabernet Sauvignon Los Olivos District 2015
★シャトー・イガイ・タカハ オリジン カベルネ・ソーヴィニヨン ロスオリボス・ディストリクト 2015 ¥5,500 特別価格(約30%オフ)

ワイン業界では日本一有名な家紋を付けた、「シャトー・イガイ・タカハ」の漢字シリーズが久しぶりに入荷です。しかも特別価格です。

シャトー・イガイ・タカハの名前はオーナー杉本隆英氏の杉本家の家紋から。丸に違い鷹羽 chigai takaha から命名。いつかは嫁いでいくであろう2人の娘の結婚式を2人のワインで祝ってあげたい、と思いついたのが全ての始まりです。以後も、和のテイストに合う、和の心を持ったワインを造り出しています。

このカベルネ・ソーヴィニヨンを作り上げたのは、イタリア品種に特化した「パルミナ・ワインズ」のオーナー兼ワインメーカーであるスティーブ・クリフトンです。グレッグ・ブリュワーと「ブリュワー・クリフトン」を立ち上げたスティーブ・クリフトンです(現在はブリュワー・クリフトンから退任)。葡萄は2016年に新たに認定されたロスオリボス・ディストリクトから。カベルネ・ソーヴィニヨン(グレート・オークス・ヴィンヤード)、カベルネ・フラン(グレート・オークス・ヴィンヤード)、マルベック(ランチョ・シスコック・ヴィンヤード)のブレンドです。90%をニュートラルオークで、10%を新樽で熟成させました。

ロスオリボス・ディストリクトはAVA サンタ・イネズ・ヴァレーのサブ AVA で、海側に位置するバラード・キャニオンと、内陸側の東に位置するハッピー・キャニオンに挟まれたなだらかな丘陵地帯に位置します。比較的温暖な気候なので、葡萄栽培はローヌ系品種及びカベルネ・ソーヴィニヨンを中心に栽培されています。)

「カシス、ブラックチェリー、ビターチョコレート、モカ、そしてほのかなミント系のニュアンス。熟度の高い果実味主体ですが、カリフォルニアを思う甘さは感じません。アルコール度数15,5%のボディには驚きますが、旨味ある酸味とスパイシーなタンニンが全体を引き締めバランスを取り、気がつけばグラスを口に運んでいます。当たりの強いナパ・スタイルのカベルネではなく、ヨーロッパやオールドスタイルにある染み込むような広がりを見せるカベルネで、飲むほどに美味しさを実感できるスタイルのフードフレンドリーのワインです。オールド・カリフォルニアをリスペクトし、進化の時を経たオリジンです。牛肉、豚肉、子羊肉など全ての肉類と完璧に調和します。チーズなら、チェダー、ミモレット、コンテなどの固め系。ローズマリー、セージ、タイムなどのハーブとも相性良し。すき焼き、カルビ焼肉、スペアリブ、ソーセージ、レバーのパテやソテー、牛すじ煮込み、キムチ、甲殻類や魚介類のアヒージョ。ダークチョコレートとも是非お試しください。(以上輸入元コメント)」

カリフォルニアワイン業界では知らない人はいない、シャトー・イガイ・タカハのオーナーの杉本隆英さんですが、実はワインというかお酒との出会いは遅く、その出会いは1998年とのことです。その美味しさに感動したワインは、あのロバート・モンダビ・ワイナリーが造る安旨ワインのウッドブリッジ・カベルネ・ソーヴィニヨンでした。(ご存じの方は多いと思いますが、)杉本さんは以後カリフォルニアワインにドはまり(苦笑)。カベルネ・ソーヴィニヨンに出会ったその原点に戻ってみようと作ったのがこのワインです。なので、ORIGIN (原点)と名付けました。ほどよい酸味があるので、(ウッドブリッジのように?、)ワインだけで楽しんでもいいし、食事と一緒に楽しむのもいいという万能型かも、とおっしゃっています。

85%カベルネソーヴィニヨン、10%カベルネ・フラン、5%マルベック
フレンチオーク(10%新樽)にて13ヶ月熟成
ALC15,5%
輸入元定価¥7,700(税抜¥7,000)

【あの日本一有名な「家紋」から・・・特別な思いを込めた「黒家紋」に新たなラインナップが誕生です・・・】(2016年7月5日配信)

タカハ

ついでに・・・最後に・・・

(残念ながら現在ブリュワー・クリフトンの取り扱いはございませんが・・・)

 Melville Estate Pinot Noir Sta. Rita Hilla
★メルヴィル エステート ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2018 ¥6,490 JD94

ソノマで葡萄栽培をしていたロン・メルヴィルはピノ・ノワールの栽培に興味を抱き、1996年にサンタ・バーバラのサンタ・リタ・ヒルズに土地を購入しました(サンタ・リタ・ヒルズが AVA に認可されたのが2001年。この認可に多大な功績を残したのがロン・メルヴィルです)。現当主チャッド・メルヴィルは葡萄栽培を担当。立ち上げからワインメーカーを務めたのがグレッグ・ブリュワーです。今やサンタ・バーバラをサンタ・リタ・ヒルズを代表するワイナリーです。

メルヴィルのワインは100%自社畑の葡萄から。畑はオーガニック栽培とサスティナブル栽培を実践。ピノ・ノワールのクローンは16種類です。天然酵母で発酵。徐梗は年と畑によって変わります。樽熟成では新樽はほとんど使いません。2018年エステート・ピノ・ノワールは16のクローンのブレンド。40%は徐梗なし。小さなオープントップの樽で発酵。フレンチオーク古樽(15~20年使用)で18ヶ月熟成。フレッシュなクランベリーやブラックチェリーのアロマ。綺麗な赤黒系の果実味とふくよかな酸のバランスが絶妙です。間違いなくカリフォルニアのザ・ピノ・ノワールの1つですね(ここはシラーも素敵ですけど)。ジェブ・ダナックが94点を付けました。

【昨年に続きチャッド・メルヴィル氏が来日しました!(メルヴィル)】(2017年1月31日)

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金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。