2023年にカベルネ・ソーヴィニヨンが日本初入荷しましたが・・・この度ジンファンデルが日本初入荷となりました・・・モリソリ・ヴィンヤード

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2025年10月9日配信

2023年にカベルネ・ソーヴィニヨンが日本初入荷しましたが・・・

この度ジンファンデルが日本初入荷となりました・・・希少限定入荷です・・・

《 MORISOLI VINEYARD モリソリ・ヴィンヤード 》

あのスケアクロウやイングルヌックに隣接する古い畑から。「モリソリ・ヴィンヤード」です。

logo-footer-11602

1883年ロコ・モリソリはスイスからアメリカに移民。1902年にラザフォード・ニーバム・レーンに居を構えて畑を購入して以来5世代120年に亘ってモリソリ・ファミリーがこの畑を栽培管理します。現オーナーのゲイリー&メロディ・モリソリ夫妻は今までと同じく栽培管理会社を使わず自らがスタッフを集めて栽培管理しています。過去からあまたのワイナリーがモリソリの葡萄を使い、現在も Amici、Biale、Elyse、Etude、Nickel & Nickel、Sequoia Grove、Trujillo などがシングルヴィンヤード表記でワインを作ります。またシングルヴィンヤードではありませんが、Beaulieu、Orin Swift などトップ・ワイナリーが葡萄を調達します。(個人的に印象が強いのは、一時期日本入荷していた、セコイア・グローブ出身者とその友人の2人がプライベートで造る Karl Lawrence カール・ローレンスです。モリソリの葡萄を主体にワインを生産していました。)

モリソリ・ヴィンヤードはラザフォード西側のマヤカマスへ続くなだらかな斜面に位置し、あのスケアクロウの J.J. コーン・エステートに隣接し、イングルヌックやジョセフ・フェルプスの畑に囲まれた場所に位置します。22haで、5つのブロックに分かれ、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に植えられています。5つのブロックの1つである Old Block は1880年代に開墾され1902年に植え替えられた株造りの混植のブロックで、ジンファンデル、アリカンテ・ブ―シュ、カリニャン、グラン・ノワール、マスカット・ハンブルグ、ネグレット、シラー、ヴァルディギエなどがセント・ジョージの台木に接ぎ木され現存します。モリソリはラザフォード・ダスト・ソサイエティの中心メンバーであり、ヒストリック・ヴィンヤード・ソサエティのメンバーとしても認定されています(ベッドロックのモーガン・ピーターソンとターリーのティーガン・バサラクアが中心の非営利団体)。

モリソリ・ヴィンヤード
(輸入元中川ワイン提供)
morisoli_vineyard_vineyards_map

5世代目になる、ゲイリー&メロディ・モリソリ夫妻の息子クリス(クリストファー)・モリソリはミリタリーのキャリアから実家に戻り、自家用ではなく商業用に初めてモリソリ・ヴィンヤード元詰めのワインを造り上げました。2018年ヴィンテージが初リリースとなります。長年ボリュー・ヴィンヤードのワインメーカーを務め、2009年にボリューを引退したジョエル・エイケン(ボリュー3代目のワインメーカー)が、是非とも私が造りましょう、とモリソリに参画しました。100ケース前後の限定醸造です。2023年に初リリースのカベルネ・ソーヴィニヨンが日本初入荷しました。アメリカ国内以外は日本が初めての海外出荷になりました。また、先ほどお話した Old Block からは非常に興味深いジンファンデルも極々少量生産し始めました。

カベルネ・ソーヴィニヨンは2023年に日本初入荷となりました。そしてこの度ジンファンデルが日本初入荷となりました。希少限定入荷です。

 Morisoli Vineyard Plinio’s Block Zinfandel Rutherford Napa Valley 2023
★モリソリ・ヴィンヤード プリニオズ・ブロック ジンファンデル ラザフォード ナパ・ヴァレー 2023 ¥13,200 日本初入荷 希少限定品

