元ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのオーナーに信頼された男が造るワインです・・・単一畑ワインが希少入荷です・・・ヴィヴィアー・ワインズ

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2025年10月28日配信

元ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティのオーナーに信頼された男が造るワインです・・・

単一畑ワインが希少入荷です・・・売り切れ御免です・・・

《 VIVIER WINES ヴィヴィアー・ワインズ 》

オヴェール・ド・ヴィレーヌ(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)に信頼された男ステファン・ヴィヴィアーが造る「ヴィヴィアー・ワインズ」です。

ナパ・カーネロスの2大グランクリュ畑の1つであるハイド・ヴィンヤードを所有するラリー・ハイドと、ブルゴーニュのトップ・ドメーヌのご存じドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの元当主オヴェール・ド・ヴィレーヌが2000年に立ち上げたのが「 HdV ハイド・ド・ヴィレーヌ」。ここで醸造責任者を務めるのがフランス人ステファン・ヴィヴィアーです。

ステファン・ヴィヴィアーはブルゴーニュ生まれ。ディジョンの大学で栽培と醸造の学位を取得し、スイス、ニュージーランドなどでワイン造りに携わり、2002年ハイド・ド・ヴィレーヌに参加しました。ピノ・ノワール造りには絶対の自信があるようで、ハイド・ド・ヴィレーヌでもオベール・ド・ヴィレーヌ氏から全般の信頼を寄せられています。ステファン・ヴィヴィアーは完璧な職人肌とワイン哲学を持ったピノ・プロフェッショナルです。2009年にヴィヴィアー・ワインズ設立。スタートから高い評価を得ています。エチケットは1890年代のポマールのプルミエクリュ畑 Les Rugiens の風景だそうです。

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ヴィヴィアー・ワインズはカリフォルニア・ブルゴーニュを生み出すマイクロ・ブティックワイナリーです。ペタルマギャップなどのソノマ・コースト地区の厳選した地域の畑の葡萄を使用。最高の状態でワイナリーに運び入れ、体験した旧世界と新世界の哲学をありのままに投影させ、ミニマムな人間の手でワインに変えます。オヴェール・ド・ヴィレーヌにロマネ・コンティに招待されたステファン・ヴィヴィアーは樽からロマネ・コンティをテイスティングする幸運に恵まれ、その時に2回泣いたそうです。その気持ちをヴィヴィアーのワインに注ぎます。そして精確なカリフォルニアのテロワールを見つけ出す。これがヴィヴィアーのモットーです。

ちなみに、ハイド・ド・ヴィレーヌはロマネ・コンティとの関連付けを嫌ってピノ・ノワールを生産しませんでしたが、2012年に遂にピノ・ノワールを造り上げました。オヴェール・ド・ヴィレーヌの妻パメラ(ラリー・ハイドの従兄弟)の出身であるフェアバンクス家の一族の家長の名前イザベル Ysabel の名を付けました。葡萄はハイド・ヴィンヤードからではなく、ソノマで最も古いピノ・ノワール畑として知られるヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤードの葡萄を使用しました。(ピノ・ノワールは2021年に少量入荷しましたが、残念ながらその後販売はありません。)

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2013年ヴィンテージからヴィヴィアーのワインを取り扱っておりますが、単一畑のワインはなかなか日本入荷はありませんでした。この度やっと単一畑のワインをご紹介できることとなりました。ですが希少入荷です。売り切れ御免です。

 Vivier Hyde Vineyard Chardonnay Carneros Napa Valley 2023
★ヴィヴィアー ハイド・ヴィンヤード シャルドネ カーネロス ナパ・ヴァレー 2023 ¥19,140 JS98 日本初入荷 希少限定品

オヴェール・ド・ヴィレーヌ(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)に信頼された男ステファン・ヴィヴィアーが造る「ヴィヴィアー・ワインズ」です。

ご存じナパ・カーネロスの2大グランクリュ畑の1つであるハイド・ヴィンヤードです。伝説的な葡萄栽培家ラリー・ハイドが当主を務めます。初の入植は1979年で、現在200エーカーに及びます。2006年に全米グロワー・オブ・ザ・イヤーを受賞。あまたの生産者がこの畑の葡萄を望みますが、キスラー、コングスガード、レミー、パッツ&ホール、ポール・ホッブスなどの世界的にも評価の高い一流生産者のみに供給されます。近年では、ラリー・ハイドは2000年にドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティの元当主オヴェール・ド・ヴィレーヌと HdV (Hyde and de Villaine) ハイド・ド・ヴィレーヌを立ち上げ話題になりました。また、ラリー・ハイドの息子のピーターとクリストフは2012年にラリー・ハイド&サンズを立ち上げ、ハイド・ヴィンヤードからワインを造り出しました。

