年末恒例のワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインが発表されました・・・

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2024年11月21日配信

あっという間に今年もあとひと月ちょっととなりました・・・

年末恒例のワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインが発表されました・・・

スペクテーター誌

年末恒例のワイン・スペクテーター誌による年間トップ100ワインが発表されました・・・

https://top100.winespectator.com/lists/

ワイン・アドヴォケイト誌と共に絶大な人気を持つアメリカの2大ワイン・バイイング・ガイド誌の1つがワイン・スペクテーター誌。年間トップ100ワインは、1年間に試飲した1万本以上にも及ぶワインの中から90点以上を獲得したワインで、品質だけでなく、お買い得度なども考慮して選ばれたワインです。

今年のトップ100ワインの上位国は、アメリカが36(うちカリフォルニアが21)、イタリアが20、フランスが16です。スペインが7、ニュージーランドが4、ポルトガルが3、アルゼンチンが3、オーストラリアが2でした。

2024年のトップ10には5つのカリフォルニアワインがランクインしました。(6位にワシントン州ワインがランクインしました )

第10位 Ramey Chardonnay Russian River Valley 2022 $50 WS94
第8位 Williams Selyem Pinot Noir Eastside Road Neighbors Russian River Valley 2022 $72 WS95
第5位 Chimney Rock Cabernet Sauvignon Stags Leap District 2021 WS94 $120

第4位 Faust Cabernet Sauvignon Napa Valley 2021 $65 WS94
第2位 Beaulieu Vineyard George de Latour Private Reserve Cabernet Sauvignon Napa Valley 2021 $170 WS95

10位に、レジェンド・ワインメーカーのデヴィッド・レイミーの「レイミー・ワイン・セラーズ」がランクイン。レイミーは2度目のトップ10入りです。赤はもちろん素晴らしいのですが、白も非常に評価が高く、レイミーをシャルドネ四天王と呼ぶ方もいます。8位に、バート・ウイリアムズとエド・セリエムによって設立されたご存じ「ウイリアムズ・セリエム」がランクイン。1998年にダイソンにブランドを売却。現在はブルゴーニュのドメーヌ・フェヴレイが半分の株式を所有しています。5位に、南アフリカ出身のウイルソン・ファミリーが1980年に創業した「チムニー・ロック」がランクイン。チムニー・ロックという名前のゴルフコースを購入し、畑に変えました。4位に、現在クインテッサ、ファヴィア、リヴァイアサン、フラワーズなどを所有するアグネスティン・ヒューアネスが新たに立ち上げた「ファウスト」がランクイン。日本入荷しているようですが、すみません、情報を持っておりません。2位に、古い歴史を持つご存じ「ボーリュー・ヴィンヤード」がランクイン。カリフォルニアワインの育ての親と言われたアンドレ・チェリチェフが作り上げた、カリフォルニア史上初のカルトワインと呼ばれたプライベート・リザーブ・カベルネ・ソーヴィニヨンです。

そして栄えある2023年のワイン・オブ・ザ・イヤーは・・・

第1位  Avina Don Melchor Cabernet Sauvignon Puente Alto 2021 $170 WS96

昨年に続きカリフォルニアワインとはならず(22年はシュレイダー、21年はドミナスでした)。今年のワイン・オブ・ザ・イヤーはチリの名門「コンチャ・イ・トロ」のドン・メルチョー・カベルネ・ソーヴィニヨンです。おめでとうございます。ちなみに4位にランクインしたファウストのアグネスティン・ヒューアネスはコンチャ・イ・トロの世界進出に貢献した方です。さらにちなみに現在当店ではコンチャ・イ・トロの取り扱いはございません(苦笑)。

当店でご紹介したワイナリーは・・・

14位 Turley Zinfandel California Juvenile 2022 WS93 $22
16位 Merry Edwards Sauvignon Blanc Russian River Valley 2022 WS95 $50
20位 Roederer Estate Brut Anderson Valley NV WS93 $32
27位 St. Supery Sauvignon Blanc Napa Valley 2022 WS94 $40
29位 Calera Pinot Noir Mt. Harlan Ryan Vineyard 2021 WS96 $95
31位 Patz & Hall Pinot Noir Sonoma Coast 2021 WS93 $45
43位 Flowers Chardonnay Sonoma Coast 2023 WS93 $55
54位 Kistler Pinot Noir Russian River Valley Cuvee Natalie 2021 WS96 $110
57位 Stag’s Leap Wine Cellars Cabernet Sauvignon Cask 23 2021 WS97 $375
97位 VHR Cabernet Sauvignon Oakville Napa Valley 2021 WS98 #275

