SONOMA IN THE CITY TOKYO 2018

北カリフォルニアのワイン産地と言えば、もちろんナパとソノマ。ワイン街道にブティックワイナリーが立ち並ぶという、なんかゴージャスな(笑)イメージのナパに対して、のどかな田園風景が広がる中にポツンポツンと小さなワイナリーがあるという、なんか質素な(笑)イメージのソノマ。そのソノマから約30のワイナリーが来日。ワイナリー団体であるソノマ・カウンティ・ヴィントナーズが日本で初めてイベントを開催します。

(都内のレストランでソノマのワインを注文したり、ワインショップでソノマのワインを購入したりすると、ソノマのオリジナルグッズやワインがもらえる企画もあります。)

SONOMA IN THE CITY TOKYO 2018」です。

https://www.drinksonomawine.com

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本日は八芳園(白金台)で行われた試飲会及びセミナーに参加しました。来日及び出品ワイナリーは、Alysian、Anakota、Buena Vista、Chalk Hill、Deloach、Donelan Family、DuMoL、Ferrari-Carano、Freeman、Hartford Family、Jordan、Keller、Kendall-Jackson、La Crema、Matanzas Creek、Ramey、Rodney Strong、Roth、Schug、Sebastiani、Seghesio Family、Silver Oak、Three Sticks などです。

試飲会場をちょっと下見して、セミナー会場へ。セミナーでは最初に Freeman Vineyards & Winery のご存じアキコ・フリーマンさんがソノマ・カウンティについてお話されました。そしてワイナリーのセールスマネージャーなどの方々が各テイスティングワインについてお話されました。サンフランシスコから車で約1時間。東西約80マイル、南北約60マイルのソノマ・カウンティは、広大で豊かな自然とその恵みが溢れる素晴らしいワイン・カントリーです。ハンガリー移民アゴストン・ハラスティは1857年ソノマにブエナ・ビスタ・ワイナリーを設立。カリフォルニアにおいて商業目的で創設された初めてワイナリーです。カリフォルニアワインの歴史はナパではなく、ソノマから始まりました。ソノマ・カウンティの葡萄栽培面積は約42万haで、なんとボルドーに次いで世界2位の広さです(そしてナパが3位です)。AVA アぺレーションは、有名なアレキサンダー・ヴァレー、ドライ・クリーク・ヴァレー、ルシアン・リヴァー・ヴァレーなど、全部で18。葡萄はシャルドネとピノ・ノワールの生産が主力ですが、白は22品種、赤は44品種が栽培されています。現在92%の畑がサスティナブル・アグリカルチャー(環境保全型農法)を行っています。ワイナリー数は495です。セミナーのワインは6アイテム。今回はワインそのものより、特徴的な AVA アぺレーションについてのお話が主となりました。

ソノマ2

Chalk Hill Estate Sauvignon Blanc Chalk Hill 2016
★チョーク・ヒル ソーヴィニヨン・ブラン チョーク・ヒル 2016
Three Sticks Durell Vineyard Chardonnay Sonoma Coast 2016
★スリー・スティックス デュレル・ヴィンヤード シャルドネ ソノマ・コースト 2016
DuMoL Pinot Noir Russian River Valley 2015
★デュモル ピノ・ノワール ルシアン・リヴァー・ヴァレー 2015
Matanzas Creek Merlot Sonoma County 2013
★マタンザス・クリーク メルロー ソノマ・カウンティ 2013
Frei Brothers Zinfandel Dry Creek Valley 2015
★フライ・ブラザーズ ジンファンデル ドライ・クリーク・ヴァレー 2015
Eco Terreno Old Vine Cabernet Sauvignon Alexander Valley 2013
★エコ・テラノ カベルネ・ソーヴィニョン アレキサンダー・ヴァレー 2013

