9月中旬から輸入元主催の試飲会がガンガン行われております・・・ということであれこれご紹介です(苦笑)・・・

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2022年10月21日配信、27日追記

9月中旬から輸入元主催の試飲会がガンガン行われております・・・メルマガを書く時間がありませんでした(笑えない)・・・

日本初入荷ワインや気になったワインをあれこれご紹介です(苦笑)・・・このご時世で値上げは仕方ありませんが(涙)・・・

 Alma de Cattleya
(中川ワイン)
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オレゴンワインとワシントンワインのスペシャリストの「オルカ・インターナショナル」さんです・・・(カリフォルニアワインも取り扱っています・・・)

 Scheid Vineyards Gruner Veltliner Monterey County 2021
★シャイド・ヴィンヤーズ グリュナー・フェルトリーナー モントレー・カウンティー 2021 ¥3,520 日本初入荷

モントレー・クール(冷涼)と言われる地域から、コスパの良いワインを造り出している「シャイド・ヴィンヤーズ」です。

創業者アル・シャイドは1972年にモントレー・カウンティのグリーンフィールド(サリナスの南)の町はずれに4haの土地を購入しました。UC デイヴィスの葡萄栽培の権威であるウィンクー教授のアドバイスを受けて、各リジョン(積算温度区分帯)に適した葡萄品種を植えました。現在リジョン1から4までの地域に12の自社畑(1600ha)を持ちます。

シャイド・ヴィンヤーズが造る、オーストリアを代表する白品種のグリュナー・フェルトリーナーは2つの畑から。全房プレス。ステンレスタンクで超低温発酵。そしてステンレスタンクで4ケ月熟成。シトラスやカリン、そして青い梨のアロマ。柑橘系の華やかな風味を持つ果実味を綺麗な酸が全体をまとめます。地味だけどとても美味しいのです(苦笑)。ちなみにアルバリーニョやゲヴュルツトラミネ―ルなども生産しています。美しい港町で知られるモントレー湾から流れ込む冷たい風はシャルドネやピノノワールの栽培に好都合。偉大なシャルドネやピノ・ノワールが生産されていますが、グリュナー・フェルトリーナーとかアルバリーニョとかリースリングなどの繊細な白葡萄品種のワインもとても美味しく出来上がります。

100%グリュナー・フェルトリーナー
ALC13,5%
輸入元上代¥3,960(税抜¥3,600)

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こちらもどうぞ・・・

 La Marea Kristy Vineyard Albarino Monterey 2021
★ラ・マレーア クリスティ・ヴィンヤード アルバリーニョ モントレー・カウンティ 2021 ¥4,180 新ヴィンテージ 値上げ
 Lucy Pico Bianco White Wine Monterey County 2021
★ルーシー ピコ・ビアンコ ホワイトワイン モントレー・カウンティ 2021 ¥4,730 初リリース 日本初入荷 5月にご紹介済み 残少

カリフォルニアらしからぬ味わい(苦笑)の「ラ・マレーア」です。

イアン・ブランドは2007年に「I.Brand アイ・ブランド」を設立。(一昔前の)某著名評論家が高得点を付けるビッグでパワフルなワインには興味はなく、隠れた無名の素晴らしい畑を探し出し、畑の個性を表現した、酸とミネラルがしっかり感じられるワインを造り出しました。2019年サンフランシスコ・クロニクル紙でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれた注目の醸造家の1人です。

ラ・マレーアはスペインワインにインスパイアしたブランドです。スペイン原産のアルバリーニョを使用。豊かなアロマとフレッシュな酸をキープするため、樽の使用はなし、マロラクティック発酵もなし。華やかなアロマとピュアな果実味を持つワインです。カリフォルニアらしからぬ(苦笑)エチケットと味わいです。今カリフォルニアワイン業界でちょっと話題のアルバリーニョの中では個人的にいちおしかなと。残念ですが値上げです。輸入元上代は¥4,620です。輸入元は「ワイン・トゥ・スタイル」さんです。

そして “カリフォルニアのラ・タ―シュ” と例えられる、ご存じピゾーニ・ピゾーニ・ピノ・ノワールを造り出す「ピゾーニ・ワイナリー」です。

そのピゾーニ・ワイナリーの柱となるブランドが「ルシア」。自社畑の葡萄から素晴らしいシャルドネとピノ・ノワールを造り出しています。そのルシアのシスター・ブランドである「ルーシー(日本市場ではロゼワインで有名)」から白ワインが日本初入荷しました。ピコ・ビアンコです。