です。トップ100ワイン入りおめでとうございます。

昨年2023年のワイン・オブ・ザ・イヤーはこちらからどうぞ・・・

【年末恒例のワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインが発表されました・・・】(2023年11月17日配信)

10位のレイミーは同年号のワインがございます・・・

 Ramey Chardonnay Russian River Valley 2022
★レイミー シャルドネ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2022 ¥10,780 WS94 新ヴィンテージ

2度目のトップ10入りです。「レイミー・ワイン・セラーズ」です。

シャトー・ペトリュスで修行後、ドミナス・エステートそしてラッド・エステートでその手腕を発揮したデヴィッド・レイミー。1996年に「レイミー・ワイン・セラーズ」を設立しました。レイミーの赤ワインはもちろん素晴らしいのですが、シャルドネも非常に高い評価を得ています。2019年のワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインでレイミーの2016年ハイド・ヴィンヤード・シャルドネがトップ10入り(7位)しました。また、パリスの審判30周年を記念して、2006年に新たに行われたブラインドテイスティングではレイミーの2002年ハイド・ヴィンヤード・シャルドネが総合2位の評価を得ました(ちなみに1位は Talley タリー)。キスラー、マーカッシン、コングスガードはカリフォルニア・シャルドネの3本指と言われますが、レイミーを入れてシャルドネ四天王と呼ぶ方もおります。

ルシアン・リヴァー・ヴァレー・シャルドネは昨年2023年のワイン・スペクテーター誌の年間トップ100ワインでも27位(94点)にランクインしています。スタンダードなキュヴェながらこの度栄光のトップ10入りをしました。ルシアン・リヴァー・ヴァレー・シャルドネはダトン・ランチやロキオリなどのルシアン・リヴァー・ヴァレーの銘醸畑のブレンドです。全房発酵。100%マロラクティック発酵。フレンチオーク(10%新樽)で12ヶ月熟成。アンフィルターにてボトリング。黄金の雫。王道のスタイル。王道の味わい。これぞカリフォルニアのピュリニー・モンラッシェです(なんとなくラベルがジョセフ・ドルーアンに似てますしね)。

【9月中旬から本格的に試飲会が始まりました・・・日本初入荷のワイン、新ヴィンテージのワイン、印象に残ったワインなどのご紹介です・・・】(10月24日配信)

 週末1063-6

4位のファウストはございませんが、同グループに属するリヴァイアサンの新ヴィンテージが入荷しております・・・

 Leviathan Red Wine California 2021
★リヴァイアサン レッドワイン カリフォルニア 2021 ¥9,680 数量限定品

ハイジ・バレットの後任として、あのスクリーミング・イーグルを再びパーカー100点に返り咲かせたアンディ・エリクソン。デヴィッド・エイブリューの元で学び、スクリーミング・イーグルの栽培管理を担当したアニー・ファヴィア。2人は2003年に ”ソウルフルなワインを造ること“ ”畑の個性を忠実に再現すること“ をポリシーに「Favia ファヴィア」を創業しました。近年では2016年にクームスヴィルのアントニオ・カルボーネ・ワインセラーズのワイナリー(1868年に建設)を買い取り、ファヴィア専用にリノベーションしました。スクリーミング・イーグルはいつ飲んだらよいか分からないワインですが、ファヴィアはいつ飲んでも美味しいワインです(苦笑)。

そのファヴィアのセカンドワインとして2004年に誕生したのが「リヴァイアサン」です。リヴァイアサンはアぺレーションに縛られることなく、カリフォルニアの特筆すべき畑で造られた葡萄を使用し、”ヴィンテージごとの色合いの赤ワインを造る“ という目的のために誕生したワインです。2008年にサンフランシスコ・クロニクル紙で、レヴィー&マクレラン、ゴースト・ブロック、フトーなどと共に ”次世代カルトワイン“ に選ばれています。リヴァイアサンは“海の怪獣“と聞いておりましたが(苦笑)。異常に大きいもの、手強いもの、という意味もあります。

