あの話題のウルトラマリンは相変わらず入手困難です・・・クルーズ・ワインから本格的スパークリングワインと魅惑のペティヤンが入荷しました・・・クルーズ・ワイン

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。（２０２５年１２月１６日）

あの話題のウルトラマリンは相変わらず入手困難です・・・

クルーズ・ワインから本格的スパークリングワインと魅惑のペティヤンが入荷しました・・・数量限定品です・・・売り切れ御免です・・

≪　ＣＲＵＳＥ　ＷＩＮＥ　クルーズ・ワイン　≫

入手困難さから今や幻のスパークリングワインとなったウルトラマリン。そのウルトラマリンを作り上げたのがマイケル・クルーズです。

北米トップの発行部数を持ち、ワインファンの購読者も多いサンフランシスコ・クロニクル紙。そのクロニクル紙で２０１６年にワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのがウルトラマリンというスパークリングワインで注目を浴びたマイケル・クルーズです。マイケル・クルーズはソノマのぺタルマで育ち、UC バークレーで生化学を学びました。その頃から料理やワインに興味を持ちだしたマイケルは UC デイヴィスを受験しました。入学までの間ナパのサターホーム（ホワイト・ジンファンデルで有名）でアルバイトをしていたのですが、結局 UC デイヴィスに通うことなくサターホームで働き続けました。

マイケル・クルーズはその後ナパ・カーネロスのスターモント（メリーヴェル）に移り、最終的にワインメーカーに就任しました。この頃から自分のワイナリーを持つことを考え始めました。人と同じことをしたくないと考えたマイケルはスパークリングワイン造りを目指しました。なんとマイケルはスパークリングワイン造りを１９世紀に書かれたフランスの本で独学。数々の失敗を重ね、そして出来上がったのがウルトラマリンというスパークリングワインです。シャンパーニュのレコルタン・マニュピュランをイメージした、単一畑、単一年号に拘ったスパークリングワインです。濃厚なワインに高得点を付ける、あの高名なワイン評論家はこのスパークリングを高く評価しませんでしたが、ニューカリフォルニアワインと言われる新潮流ワインを求めるワインファンの間でじわじわと人気が広まりました。

マイケル・クルーズは２０１３年にスターモントを退社し、ぺタルマに「クルーズ・ワイン・カンパニー」を設立。スパークリングワインやペティヤンの他にスティルワインも造りはじめました。スパークリングワインを最初に造り始めた動機と同じく、スティルワインも他の人が造らないようなヴァルディギエ、サン・ローラン、タナなどのいわゆるマイナー品種を用い独自の哲学に基づき造り上げました。カリフォルニア特有のピュアな果実味と透明感、そしてしっかりとした味わいを持つ感受性の高いスティルワインです。多様性の時代に入ったカリフォルニアワインを象徴するかのように、従来のスタイルや葡萄品種にとらわれずに、複雑で個性のあるワインを目指します。マイケルはまさにカリフォルニアの新潮流の最前線を行った注目のワインメーカーです。入手困難さから今や幻のスパークリングワインとなったウルトラマリン。アメリカ現地の星付きレストランでさえも年間の割り当ては数本のみのようです。


Ultramarine Blanc de Blancs

残念ながら今回もウルトラマリンはご紹介できません。クルーズ・ワインの本格的スパークリングワインと魅惑のペティヤンのご紹介です。それらでさえ数量限定です。売り切れ御免です。

　Cruse Wine Cruse Tradition Sparkling Wine California NV (2020)
★クルーズ・ワイン　クルーズ・トラディション　スパークリングワイン　カリフォルニア　ＮＶ　￥８，６９０　数量限定品
　Cruse Wine Cruse Tradition Rose Sparkling Wine California NV (2019)
★クルーズ・ワイン　クルーズ・トラディション　ロゼ　スパークリングワイン　カリフォルニア　ＮＶ　￥１０，２３０　数量限定品

今や幻のスパークリングワインとなったウルトラマリンを作り上げたマイケル・クルーズです。

マイケル・クルーズは２０１３年にクルーズ・ワイン・カンパニーを設立。ウルトラマリンを造り上げると共に魅惑のペティヤンを作り上げました。ウルトラマリンのブランドでは、シャンパーニュのレコルタン・マニュピュランをインスピレーションした、単一畑そして単一年号に拘るスパークリングワインを造り上げます。そしてクルーズ・ワインのブランドでは、サンローランやヴァルディギエといったマイナー品種からピュアな果実味のペティヤンやスティルワインを造り上げます。クルーズ・ワインはいろいろと実験をするブランドのようです。