ピコ・ビアンコの葡萄はサンタ・ルシア・ハイランズとアロヨ・セコから。68%ピノ・グリ、32%ピノ・ブランのブレンドです。ホールクラスター・プレス。ニュートラル・オークで熟成。清澄なし。冷涼地の葡萄は柑橘果実の爽やかな風味を醸し出しました。ALC13,9%。輸入元定価は¥5,280です。輸入元は「アイラブカルワイン」さんです。

【前回に続き、今回はカリフォルニア中央部の生産地から・・・コスパに優れた美味なワインが多い生産地です・・・】(5月24日配信)

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週末955

門外不出のワイナリーとある日突然契約成立、なんて驚かせてくれる「デプト・プランニング」さんです・・・

 Darioush Signature Viognier Napa Valley 2021
★ダリオッシュ シグネチャー ヴィオニエ ナパ・ヴァレー 2021 ¥11,880
 Darioush Signature Shiraz Napa Valley 2018
★ダリオッシュ シグネチャー シラーズ ナパ・ヴァレー 2018 ¥15,950

あのハーラン・エステートを目標に1997年に創業された「ダリオッシュ・ワイナリー」です。

オーナーは1970年代にイランから南カリフォルニアに移住したダリオッシュ・ハレディです。彼の故郷シーラーズはシラーズの原産地として知られており、イスラム革命前までは良質のワインを多く生産していました。移住後、事業で成功を収め、ワインビジネスに進出しました。古代ペルシャ王朝のペルセポリスをイメージしたというワイナリー完成時には “ナパに古代遺跡が現われた” と言われました。エチケットには古代ペルシャ王がワインの杯を掲げる姿が描かれています。ダリオッシュは冷涼なナパ・ヴァレー南部のエステート・ヴィンヤードから造り出されるカベルネ・ソーヴィニヨンを主力とします。トップ・キュヴェは DARIUS Cabernet Sauvignon (輸入元上代¥55,000)です。ハーランよりはかなりお安いですね(苦笑)。他にヴィオニエ、シラー、ピノ・ノワール、メルロー、カベルネ・フランなどを生産しています。

ダリオッシュのシグネチャー・ヴィオニエは、オークノールの自社畑アシュレイ・ヴィンヤードとカーネロスの畑の葡萄のブレンドです。手作業で選果を繰り返した後全房プレス。ブルゴーニュ産のニュートラルオーク(60%)、アカシア樽(5%)、ステンレス鋼樽(35%)にて7ヶ月熟成。ジャスミン、ライチ、ジンジャー。フレッシュでフローラルなアロマ。凝縮した実に見事な果実味で、非常に心地良い味わいです。ナパ・ヴァレーでヴィオニエを造るワイナリーは少ないですが、間違いなくナパ・ヴァレー No.1 のヴィオニエだと思います。シグネチャー・シラーズは、ナパ・ヴァレー南部で栽培される、オーストラリアの古木のシラーズのクローンと北ローヌのシラーのクローンを使用(50%づつ)。十分に選果し、4日間のコールドソーク。細心の抽出を心掛け、フレンチオークの新樽で18ヶ月熟成しました。ラベンダー、ブラックチェリー、プラムの赤黒果実のアロマ。ベルガモットやコーラも。スパイシーな風味を持つ非常に凝縮した果実味ですが、実にエレガントな仕上がりになっています。ALC 14,8% 。輸入元上代¥17,600です。ダリオッシュの社長を務めるダニエル・デ・ポロ氏が来日しました。

100%ヴィオニエ
ALC14,8%
生産量1,150ケース
輸入元上代¥13,200(税抜¥12,000)

ブログ【ダニエルさんと再会です!(ダリオッシュ)】(10月4日)

ブログ【ダリオッシュの社長ダニエル・デ・ポロ氏来日!(ダリオッシュ)】(2016年3月31日)

※ダリオッシュ・ハレディの息子カシ―・ハレディが立ち上げた「アッシュ&ダイアモンド」もどうぞ・・・

【こちらも日本初登場です・・・初回入荷は非常に少量です・・・】(2020年9月22日配信)