2023年は寒い春を迎えたことで萌芽に長い時間を要し、これが葡萄の完熟期の個体差を生むことに繋がりました。収穫時期も通常より1ヶ月近く遅くなりました(10月まで)。しかし収穫期に天候に恵まれたため、酸、アロマ、果実感がマイクロクライメート効果を経て味わいどころの多い葡萄となりました。ハイド・ヴィンヤード・シャルドネは2021年からの生産です。2023年ハイド・ヴィンヤード・シャルドネは2001年に植樹されたウェンテ・クローンから。硬質の強粘土層の上に浅く重なる排水の良い粘土とローム層の混合土壌にあります。ステンレスタンクで発酵。特別なフランス産の樽にて17ヶ月の熟成。新樽比率は25%です。明るいストローカラーに緑の霞がかかるような色合い。レモンオイル、洋なし、クローブ。ハイドらしいミネラル的なノーズ。火打石を思わせるミネラリーのエナジーが折り重なります。パーフェクトな飲み心地を感じさせてくれるフィニッシュ。今飲むも良し。寝かせるも良し。ジェームス・サックリングが98点を付けました。

100%シャルドネ
ALC12,67%
輸入元定価¥20,350(税抜¥18,500)

ハイド・ヴィンヤードのお話はこちらからどうぞ・・・(ワインは売り切れておりますが・・・)

【世界が賞賛するあの畑から、新しい伝説が始まっています・・・】(2015年1月20日配信)

週末1088-2

 Vivier Gap’s Crown Vineyard Pinot Noir Petalma Gap Sonoma Coast 2023
★ヴィヴィアー ギャップス・クラウン・ヴィンヤード ピノ・ノワール ペタルマギャップ ソノマ・コースト 2023 ¥18,150 JS98 希少限定品

オヴェール・ド・ヴィレーヌ(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)に信頼された男ステファン・ヴィヴィアーが造る「ヴィヴィアー・ワインズ」です。

トゥルー・ソノマ(真のソノマ)と呼ばれるペタルマギャップに位置するギャップス・クラウン・ヴィンヤードです。冷涼なオーシャンブリーズを受けながらも複雑な稜線を持つ地勢から内陸性の影響も受け、様々な要素が葡萄に凝縮されます。パッツ&ホールやマックファイルなど20以上の生産者がこの畑の葡萄を買い付けていますが、やはりこの畑の名前を有名にしたのはコスタ・ブラウンでしょうか。2011年ワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインで見事ワイン・オブ・ザ・イヤーを獲得したコスタ・ブラウンです。ギャップス・クラウン・ヴィンヤードは400エーカーほどですが、うち37エーカーがコスタ・ブラウンにリリースされているようです。マイケル・ブラウンはギャップス・クラウン・ヴィンヤードについて The fruit has always been killer (葡萄は毎年やべぇ)とコメントしてるようです。ほとんどの樹が霧の上にあるため朝の寒い時間帯から太陽の光を浴びますが、糖分先行の生長ではなく、樹全体で葡萄を熟成させています。キスラーで知られるデュレル・ヴィンヤードなど、ソノマの特級畑を多く所有するビル・プライスがこの畑を所有します。

2023年は寒い春を迎えたことで萌芽に長い時間を要し、これが葡萄の完熟期の個体差を生むことに繋がりました。収穫時期も通常より1ヶ月近く遅くなりました(10月まで)。しかし収穫期に天候に恵まれたため、酸、アロマ、果実感がマイクロクライメート効果を経て味わいどころの多い葡萄となりました。ギャップス・クラウン・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは2011年からの生産です。2023年ギャップス・クラウン・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは30%を全房発酵しました。ステンレスタンクで発酵。フレンチオーク(20%新樽)にて18ヶ月熟成。無濾過そして無清澄です。ミディアムルビーのグラデーション。ラブリーで密集したパヒューム。ヴァイオレット、ローズのフローラルノート。30%全房から来るボディは密度があり、しっかりとしたフルーツとテクスチャーを持ちます。ですがまさにブルゴーニュなスタイルに仕上がっています。こちらもジェームス・サックリングが98点を付けました。