そのクルーズ・ワインからシャンパーニュ製法（瓶内２次発酵）による本格派スパークリングワインが誕生しました。

クルーズ・トラディションはウルトラマリン誕生後に新たにシャンパーニュ製法（瓶内２次発酵）により作り出した本格派スパークリングワインです。伝統的なシャンパーニュ方式で圧搾。一番搾りのキュヴェだけを使用。それぞれの畑の葡萄は別々に野生酵母のみで発酵させ、自然発生のマロラクティック発酵を行います。CO2二酸化硫黄は添加していません。晩春にブレンドし瓶内２次発酵を行います。ティラージュ熟成は長くて２年ほどで、ルミアージュ後にデゴルジュマンを行います。ドサージュはなしまたは多くて 2g/L ほどで、リリースまで数か月熟成させます。クオリティの高いスパークリングワインだと思います。ウルトラマリンと比較すると・・・ウルトラマリンはシャンパーニュ級のパワーとエレガントさを持ちます。トラディションはふくよかな旨味を持ちます。ウルトラマリンと比べると果実味が優しくふくよかです。弱いということではなく、しっかりとしたクオリティは持っています。

クルーズ・トラディションの葡萄はシエラ・フットヒルズ、メンドシーノ、ソノマなどから。このスパークリングワインには Keefer Ranch 旧名キーファー・ランチ、Alder Springs アルダー・スプリングス、Linda Vista リンダ・ヴィスタの超一流畑の葡萄も使用されています。７３％シャルドネ、２８％ピノ・ノワールで、２０２０年のワインがベースです。パーペチュアル・リザーブワインを４０％ブレンドしました。パーペチュアル・リザーブワインは大樽に仕込んだワインで、２０１５年から継ぎ足しています。木樽、木製タンク、ステンレスタンクで発酵。発酵時に亜硫酸塩の添加はしません。１度だけラッキングし、無濾過そして無清澄のままティラージします。１８ヶ月の熟成です。熟成後ルミアージュ、そして手でデゴルジュマン。ドサージュは 0g/L です。ALC12,5% です。ナチュラルコルク使用。生産量は１，０００ケースです。白い花、ドライ・リーフのアロマ。そして蜂蜜。少しの麦わらや菓子パンのニュアンスも。熟れていない柑橘系果実の風味が満載で、鮮やかなそして僅かな塩味を感じる酸（泡）が全体を包み込みます。非常に香り高いスパークリングワインです。

７０％シャルドネ、３０％ピノ・ノワール
シャンパーニュ製法（瓶内２次発酵）
輸入元定価￥９，３５０（税抜￥８，５００）

クルーズ・トラディション・ロゼの葡萄はシエラ・フットヒルズ、メンドシーノ、ソノマなどから。このスパークリングワインにはメンドシーノの Alder Springs アルダー・スプリングス、ソノマの Keefer Ranch 旧名キーファー・ランチの超一流の畑の葡萄も使用されています。６８％ピノ・ノワール、３２％シャルドネで、ピノ・ノワールの中にはレッドワインが７％ブレンドされています。２０１９年のワインがベースです。土着酵母で１次発酵を行い、そしてマロラクティック発酵を行います。発酵時に亜硫酸塩の添加はしません。晩春にブレンドを決定し、瓶内２次発酵を促します。２４ヶ月の熟成です。熟成後ルミアージュ、そして手でデゴルジュマン。ドサージュは 2g/L です。リリースまでさらに５ヶ月熟成させました。ALC13,0% です。ナチュラルコルク使用。生産量は６５０ケースです。ほんのりとオレンジの色調が入るサーモンピンク色。チェリーやイチゴのアロマ。少しのトーストのニュアンスも。凝縮感ありますが、果実のウエイト（ボリューム）と心地良い酸がとてもバランスよく仕上がっています。長く綺麗な余韻です。

６８％ピノ・ノワール、３２％シャルドネ
シャンパーニュ製法（瓶内２次発酵）
輸入元定価￥１１，０００（税抜￥１０，０００）

【あの話題のウルトラマリンは相変わらず入手困難ですが・・・クルーズ・ブランドの瓶内２次発酵のロゼ・スパークリングワインが日本初入荷です・・・】（２０２１年９月７日配信）

　Cruse Wine – Demo Series – Valdiguie Sparkling Wine Napa Valley 2019
★クルーズ・ワイン　デモ・シリーズ　ヴァルディギエ　スパークリングワイン　ナパ・ヴァレー　２０１９　￥９，０２０　数量限定品

クルーズ・ワインのブランドで造る魅惑のスパークリングワインです。

ヴァルディギエはフランス南西部にルーツを持つ葡萄で、フランスではすでに絶滅しています。ナパ・ヴァレーではかつてナパ・ガメイと呼ばれ２０世紀初頭まで多くの畑が存在していましたが、現在は僅かな畑が残るだけです。このヴァルディギエはナパ・ヴァレーの南の Wooden Valley ウッデン・ヴァレーにある Rancho Chimiles ランチョ・チメレス・ヴィンヤードから。とても冷涼な地域の畑で、葡萄樹は樹齢４０年以上です。デモ・シリーズ・ヴァルディギエ・スパークリングワインは１００％ヴァルディギエです。今までこの畑のヴァルディギエはペティヤン・ナチュレとして造り上げましたが、２０１９年は少し実験をしてスパークリングワインとして造り上げました（ペティヤンは以前ご紹介済みです）。キュヴェと少量のタイユを使用してセニエ法（ロゼの手法）を行いました。３０ヶ月のティラージュ後、デゴルジュマンを行い、6g/ L のドサージュで仕上げました。ALC12,0% です。生産量は僅か１８０ケースです。バラの花のアロマ。ラズベリーやプラムのニュアンス。赤い果実味の風味ですが、凝縮感があり複雑味を感じます。ペティヤンの時と比べると、重くなく華やかで美味な味わいになったと思います。液体は赤に近い色合いです。

