久しぶりの入荷です・・・ニュー・カリフォルニアワインを牽引するワインメーカーのサシ・ムーアマンが造るワインです・・・サンディ

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2019年12月3日配信

ニュー・カリフォルニアワインを牽引するワインメーカーの1人、サシ・ムーアマンが来日しました・・・

久しぶりの入荷です・・・ご紹介のワインはエチケットが変わり、そして取り扱い輸入元も変わりました・・・

《 SANDHI WINES サンディ 》

サンタ・バーバラ・カウンティの「サンディ」「ドメーヌ・ド・ラ・コート」のワインメーカーで、ニュー・カリフォルニアワインを牽引するワインメーカーの1人であるサシ・ムーアマンが来日しました。明日輸入元主催のセミナーに参加しました。サシさんとは4度目のご対面になりました。

サシ・ムーアマンはカリフォルニア生まれの日系2世で(母親が日本人)、本名は武蔵です。彼のキャリアは料理人としてスタート。シェフとしてニューヨークやワシントンで活動していましたが、ワイン造りに興味を持ちカリフォルニアへ。5年間のインターシップとしてサンタ・バーバラの「オハイ・ヴィンヤード」のアダム・トルマックの元でワイン造りを学びました。

そしてサシ・ムーアマンはラジャ・パーと出会います。ラジャ・パーはアメリカ各地で有名なマイケル・ミーナ・グループのワイン・ディレクターを務めた方です(そして IPOB In Pursuit of Balance の発起人でもあります)。ラジャ・パーはサシ・ムーアマンと共にサンタ・バーバラの注目の生産地サンタ・リタ・ヒルズでワインを造り出しました。2人が理想とするワインは、オールドワインを敬うワイン(しっかりと熟成するワイン)と、どこで造られたかを表すワイン(テロワールを表現するワイン)です。

サシ・ムーアマンは現在自身のワイン・コンサルタント会社を運営。ワインメーカー兼共同オーナーとして「Domaine de la Cote ドメーヌ・ド・ラ・コート」「Evening Land イヴニング・ランド(オレゴン)」、ワインメーカーとして「Stolpman ストルプマン」、コンサルティング・ワインメーカーとして「Sandhi サンディ」「Pence Ranch ペンス・ランチ」のワイン造りに参加しています。そして「Piedrasassi ピエドラサッシ」というブランドを持ちます。

2001年に AVA 認定されたサンタ・リタ・ヒルズ。海岸からは約10kmの、サンタ・バーバラ最西端に位置します。海からの冷たい強い風の影響を受け、非常に涼しい気候です。サンタ・リタ・ヒルズはその土壌から3つに区分されます。ロンポックからブエルトンに東西に走るハイウェイ246号線の北部地域は主に砂質の土壌(北部)。246号線とサンタ・イネズ・ヴァレー沿いに走るサンタ・ロサ・ロードに挟まれた地域は珪藻土と呼ばれる太古の海の堆積物が隆起した土壌(中央部)。ドメーヌ・ド・ラ・コートの畑がこの地域にあります。そしてサンタ・ロサ・ロードの南の地域は珪藻土や英石が固まったシリカの小石が大部分を占める土壌(南部)。サンタ・バーバラ最古のピノ・ノワール畑であるサンフォード&ベネディクトがこの地域にあります。

久しぶりの入荷となる「サンディ」です。2016年ヴィンテージからエチケットが変わり、そして取り扱い輸入元も変わりました。

 Sandhi Chardonnay Sta. Rita Hills
★サンディ シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2017 ¥5,170 

ラジャ・パーはサシ・ムーアマンと2009年にサンタ・リタ・ヒルズの特徴を表す、主にシャルドネに特化した「サンディ」を立ち上げました。サンディのコンセプトは至ってシンプルで、「人」「土壌」「葡萄」というワイン造りに欠かせない3大要素を1つの形にすることです。由緒ある伝統的な畑だけでなく新しい畑も取り入れ、バランスを追求しながら、それぞれの畑の個性を活かしたワインを造り上げます。サンディはラジャ・パーの故郷であるインドのサンスクリット語で連音や協力を意味します。