100%ピノ・ノワール
ALC13,26%
輸入元定価¥19,250(税抜¥17,500)

週末1088-3

 Vivier Van der Kamp Vineyard Pinot Noir Sonoma Mountain 2023
★ヴィヴィアー ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・マウンテン 2023 ¥18,150 JS98 希少限定品

オヴェール・ド・ヴィレーヌ(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)に信頼された男ステファン・ヴィヴィアーが造る「ヴィヴィアー・ワインズ」です。

ソノマでは最も古いピノ・ノワール畑として知られるヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤードです。ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤードは1952年に植樹された畑で、ソノマ・マウンテンの頂上付近(標高500m)に位置します。樹齢はすでに70年を超え、北向きに少し傾斜した地勢に今なお古樹が存在します。この地はネイティブ・アメリカンの聖地で、彼らにとっては、ここから世界が始まったという神話を持つ神聖なエリアでもあります。ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤードの葡萄はフラワーズ、シドゥーリ、ラ・フォレなどが使用したことで有名になりました。ちなみに、ハイド・ド・ヴィレーヌはロマネ・コンティとの関連付けを嫌ってピノ・ノワールを生産しませんでしたが、2012年に遂にピノ・ノワールを造り上げました。オヴェール・ド・ヴィレーヌ氏の妻パメラ(ラリー・ハイドの従兄弟)の出身であるフェアバンクス家の一族の家長の名前 Ysabel イザベルの名を付けました。葡萄はハイド・ヴィンヤードからではなく、ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤードの葡萄を使用しました。

2023年は寒い春を迎えたことで萌芽に長い時間を要し、これが葡萄の完熟期の個体差を生むことに繋がりました。収穫時期も通常より1ヶ月近く遅くなりました(10月まで)。しかし収穫期に天候に恵まれたため、酸、アロマ、果実感がマイクロクライメート効果を経て味わいどころの多い葡萄となりました。ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは2019年からの生産です。2023年ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは25%を全房発酵しました。ステンレスタンクで発酵。フレンチオーク(25%新樽)にて18ヶ月熟成。無濾過そして無清澄です。クリアーで深いルビー色。ラズベリー、ブラックチェリーのアロマ。ハーブやユニークなジュニパーベリーのニュアンス。この畑独特の芳香が溶け込んだ、(黒系ではない)熟した赤系のフルーツが印象的です。グリップの効いた、古樹が生み出す複雑味をお楽しみください。ジェームス・サックリングが98点を付けました。

100%ピノ・ノワール
ALC14,71%
輸入元定価¥19,250(税抜¥17,500)

日本初入荷の2019年ヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールはこちらからどうぞ・・・(売り切れておりますが・・・)

【こちらもセカンドワインが誕生しました・・・希少入荷です・・・売り切れ御免です・・・】(2022年11月24日配信)

 週末1088-4

こちらもどうぞ・・・

 Vivier Pinot Noir Sonoma Coast 2022
★ヴィヴィアー ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2022 ¥11,000

オヴェール・ド・ヴィレーヌ(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)に信頼された男ステファン・ヴィヴィアーが造る「ヴィヴィアー・ワインズ」です。

2022年は長く続く干ばつの影響を受けました。夏も例年より涼しく、ですが長い熟成期間がサイズは小さいが濃縮状態が維持され、結果として最大限のフレーバーを引き出すことに成功しました。カリフォルニアにありがちな高糖度によるアルコール過多は避けられ、高い酸を残したハイ・フレーバーなブルゴーニュスタイルに仕上がりました。

2022年ソノマ・コースト・ピノ・ノワールは、フロッキー・ヴィンヤード(樹齢30年)をメインに、ソノマ・コーストのギャップス・クラウン・ヴィンヤード(樹齢25年)、そしてソノマ・ヴァレーのヴァン・デル・カンプ・ヴィンヤード、コシィック・ヴィンヤード、キャサリン・ヴィンヤードをブレンドしました。ステンレスタンクで発酵。20%を全房発酵。フレンチオーク(10%新樽)で17ヶ月熟成。干ばつの影響を受けたノーズは濃縮したスイートスパイス。そしてスミレやブラックチェリーのニュアンス。パワーとエレガンスが同居しますが、バランスを持ってテクスチャーを構成します。