あのスケアクロウやイングルヌックに隣接する古い畑から。「モリソリ・ヴィンヤード」です。

モリソリ・ヴィンヤードはラザフォード西側のマヤカマスへ続くなだらかな斜面に位置し、5つのブロックに分かれる22haの畑です。ジンファンデルを生み出す Plinio’s プリニオズ・オールド・ブロックは、モリソリ・ファミリー2代目のプリニオ・モリソリによって1910年代に植樹されました。禁酒法時代にはクリスチャン・ブラザーズ・ワイナリーに葡萄を供給することで継続が許されました。このブロックは、現在ナパ・ヴァレーに9つしか残っていない禁酒法以前の歴史的な畑の1つに数えられています。株仕立ての、ドライファーミング栽培で、病害防除のための硫黄散布手作業で丁寧に行います。主要品種はジンファンデルで、アリカンテ・ブ―シュ、カリニャン、グラン・ノワール、マスカット・ハンブルグ、ネグレット、シラー、ヴァルディギエなどが混植されており、全てセント・ジョージの台木に接ぎ木されています。2022年までは友人でもあるエリーゼ・ワイナリーが手掛けていましたが、2023年はモリソリ・ヴィンヤードが元詰めをし初リリースしました。

プリニオズ・オールド・ブロック・ジンファンデルはジンファンデル主体のフィールド・ブレンドです。各ロットごとに10日間以上の発酵。フランスのトップクーパーのセガン・モロー(ミディアム・トースト)とモーリーの樽(60%新樽)で15ヶ月の熟成。野生のベリー。エキゾチックなスパイス。赤黒系果実のふくよかな果実味ですがしなやかなタンニンが全体を美しく調和させています。果実味の奥には鉄分や土っぽさを感じ、ミネラル感もあります。クラシックなスタイルの中に繊細さや奥深さを感じるジンファンデルです。エチケットは、モリソリ・ヴィンヤードの5つの区画の中のプリニオズ・オールド・ブロックの位置を描いています。

ジンファンデル主体
ALC14,7%
輸入元定価¥14,300(税抜¥13,000)

週末1078-9

 Morisoli Vineyard Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley 2019
★モリソリ・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ・ヴァレー 2019 ¥38,500 WA95 WS93
 Morisoli Vineyard Cabernet Sauvignon Rutherford Napa Valley 2018
★モリソリ・ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン ラザフォード ナパ・ヴァレー 2018 ¥38,500 初リリース 売り切れ

あのスケアクロウやイングルヌックに隣接する古い畑から。「モリソリ・ヴィンヤード」です。

モリソリ・ヴィンヤードはラザフォード西側のマヤカマスへ続くなだらかな斜面に位置し、あのスケアクロウの J.J. コーン・エステートに隣接し、イングルヌックやジョセフ・フェルプスの畑に囲まれた場所に位置します。22haで、5つのブロックに分かれ、カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に植えられています。5つのブロックの1つであるOld Block は1880年代に開墾され1902年に植え替えられた株造りの混植のブロックで、ジンファンデル、アリカンテ・ブ―シュ、カリニャン、グラン・ノワール、マスカット・ハンブルグ、ネグレット、シラー、ヴァルディギエなどがセント・ジョージの台木に接ぎ木され現存します。モリソリはラザフォード・ダスト・ソサイエティの中心メンバーであり、ヒストリック・ヴィンヤード・ソサエティのメンバーとしても認定されています(ベッドロックのモーガン・ピーターソンとターリーのティーガン・バサラクアが中心の非営利団体)。

