本家本元のワインが遂に日本上陸です・・・昔のキスラーを懐かしく思われる方は是非お買い求めください(苦笑)・・・ダットン・エステート

いつもお世話になります。例によって入荷の限られたワインですので、またまた早い者勝ち販売になってしまい申し訳ありません。(2023年8月8日配信

本家本元のワインが遂に日本上陸です・・・

昔のキスラーを懐かしく思われる方は是非お買い求めください(苦笑)・・・・

《 DUTTON ESTATE WINERY ダットン・エステート 》

ルシアン・リヴァー・ヴァレーのトップ・グロワー(葡萄栽培家)の1つである「ダットン・エステート・ワイナリー」です。

 ダトン

6世代に亘りルシアン・リヴァー・ヴァレー(グリーン・ヴァレー)で葡萄栽培を続けるダットン・ファミリー。ルシアン・リヴァー・ヴァレーのポテンシャルを予見した4代目のウォーレン・ダットンは Graton の町の外れに葡萄(フレンチコロンバール)と林檎の樹を植樹し、この地をダットン・ランチと名付けました。ダットン・エステート・ワイナリーの現当主ジョー・ダットンは幼い頃から父親と一緒に畑で働くことをとても楽しく思い、やがて家業を受け継ぐことを決心しました。1955年ジョー&トレイシー・ダットン夫妻は20エーカーのシャルドネ畑と納屋を購入し、ダットン・エステート・ワイナリーをスタートさせました。ちなみに奥様のトレイシーさんも地元セバストポールの生まれで、実家はやはり果樹園を所有管理していました。2人はさらにシャルドネ、ピノ・ノワール、シラー、ソーヴィニヨン・ブラン、そして僅かなジンファンデルを育てました。

ダットン・エステート・ワイナリーは、セバストポールとフォレストヴィルの中間点に位置します。ご近所には、デリンガー、メリー・エドワーズ、ポール・ホッブス、ダットン・ゴールドフィールドなどのワイナリーがおります。現在485ヘクタールのサスティナブル・ファーミング・ヴィンヤードと、81ヘクタールのカリフォルニアで最も厳しい基準を満たしたオーガニック・ファーミング・ヴィンヤードと、CCOF (California Certified Organic Farmers) 認証の林檎農園を所有します。The Sonoma County Sustainably Grown Grapes 認証。化学肥料が誕生後も先祖代々のサスティナブル農法に拘り続け、未来に、自然に、人に優しい葡萄栽培を続けています。ダットンの畑が風邪を引くと(災害などで良質な葡萄が収穫できないと)ルシアン・リヴァー・ヴァレー全体のクオリティに影響すると言われるほど、今ではルシアン・リヴァー・ヴァレー最上の葡萄請負人として認可されています。

現在は、畑の名前にもなっている3人の娘、Kyndall キンダル(長女)、Kylie カイリー(次女)、Karmen カーメン(三女)もダットン・エステート・ワイナリーを支えます。コンサルティング・ワインメーカーは、Amici アミチ・セラーズで To-Kalon や Missouri Hooper などからワインを造り上げたロバート・ドネルです(シャルドネやピノ・ノワール造りの経験もあり)。そして次女のカイリー・ダットンがアシスタントワインメーカーを務めます。日本ではやはりキスラーのダットン・ランチ・シャルドネでダットンの名を知ることになりましたが、本家本元のワインが遂に日本入荷となりました

 ダトン・エステート

(ちなみに、ウォーレン・ダットンのもう1人の息子であるスティーブ・ダットンと、ラ・クレマでワインメーカーを務めたダン・ゴールドフィールドが1998年に立ち上げた「ダットン・ゴールドフィールド」というワインも日本入荷しております。ダトン・ゴールドフィールドは自社畑を持ちません。買い付け葡萄でワインを造り出しています。ダットン・ランチ・シャルドネやダットン・ランチ・ピノ・ノワールを生産していますが、この葡萄はダットン・エステートからの買い付け葡萄です。)

 Dutton Estate Kyndall’s Reserve Chardonnay Dutton Ranch Russian River Valley
★ダットン・エステート キンダルズ リザーブ シャルドネ ダットン・ランチ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2021 ¥10,890 WE94 日本初入荷