100%ピノ・ノワール
ALC12,5%
輸入元定価¥12,100(税抜¥11,000)

【最新ヴィンテージのピノ・ノワールが到着しました・・・今までとはちょっとスタイルが違います・・・】(2023年3月17日配信)

 週末1088ー1

ハイド・ヴィンヤード及びラリー・ハイド&サンズのお話はこちらからどうぞ・・・(ワインは全て売り切れております・・・)

【世界が賞賛するあの畑から、新しい伝説が始まっています・・・】(2015年1月20日配信)

週末1088-5

ジェームス・サックリングが100点を付けました・・・

 Raen Lady Marjorie Chardonnay Sonoma Coast 2023
★レイン レディ・マージョリー シャルドネ ソノマ・コースト 2023 ¥17,050 JS99 VI91 数量限定品

 Raen Royal St. Robert Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast 2023
★レイン ロイヤル・セント・ロバート・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2023 ¥16,060 JS99 VI93 数量限定品
 Raen Royal St. Robert Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast 2021
★レイン ロイヤル・セント・ロバート・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2021 ¥13,530 WS95 2023年WS誌年間トップ100ワイン4位 売り切れ

2023年ワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインでトップ10(第4位)入りした「レイン」です。

“カリフォルニアワインの父” と呼ばれた故ロバート・モンダビ翁。そのロバート・モンダビの次男ティム・モンダビの息子であるカルロ・モンダビダンテ・モンダビは2013年にソノマ・コーストのピノ・ノワールに特化した「 Raen レイン」を立ち上げました。レインの名前は Research in Agriculture and Enology Naturally の頭文字を1つの単語にしたもので、2人の農業とワイン醸造への研究心を表しています。醸造は、土着の酵母で発酵し、主にニュートラルのフレンチオーク(フランソワ・フレール)で熟成します。新樽比率は10~15%ほどです。無濾過そして無清澄にて瓶詰め。またワインのラベルはAVA名が大きく記載されていて、フランスのワインを思わせる雰囲気があります。これは、生産者である自分達の名前やレインというブランドのアピールよりも、畑やテロワールを全面的に出した造りを味わってもらいたいという願いが込められています。

世界に通用するピノ・ノワールを。ということで2013年にピノ・ノワールでスタートしたレインですが、2016年からシャルドネを造り始めました。Charles Ranch Chardonnay チャールズ・ランチ・シャルドネです。そしてこの lady Marjorie Chardonnay レディ・マージョリー・シャルドネは2021年から生産を始めた新シャルドネです。祖母のマージョリーに捧げるワインです。レディ・マージョリー・シャルドネの葡萄はソノマ・コーストの人里離れた荒涼な地形の場所にある畑から。クローンはウェンテと4です。全房発酵。土着酵母で発酵。フレンチオークで熟成。2023年はレインにとって最高のヴィンテージとなりました。この2023年レディ・マージョリー・シャルドネにジェームス・サックリングが99点、ヴィノスが91点を付けました。ちなみにジェームス・サックリングは2023年の Charles Ranch Chardonnay Fort Ross-Seaview チャールズ・ランチ・シャルドネ(輸入元上代¥25,300)に100点満点を付けました。

ロイヤル・セント・ロバート・ピノ・ノワールの2021年ヴィンテージがワイン・スペクテーター誌の年間トップ100ワインでトップ10(第4位)入りしました。ロイヤル・セント・ロバート・ピノ・ノワールの葡萄はボデガ・ベイを見渡すソノマ・コーストの入り組んだ丘の畑から。クローンはカレラ、スワン、115、667、777です。全房発酵。土着酵母で発酵。フレンチオークで熟成。2023年はレインにとって最高のヴィンテージとなりました。この2023年ロイヤル・セント・ロバート・ピノ・ノワールにジェームス・サックリングが99点、ヴィノスが93点を付けました。ちなみにジェームス・サックリングは2023年の Sea Field Pinot Noir Fort Ross-Seaview シー・フィールド・ピノ・ノワールに99点を、そして Bodega Pinot Noir Freestone Occidental ボデガ・ヴィンヤード・ピノ・ノワール(輸入元上代¥35,200)に100点満点を付けました。

【非常に高い評価を得ました・・・ソノマ・コーストの2023年は要チェックだと思います・・・】(3月19日配信)