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こちらもどうぞ・・・

 Shafer “Relentless” Syrah Napa Valley 2018
★シェイファー “リレントレス” シラー ナパ・ヴァレー 2018 ¥17,820 WS94 JS97 JD98 新ヴィンテージ
 Shafer One Point Five Cabernet Sauvignon Stag’s Leap District Napa Valley 2018
★シェイファー ワン・ポイント・ファイブ カベルネソーヴィニヨン スタッグス・リープ・ディストリクト ナパ・ヴァレー 2018 ¥16,280 WA93 WS94 AG93 JD94 JS95 残少

通算7度のパーカー100点を有する、ご存じ「シェイファー・ヴィンヤーズ」です。

創業者ジョン・シェイファーがシカゴからカリフォルニアへやって来たのが1972年。スタックス・リープ地区に80haの土地を購入しました。1978年に初めてのカベルネ・ソーヴィニヨンを1,000ケース造り上げました。その後、UCデイヴィスで醸造を学んだ息子ダグ・シェイファーが加わり、ダグと同級生であったイライアス・フェルナンデスがワインメーカーとしてシェイファーに参加しました。以後この3人のコンビがシェイファー・ヴィンヤーズを不動の位置に押し上げました。残念ですが、ジョン・シェイファー氏は2019年3月に他界されました。2004年に誕生した、ワン・ポイント・ファイブ・カベルネ・ソーヴィニヨンは1,5世代を意味し、父ジョンと息子ダグが手を携えて歩んできたワイナリーの歴史を表現しています。

そのシェイファーから久しぶりにリレントレス(シラー)が到着しました。リレントレスは “容赦のない” という意味。長きに亘りワイナリーを支えてきたワインメーカーのイライアス・フェルナンデスの妥協のないワイン造りの姿勢を表しています。1999年ヴィンテージがファースト・ヴィンテージになります。そして2012年にワイン・スペクテーター誌の年間トップ100ワインで、2008年リレントレスが見事ワイン・オブ・ザ・イヤーに輝きました。新着の2018年リレントレスは20周年記念ワインとなります。ボトルに 20 years のマーク入りです。76%シラー、24%プティ・シラーで、ステンレスタンクで発酵後、100%新樽のフレンチオークで30ヶ月熟成(樽は Allier と Troncais を使用)。ブラックベリーとスパイスのアロマ。そして土の香りが印象的。凝縮感と複雑味のインパクトのあるストラクチャーですが、細やかなタンニンが優雅さをもたらします。グレート・ヴィンテージのこの2018年に、ワイン・スペクテーター誌が94点、ジェームス・サックリングが97点、ジェブ・ダナックが98点を付けました。輸入元は「布袋ワインズ」さんです。

ちなみに、2002年に初めてシェイファーを訪問した時、ちょうど初ヴィンテージのリレントレスがリリースされ、なんとお披露目会に遭遇できたのです。時差ボケ気味の体にめっちゃ沁みました(苦笑)。。。

76%シラー、24%プティ・シラー
ALC15,8%
輸入元上代¥19,580(税抜¥17,800)

【創業ファミリーでの醸造はこれが最後になります・・・カリフォルニア・カベルネの最高峰の1つです・・・】(2021年10月12日配信)

【久しぶりのご紹介になります・・・通算7度目のパーカー100点獲得です・・・】(2020年12月15日配信)

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デイリーからカルトまで、そしてニュー・カリフォルニアワインと言われるワインも豊富な、非常に幅広いラインナップを揃える「ワイン・トゥ・スタイル」さんです・・・

 Sandhi Chardonnay Sta. Rita Hills 2019
★サンディ シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2019 ¥5,280 残少
 Sandhi Chardonnay Sta. Rita Hills 2020
★サンディ シャルドネ サンタ・リタ・ヒルズ 2020 ¥5,720 新ヴィンテージ 値上げ
 Sandhi Pinot Noir Sta. Rita Hills 2020
★サンディ ピノ・ノワール サンタ・リタ・ヒルズ 2020 ¥6,820 新ヴィンテージ 値上げ

ニュー・カリフォルニアワインを牽引するワインメーカーの1人であるサシ・ムーアマンが造る「サンディ」です。

サシ・ムーアマンはカリフォルニア生まれの日系2世で(母親が日本人)、本名は武蔵です。彼のキャリアは料理人としてスタート。シェフとしてニューヨークやワシントンで活動していましたが、ワイン造りに興味を持ちカリフォルニアへ。5年間のインターシップとしてサンタ・バーバラの「オハイ・ヴィンヤード」のアダム・トルマックの元でワイン造りを学びました。マイケル・ミーナ・グループのワイン・ディレクターを務めたラジャ・パー(IPOBの発起人)と出会い、「Sandhi サンディ」「Domaine de la Cote ドメーヌ・ド・ラ・コート」を立ち上げました。