サンタ・リタ・ヒルズ・シャルドネは、70%リタズ・クラウン Rita’s Crown 、30%リヴァーフォール Riverfall です。リタズ・クラウンがこのブレンドに入るのは2017年が最後になります。2007年に植樹されたリタズ・クラウンはサンタ・リタ・ヒルズで最も標高が高い西南向きにあります。そして2017年に初めてブレンドに加わるのがリヴァーフォール。ドメーヌ・ド・ラ・コートの自社畑です。土着酵母で発酵。500Lのパンチョン(大樽)で11ヶ月熟成。タンクで3ヶ月熟成。レモンやカルダモンのアロマ。しっかりとした凝縮感のある果実味ながらも(ですが重くない)、張り詰めた緊張感のあるミネラルと酸がはっきりと存在します。余韻にこの地の特徴である海風の塩味を感じます。ピュアでクリスタルなシャルドネです。2016年からエチケットが変わりました。サンタ・リタ・ヒルズの霧の様子を描いています。

ALC13%
生産量1,030ケース
輸入元定価¥5,720(税抜¥5,200)

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 Sandhi Pinot Noir Sta. Rita Hills
★サンディ ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2017 ¥5,170 

ラジャ・パーはサシ・ムーアマンと2009年にサンタ・リタ・ヒルズの特徴を表す、主にシャルドネに特化した「サンディ」を立ち上げました。サンディのコンセプトは至ってシンプルで、「人」「土壌」「葡萄」というワイン造りに欠かせない3大要素を1つの形にすることです。由緒ある伝統的な畑だけでなく新しい畑も取り入れ、バランスを追求しながら、それぞれの畑の個性を活かしたワインを造り上げます。サンディはラジャ・パーの故郷であるインドのサンスクリット語で連音や協力を意味します。

サンタ・リタ・ヒルズ・ピノ・ノワールは、80%がラジャ・パーとサシ・ムーアマンが共同経営するドメーヌ・ド・ラ・コート Domaine de la Cote の自社畑から。残り20%はサンタ・バーバラ最古のピノ・ノワール畑であるサンフォード&ベネディクト Sanford & Benedict から。土着酵母でオープントップのコンクリートタンクで発酵。バリック旧樽にて12ヶ月熟成。淡いルビー色。バラの花びら、ラズベリー、ブラックチェリーのアロマ。スパイスやドライハーブも。バラの花びらをちぎったかのような華やかな赤い果実味。旨味とスパイス感が口中に広がり、きめ細かいタンニンと心地良い酸が果実味と絶妙なバランスを作ります。やはり余韻に塩味と海苔のようなミネラル感を感じます。華やかで綺麗な旨味を持つピノ・ノワールです。2016年からエチケットが変わりました。サンタ・リタ・ヒルズの霧の様子を描いています。

ALC13%
生産量1,328ケース
輸入元定価¥5,720(税抜¥5,200)

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こちらもどうぞ・・・(旧ラベルです・・・)

 Sandhi Sanford & Benedict Vineyard Pinot Noir Sta. Rita Hills
★サンディ サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤード ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2015 ¥7,040 WA93 希少入荷品

ラジャ・パーはサシ・ムーアマンと2009年にサンタ・リタ・ヒルズの特徴を表す、主にシャルドネに特化した「サンディ」を立ち上げました。サンディのコンセプトは至ってシンプルで、「人」「土壌」「葡萄」というワイン造りに欠かせない3大要素を1つの形にすることです。由緒ある伝統的な畑だけでなく新しい畑も取り入れ、バランスを追求しながら、それぞれの畑の個性を活かしたワインを造り上げます。サンディはラジャ・パーの故郷であるインドのサンスクリット語で連音や協力を意味します。

サンフォード&ベネディクト・ヴィンヤードは、1971年にリチャード・サンフォード氏が植樹したサンタ・バーバラ・カウンティのピノ・ノワール最古の畑で、サンタ・リタ・ヒルズを語る上で欠かすことのできない伝説的かつ歴史的な畑です。自根の葡萄で、クローンはマウント・エデン Mt. Eden です。500Lのパンチョン(大樽)で熟成。赤黒い凝縮した果実味はフルボディですが、深みのあるタンニンと心地良い酸がエレガントさを引き出しています。

ALC13,5%
生産量496ケース
輸入元定価¥7,590(税抜¥6,900)

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輸入元主催のセミナーに参加しました・・・

【またまたサシさんが来日しました!(ドメーヌ・ド・ラ・コート、サンディ、イヴニング・ランド)】(12月4日)

 

サシ・ムーアマン氏のお話はこちらからもどうぞ・・・

【Pinot Noir Celebration Japan 2018】(2018年7月20日)

【サシ・ムーアマン氏来日!(ドメーヌ・ド・ラ・コート)】(2017年4月18日)

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