5世代目になる、ゲイリー&メロディ・モリソリ夫妻の息子クリス(クリストファー)・モリソリはミリタリーのキャリアから実家に戻り、自家用ではなく商業用に初めてモリソリ・ヴィンヤード元詰めのワインを造り上げました。2018年ヴィンテージが初リリースとなります。長年ボリュー・ヴィンヤードのワインメーカーを務め、2009年にボリューを引退したジョエル・エイケン(ボリュー3代目のワインメーカー)が、是非とも私が造りましょう、とモリソリに参画しました。100ケース前後の限定醸造です。2023年に初リリースのカベルネ・ソーヴィニヨンが日本初入荷しました。アメリカ国内以外は日本が初めての海外出荷になりました。

カベルネ・ソーヴィニヨンは100%カベルネ・ソーヴィニヨンです。カベルネ・ソーヴィニヨンはコルドン式で、1992年に 110R と 1103P の台木に、クローン 7 と 8 を接ぎ木した樹の葡萄を使用しました。2019年は葡萄が完熟した年。8月は32度から38度の気温の上下が続き成熟を早めましたが、9月に入り夜間の気温が低くなったため、果実は熟し過ぎず、十分なハングタイムが取れました。2019年カベルネ・ソーヴィニヨンは前年より10日早い10月9日に十分に収量調整された2、52 t/acre のカベルネ・ソーヴィニヨンが26,5 Brix で手摘みされました。果実は7度の低温で4日間の低温浸漬を終え、その後マストを21度まで温めて発酵を促しました。果汁は1日に3回のポンプオーバー(液循環)が行われ、最高温度は30度に達したところでゆっくりと抽出を行い、15日間のマセラシオンの後にプレスしました。ボルドーのトップ・シャトーが使うセガン・モロー(ミディアムトースト)とモリーの樽(60%新樽)で熟成。2度の澱引きをし、27ヶ月熟成です。カシスやチェリーのアロマ。土の風味。ラザフォードらしい親しみやすさがありますが、リッチで複雑な味わいに仕上がりました。2019年ヴィンテージにワイン・アドヴォケイト誌が95点を付けました。また、2019年ヴィンテージは2023年ワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインで100位にランクインしました。エチケットは、モリソリ・ヴィンヤードのオールド・ブロックを1934年製のトラクターが耕作している様子を描いています。またロゴは、耕作の主役になるディスクブレード(円盤式の刃)をモチーフにしています。

100%カベルネ・ソーヴィニヨン
ALC14,8%
輸入元定価¥41,800(税抜¥38,000)

初リリースの2018年ヴィンテージはこちらからどうぞ・・・

【まだまだ暑い日が続くでしょうが、濃厚なカベルネ・ソーヴィニヨンのご紹介です(苦笑)・・・】(2023年8月22日)

週末1018

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

ラザフォード

こちらもやはり歴史的な畑を所有する「トネラ・セラーズ」から4代目当主スティーブ・トネラ氏が初来日しました。

トネラ・セラーズはハイウェイ29号線でラザフォードに入り、イングルヌック・ワイナリーの手前のニーバム・レーンに入った場所に位置します。この道の先にあるのが本日ご紹介のモリソリ・ヴィンヤードです。ちなみにその先にはカルトの新帝王と言われたスケアクロウの J.J. コーン・エステートがあります。

スティーブさんの大叔父ジョセフ・ポンティは1906年にイタリアからアメリカに移住。あのボーリュー・ヴィンヤードで最初のワインメーカーを務めました。スティーブさんの祖父ルイ・トネラはジョセフ・ポンティとボーリューで働き、ジョセフ・ポンティが引退する時に貴重な畑を受け継ぎました。あのイングルヌックやスケアクロウの畑に隣接する小さな畑です。J.J. Ponty Vineyard です。トネラ・セラーズは100年に亘り受け継がれるこの畑からワインを造り出しています。

(ヴィンヤードマップの赤丸がトネラ・セラーズの畑とワイナリーがある場所です。青丸はご近所の素晴らしいワイナリーです。)

ブログ【スティーブ・トネラ氏来日!(トネラ・セラーズ)】(9月25日)

トネラ1

この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。