ルシアン・リヴァー・ヴァレーの東に位置する AVA チョーク・ヒルから、AVA 名と同じチョーク・ヒルのソーヴィニヨン・ブランです。ソーヴィニヨン・ブラン、ソーヴィニヨン・ムスク、ソーヴィニヨン・グリのブレンド。溌溂とした果実味が特徴です。ルシアン・リヴァー・ヴァレーのサブ・リジョンだったチョーク・ヒルは白葡萄の栽培に適した地域です。昨年秋に日本正規入荷となった注目のスリー・スティックスです。ワインラベルにはソノマ・コーストと記載されていますが、新しい AVA のペタルマ・ギャップに重なります。海からの風が吹き抜ける、非常に冷涼な地域です。キスラーなどで有名なデュレル・ヴィンヤードからのシャルドネは旨味を持ちながらも引き締まった印象の極上のシャルドネです。シャルドネとピノ・ノワールの銘醸地として有名な AVA ルシアン・リヴァー・ヴァレー。アラスカから南下してきたロシア人の生活拠点だったことから名付けられました。この地域には94のワイナリーと200の葡萄栽培者がいます。シャルドネとピノ・ノワールの両方で高い評価を得ているデュモル。ルシアン・リヴァー・ヴァレーらしく、骨格のある、強さと上品さを兼ね備えた極上のピノ・ノワールです。ソノマ・ヴァレーの小さな地域にあるバネット・ヴァレーです。この地域のトップ・ワイナリーがマタンザス・クリーク。バネット・ヴァレーはマタンザス・クリークのために独立した AVA になったと言っても過言ではありません。マタンザス・クリークのメルローはアレキサンダー・ヴァレー、ナイツ・ヴァレーの葡萄をブレンドするためワインラベルはソノマ・カウンティになっています。まさにソノマを代表するメルローです。ソノマ北部に位置するドライ・クリーク・ヴァレーです。霧の影響を受けない地域で、海に近い地域に比べると気温は2~3度高い温暖な地域です。ジンファンデルの聖地として有名です。フライ・ブラザースのジンファンデルはジンファンデルに若干のプティ・シラーをブレンド。ドライ・クリーク・ヴァレーらしい、スパイシーな赤黒い果実味です。ドライ・クリーク・ヴァレーの東に位置するアレキサンダー・ヴァレーです。ここも温暖な地域で、カベルネ・ソーヴィニョンの銘醸地として有名です。またシャルドネの栽培も行われており、あのパリスの審判で有名になったシャルドネはこの地域の葡萄を使用していました。エコ・テレーノのカベルネ・ソーヴィニヨンはカベルネ・ソーヴィニョンに若干のメルローをブレンド。ふくよかで酸のしっかりしたカベルネ・ソーヴィニョンです。(ナパと比べると)なんか質素なイメージのソノマですが、(ナパより)美味しいワインたくさんございます(喜)。。。

昨年10月に発生した大規模火災ですが、ソノマでは17のワイナリーが被害を受けましたが、全体的には最小限の被害で済んだとのことです。収穫は約90%の葡萄畑が収穫を終えていました。ナパ同様ソノマもどんどん復興しています。

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さて、試飲会場へ。時間があっても全部は廻り切れないのに、とにかく時間がありません。今回どうしてもお会いしたいワイナリーの方がいます。そして「フリーマン」のアキコさんにまたまた営業写真をお願いしなきゃ(笑)。先日セミナーに参加した、「レミー」のデヴィッドさんもいらっしゃるはずです。

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ソノマとナパで極上のカベルネ・ソーヴィニョンを造り出している「シルバーオーク」のインターナショナル・セールスマネージャーのヴィヴィアン・ゲイさんにご挨拶。元シルバーオークのワインメーカーのダニエル・バロンさんとのツーショット写真を見せると大笑いでした。

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ソノマ・カーネロスで旧大陸スタイルの美味なシャルドネとピノ・ノワールを造り出している「シュグ」のクラウディア・シュグさんにご挨拶。

1980年ドイツ出身のウォルター・シュグ氏はソノマ・カーネロスに「シュグ」を設立しました。ナパのメリテージュワイン(ボルドースタイルワイン)と言えば思い出すのはやはりオパス・ワン。そのオパス・ワンより先にメリテージュワインを造り上げたのがご存じジョセフ・フェルプスです。そうです、インシグニアです。そのインシグニアを造り出したのがジョセフ・フェルプス立ち上げからワインメーカーを務めたウォルター・シュグ氏です。(残念ですが、ウォルター・シュグ氏は2015年にお亡くなりになりました。)

2001年「シュグ」訪問。ウォルターさんが出迎えてくださいました。テイスティングの時にウォルターさんのお嬢さんがチーズやバゲットをたくさん用意してくれました。手作りのお料理も。それもしかしてクラウディアさんでしたか?と昔話を。ウォルターさんとのツーショット写真をお見せするととても喜んでくださいました。クラウディアさんは、私のジャイアンツのジャージを写真撮ってましたが(笑)、ジャイアンツのファンかどうかは残念ながら不明です。すっかり聞き忘れました(涙)。。。

 クラウディアさんと・・・ CIMG2280
 袖のパッチの下に・・・ CIMG2289
 シュグのセラーにて、
ウォルターさんと・・・
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【レミー・ワイン・セラーズ シャルドネ・セミナー】(5月22日)

【こちらもパーカー暫定100点獲得!2012年インシグニア入荷です!】(2015年11月7日)

 

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