サンディは自然派とは違い艶のある明確な果実味を持ちますが、どこか抑制された秘めた美しさを醸し出します。張り詰めた緊張感のあるミネラルと酸がはっきりと存在します。そしてこの地の特徴である海風の塩味を感じます。サンタ・リタ・ヒルズ・シャルドネは、カリフォルニアにありがちな強い樽の風味や強い果実の風味が前面には出てきません。サンタ・リタ・ヒルズ・ピノ・ノワールは、やはり強い樽の風味や強い果実味は感じられず、心地良い酸と果実味が絶妙なバランスを作っています。サンディはラジャ・パーの故郷であるインドのサンスクリット語で連音や協力を意味します。2017年ヴィンテージからラベルが変わりました。新ヴィンテージはやはり値上げですが、それでもこのクオリティでこのお値段は安いと思います。

※今年3月に「ワイン・イン・スタイル」から「ワイン・トゥ・スタイル」に社名変更しました( nakato のワイン事業部と統合のため)。

【これぞニュー・カリフォルニアワインといったお味でしょうか・・・】(5月24日配信)

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こちらもどうぞ・・・

 Rhys Vineyards ALESIA Chardonnay Santa Cruz Mountains 2019
★リース アリージア シャルドネ サンタ・クルーズ・マウンテン 2019 ¥7,590 AG91 JD92 日本初入荷 5月にご紹介済み
 Rhys Vineyards ALESIA Pinot Noir Santa Cruz Mountains 2018
★リース アリージア ピノ・ノワール サンタ・クルーズ・マウンテン 2018 ¥8,250 AG92 JD93 日本初入荷

カリフォルニアらしからぬ風味を持つシャルドネとピノ・ノワールを造り出している「リース・ヴィンヤーズ」です。

ベンチャー・キャピタルで成功を収めたオーナーのケヴィン・ハーヴェイはブルゴーニュワイン、イタリアワインのコレクター。自身が造るワインの聖地にサンタ・クルーズ・マウンテンを選択しました。リース・ヴィンヤーズはサンフランシスコの南の冷涼地サンタ・クルーズ・マウンテンに6つの自社畑と栽培管理する1つの契約畑を持ちます。バイオダイナミック(ビオデナミ)、ドライファーミングで厳しいまでの高品質の葡萄を求めます。本物志向のプレミアムなシャルドネとピノ・ノワールを造り出しています。

アリージアはリースのセカンド・セレクション。リースがアンダーソン・ヴァレー(メンドシーノ・カウンティ)に所有する自社畑ベアワロー・ヴィンヤードから造るアリージアは2019年9月にご紹介しておりますが、今回初の日本入荷となったアリージアはリースの本拠地サンタ・クルーズ・マウンテンの自社畑から造られたものです。2019年アリージア・シャルドネは、45%マウント・パジャロ・ヴィンヤード、35%ホースシュー・ヴィンヤード、20%アルパイン・ヴィンヤードのブレンドです。2018年アリージア・ピノ・ノワールは、やはりマウント・パジャロ、ホースシュー、アルパインのブレンドです。共にトップ・キュヴェに近いワインで、地区アペラシオンワインとしてはかなり高いクオリティを持ちます。輸入元は「中川ワイン」さんです。

【お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか・・・新着ワインのご紹介です・・・】(8月18日配信)

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サンディ
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3千円から5千円の価格帯に素敵なワインを揃える「アイコニックワイン・ジャパン」さんです・・・(レストランさんに人気の輸入元です・・・)

 Stolpman Vineyards “Love You Bunches” Red Wine Ballard Canyon 2021
★ストルプマン・ヴィンヤーズ “ラブ・ユー・バンチ” レッドワイン バラード・キャニオン 2021 ¥4,400 新ヴィンテージ 
 Stolpman Vineyards La Cuadrilla Red Wine Ballard Canyon 2021
★ストルプマン・ヴィンヤーズ ラ・クアドリーヤ レッドワイン バラード・キャニオン 2021 ¥4,180 新ヴィンテージ 