2021年の葡萄の出処は公開しておりません。ちなみに2020年の葡萄は、オブシディアン・リッジ、ワイルド・ダイアモンド(以上 AVA レッド・ヒルズソラノ・カウンティ)、ランチョ・サリーナ(AVA ムーン・マウンテンソノマ・カウンティ)、ファウスト・ヴィンヤード(AVA クームスヴィルナパ・ヴァレー)の畑からでした。2021年は冷涼な気候と長い育成期間によって、美しい色調、そして豊かな風合いのアロマを持つ果実が収穫できました。2021年リヴァイアサン・レッドワインは、62%カベルネ・ソーヴィニヨン、15%シラー、13%カベルネ・フラン、10%メルローの古風なオールド・ボルドースタイルで、フレンチオーク(50%新樽)にて23ヶ月の長い熟成を行いました。使用樽はトップ・シャトーが使用するル・グラン、ラドゥー、セガン・モローです。ストラクチャーのある赤黒い果実味ながら、心地良い酸ときめ細かいタンニンに支えられた、飲み心地の良いミディアム~フルボディです。

【またまた興味深いワインが入荷しました・・・】(2023年5月26日配信)

週末1063

ちなみに。ジェームス・サックリングが主宰する James Suckling .com の Top 100 Wines of  the USA アメリカ・トップ100ワインで、8月にご紹介したパルメイヤーの2021年ナパ・ヴァレー・メルローが第1位に輝きました。また、アントニオ・ガローニが主宰する Vinous ヴィノスの年間トップ100ワインで、フィリップ・トニーの2021年ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンが第1位に輝きました。(さらにちなみに。ジェームス・サックリング氏はワイン・スペクテーター誌の副編集長およびヨーロッパ局長を務めた後、2010年に自身のワインメディア James Suckling .com を立ち上げました。今年10月上旬に来日され、世界各国から選ばれた JS 90点以上のワインがテイスティングできるという「 Great Wines World TOKYO 2024 」が盛大に開催されました。)

パルメイヤーのナパ・ヴァレー・メルローはこちらからどうぞ・・・

【訳ありで現在日本へは僅かな入荷です・・・お早めにどうぞ・・・売り切れ御免です・・・】(8月22日配信)

WS

過去に栄えある ”ワイン・オブ・ザ・イヤー” に輝いたカリフォルニアのワインは・・・

2022年にワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのはシュレイダー・セラーズの2019年ダブルダ・イアモンド・カベルネ・ソーヴィニヨン(WS94)でしたね。

 Schrader Cellars Double Diamond Cabernet Sauvignon Oakville Napa Valley 2021
★シュレイダー・セラーズ ダブル・ダイアモンド カベルネ・ソーヴィニヨン オークヴィル ナパ・ヴァレー 2021 ¥15,180 残少
 Schrader Cellars Double Diamond Proprietary Red Wine Napa Valley 2021
★シュレイダー・セラーズ ダブル・ダイアモンド プロプライエタリー・レッドワイン ナパ・ヴァレー 2021 ¥15,180 残少

シュレイダーのセカンド的ワインとして2001年に誕生したダブル・ダイアモンドは2017年に復活。ダブル・ダイアモンドにもナパ・ヴァレー最高の畑の1つのトゥ・カロン・ヴィンヤードの葡萄を使用するようになりました。トゥ・カロン・ヴィンヤードのアンディ・ベクストファーが所有する区画と、同じくロバート・モンダヴィが所有する区画の両方の葡萄を使用しました。ワインメーカーはご存じトーマス・リヴァース・ブラウンです。

【昨年ワイン・オブ・ザ・イヤーを獲得したダブル・ダイアモンドです・・・そのダブルダイアモンドから新ワインが誕生しました・・・】(2023年10月5日配信)

 週末1026-1

2021年にワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのはドミナス・エステートの2018年エステート・レッドワイン(WS97)でしたね。

ドミナス、そして今年年間トップ100ワインで2位にランクインしたボーリューはこちらからどうぞ・・・(ワインは売り切れております・・・)

【年末スペシャルです・・・ナパ・ヴァレーの極上のカベルネ・ソーヴィニヨンです・・・】(2022年12月20日配信)