ルシアン・リヴァー・ヴァレーのトップ・グロワー(葡萄栽培家)の1つである「ダットン・エステート・ワイナリー」です。

ダットン夫妻の長女キンダルの名が付いた、キンダルズ・リザーブ・シャルドネはダットン・エステート・ワイナリーのフラッグシップワインとも言えるワインです。80ものキャラクターの異なる畑から、Dutton Palms Vineyard ダットン・パームズ(1991年植樹 ウエンテ・クローン)や Sebastopol Vineyard セバストポール(1980年植樹 ロバート・ヤング・クローン)などのいくつかの選ばれた畑の葡萄から造られます。

2021年キンダルズ・リザーブ・シャルドネは、クローンはシャルドネ王道の Old Wente、Robert Young です。夜間に手摘み。全房発酵。ステンレスタンク、コンクリート・エッグ(卵型タンク)、フレンチオークで発酵。熟成はコンクリート・エッグとフレンチオーク(40%新樽)で。樽でのマロラクティック発酵は75%で、コンクリート・エッグではマロラクティック発酵は行いません。ひと昔前のカリフォルニアのシャルドネに感じる(苦笑)、トロピカルフルーツ、シナモンバターワッフル、ベイキングスパイス、トーストやナッツ、そしてバニラやキャラメルのアロマと風味。濃縮した果実味とオークの風味が入り混じる、パワーとエレガンスを併せ持つ味わいです。これぞ慣れ親しんだルシアン・リヴァー・ヴァレーのシャルドネです(苦笑)。キスラーに葡萄を供給したことで一躍有名になったダットン・ランチですが、昔のキスラーのダットン・ランチ・シャルドネを知る方は是非ダットン・エステートをお買い求めください(苦笑)。

この2021年ヴィンテージにワイン・エンスージアスト誌が94点を付けました。また Sonoma International Film Festival Wine Awards でベスト・シャルドネ(96点)に選ばれました。

100%シャルドネ
生産量660ケース
ALC14,1%
輸入元定価¥12,100(税抜¥11,000)

 週末1019-1

 Dutton Estate Karmen Isabella Pinot Noir Dutton Ranch Russian River Valley
★ダットン・エステート カーメン・イザベル ピノ・ノワール ダットン・ランチ ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2021 ¥11,880 日本初入荷

ルシアン・リヴァー・ヴァレーのトップ・グロワー(葡萄栽培家)の1つである「ダットン・エステート・ワイナリー」です。

ダットン夫妻の三女カーメンの名が付いた、カーメン・イザベル・ピノ・ノワールです。Thomas Road、Manzana などの自社畑からシングルヴィンヤードのピノ・ノワールを生産していますが、このカーメン・イザベル・ピノ・ノワールは選ばれたいくつかの畑のブレンドになります。ダットン・ファミリーを、ダットン・ランチを表すピノ・ノワールでありワインであります。

2021年カーメン・イザベル・ピノ・ノワールは、3つの畑、Green Valley、Manzana、Campbell のブレンドです。グリーン・ヴァレー(2000年植樹 ディジョン115)はダークで豊かな風味のフルーツをワインに与えます。マンザナ(2002年植樹 ディジョン115と828)はチェリーコークの香りと赤い果実の風味を与えます。キャンベルは素朴なノートと酸味を与えます。クローンはディジョン115、777、828,943、Pommard ポマール、Swan スワン、Calera カレラです。夜間に収穫。各ロットは別々に発酵。3日間のコールドソーク(低温浸漬)。1次発酵が終わるまでは、1日3回のパンチダウンそしてポンプオーバーを行いました。フレンチオーク(50%新樽)で熟成。バラの花びら、フレッシュストロベリー、チェリータルト、シダー、ナツメグのアロマと風味。完熟した果実味とオークの風味が入り混じる、パワーとエレガンスを併せ持つ味わいです。これぞ慣れ親しんだルシアン・リヴァー・ヴァレーのピノ・ノワールです(苦笑)。キスラーを代表とするカルト全盛期時代のピノ・ノワールを思わせる、濃厚完熟のなにか懐かしい味わいです(苦笑)。

この2021年ヴィンテージに The Tasting Panel & The Somm Journal が93点を付けました。

100%ピノ・ノワール
生産量1,638ケース
ALC14,2%
輸入元定価¥13,200(税抜¥12,000)

週末1019-2

ブログ【 California Wines ALIVE Tasting 2023 】(2月28日)

【久しぶりにカリフォルニアからたくさんの生産者が来日されました・・・】(3月3日配信)

週末1019

日本人生産者の素晴らしいワインもお忘れなく・・・

 Freeman Akiko’s Cuvee Pinot Noir Sonoma Coast 2018
★フリーマン アキコズ・キュヴェ ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2018 ¥11,990 JD93 AG93 WE92 残少
 Freeman Yu-ki Estate Pinot Noir Sonoma Coast 2018
★フリーマン ユーキ・エステート ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2018 ¥10,780 JD92 AG94 WE95 残少