“カリフォルニアで最高のシラーを造るならストルプマンの葡萄で“と言われる「ストルプマン・ヴィンヤーズ」です。

サンタ・バーバラ・カウンティで石灰質土壌の土地を探し求めていたトム・ストルプマンは、サンタ・イネズ・ヴァレーのバラード・キャニオンにその土地を見つけ出し、1992年からドライファーミングによる葡萄栽培を始めました。

ストルプマンが育てた上質なシラーは、過去に13度もパーカー100点を獲得したあの「シン・クア・ノン」のワインにも使われました。ストルプマンは2001年自ら瓶詰めを始めました。ワインメーカーにオハイ(やはりシラーでも有名)でアシスタント・ワインメーカーを務めていたサシ・ムーアマンを迎い入れました。

(全米初のシラーのパーカー100点はシン・クア・ノンの2002年 Just for the Love of it です。このワインにはストルプマンの葡萄が使われました。アルバン、ビエン・ナシッドの葡萄と共にこのワインの主体となりました。)

ストルプマンのラインナップの1つがソー・フレッシュ・シリーズと呼ばれるワインで、葡萄を全房のまま密閉タンクでカルボニック発酵したワインです。ラブ・ユー・バンチ・レッドワインは100%サンジョヴェーゼ。サンジョヴェーゼで造るボジョレー・ヌーボー・スタイルのワインです。しっかりと果実味を感じますが、赤い果実味がソー・フレッシュです(苦笑)。ALC 12,5% 。輸入元上代は¥4,840です。ストルプマンとパートナーシップを結ぶヴィンヤード・マネージャーがルーベン・ソラザーノ。ラ・クアドリーヤは、ルーベンとそのチーム、そしてストルプマン・ヴィンヤーズが共同で造るワインです。ラ・クアドリーヤ・レッドワインは、ストルプマンの自社畑からの、75%シラー、15%グルナッシュ、10%サンジョヴェーゼです。ストルプマンのいいとこどりお気軽セカンドワインって感じでしょうか。フランス産エルミタージュのニュートラルオーク(500Lのパンチョン)で6ヶ月熟成。新樽は不使用。熟したプラム。微かに濡れた石やミントなども感じます。鮮やかな赤黒系の果実味の、深みのあるふくよかな味わいです。エチケットがユニークですね。

75%シラー、15%グルナッシュ、10%サンジョヴェーゼ
ALC14,0%
輸入元上代¥4,620(税抜¥4,200)

※下記ページでご紹介しています、ラ・クアドリーヤの姉妹ワインのパラ・マリア(2018年で4,180円)ございます。

【新ヴィンテージ入荷です・・・あのシン・クア・ノンにも葡萄を供給するストルプマンの・・・】(2018年1月11日配信)

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こちらもどうぞ・・・

 Benjamin Silver Syrah Santa Barbara County 2013
★ベンジャミン・シルバー シラー サンタ・バーバラ・カウンティ 2013 ¥4,950 日本初入荷

オーナーのベンジャミン・シルバーはマサチューセッツ州育ち。マサチューセッツ大学在学中にワイナリーでアルバイトをしてワインの世界にどっぷりハマります。大学卒業後サンタ・バーバラへ。サンタ・バーバラの老舗ワイナリーの Zaka Mesa ザカ・メサ・ワイナリー(ワインメーカーへの登龍門的存在ワイナリー)でインターンとしてスタートし、やがてワインメーカーまで上り詰めました。2000年に「ベンジャミン・シルバー」を設立。

造るワインは数多く、ヴィオニエ、グルナッシュ、シラー、シャルドネ、ピノ・ノワールなどなど。また瓶熟成を行うなため、リリースは遅いです。新着のサンタ・バーバラ・シラーはなんと2013年ヴィンテージです。ロス・オリボスにあるオーク・サバンナ・ヴィンヤードの葡萄が主体(98%)で、残りはホワイトホーク・ヴィンヤードとキャンプ4・ヴィンヤードです(各1%)。オーク・サバンナ・ヴィンヤードは1978年に植えられた畑で、ザカ・メサの畑の入口付近にあるのでベンジャミンにとって大変想い出深い畑です。クローンはシャプティエ由来のスーツケースクローンで、1970年代にエストレッラ・リヴァー・ワイナリー(パソ・ロブレス)にギャリー・エヴェリーによって持ち込まれたものです。

