ポール・ホッブス氏来日!(ポール・ホッブス)

オパス・ワン初期の醸造長を務め、2002年ベクストファー・トゥー・カロン・カベルネでパーカー100点を獲得したポール・ホッブス氏が来日しました。輸入元主催のセミナーに参加してきました。

今回で3度目のご対面。前回は2010年の11月でした・・・

「ポールさんは東海岸出身ですから、ヤンキースのファンですか?」「NO! もちろんジャイアンツだよ! 私は野球をやっていてピッチャーだったんだよ。私のサインのところちゃんと撮ってくれよ!

ツーショット撮影の時、カメラをお願いした輸入元の人に注文をつけるポールさんでした(笑)・・・ちなみに頂戴したサインは「NO! YANKEES  GO! GIANTS」でした・・・

サインを指差すポールさん
(2010年11月)

ポールさんはニューヨーク北部地方の生まれ。ワインとの出会いは、子供の頃に父親が紙コップに注いだ1962年のシャトー・ディケムを舐めたことに始まります。葡萄という作物に愛情を抱くようになったポールさんは一家が所有する果樹園を葡萄畑に変えるよう父親に嘆願し、植えた葡萄の手入れを自ら手伝うようになりました。

医学の道へ進んだポールさんでしたが、ノートルダム大学で出会った教授の影響でワインの道へ進むことを決断しました。1975年UCデイヴィス大学院に入学。オーク樽熟成について書き上げた彼の修士論文はワイン業界の人々から大きな注目を集めました。

1978年ロバート・モンダビ・ワインカンパニーに入社。すぐに醸造家としてデビューし、オパス・ワンの醸造チームに選ばれました。1981年から4年間はヘッドとしてオパス・ワンの醸造責任者を務めました。1985年ソノマの歴史あるワイナリー、シミに移ります。停滞していたシミは彼の力で新たな復活を遂げました。そして、1991年ソノマに「ポール・ホッブス・ワイナリー」を設立しました。2000年からはポール・ホッブスのセカンド的ブランド、クロスバーンを正式に立ち上げました。

また、1988年チリとアルゼンチンを訪れたポールさんは南米のワイン生産地のポテンシャルに惹かれ(特にアルゼンチン)、ワイン・プロジェクトに参加します。1999年アルゼンチン、メンドーサにヴィーニャ・コボス・ワイナリーを設立しました。オールド・ヴァインで高い評価を得ている畑(マルキオリ)からウルトラ・プレミアムワインを造り出しました。

本日のテイスティングは、クロスバーンコボスを中心に行われました。ポールさんから自身の生い立ち、ロバート・モンダビからポール・ホッブス設立までのこと、そしてクロスバーン、コボスについてお話がありました。そして、スペシャル・テイスティングも出た~(喜)。

Crossbarn Chardonnay Sonoma Coast 2011
★クロスバーン シャルドネ ソノマ・コースト 2011
Crossbarn Pinot Noir Sonoma Coast 2009
★クロスバーン ピノ・ノワール ソノマ・コースト 2009
Crossbarn Cabernet Sauvignon Napa Valley 2010
★クロスバーン カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ 2010
Paul Hobbs Beckstoffer To-Kalon Vineyard Cabernet Sauvignon Oakville Napa Valley 2009
★ポール・ホッブス ベクストファー トゥー・カロン カベルネ・ソーヴィニヨン オークヴィル ナパ 2009
Felino Chardonnay Mendoza 2011
★フェリーノ シャルドネ メンドーサ 2011
Felino Malbec Mendoza 2011
★フェリーノ マルベック メンドーサ  2011
Felino Cabernet Sauvignon Mendoza 2011
★フェリーノ カベルネ・ソーヴィニヨン メンドーサ 2011
Cobos Marchioli Vineyard Malbec Mendoza 2007
★コボス マルキオリ・ヴィンヤード マルベック メンドーサ 2007

トップ・キュヴェと比べても全く見劣りしないポール・ホッブスのセカンド的存在のクロスバーン。この価格帯では超美味しいワインです。熟成を楽しむならトップ・キュヴェのポール・ホッブス、若さを楽しむならこのクロスバーンでしょうか。そして本日最初のスペシャル・テイスティングは、2002年にパーカー100点を獲得したポール・ホッブスのフラッグシップ、ベクストファー・トゥー・カロン・カベルネです。凝縮感がありながらも上品な味わいです。2009年は輸入元定価¥34,650で、アドヴォケイト97点です。(ちなみにベクストファー・トゥー・カロンは1868年に植えられた歴史ある畑です。)

フェリーノはしばらくご紹介していませんが、アルゼンチン、メンドーサのヴァラエタルとテロワールが見事に表現されたコストパフォーマンス溢れるワインです。赤紫色の風味を持つマルベックがやはりおすすめです。そして本日のもう1つのスペシャル・テイスティングは、アルゼンチンのマルベックの最高峰として1999年に誕生したコボスです。50~80年以上の樹齢のマルベックから造られます。旨味満載の非常に凝縮した味わいです。2007年は輸入元定価¥22,575です。

話は元に戻りますが、本日のセミナーはリッツカールトン東京で行われました。ギリギリに到着。会場に入り、空いた席を見回していると、後からポールさんが・・・

「やあ!また会えたね。」「ポールさん、私のこと覚えててくれたんですか?」「もちろん。」「ありがとうございます。」

そして、セミナー終了後恒例のツーショット撮影です(笑)・・・

「サイン覚えてますか?これです。NO! YANKEES  GO! GIANTS です。」「覚えてるよ。パーフェクトだろ(笑)!」

またまたポールさんと・・・

ポールさんのワインはこちらからどうぞ・・・

チャンスがあれば「フェリーノ」もご紹介します・・・

【やはりお味はグレートです!パーカー100点生産者のご存じポール・ホッブスです!】(4月23日配信)

 

 

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