週末1073

こちらもお見逃しなく・・・

 Rivers-Marie Chardonnay Sonoma Coast 2023
★リヴァース・マリー シャルドネ ソノマ・コースト 2023 ¥8.030 新ヴィンテージ 数量限定品
 Rivers-Marie Pinot Noir Sonoma Coast 2023
★リヴァース・マリー ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2023 ¥8,030 新ヴィンテージ 希少限定品

あっという間に完売になると思います。「リヴァース・マリー」です。

カリフォルニアのカルト・カベルネを牽引するワインメーカーと言えば・・・ハーラン、ボンドのボブ・レヴィ。スクリーミング・イーグル、ダラ・ヴァレ、オヴィッドのアンディ・エリクソン。ブライアント・ファミリー、ハンドレッド・エーカー、ダナのフィリップ・メルカ。そしてシュレイダー、アウトポスト、マイバックのトーマス・リヴァース・ブラウンの4人でしょうか。ヘレン・ターリーの下で修行したトーマス・リヴァース・ブラウンはフレッド・シュレイダーが立ち上げたシュレイダー・セラーズのワインメーカーに抜擢されました。ナパ最上の畑トゥ・カロン・ヴィンヤードから造り上げたカベルネ・ソーヴィニヨンはすぐに高い評価を得ました。同一銘柄で3年連続パーカー100点を獲得するなど、多くのパーカー100点を獲得しています。現在ナパ・ヴァレーで最も多くパーカー100点を持つワインメーカーです。

そのトーマス・リヴァース・ブラウンが妻のジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュと造るワインが「リヴァース・マリー」です(2人のミドルネームから)。トゥルー・ソノマ(真のソノマ)の1つであるオキシデンタル地区のシャルドネピノ・ノワールに特化したブランドです。スーマ(自社畑)、プラット、オキシデンタル・リッジ、ウィロー・クリーク、シルバー・イーグル、ティエリオなどの一流畑からワインを造り出しています。また、ナパ・ヴァレーからはカベルネ・ソーヴィニヨンも生産しています。(シュレイダーとは大違いの安価で入手できるリヴァース・マリーのカベルネ・ソーヴィニヨンもマストバイのワインだと思います)

ソノマ・コースト・シャルドネはオクシデンタルの北東に位置する Riddle リドル・ヴィンヤードの葡萄(ウェンテ・クローン)が主体です。また、シュエット・ヴィンヤードの葡萄(モンラッシェ・クローン)も使用され、2023年はこの2つのクローンで造られました。除梗せずにプレスすることで過度の抽出を抑えます。発酵前のコールドソーク(低温浸漬)は行わない。フレンチオークで発酵そして熟成。樽はフランソワ・フレールやルイ・ラトゥールを使用。新樽の使用は極力抑え、多くても25%まで。バトナージュは行わない。グリーンゴールドの色調。柑橘系果実のアロマ。白胡椒のニュアンス。冷涼だった気候によるものか非常に繊細な果実味で、湿った石のようなミネラル感が印象的です。生産量が少ないためシャルドネは希少入荷です。売り切れ御免です

ALC14,1%
輸入元定価¥8,800(税抜¥8,000)

ソノマ・コースト・ピノ・ノワールはグリーン・ヴァレーの西側に位置するリドル・ランチの葡萄が主体となりました(ソノマ・コーストやルシアン・リヴァー・ヴァレーとも重複)。クローンはマウント・エデン、828、ポマールです。手摘みの葡萄は除梗され(ただし一部とても良い房だけ梗を残しました)、コールドソーク(低温浸漬)を10℃で7日間行いました。5日目に冷却を止め自然の温度に。その後自然の発酵を待ちます。フリーランジュースとプレスジュースを一晩寝かせてから樽に移しました。樽はフランソワ・フレールやレイモンドを使用。マロラクティック発酵は約10ヶ月。澱が自然に落ちた時点で初めて SO2 を少量添加。次のヴィンテージの収穫前に瓶詰め。無濾過で人工的な澱引きもなし。約半年休ませてリリースしました。明るいルビー色。ストロベリーやクランベリーのアロマ。ドライハーブのニュアンス。こちらもヴィンテージのせいか完熟はしたものの繊細で果実味で、赤い明るいフルーツの風味が印象的です。生産量は1,165ケースです。リヴァース・マリーのシングルヴィンヤード・ワインは希少入荷です。とにかくこちらを抑えましょう。あっという間に完売になりそうですが(苦笑できない)。