カリフォルニアにおける日本人女性醸造家のパイオニアであるアキコ・フリーマンさんが造るご存じ「フリーマン」です。創業20周年を記念して、初めてスパークリングワインを造り上げました。そして山火事のためワインが生産できなかった2020年は早めに収穫した葡萄からロゼ・スパークリングワインを造り上げました。

【いろいろ入荷しております・・・これからの時期にピッタリなワインです・・・】(4月25日配信)

 週末897-1

 Six Cloves Alder Springs Vineyard Pinot Noir Mendocino County 2021
★シックス・クローブズ アルダー・スプリングス・ヴィンヤード ピノ・ノワール メンドシーノ・カウンティ 2021 ¥9,020 新ヴィンテージ

アキコさんに次ぐ日本人女性醸造家平林園枝さんがカリフォルニアで立ち上げた「シックス・クロ―ヴズ」です。5度目のリリースとなる2021年は、メンドシーノ・カウンティ北部に位置するアルダー・スプリングス・ヴィンヤードからのピノ・ノワールです。この畑を有名にしたのはパッツ&ホールやマーカッシンです。非常に繊細な味わいのピノ・ノワールです。

【9月中旬から輸入元主催の試飲会がガンガン行われております・・・ということであれこれご紹介です・・・】(2022年10月21日配信)

週末960

 Maboroshi Maboroshi Vineyard Pinot Noir Biodynamic Clone 115 Russian River Valley 2021
★マボロシ マボロシ・ヴィンヤード ピノ・ノワール バイオダイナミック クローン115 ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2021 ¥17,820 新ヴィンテージ 数量限定品

夢を求めてフランスに旅立ち、そして夢を実現させるためにカリフォルニアに移住した私市(きさいち)友宏さんの「幻(マボロシ)」です。新着の2021年ピノ・ノワールですが、初リリース以来ピノ・ノワールはディジョンクローン115と667のブレンドで醸造されていますが、2021年はディジョンクローン115だけを使用して醸造しました。

【最新ヴィンテージのピノ・ノワールが到着しました・・・今までとはちょっとスタイルが違います・・・】(3月14日配信)

 週末997

 Noria Sangiacomo Vineyard Pinot Noir Sonoma Coast 2021
★ノリア サンジャコモ・ヴィンヤード ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2021 ¥7,150 新ヴィンテージ 数量限定品

毎ヴィンテージ取り扱いしておりますが、久しぶりに正式にご紹介です。中村倫久さんが造る「ノリア(ナカムラ・セラーズ)」です。初年度の2010年ヴィンテージから造り続けているサンジャコモ・ヴィンヤード・ピノ・ノワールです。ソノマ著名栽培家サンジャコモ・ファミリーが所有するロバーツ・ロード・ヴィンヤードの葡萄を使用。故中村勘三郎さんが愛したワインでもあります。

【またまた興味深いワインが到着しました・・・】(5月26日配信)

 週末1009-1

 Arthur Cellars KR Ranch Pinot Noir Russian River Valley 2019
★アーサー・セラーズ ケーアール・ランチ ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥6,380 残少
 Arthur Cellars Gloria Vineyard Pinot Noir Russian River Valley 2019
★アーサー・セラーズ グロリア・ヴィンヤード ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2019 ¥7,920 残少

桃井隆宏さんが2012年にカリフォルニアで立ち上げた「アーサー・セラーズ」です。桃井さんはエド・カーツマンに弟子入りしてワイン造りを学びました。桃井さんが造るワインは非常に優しい味わいなのです。食事と楽しめる味わいを追求しています。先日最新ヴィンテージ2021年のお披露目会に参加してきました(ブログで公開済み)。熟成ポテンシャルもあります。

【どうぞこの方のお忘れなく(苦笑)・・・お待たせ致しました・・・新ヴィンテージが入荷しました・・・】(2022年5月6日配信)

ブログ【アーサー・セラーズ ワインディナー】(7月29日)

週末906

2月のイベントで久しぶりに、アキコさん、園枝さん、ノリさん(中村さん)とお会いできました(喜)・・・モモさん(桃井さん)も参加していたのですが、広い会場のどこにいるのか分からずお会いできませんでした(苦笑)・・・

ブログ【 California Wines ALIVE Tasting 2023 】(2月28日)

 カルワイン23-8

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