そして初めてここの葡萄を使うこととなった記念すべきヴィンテージです。大変良い状態で収穫され、800Lの大きい樽で20日ほど発酵。その後320Lのオーク樽にて熟成させました。熟したレッドチェリーやブラックベリーのアロマ。微かに野生のハーブやスモーキーな風味も。素直に美味しいです。まだしっかりと果実味を感じますが、今すぐ飲んで楽しめます。生産量は僅か67ケースです。輸入元は先ほどダリオッシュをご紹介した「デプト・プランニング」さんです。

98%シラー、1%グルナッシュ、1%ヴィオニエ
ALC13,4%
輸入元上代¥5,500(税抜¥5,000)

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いい意味で個性的な生産者のワインを取り扱っている「布袋ワインズ」さんです・・・(会長は現地情報にとても詳しい方です・・・)

 Six Cloves Alder Springs Vineyard Pinot Noir Mendocino County 2021
★シックス・クローブズ アルダー・スプリングス・ヴィンヤード ピノ・ノワール メンドシーノ・カウンティ 2021 ¥9,020 新ヴィンテージ

 Six Cloves Linda Vista Vineyard Chardonnay Oak Knoll Napa Valley 2020
★シックス・クローブズ リンダ・ヴィスタ・ヴィンヤード シャルドネ オーク・ノール ナパ・ヴァレー 2020 ¥7,370
 Six Cloves Benguerel Family Vinyard Primitivo Sonoma Valley 2019
★シックス・クローブズ ベンゲレル・ファミリー・ヴィンヤード プリミティーヴォ ソノマ・ヴァレー 2019 ¥5,830 残少
 Six Cloves “Magnolia” Red Blend Wine Carneros Sonoma County 2019
★シックス・クローブズ “マグノリア” レッド・ブレンドワイン カーネロス ソノマ・カウンティ 2019 ¥7,040 残少

日本人女性醸造家平林園枝さんがカリフォルニアで立ち上げた「シックス・クロ―ヴズ」です。

ニューヨークでの商社勤務時代にワインショップでの週末ワインテイスティングを楽しむうちにワインの素晴らしさに魅せられ醸造家になることを決意した平林園枝さんはすぐさまカリフォルニアへ向かいました。UCデイヴィスで醸造学を修め2011年に卒業後、ニュージーランド(クスダ)、チリ(モンセカーノ)へ。そしてカリフォルニアへ戻ります。ソノマの「リトライ」、ナパの「マサイアソン」などのエレガントでフードフレンドリーなワインを手掛ける一流生産者の元で経験を積みました。2017年ヴィンテージ(シャルドネ)でデビュー。ものづくり精神の承継の意味を込めて先祖の屋号であった “六丁字” にちなみ “Six Cloves” と名付けました。

5度目のリリースとなる2021年は、メンドシーノ・カウンティ北部に位置するアルダー・スプリングス・ヴィンヤードからのピノ・ノワールです。1993年植樹のこのクローン459は栽培が難しく、色や風味が淡いため、カリフォルニアではあまり植えられていないクローンです。古くからカリフォルニアワインを知る方はご存じだと思いますが、この畑を有名にしたのはパッツ&ホールやマーカッシンです。現在では、リース、ベッドロック、クルーズ・ワイン、パックスなどの注目の若い生産者がこの畑の葡萄を使用しています。シックス・クローブズの2021年アルダー・スプリングス・ヴィンヤード・ピノ・ノワールは50%を全房発酵で、フレンチオーク(古樽)にて10ヶ月熟成。軽い濾過をしました。非常に繊細な果実味で、シダーやマッシュルームの風味を感じます。生産量は僅か157ケースです。

シックス・クローブズでは定番的存在のリンダ・ヴィスタ・ヴィンヤード・シャルドネですが、2020年が再入荷しました。2019年も少しございます。南イタリアを代表する葡萄のプリミティーヴォと、初めて作ったレッド・ブレンドワイン(オーガニック畑で育ったカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー)です。

100%ピノ・ノワール
ALC13,2%
輸入元上代¥9,900(税抜¥9,000)

【3度目のリリースです・・・日本人女性のような力強さと繊細さを持ち合わせたワインです・・・】(2020年9月29日配信)

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こちらもどうぞ・・・

 Arthur Cellars Chardonnay Russian River Valley 2019
★アーサー・セラーズ シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥5,280 昨年3月にご紹介済み 残少
 Arthur Cellars KR Ranch Pinot Noir Russian River Valley 2019
★アーサー・セラーズ ケーアール・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥6,380 新ヴィンテージ 残少
 Arthur Cellars Gloria Vineyard Pinot Noir Russian River Valley 2019
★アーサー・セラーズ グロリア・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥7,920 新ヴィンテージ 残少