 週末981

2017年にワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのはダックホーン・ヴィンヤーズの2014年スリーパームス・ヴィンヤード・メルロー(WS95)でしたね。

 Duckhorn Vineyards Three Palms Vineyard Merlot Napa Valley 2019
★ダックホーン スリーパームス・ヴィンヤード メルロー ナパ・ヴァレー 2019 ¥14,300 残少
 Duckhorn Vineyards Cabernet Sauvignon Howell Mountain Napa Valley 2018
★ダックホーン カベルネ・ソーヴィニヨン ハウエル・マウンテン ナパ・ヴァレー 2018 ¥14,850 残少

ダックホーン・ヴィンヤーズは初ヴィンテージからスリーパームス・ヴィンヤードのワインを造り出しています。2011年からスリーパームス・ヴィンヤードの葡萄を専売契約していましたが、2015年に長年の夢をかなえスリーパームス・ヴィンヤードを買い取り自社畑としました。そして2017年にスリーパームス・ヴィンヤード・メルローがワイン・オブ・ザ・イヤーに輝きました。現チーフワインメーカーのレネ・アリーが醸造責任者として初めて造り上げたのがワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いた2014年スリーパームス・ヴィンヤード・メルローです。

ダックホーン・ヴィンヤーズは現在ナパ・ヴァレーに9つの自社畑を所有します。ハウエル・マウンテンにはスタウトという名前の自社畑を所有します。ご紹介の2018年ハウエル・マウンテン・カベルネ・ソーヴィニヨンは、スタウト・ヴィンヤードを主体に契約畑の葡萄をブレンドしました。濃縮した果実味とオークの風味が見事に調和した、魅惑的な山カベ(山のカベルネ・ソーヴィニヨン)です。ダックホーンの地区ワインや単一畑ワインが日本入荷することは希ですのでどうぞお見逃しなく。

スリーパームス・ヴィンヤード・メルローはこちらからどうぞ・・・

【まだまだ暑い日が続くででしょうが、濃厚なカベルネ・ソーヴィニヨンのご紹介です(苦笑)・・・】(2023年8月22日配信)

ハウエル・マウンテン・カベルネ・ソーヴィニヨンはこちらからどうぞ・・・

【いろいろ入荷しております・・・(入荷しておりました・・・)】(1月24日配信)

 週末1018-6

2016年にワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのはルイス・セラーズの2013年ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン(WS95)でしたね。

 Lewis Cellars Manson’s Cabernet Sauvignon Napa Valley 2021
★ルイス メイソンズ カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2021 ¥14,080 数量限定品 売り切れました
 Lewis Cellars Vin Gris Rose (Syrah) Napa Valley 2022
★ルイス・セラーズ ヴァン・グリ ロゼ (シラー) ナパ・ヴァレー 2022 ¥6,050 希少限定品

ランディ・ルイスはフォーミュラー3などのレーシング・ドライバーとして23年間に亘り活躍した方です。ヨーロッパを転戦した時に各地で出会ったワインに魅了されました。彼の妻のデビ―・ルイスはワインの流通やワインバーの経営に長きに亘り携わった方で、また実家は100年の歴史を誇る農場を経営していました。ランディは妻デビ―のアドバイスを受けて「ルイス・セラーズ」を設立。創業間もなくポール・ホッブスをワインメーカーに迎え、ルイス・セラーズは一気に頂点へと上り詰めました。2016年にワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインで見事第1位に選ばれました。ワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは上級キュヴェではなくなんと普及品のナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンでした。

ルイス・セラーズの主力はやはりカベルネ・ソーヴィニヨンで、綺麗な味わいのソーヴィニヨン・ブランやナパらしい味わいのシャルドネも人気ですが、シラーも人気アイテムの1つなのです。ヴァン・グリ・ロゼは100%シラーで、僅か5樽の生産です。発酵途中で果汁を抜き、ステンレスタンクとフレンチオークでアルコール発酵を終了させ、そして3~4ヶ月熟成しました。グアバなどのパッションフルーツのニュアンス。ロゼというより赤に近いロゼですが、鮮明な果実味がとても素晴らしいです。日本入荷は極々少量です。2度目の日本入荷となった、セカンドセレクションのメイソンズ・カベルネ・ソーヴィニヨンは売り切れました(輸入元も完売です)。