１００％ヴァルディギエ
シャンパーニュ製法（瓶内２次発酵）
輸入元定価￥９，７９０（税抜￥８，９００）

　Cruse Wine White Zinfandel Petillant Naturel Eaglepoint Ranch Mendocino 2023
★クルーズ・ワイン　ホワイト・ジンファンデル　ペティヤン・ナチュレル　イーグルポイント・ランチ　メンドシーノ　２０２３　￥６，２７０　数量限定品

クルーズ・ワインのブランドで造る魅惑のペティヤン・ナチュレです。

ジンファンデルはメンドシーノ州のユカイアから近い場所に位置する、標高６００ｍのオーガニック認証畑から。高い標高のため暑さから守られたフレーバーの素晴らしい葡萄です。樹齢は４０年前後で、低収量で収穫されます。繊細なロゼを作るために葡萄の５０％は足踏みで丁寧に破砕しプレスしました。シャンパーニュのプレス・サイクルを使い、キュヴェのみ（果汁のみ）を使用しました。ベースワインはステンレスタンクで醸造。発酵途中のワインを瓶詰めし、瓶内で発酵を終えます。６ヶ月の瓶内熟成を行い、デゴルジュマンをし、ドサージュ 0g/L で栓をしました（王冠使用）。４，９気圧。ALC12,5% です。生産量は４，０００本です。淡いサーモンピンク色。新鮮なイチゴのアロマ。柔らかく優しい泡立ち。心地良いフレーバーを伴った心地良い吞み口のペティヤンです。喉の渇きを癒してくれます。ホワイト・ジンファンデルで一躍有名になったサターホームで働いていたマイケルですから、ジンファンデルではなくあえてホワイト・ジンファンデルと表記したようです。ワイン名をピンク色で表示しましたが、こちらはまさに薄いサーモンピンク色です。

１００％ジンファンデル
王冠にて封印
輸入元定価￥６，８２０（税抜￥６，２００）です。

１１月上旬にマイケル・クルーズ氏が来日しました。朝１０時からのセミナーでしたので、朝シャン状態で○ルトラ○リンを楽しみました。セミナー後ご挨拶に。個人的には３度目のご対面です。マイケルさんは近づく私を見て笑っています。ああ！お前ね！って感じで笑っていました（苦笑）。

ブログ【またまたマイケルさんが来日しました！（クルーズ・ワイン）】（１１月１４日）

こちらも楽しい泡もどうぞお忘れなく・・・

　Carboniste Pinot Grigio Brut Pet Nat California 2022
★カーボニスト　ピノ・グリージョ　ブリュット　ペットナット　２０２２　￥６，１６０　鯖のラベル　新ヴィンテージ
　Carboniste Albarino Extra Brut Sparkling Wine California 2022
★カーボニスト　アルバリーニョ　エクストラ・ブリュット　スパークリングワイン　２０２２　￥６，１６０　蛸のラベル　新ヴィンテージ

カリフォルニアならではの味わいです。「カーボニスト」のスパークリングワインです。

ダン＆ジャクリーン・パーソン夫妻が造り出したスパークリングワインのカーボニストです。カーボニストは、シャンパーニュと比べるとガス圧は低め。今流行のペットナット（ペティアン・ナチュレ）と比べるとテクスチャーがしっかり。シャンパーニュとペットナットの中間を行く、新しいスタイルのスパークリングワインです。エチケットには Modern Sparkling Wine と書かれています。カーボニストは造語で、“ボトルの中に泡を仕込む人”みたいな意味を表すようです。まさにカリフォルニアならではの味わいのスパークリングワインです。

人気の「鯖」と「蛸」です。ピノ・グリージョ・ペットナット（鯖のラベル）は１００％ピノ・グリージョのペットナットです。ドライで爽やかな味わいです。僅かに濁りが見られますが、それがまろやかな質感を作り出しています。アルバリーニョ・エクストラ・ブリュット（蛸のラベル）は１００％アルバリーニョのスパークリングワインです。柔らかくふくよかな酸と味わい。僅かな塩味を感じることが、日本トップのワインジャーナリストである山本昭彦氏が “最高の寿司ワインとなりうる” とコメントしたポイントでしょうか。

【カリフォルニアらしい楽しい美味しいスパークリングワインです・・・昨年に引き続き新アイテムが入荷しました・・・】（２月１８日配信）

金額は税込価格（含消費税１０％）です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

この内容は、アドレスを頂戴した方にＨＰ公開前にメールでお送りしています。ゆえにＨＰ公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ！カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。