桃井隆宏さんが2012年にカリフォルニアで立ち上げた「アーサー・セラーズ」です。

カリフォルニアワインに興味を持った桃井隆宏さんはメーカーズ・ディナー会ったピノ・ノワール造りのスペシャリストと言われるエド・カーツマン氏に弟子入り。エド・カーツマンの下でいくつかのワイナリーでワイン造りを学び、2012年に2樽(50ケース)のピノ・ノワールを造り上げました。日本で飲める全ての白赤ワインを対象とする品評会(専門家と愛好家による審査)である「日本で飲もう最高のワイン」で、アーサー・セラーズはデビュー間もなく高い評価を受けました。特に2014年ピノ・ノワールは各ジャンルで1本だけ選ばれるベストワイン(ミディアムボディ赤部門)に選ばれています。

シャルドネは昨年3月にご紹介済みですが、2019年ピノ・ノワールと一緒に再入荷しました。葡萄はソノマ最高のシャルドネ畑と言っても過言ではない、トップ・グロワーのチャールズ・ハインツの畑から。ケーアール・ランチ・ピノ・ノワールはルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑(旧名キーファー・ランチ)から。ピノ・ノワール生産者なら誰もが憧れる畑です。その葡萄はコスタ・ブラウン、シドゥーリ、フェイラ、フリーマンなどの限られた生産者のみに供給されています。グロリア・ヴィンヤード・ピノ・ノワールはフリーマン・ワイナリーの自社畑から。ご存じアキコ・フリーマンさんが運営するワイナリーです。アーサー・セラーズのフラッグシップワインと言ってもよいワインだと思います。ちなみにエド・カーツマン氏の一番弟子はアキコ・フリーマンさんですから、アキコさんは桃井さんの兄弟子になるのですね。エドさん、アキコさん、そして桃井さんのワインに共通するのは「美しさ」でしょうか。(桃井さんはご自身で販売会社をお持ちです。)

【どうぞこの方もお忘れなく(苦笑)・・・お待たせ致しました・・・新ヴィンテージが入荷しました・・・】(5月6日配信)

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カルトワイン多し(苦笑)・・・カリフォルニアワイン業界のトップに君臨する「中川ワイン」さんです・・・

 Napa Highlands Chardonnay Napa Valley 2020
★ナパ・ハイランズ シャルドネ ナパ・ヴァレー 2020 ¥4,730
 Napa Highlands Cabernet Sauvignon Napa Valley 2020
★ナパ・ハイランズ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2020 ¥4,730

ご記憶の方も多いと思いますが。日本全国で大騒動を引き起こしたあの「ナパ・ハイランズ」です。

2017年暮れに明石家さんまが「ホンマでっかTV」で、”2017年買って良かった物ベスト10” の第3位にナパ・ハイランズカベルネ・ソーヴィニヨン(2014年ヴィンテージ)を挙げました。「オパス・ワンというとんでもなく高いワインに似た味わい」とコメントしました。その直後から大騒動の始まり始まり。輸入元も放映翌日に完売となり、日本市場から姿を消しました。

2016年秋に日本初入荷した「ナパ・ハイランズ」です。ナパ・ハイランズのカベルネ・ソーヴィニヨンは、ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンらしさを生み出すべく、非常に評価の高い中心的な2つの AVA であるオークヴィル地区とラザフォード地区の葡萄をブレンドして造り出されたワインです。その後日本入荷したシャルドネは、ナパ・ヴァレー南部の冷涼地のオーク・ノールとカーネロスの葡萄のブレンドです。

2020年のナパ・ヴァレー北部での山火事は2017年を上回る被害をもたらしました。直接的なそして間接的な被害で、2020年のワイン生産を止めたワイナリーも多々あります。ナパ・ハイランズはかろうじて被害をまぬがれ、被害の少なかった畑を使用することで例年通りのクオリティをなんとか維持しました。先日の試飲会でもやはり人気のアイテムでした。上手く作ってるなぁという印象でした。このヴィンテージだからこそ飲んであげたいなと思います。やはり生産量はめっちゃ少ないようですが。

【ご存じ人気の2つのブランドが入荷です・・・数量限定のあの上級ワインもございます・・・】(2021年12月16日配信)