【輸入元主催の春の試飲会があちこちで行われています・・・新入荷のワインや新ヴィンテージのワインや興味深いワインのご紹介です・・・】(3月19日配信)

 週末1039

2015年にワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのはピーター・マイケルの2012年オー・パラディ・カベルネ・ソーヴィニヨン(WS96)でしたね。

2012年にワイン・オブ・ザ・イヤーに輝いたのはシェイファーの2008年リレントレス(シラー)(WS96)でしたね。

 Shafer One Point Five Cabernet Sauvignon Stag’s Leap District Napa Valley 2021
★シェイファー ワン・ポイント・ファイブ カベルネソーヴィニヨン スタッグス・リープ・ディストリクト ナパ・ヴァレー 2021 ¥22,000 WE96 WI95 JS94
 Shafer TD-9 Cabernet Sauvignon Napa Valley 2022
★シェイファー TD-9 カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2022 ¥18,150 新ヴィンテージ 新スタイルで2度目のリリース ラベル変更
 Shafer TD-9 Cabernet Sauvignon Napa Valley 2021
★シェイファー TD-9 カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー 2021 ¥14,850 新リリース 新スタイルで初リリース

ワン・ポイント・ファイブは1,5世代を意味し、父ジョンと息子ダグが手を携えて歩んできたワイナリーの歴史を表現しています。シェイファーのフラッグシップワインであるヒルサイド・セレクトはエステートのカベルネのベスト・バレルから造られますが、ワン・ポイント・ファイブもエステートとワイナリーのあるスタッグス・リープ地区にある自社畑ボーダーライン・ヴィンヤードの葡萄から造られます。過去の(2003年までの)ナパ・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンより、質も格も格段にアップしたことは間違いありません。ゆえにヒルサイド・セレクトに近いカベルネ・ソーヴィニヨンと言っても過言ではないと思います。2021年ワン・ポイント・ファイブ・カベルネ・ソーヴィニヨンは、94%カベルネ・ソーヴィニヨン、3%プティ・ヴェルド、2%メルロー、1%マルベックで、アリエ産とトロンセ産の100%フレンチオーク(100%新樽)で20ヶ月熟成。ワイン・アドヴォケイト誌では2015年ヴィンテージが歴代最高のWA95点を獲得しています。この2021年にワイン・エンスージアスト誌が96点、元ワイン・アドヴォケイト誌編集長リサ・ぺロティ・ブラウン MW が運営する The Wine Independent ワイン・インディペンデントが95点を、ジェブ・ダナックが94点を付けました。

シェイファーの人気ワインであったナパ・ヴァレー・メルローが生産を止め、2015年ヴィンテージで新たに誕生したのがメルロー主体の TD-9 レッドワインでした。TD-9 は、創業者ジョン・シェイファーが畑を開拓するために購入した最初のトラクターの名前です。その TD-9 レッドワインが2021年ヴィンテージでスタイル(セパージュ)を変えました。自社畑とナパ・ヴァレーの厳選した畑からのカベルネ・ソーヴィニヨンを主体とするワインに変わりました。サードワイン的存在となるのでしょうか。新着の2022年 TD-9 カベルネ・ソーヴィニヨンは、75%カベルネ・ソーヴィニヨン、18%メルロー、4%マルベック、10%プティ・ヴェルドで、フレンチオーク(100%新樽)で18ヶ月熟成。プラムやブラックベリーのアロマ。シェイファーらしい、濃縮した赤黒の果実味となめらかなタンニンを持つ、美味いカベルネ・ソーヴィニヨンです。この価格帯にも100%新樽っていかにもシェイファーらしいですね。シェイファーは今イメチェンしています。この TD-9 だけでなく、全てのラインナップのラベルが変更になりました。微妙な違いですが(苦笑)。

サードワイン的存在?の TD-9 の新ヴィンテージはこちらからどうぞ・・・

【9月中旬から本格的に試飲会が始まりました・・・日本初入荷のワイン、新ヴィンテージのワイン、印象に残ったワインなどのご紹介です・・・】(10月24日配信)

リレントレスはこちらからどうぞ・・・

【9月中旬から輸入元主催の試飲会がガンガン行われています・・・ということであれこれ紹介です(苦笑)・・・】(2022年10月21日配信)