ALC14,1%
輸入元定価¥8,800(税抜¥8,000)

【 Anything but Chardonnay と言われる昨今ですが・・・極上のシャルドネが届いております(苦笑)・・・】(2024年6月11日配信)

カベルネ・ソーヴィニヨンはこちらからどうぞ・・・

【近年マイナー品種が人気ですが(苦笑)・・・ナパ・ヴァレーと言えばやはりカベルネ・ソーヴィニヨンですよね(苦笑しない)・・・】(2月6日配信)

週末1089-7

そしてこちらもお見逃し・・・

 Littorai “Les Larmes” Pinot Noir Anderson Valley 2023
★リトライ “レ・ラルム” ピノ・ノワール アンダーソン・ヴァレー 2023 ¥16,390 数量限定品
 Littorai Pinot Noir Sonoma Coast 2023
★リトライ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2023 ¥16,390 数量限定品

カリフォルニアで最も敬虔なビオデナミの実践者と言われています。「リトライ」です。

フランス・ディジョン大学で醸造学の学位を取得したテッド・レモンは、ジョルジュ・ルーミエ、ブリュノ・クレール、パラン、ド・ヴィレーヌ、デュジャックなどブルゴーニュのトップ生産者の元で経験を積み、ギィ・ルーロではコート・ドール初のアメリカ人醸造長に抜擢されました。アメリカに帰国後は、(一昔前のカリフォルニアを知る方には垂涎のシャルドネを造り出していた)あのシャトー・ウォルトナーの創業に醸造責任者として招かれました。1993年ピノ・ノワールとシャルドネを手掛ける小さなワイナリー「リトライ」を設立。

濃厚なピノ・ノワールが大勢を占めた時代、当初リトライのワインはあまり高い評価を受けることはありませんでしたが、食事と共に楽しむエレガントなファインワインを探し求めていたカリフォルニアのソムリエ達に見いだされ、次第に名声を高めていきました。現在ではソノマのテロワールで自然なワイン造りを実践し(主にバイオダイナミックス)、クラシックなスタイルを貫く先駆者として多くの造り手から尊敬を集めています。バランスを重視し繊細なワイン造りを目指す造り手のグループ IPOB を代表する生産者でした。またアメリカの著名ワインライターのジョン・ボネによる、新世代のカリフォルニアワインを紹介する “The New California Wine”  ではテッド・レモンはその象徴として表紙を飾りました。

2000年以降、テッド・レモンはメンドシーノ・カウンティにも注目し、メンドシーノの著名な畑の栽培管理を行ったり、メンドシーノに土地を購入したりしています。レ・ラルム・ピノ・ノワールは、テッド・レモンがトゥルー・ノース・コーストと呼ぶメンドシーノの海側の冷涼エリアにある自社畑を中心としたリージョナル・ブレンドのワインです。メンドシーノの銘醸畑サヴォイ・ヴィンヤードから造り出すピノ・ノワールは熟成が必要ですが、このピノ・ノワールはソノマ・コースト・ピノ・ノワール同様早くから楽しめるスタイルに仕上げています。2023年レ・ラルム・ピノ・ノワールはステンレスタンクで発酵し、フレンチオーク(13%新樽)で10ヶ月熟成しました。華やかさの中にリトライらしいテクスチャーを持ちます。人気のあるピノ・ノワールです。

ALC13,0%
輸入元定価¥18,040(税抜¥16,400)

テッド・レモンは、優れたシャルドネとピノ・ノワールは葡萄が完熟できる限界の冷涼な海岸線(リトライ)で育つと信じ、北はワシントンから南はサンタ・バーバラまで西海岸沿いを旅しました。最終的にたどり着いたのがノース・コーストの海岸線でした。2023年ソノマ・コースト・ピノ・ノワールは、ソノマ・コースト各地の厳選した畑の葡萄から。テンレスタンクで発酵し、フレンチオーク(21%新樽)で10ヶ月熟成しました。ラズベリーやチェリーのアロマ。ハーブのニュアンス。シルクのような舌触り。綺麗な酸に支えられた華やかな果実味です。ストラクチャーもあり。リトライのエレガントなスタイルを知るならまずこのワインから、と言われるピノ・ノワールです。

ALC13,0%
輸入元定価¥18,040(税抜¥16,400)