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こちらもどうぞ・・・

 Rivers-Marie Cabernet Sauvignon Napa Valley 2018
★リヴァース・マリー カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2018 ¥12,100 新ヴィンテージ 数量限定品
 Melka CJ Canernet Sauvignon Napa Valley 2018
★メルカ CJ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2018 ¥15,180 新ヴィンテージ 数量限定品

今カリフォルニアのカルト・カベルネを牽引するワインメーカーと言えば・・・「ハーラン」「ボンド」のボブ・レヴィ。「スクリーミング・イーグル」「ダラ・ヴァレ」のアンディ・エリクソン。「ブライアント・ファミリー」「ハンドレッド・エーカー」「ダナ」のフィリップ・メルカ。「シュレイダー」「アウトポスト」「マイバック」のトーマス・リヴァース・ブラウンの4人でしょうか。列記したワインは全てがパーカー100点を獲得しています。、

トーマス・リヴァース・ブラウンが妻のジュヌヴィエーヴ・マリー・ウェルシュと造る「リヴァース・マリー(2人のミドルネームから)」です。

トーマス・リヴァース・ブラウンはシュレイダー・セラーズで同一銘柄で3年連続パーカー100点を獲得するなど、ナパ・ヴァレーで最も多くパーカー100点を獲得しているワインメーカーです。1997年から2000年までヘレン・ターリーの下で修行し、2000年にシュレイダー・セラーズのワインメーカーに就任しました。)リヴァース・マリーはトゥルー・ソノマ(真のソノマ)の1つであるオキシデンタル地区のシャルドネとピノ・ノワールに特化した自身のブランドです。スーマ(現在自社畑)、プラット、オキシデンタル・リッジ、ウィロー・クリーク、シルバー・イーグル、ティエリオなどの一流畑からワインを造り出しています。また、ナパ・ヴァレーからはお得意のカベルネ・ソーヴィニヨンを造り出しています。

※下記ページでご紹介しています、トーマス・ブラウンが造るアストン・ピノ・ノワール(セカンドワイン)ございます。

【セカンドワインが日本初入荷です・・・そのトップ・キュヴェも久しぶりに入荷しました・・・】(8月4日配信)

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ナパ最上のコンサルタント・ワインメーカーと言われるフィリップ・メルカ自身のブランドである「メルカ・エステーツ」です。

ボルドーで生まれ育ったフィリップ・メルカはボルドー大学で地質学を習得。大学最後の年に取ったワイン・コースでワインに興味を持ち、再びボルドー大学で栽培学と醸造学を修めました。カリフォルニアに渡り、「ドミナス」でワイン造りを学び、フランスに帰国後は「シャトー・オー・ブリオン」「シュヴァル・ブラン」「ペトリュス」でワイン造りに携わりました。再びカリフォルニアに渡ったフィリップ・メルカは「レイル」などの小さなワイナリーでコンサルタントを務め注目されました。メルカ・エステーツは現在4つのブランドを持ちますが、その1つが CJシージェイ。CJはメルカの2人の子供、クロエ Cloe とジェレミー Jeremy の頭文字から命名されたワインです。リヴァース・マリーとメルカは「中川ワイン」さんです。

【ピーター・フラヌスが日本市場から撤退となりました(涙)・・・】(6月24日配信)

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金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

昨日は布袋ワインズさんの試飲会に参加。一昨日は世界各国のワインが集まるワイン・コンプレックスさんの試飲会に参加しました(私は相変わらずアメリカ中心の試飲ではありますが・・・苦笑)。

ワイン・コンプレックスでは、アルファ・オメガ Alpha Omega を扱う「サン・ブリッジ」さん、スリー・スティックス Three Sticks や ターリー Turley を扱う「リエゾン」さん、溺愛の ラビットリッジ Rabbit Ridge や フロッグス・リープ Frog’s Leap を扱う「ラ・ラングドシェン」さんなどのブースへ。残念ですが、あの“カリフォルニアのラ・タ―シュ”と言われる ピゾーニ Pisoni を扱う「アイラブカルワイン」さんは出店を止めたようです。

たまには取り扱い輸入元の名前を出したほうがいいかなと思い・・・まあご機嫌伺いですよ・・・ご機嫌(苦笑)・・・

ブログ【ガンガン続いています。。。】(10月18日配信)

※おすすめワインや試飲会での試飲ワインは、フェイスブック(積田耕作)やインスタグラム(tsumita kousaku)でもご覧いただけます(苦笑)。。。

 Colby Red Wine
(ナパ・オフィス US)
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この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。