 週末1063-1

最後に・・・

2018年に年間トップ100ワインでトップ10入りしたベッドロックのフラッグシップワインが到着しました・・・

 Bedrock Old Hill Ranch Heritage Red Wine Sonoma Valley 2022
★ベッドロック オールド・ヒル・ランチ ヘリテージ レッドワイン ソノマ・ヴァレー 2022 ¥12,650 新ヴィンテージ 希少限定品
 Bedrock Old Vine Zinfandel California 2022
ベッドロック オールド・ヴァイン ジンファンデル カリフォルニア 2022 ¥5,170 新ヴィンテージ 5月にご紹介済みです

注目のワインメーカーのモーガン・ピーターソンが造る「ベッドロック」です。

偉大なるジンファンデルの造り手である、レイヴェンズウッド Ravenswood 、リッジ Ridge 、ローゼンブルム Rosenblum の3つの生産者は、その頭文字から「ジンファンデル3大R」と呼ばれます。そのレイヴェンズウッドの創業者ジョエル・ピーターソンの息子モーガン・ピーターソンが2007年に立ち上げたのが「ベッドロック」です。2015年にサンフランシスコ・クロニクル紙でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを受賞。2016年に3つのシラーのうち2つがパーカー100点を獲得(残り1つは99点)。2017年にカリフォルニアのワインメーカーで初めてマスター・オブ・ワインを取得。その2017年暮れにワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインでオールド・ヴァイン・ジンファンデルが12位にランクインしました。そしてベッドロックは2018年にワイン・スペクテーター誌の年間トップ100ワインにて遂にトップ10入りを果たしました。フラッグシップワインの1つであるザ・ベッドロック・ヴィンヤード・ヘリテージ・レッドワインが10位にランクインしました。

ベッドロックのフラッグシップワインであるオールド・ヒル・ランチ・ヘリテージ・レッドワインの新ヴィンテージが入荷しました。オールド・ヒル・ヴィンヤードは1880年前後に入植されたと言われるオーガニック畑(ドライ・ファーミング)です。モーガンの父親ジョエル・ピーターソンが創業した「レイヴェンズウッド」でもオールド・ヒル・ヴィンヤード・ジンファンデルはトップ・キュヴェの扱いでした。親子2代でこの歴史的な畑の葡萄からワインを造り上げました。オールド・ヒル・ランチ・ヘリテージ・レッドワインは、ジンファンデル、グルナッシュ、アリカンテ・ブーシュ、ムールヴェードル、プティ・シラー、カリニャン、シラー、タナ、トゥルソー、グラン・ノワール、レノワール、フレンチ・コロンバール、モア―ド、エトレール・ド・ラ・デュイ、ペルサンなど、そしてDNA検査をしても解らない品種も含め合計30品種以上の葡萄から。ジンファンデル主体のいわゆるフィールド・ブレンドワインです。天然酵母で発酵し、フレンチオークで熟成です。詳しい醸造データーは公開していません。

ALC14,3%
輸入元定価¥13,750(税抜¥12,500)

2017年のワイン・スペクテーター誌年間トップ100ワインで12位にランクインしたベッドロックのオールド・ヴァイン・ジンファンデルです。オールド・ヴァイン・ジンファンデルは、約90%がジンファンデルで、残りはプティ・シラー、アリカンテ・ブーシュ、グルナッシュ、カリニャン、マタロなどを混醸。ソノマ・ヴァレーの自社畑のベッドロック・ヴィンヤードを中心に、アレキサンダー・ヴァレー、ドライ・クリーク・ヴァレー、ルシアン・リヴァー・ヴァレー、そしてアマドール・カウンティやコントラ・コスタ・カウンティなどの、毎年厳選した古樹の葡萄を使用します。新ヴィンテージの2022年は今年5月にご紹介済みです。詳しくは下記 URL からどうぞ。

オールド・ヴァイン・ジンファンデルはこちらからどうぞ・・・

【あの人気ワインも日本市場に復活しました・・・】(5月23日配信)

その他ベッドロックはこちらからどうぞ・・・

【やはり美味いのです・・・ジンファンデルというより、1つの完成されたレッドブレンドワインと見ていただきたいワインです・・・】(2023年11月9日配信)