【 California Wines ALIVE Tasting 2023 】(2023年2月28日)

【久しぶりにカリフォルニアからたくさんの生産者が来日しました・・・「 California Wine ALIVE Tasting 2023 」】(2023年3月3日配信)

週末1089-8

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

Ms. Akiko Freeman カルワイン25-13

またまた日本を代表するワインとしてこのワインがサーブされました・・・

 Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir West Sonoma Coast 2022
★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ウエスト・ソノマ・コースト 2022 ¥14,080 新ヴィンテージ トランプ大統領との夕食会でサーブされました
 Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir West Sonoma Coast 2021
★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ウエスト・ソノマ・コースト 2021 ¥14,080 JS96 VI96 新AVA 初リリース 残少
 Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast 2019
★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2019 ¥12,540 WE96 JS95 売り切れ

 Freeman Pinot Noir West Sonoma Coast 2021
★フリーマン ピノ・ノワール ウエスト・ソノマ・コースト 2021 ¥9,020 新AVA 初リリース

カリフォルニアにおける日本人女性醸造家のパイオニアであるアキコ・フリーマンさんが造るご存じ「フリーマン・ワイナリー」です。

先日来日されたトランプ大統領と経済界のトップメンバーによるアメリカ大使公邸での夕食会で2022年アキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワールがサーブされました。

アキコズ・キュヴェは、フリーマンのファースト・ヴィンテージである2002年から毎年リリースされている特別なキュヴェです。このワインは、ワインメーカーのアキコ・フリーマンとコンサルタントのエド・カーツマンがそれぞれ熟成中の樽を試飲し、良いと思うブレンドを造り上げ、その後スタッフを交えてブラインドテイスティングをし評価します。(そしてなぜか)毎年のようにアキコが造るブレンドがスタッフの好みであることから、この名前が定着しました。

2022年は4年続いた干ばつ最後の年です。また幸いに2年連続で山火事はありませんでした。2022年は美しい育成期と果実を完璧に熟させた9月の天候を反映した素晴らしい味わいになりました。2022年アキコズ・キュヴェ・ピノ・ノワールは、2007年に購入した、冷涼なオキシデンタル地区に位置するユーキ・エステートの葡萄が主体となります。82%ユーキ・エステート、8%プラット・ヴィンヤードです。ユーキ・エステートのクローンは、ヘリテージ・クローンであるカレラとマウント・エデン、2A Wadenswil ヴァーデンスヴィル、23 Mariafeld マリアフェルトの2つのスイス・クローン、そしてディジョン・クローンの114、667、828です。ワイナリーのすぐ南西にあるプラットからは 2A Wadenswil ヴァーデンスヴィルを調達しました。オープントップ容器で5日間の低温浸漬、1日1~3回の手によるパンチダウン、フリーランとプレスワインを分けて発酵。そしてフレンチオーク(12%新樽、19%1年使用樽)にて11ヶ月熟成です。前ヴィンテージ2021年はジェームス・サックリングが96点、アントニオ・ガローニが96点、そしてデキャンタも96点を付けました。高い評価です。そして前ヴィンテージの2021年から新しい AVA (2022年認証)であるウエスト・ソノマ・コーストの名前が記載されました。

ALC%
生産量(レギュラーボトル)520ケース
輸入元定価¥15,400(税抜¥10,400)

初リリースとなるウエスト・ソノマ・コースト・ピノ・ノワールもどうぞ。2022年に認証された新 AVA のウエスト・ソノマ・コースト。アキコ・フリーマンさんはこの AVA 認証のために活動した1人です。フリーマンはかつてソノマ・コーストの厳選した畑からソノマ・コースト・ピノ・ノワールを生産していました。2016年からは2つ目の自社畑ユーキ・エステートを主体としたスタイルになりました。そのソノマ・コースト・ピノ・ノワールに代わって新たにリリースされたのがウエスト・ソノマ・コースト・ピノ・ノワールです。

ちなみに、トランプ大統領との夕食会ではフリーマンの他に、シュラムスバーグの2021年ブラン・ド・ノワール、ファー・ニエンテの2023年ナパ・ヴァレー・シャルドネがサーブされました。お問い合わせください。

【新年第1弾は・・・カリフォルニアで日本人醸造家が造るワインです・・・】(1月4日配信)

Cuvee Akiko Pinot Noir 週末1068-7

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