 週末1062-3

金額は税込価格(含消費税10%)です。クール代は送料とは別途ご請求になります。

シュラムスバーグ6

 Schramsberg Blanc de Blancs Sparkling Wine North Coast 2021
★シュラムスバーグ ブラン・ド・ブラン スパークリングワイン ノース・コースト 2021 ¥6,820 新ヴィンテージ

カリフォルニアで最初に本格的スパークリングワインを造り出した「シュラムスバーグ」です。

1965年ジャック&ジェイミー・デイヴィーズ夫妻はナパ・ヴァレー北部の古いワイナリーを買い取り、伝統的なシャンパーニュ方式によるスパークリングワインを造り出しました。その古いワイナリーは1862年にドイツ人ジェイコブ・シュラムが立ち上げたワイナリーです。ナパ・ヴァレー最初のワイナリーの1つでした。1965年に誕生したブラン・ド・ブランは商業用のスパークリングワインとして初めてナパ・ヴァレーのシャルドネが使用されました。そのブラン・ド・ブランは1969年のニクソン大統領と周恩来首相の会談でアメリカ最初のワインとしてサーブされました。以後シュラムスバーグのスパークリングワインは、フォード大統領と昭和天皇、レーガン大統領とチャールズ皇太子(とダイアナ妃)など、ワシントン御用達スパークリングとしてアメリカの数々の公式晩餐会でサーブされています。トップキュヴェは創業者の名を冠した J.Schram ジェイ・シュラムです。1987年の葡萄を仕込んだ初のジェイ・シュラムは1992年にリリースされました。

新ヴィンテージが入荷しました。シュラムスバーグ初のスパークリングワインとして誕生したブラン・ド・ブランです。2021年ブラン・ド・ブランは100%シャルドネで、66%ソノマ、31%ナパ、その他レイクとメンドシーノからです。創業者デイヴィーズ夫妻が植えたシャルドネとピノ・ノワールは、よりクオリティの高い葡萄を得るために1994年にカベルネ・ソーヴィニヨン他に植え替えられました(そしてこの自社畑からは赤ワインの生産を始めました)。現在スパークリングワインに使用する葡萄は、一部のナパ、そしてソノマ、レイク、メンドシーノの冷涼地の葡萄を使用しています(ゆえに AVA はノース・コースト)。スパークリングワインは基本ステンレスタンクとオーク樽で低温発酵しベースワインを作ります。酸を残したいためマロラクティック発酵はほんの僅かで。糖分を加え、瓶内2次発酵を行います。レギュラー・キュヴェで約2年、トップ・キュヴェで約8年の熟成です。厳選したドサージュで仕上げます。2021年ブラン・ド・ブランは18%の樽発酵ワインがブレンドされました。澱と一緒に約2年の熟成。TA 0,90g/100ml の高い酸度です。たしかにシャンパーニュとはちょっと違いますが、そのクオリティーは全く負けておりません。非常に爽快な味わいです。食中酒としても十分に楽しめます。

ALC12,3%
輸入元定価¥7,370(税抜¥6,700)

週末1065-7

生産者の来日が続いております・・・

非常に繊細な味わいです。中村倫久さんが造る「ノリア(ナカムラ・セラーズ)」です。中村さんが里帰りしました。輸入元主催のセミナーが開催されました。中村さんがワインを造り始めて10年以上になりますが、公式なセミナーは今回が初めてになります。

ブログ【中村倫久さんが里帰りしました。初のセミナーを開催しました。(ノリア ナカムラ・セラーズ)】(11月19日)

ノリア3

ホワイトハウス御用達のスパークリングワインとしても有名です。カリフォルニアで最初に本格的スパークリングワインを造り出した「シュラムスバーグ」です。2代目当主のヒュー・デイヴィーズ氏が久しぶりに来日しました。2度目のご対面となりました。

ブログ【2代目当主のヒュー・デイヴィーズ氏が久しぶりに来日しました!(シュラムスバーグ)】(11月20日)

シュラムスバーグ1

この内容は、アドレスを頂戴した方にHP公開前にメールでお送りしています。ゆえにHP公開時にはすでに売切れのワインもございます。【チアーズ!カリフォルニアワイン】は、美味しいカリフォルニアワインをお送りしています。